nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

宅配のお兄さん(最近はお姉さんもいる)は要領よく立ちまわってほしい

帰宅したら玄関ドア前にクール便が置き荷してあった。

解凍する手間が省けた。

(違うだろ!)

 

親戚からの贈り物で家の中に運び込もうとすると、かなりの重量があった。開けると中身は魚と菓子がぎっしりと詰まっていた。

菓子は冷蔵庫に、魚は刺身はあきらめて捌いて煮魚にした。

 

親戚にお礼の電話をする際に、わざわざ置き荷の話をする必要はない。

でも刺身にするとうまいぞと言われて嘘は吐けない、置き荷をされた話をせざるを得ない。

加害者被害者という仕分け方をすれば、送り主は被害者になる。物の損害だけではない、うまいものを食べてもらいたいという思いを届けられなかった。

なぜ被害者側がばつの悪い思いをしなければならないのか。

一人のいい加減な行為のために。

 

受領印はどうした

 

受取人が不在だったから受領印はない。営業所で送り状控えのチェックを受けるはず、表札を見て自分でサインをしたのだろう。

ドライバーのマイセルフサイン

営業所も性善説で届け先のサインじゃなくてドライバーのサインじゃないかと一々疑ってチェックはしていられないだろう。

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人の好意・厚意はプライスレス

 

損害額? そんなの出せるわけがない

業務用なら契約と算定基準に則って荷主が物流会社に請求し運賃と相殺して支払う。

通販やお取り寄せなら、荷物事故による再送依頼で最終的には通販会社が物流会社に請求して物流会社が請求する運賃と相殺するのだろう。

 

個人間の荷物のやり取りは値段がつくものではない、知人に返品なんてできるわけがない、約款や価格表があるわけがない。

気持に値段がつけられるわけがない。お金でしか解決できないから利用者に値段を調べろってのは余計に罪な行為になる。

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不幸中の幸いで受け取った(直接ドライバーから受け取ったわけではないが)魚とお菓子はすべて食べることができたから、被害額の請求はしなかった。(黒鯛の刺身と煮魚の値段差を調べて請求するのはアホらしいし)

 

荷物事故で悔しい思い、残念な思いをした人もいるのではないか。

業務用ならカネで解決の道もあるだろうが、個人用はそうはいかない、荷物事故がないに越したことはない。

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要領悪すぎ

 

ドライバーから詫び(言い訳)の電話がかかってきて、あまりにも重いのでトラックまで戻せなかったとのたまう。

重いから持てないなら宅配ドライバーじゃなくて他の仕事をやったら、入社するときに重いものは持たなくていいと言われてるわけがないし。

 

(意地でも戻せ、それがプロだろ、根性出せ!)

そうは思わない。

(どしたの?)

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“げっ重っ”と思ったら荷台から下ろす前に届け先に電話をすればいい

 

ドアを開けて玄関に運び上げ、冷蔵庫前まで運んだら超重かった。

これを再度抱えてトラックまで戻ったら腰を痛めるだろう、後の配送に差しつかえるだろう。

 

仕事を機械的にして、届け先の前まで来たから荷物の重さに関係なく機械的に下ろしていたのではないか。いつも通りの機械的判断で下ろしたら超重い、やっと玄関前に辿り着いたが不在で持って戻る気力は尽きていた。

苦し紛れに表札を見て自分で受領サインをして控えを持ち帰ったのだろう。

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原因は機械的に仕事をしたこと

 

“げっ重っ”と思ったら送り状の届け先の電話番号に携帯から電話をしたらいい。

電話に出なかったら、不在票を持ち出せばいい。

電話に出たら、在宅確認をしました、あと何分後ほどでお届けに上がりますと言えばいい。

(ドライバーやったら)

そんな体力はない。

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システムで対応できないか

 

一定以上の重量を越える荷物は時間指定必須にすればドライバーの持ち戻りの体力的ロスを防げるのではないか。

 

業務用は備考必須

 

人手不足で人を選んでいられなくなって想定外の天然ちゃんもいるかもしれない。

営業中の店の表から入ったら迷惑、特に飲食店は、と考えて裏口に回る配慮ができない空気が読めない人も出るかもしれないから、備考に裏口お届けと入れる措置が必須になる。

 

 

それではまた。

イノベーターと面倒くさい人は紙一重

※イノベーター……革新者、改革者、新技術等の導入者

 

やってないなんて許せない、存在しないなんて許せない、あるはずだ。

認められない、嘘だ、信じられない、あって然るべきだ、我慢できない、責任者を出せ、実現の約束をしろ、自分以外の誰かがやるべきだ、吠える、怒りまくる、文句を言う。

面倒くさい人だとドン引きされます。

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自分に都合のいい話は真実と思いたがり、都合の悪い話は嘘と思いたがる

 

都合のいい話こそがあるべき真実と思いたがるので、出来もしないことを出来ると言われて喜んで、後で騙されたと騒ぐ。

都合の悪い話はあってはならないことと思い込んでいるので、正直に出来ないことを伝えると嘘吐き呼ばわりする。

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誰も気付かないこと、気にしないこと、あきらめていることに怒りを覚えるのはイノベーターの資質です

 

スティーブ・ジョブズが既存のコンピューターが大袈裟で醜いと怒っていただけならアップルコンピューターは誕生しなかった。

 

織田信長が配下が不甲斐ないと嘆いていただけなら桶狭間の勝利はなかった。

 

ニュートンがリンゴが木から落ちるのに、月が落ちてこないのはおかしいと怒っているだけだったら万有引力の法則は発見できなかった。

 

万有引力の法則…あらゆるものには引力がある。リンゴにも引力がある、地球の引力がリンゴの重力よりもはるかに大きいからリンゴは落ちる。

月は重力+地球の周りを回っている(公転)ことによる遠心力(外へ向かう、地球から離れようとする力)が働いているが、地球の重力と均衡がとれているから地球に落ちないし宇宙に飛び出してもいかない。

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イノベーターと面倒くさい人の分かれ目

 

面倒くさい人は人を疑い、イノベーターは事(コト)を疑う。

 

誰かがやらないのが悪い、本当はあるくせにないと嘘を吐いているのではないか。

自分の希望する製品・サービスがないのは他人のせい、他人が悪い。

実現されない原因は人、疑いの対象は人。

 

自分が欲しい製品・サービスがないのはなぜなのか、なぜ誰もやっていなかったのか、既存の仕組みの都合、既存の技術的障壁を疑い、課題の抽出を図る。

リンゴが落ちるのに月が落ちないことを不思議と思う。

疑いの対象はコト。

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他人事か自分事か

 

自分の欲しい物・コトがない、実現しないのは他人のせい、実行すべきは自分ではない、他人であるべきだ、他人がやらないのが悪い。

どうしてそういう他人事思考になるのか、疑いの対象が人だから。

 

自分の欲しい物・コトがない、実現していないという事実(コト)にまつわる仕組みについて考察する、課題を抽出して解決する手順を考える。

どうしてそういう自分事思考になるのか、疑いの対象が事(コト)だから。

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誰も気付かないこと、気にしないこと、あきらめていることに怒りを覚えるのはイノベーターの資質がある

それなのに他人のせいにして怒ってばかりでは宝の持ち腐れです。

 

それではまた

経済成長なしで弱者を救済する方法はあるのか―経済成長の明と暗―言い方が違うのではないか

これ以上の経済成長が必要でしょうか、経済成長がなくても幸福な社会を築きましょう。ーこれではわけがわかりません。

バリアフリー、エレベーター、電動車椅子、人工呼吸器、人工透析は経済成長なしでは実現できませんでした。

これ以上の経済成長が必要ないということは福祉のこれ以上の充実・向上はもう必要ないと思っているのでしょうか。

 

もっと福祉の充実を 弱者の救済を と言う。 

それにはお金が必要です。そのためにはお金が必要と思わないのでしょうか、それとも福祉に携わる人をタダ働きさせる気なのでしょうか。

 

経済成長は必要ないという。

使えるお金が増えることが経済成長です。

経済成長なしで使いでのないお金だけ増えるのは高インフレです。

福祉を充実するためには使えるお金を増やすことが必要です。

それなのに経済成長は必要ない、使えるお金を増やす必要はないと言う。

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発展途上国の映像を見たことがないのでしょうか

 

発展途上国では、バスや電車の車内に乗りきれずに屋根に上ったり、窓からぶら下がったり、こんなこと身体障害者ができるわけがない。眼中にないのか、想定外なのか。

押し合いへし合い、自分が乗るのことができるのかわからない、乗るのに必死の状況で、みなさん席を譲り合いましょう、と言うつもりなのでしょうか。

ワケノワカラナイコトヲイッテイルと唖然とされるのがオチです。

 

これ以上豊かになってどうするんですか

 

まだ豊かになってない人はもう打ち止めです、あきらめてください。ということでしょうか。

自分は もう充分に豊かだからいいと思ってるんだろ とやっかみを受ける。

 

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研究開発 投資をしたら経済成長してしまいます

 

義肢 再生医療 バリアフリーのインフラの開発に資金が投入され 賃金・設備投資でお金が回ると経済成長してしまいます。

成長しなかったら税金の無駄遣いだと非難されます。

成長しなくてもいいと言っているのですから今後は非難しないのでしょう。

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タダで公害対策はできない

 

排気、排水の浄化ができるのは浄化設備・装置に投資ができるからです。貧乏なままだったら垂れ流しです。

(空気と水をきれいにするのは人間の義務だ 儲けるなんて許せない)

どんなに非難しても、タダで浄化装置は開発できません。設置できません。

技術者をタダ働きさせるつもりなのか、原材料の採掘、流通、加工もタダ働きなのか、 他人の仕事はタダでいいのでしょうか。

 

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経済成長しないとは何も発見も発明もしないこと

 

スペイン・ポルトガルアメリカ大陸の発見で経済成長し

イギリスは蒸気機関の発明で経済発展しました。

発見や発明がインフラ・設備の投資を誘引して経済成長のトリガーになります。

経済成長しなくてもいいとは 何も発見も発明もするな ということです。

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経済成長するつもりがなくても人間の活動で経済成長してしまう

 

中世から近世へ 街道の整備、諸藩と幕府直轄地の産物の物流、文化の興隆、人の往来で将軍や殿様が経済成長と言わなくても(経済成長という言葉がなかった)経済成長してきました。

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原発なのに自然再生エナルギーの普及を止めるの?

 

経済成長はもう必要ないという人は反原発だろう。自然再生エネルギーに資本投下して経済成長したら困るからと普及を止めるのだろうか。

 

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文明の利器の普及(という経済成長)なしで女性解放はない

 

家電の発展(という経済成長)で家事の重労働からの解放、インターネットの発展(という経済成長)で在宅ワーク実現による通勤からの解放、時間の解放。

経済成長しなくてもいい とは男は外で、女は家に という旧来の価値観を維持することになります。なので発展途上国では女性の解放が進みません。

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経済成長しなくてもいい とは?ミクロ視点

 

温泉の源泉を発見して、温泉宿や入浴施設を開業しようとしたら建設工事の需要が発生して大工の仕事ができて、施設に勤める人の雇用が発生して、宿泊客、利用客の交通費や飲食費が発生して経済効果が生じて地域が経済成長してしまいます。

経済成長しなくていいのですから、何もやらないで温泉を発見したことは忘れるべきという話になります。

 

経済成長しなくてもいい とは?マクロ視点

 

資源の採掘、森林の伐採、水の不足による地球環境の破壊、資源の争奪戦になり国家間の争いになるのを避けるために成長を抑制すべきだ。

 

発展途上国からすると、そんなキレイゴトを言う先進国はズルイ。自分たちは繁栄を謳歌したからいいかもしれないが、我々にもチャンスがあってしかるべきだ。という展開になり話はまとまらない。

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経済成長は目的ではなく手段

 

環境破壊を抑制する。環境を改善するために資金の投入、人財育成、技術開発、設備投資をしたら結果的に経済成長してしまいます。

資源の奪い合い、資源の枯渇を回避するために代替の資源の開発や加工技術を確立し設備投資をすると経済成長してしまいます。

 

目的としての経済成長…数値目標達成のためにバラ撒きを行う。

手段としての経済成長…よい社会実現のために投資をしたら経済成長してしまう。

経済成長はもういらない ではなく、経済成長を目的化してはいけない と言い替える。

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経済成長の明と暗

 

経済成長には公害や長時間労働という負の面があります。

その一方で環境対策や省力化の実現をもたらすという正の面もあります。

負の面だけに着目したのが 経済成長はもういらない という意見です。

 

ものごとには二面性があります。

経済成長には負・暗の面もあるけど正・明の面もあります。

だから 経済成長はもういらない ではなく、

経済成長を目的にしてはいけない、豊かな社会を築く手段にしましょう。と本当は言いたいのではないか。

 

 

それではまた。

“ゆとり教育”で二極化が進んだ―得意なことに打ち込む子供と理解した親には有意義な教育法だった

戦後の日本の教育は、詰め込み式教育と言われます

 

敗戦からの復興、復興後は欧米に追いつけ追い越せになりました。そのためには知識が第一だと詰め込み式の教育が行われました。

高度成長期において、子供たちは大企業に就職することや公務員になることが正解とされ、そのためには有名大学に進まなければならないと言われました。

知識を詰め込む量を競い合い、心の安らぎ ゆとり を失っていった結果、校内暴力、非行、いじめ、不登校、落ちこぼれ、が社会問題になりました。

思った成績を上げられずに自殺したり、成績のことで叱る親を子供が殺害する事件も起こりました。

受験“戦争”といわれました。その名の通り死人が出ました。

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国の対応

「個性重視の原則」「生涯学習体系への移行」「国際化、情報化など変化への対応」(1993年度施行学習指導要領) 

ゆとりの無さ、社会性の不足と倫理観の問題、自立の遅れ、健康・体力の問題が指摘され、その上でこれからの社会に求められる教育の在り方の基本的な方向として、全人的な「生きる力」の育成が必要であると結論付けた(1996年(平成8年)中央教育審議会 第1次答申) 

「生きる力」を重視し、完全学校週5日制実施とともに学習内容や授業時間を削減する、「ゆとり教育」をスローガンとする学習指導要領(1998年)が成立した。 

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個性を尊重することと格差をなくすことに努めようとした。

個性を尊重し格差を無くすとは 授業を減らすことだった。

それでは子供の学力が下がるのでは?と危惧された。

私立受験熱や親の心配を見越した学習塾の勧誘を煽ることになり、却って教育格差を生み出すことになってしまった。煽られた家庭の子供には ゆとり はなかった。

 

個性の方は?

勉強ができないことも個性のひとつになった。マジかよ。

 

ゆとり教育”って本当に大丈夫なの?と言われました。

政治家や官僚(文科省)の子供は“ゆとり教育”を受けたのだろうか?

私立は、ゆとり教育を導入する義務はありません。私立に入れてたりして。

 

従来の詰め込み、画一的教育を反省して、子供の個性を伸ばすことに重点を置き、ゆとりを作るため主要科目の授業時間を減らし、そして、個性を伸ばそうと課外授業を設けました。

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マジヤバイ ゆとり教育世代―スポーツも頭脳も(個性=個の力)

 

井上尚弥WBAバンタム級王者17戦全勝15KO(世界戦で11KO)、メジャーリーグ田中将大 大谷翔平、サッカーの香川真司、テニスの錦織圭、フィギアスケートの浅田真央 羽生結弦、体操の内村航平、水泳の池江璃花子、陸上の桐生祥秀、プロ棋士藤井聡太

12歳で起業する小学生、国際プログラミングコンテストで優勝する大学生

 

知識の詰め込みをやめたために、得意なことに打ち込む時間ができた。

個性(個の力)を引き出すことにつながり、天才の輩出に結びついたのだと思う。

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個性=個の力ではなく 単に他人との違いと勘違いもされた

誘惑に負けて自制心がないという“個性”を伸ばした。その親はモンスターペアレントと呼ばれました。

“個性的”に育った彼らは社会に旅立っていった。

しかし企業は“個性的”な学生を欲していませんでした。

飛び抜けた発想力を持つ学生を欲していましたが、ゆとり教育を勘違いして育まれた個性とは別物でした。

しかし、彼らは自分の意見を通すべきだと信じた。他人と同じことをすることを屈辱と感じた。

学校時代は教師が許したが(モンスターペアレンツがうるさいから渋々)、企業では受け入れられなかった。

社会人になってから初めて味わう挫折。すぐに会社を辞める。

そして企業側の詰め込み教育世代のおじさんおばさんは煩わしいことだと「ゆとり世代」とレッテルを貼りました。

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国際比較テストの順位が落ちたのは“ゆとり教育”のせいだと是正を求められ、2011年 学習指導要領は改定されました。

 

画一的、平均的に固めてしまって天才が輩出されなくなると日本は国際競争に勝てなくなる。

ゆとり教育“が失敗といわれるのは 個性の意味が 個の力 ではなく 人と違うことだと勘違いされたから。

 

天才の輩出を喜んでいられるのは今のうち、“脱ゆとり教育”は失敗だった。ということにならないように。

 

それではまた。

ディーゼル乗用車はマツダの独占になるか―石油を使い続ける限り、原油精製の過程で軽油(ディーゼル車の燃料)は供給が続く

これからは電気自動車の時代になる、ディーゼルはもうおしまい、それは本当か。

 

原油精製の過程

https://oil-info.ieej.or.jp/whats_sekiyu/1-11.html

 

「製油所に運ばれてきた原油は、蒸留装置や分解装置によって、ガソリン、灯油、軽油、重油などのさまざまな石油製品に生まれ変わります。高さが50メートルもある蒸留塔の中に、加熱炉で350度に熱した原油が吹き込まれ、沸点の差によって各種石油留分に分けられていくのです。」

 

原油を加熱して石油蒸気を蒸留する過程で蒸留槽の最下層350℃以上は重油アスファルトに、240℃~350℃の層は軽油に、170~240℃の層は灯油、ジェット燃料に、35~170℃の層はナフサ(精製してガソリンになる)に35℃未満のガス化した分はLPガスです。

 

道路のアスファルトや船舶の燃料、ガソリンや航空燃料、灯油を作ろうとするとどうしても軽油が出来てしまいます。

ディーゼル車いらないと言っても軽油を捨てる訳にはいきません。

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ウエル・トゥ・ホイールという考え方

環境に与える負荷は車輛の走行時だけではなく、資源の採掘から生産工程、車輛の走行まで含めて考えるべきという考え方です。

電気自動車は走行時の環境負荷は小さくても、資源採掘、発電、車体及び電池の生産、廃車に伴う廃棄・リサイクルまで含めてトータルに考えると環境負荷が小さいとは言い切れないという考え方です。

 

電気自動車の普及を目指す中国は電力不足を補うために原子力発電所の増設がセットです。

途上国で電気自動車の普及を目指すと原子力発電の需要が高まります。

アジア・アフリカに電気自動車の輸出と併せて原発を輸出する戦略なのか。

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ボッシュ社の2013年東京モーターショーの資料(元の資料はドイツ自動車工業会、米国環境保護庁)によると 

米国の3台に1台が最新のディーゼル車になれば、サウジアラビアからの原油輸入量(140万バレル/日)(1バレルは約160L 正確には158.987294928L)がゼロになってもまかなえる。

2010年度の輸入金額にして408億ドルにのぼる(日本円にして約40兆円!)

 

40兆円を新エネルギーの投資に使えるじゃん。

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生活の糧がディーゼルエンジンという先進国の生活

 

 

船舶、機関車、気動車、バス・トラック等商用車、消防車、工事建設機械、コンバイン、トラクター、病院や工場や計算センターで停電時のバックアップとなる非常用発電機エトセトラエトセトラ。

 

都会も田舎もディーゼルエンジンがなければお店には何も並びません、食べ物も着る物も手に入らない社会に生きています。

田舎や無人島で自給自足で衣食住を確保したつもりになっても、手にしている大工道具や農作業や漁の道具はディーゼルエンジンがもたらした物です。

 

時には生死にかかわります。

ディーゼルエンジンは排除されるものではなく正しく作られるべきものです。

 

フォルクスワーゲンのバカァ ※排ガス測定の不正でディーゼル車のイメージを凋落させたから

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ディーゼルの開発を続けるマツダ

 

日本経済新聞2018年9月13日朝刊16面)

「逆風ディーゼル マツダの賭け」「他社は開発縮小・撤退」

「世界ではディーゼルへの逆風が吹く。本場欧州では特に顕著だ。ピークの11年には西欧18カ国で販売台数の56%を占めたディーゼル車は、18年4~6月には37%に減少」

「VWの不正前には30%以上あったディーゼル比率が半減し、欧州での商品戦略の見直しを求められていた」

 

トヨタ自動車…欧州市場でディーゼル車販売から撤退を決定

日産自動車ディーゼルエンジンの開発中止。生産も2020年代に終了の可能性

(三菱もやめるんだろうか デリカ、パジェロ

ホンダ…欧州でディーゼル車販売を段階的に縮小

SUBARU…20年をめどにディーゼルエンジンの開発・生産を終了」

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対象的なマツダ

マツダ…20年めどに新型ディーゼルHVを主力車種で投入」

日本経済新聞2018年10月3日朝刊15面)

「ロータリーEV 20年に」

マツダ エンジンで発電、航続2倍」

マツダは燃料採掘から走行まで(ウェル・トゥ・ホイール)の考え方、企業平均二酸化炭素(CO2)排出量を50年までに10年と比べて90%削減する方針を説明した。」

 

2050年! 世界で唯一ロータリーを量産化したメーカーだから言えると思う壮大な計画です。

32年後は俺生きてるかわからない。2050年に日経が検証するのだろうか、マツダ関係者以外で誰か覚えているだろうか、実現したら2018年に報道発表した方針を実現しましたと言うのだろうか。

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ライバルの撤退で軽油が安くなる

 

ガソリン、航空機、船舶の燃料、灯油、アスファルトを作ればどうしても副産物で軽油ができてしまう。需要が減ったからと言って捨てたら環境に悪いから捨てるわけにはいかない。

需要が減って軽油の価格が下がる。

でもトヨタも日産もVWもディーゼル車をつくらなくなる。

ディーゼル欲しければマツダを買うしかない。

 

国内ではディーゼルのセダン、ワゴン、ハッチバックのMTというマニアックな選択はマツダでしかできない

 

(ATでもないでしょ)(ATなら輸入車がある BMWフォルクスワーゲン、ベンツ、ボルボジャガーシトロエン・DS、プジョー、ランドローバー、マセラティ、ミニ、国産乗用ならランクル、デリカ、パジェロといったRVが選択肢になる)

ジャガー、ミニ、マセラティまであるんだ、ホントにやめるの?)

 

そのうちディーゼルのRVもマツダにしかなくなる。(三菱がやめたら)

しかも需要が減って軽油が安くなる。

距離を走るドライバーには朗報。

しかもディーゼル欲しければマツダを買うしかない。

市場規模が縮小しても市場独占でペイするんじゃないか。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コミュニケーションが凸凹してないとボケるんじゃないか

店員、説明員とのコミュニケーションが面倒と思うか、人によって差がある。

知識の有無、知識がないと自覚して確認する人もいれば知ったかぶりをする人もいる、知ったかぶりをする人は間違って覚えたことを正しいと思い込んでいるのか、わからないと怒られると思い込んで知っているふりをしているのか。

 

知らないものは知らないでいい、知らないまま終わらせなければいい、確認してくれればいい。その方が正直だ。

最初の頃はドンくさかったのに、いつの間にかこなれてくるのを見るのはなぜか嬉しい。

前々からいるけど悪い意味で全然変わらないと残念感が漂う。(と思っている間にいなくなる)

☆★☆

(知らないなんて許せない、即答すべきだ、教育がなってない、責任者を出せ。)

 高級ホテルでもあるまいに。

(全員高レベルで自分の基準の及第点を越えているべきだ。)

んなわけないじゃん。

断じて待たない許さないと即答を強要すると確認不足の間違った即答をされて、嘘を吐かれた、騙された、という羽目に陥って余計に頭にくることになる。

何とかしろと騒いで自分と他人の時間を浪費することになる。

☆★☆

全部お任せします、何もかもお任せします、お世話になります

 

上げ膳据え膳には費用がかかります、高額でもないのに期待する。(高額でも内容が伴わないぼったくりの場合もある)

上げ膳据えぜんを期待して、あれもない、これもない、信じてたのに騙されたと騒ぐ羽目になる。

その信じるは思い込みです。

☆★☆

払った金額に対して期待以上のサービス、品質であったらうれしい、得したと思うがそれを当然と思っているとイタイ目に遭う。

 

全部お任せにして自分が欲しいものやサービスが手に入るわけがない、自分の希望が明確でなければ相手に伝える術がない、赤の他人に以心伝心なんて期待できるわけがない、家族ですら常に以心伝心ですべてOKになるわけがないのだから。そんな人いるの?

 

対話の相手によって様々な感情が芽生える、へぇ、なるほど、いいねぇ、ほんとかよ、違うんじゃね。それを面白いと思うのか、面倒と思うのか。

☆★☆

間違ったことや嘘を言われることがなくなることが果たしていいことなのか

 

 面倒だからAIにしてしまえ

いつでも均一のサービスを受けたい、基礎基本がなってないのは許せない(客観ではなくあくまで主観)人間では無理だ、全部AIにしてしまえ。

 

正しいAIとだけつきあっていると間違い、嘘に対する抵抗力がなくなってしまうのではないか。

変だな、ほんとかよ、と感じる機会が減っていく。

AIばかり相手にしていると人間は嘘や間違いに対して脆弱になってしまうのではないか。

 

それではまた。

(わざと間違えるAIが開発されたりして)

 

免疫がないのは教育環境がよかったからではないか

 

接待や不適切な交友関係で報道ネタになるのは

小学校 中学校時代にワルがいなかった、勉強出来る子出来ない子、不良もいたりと凸凹な環境ではなかった、勉強に専念できる環境を整えられた結果、親や教師から知識として伝えられてもワルを見たことがないので学習をしていないので怪しい人が近づいてきても気がつかない。距離を置けない。

社会人になってから警戒心もなくお付き合いをして深みに嵌ってネタになってしまっているのではないか。 

 

☆★☆

電車の中で入館証を首から下げるのはまずくないか

 

通勤電車で中央官庁の入館証を首から下げているのを見てギョッとした。

落としたらどうするんだ、ストラップが切れたらどうするんだ、奪われてセキュリティエリアに侵入されたらどうするんだ。

どういうつもりなのか、私は関係者ですと見せて晒して自慢したいのか。

鞄から出すのが面倒だから出しっぱなしのズボラさんなのか。

入館証は鞄のファスナー付きの内ポケットに入れるものです、必要になるまで仕舞っておくものです。

館外では人目に晒さないものです。

おそろしい。

バブルの原因は税制だったりして―高度成長期の相続税制はもうやめないと地域が荒廃します

日本経済新聞2018年9月12日朝刊9面)

「解読スルガ銀報告書 中」「苛烈なパワハラ常態化」「「ノルマのため」現場暴走」

達成困難で非現実的なノルマ

 

・営業部門で通常の収益目標と比べ1.5倍高い独自目標を設定

・7%超の無担保ローンを1ヶ月で10億円実行

(大丈夫か!)(大丈夫じゃなかったから事件になっている)

・投資用不動産融資に携わった行員の87%がノルマの高さを認識

(ノルマの高さを感じなかった13%は異常だと思っていなかったのか、それとも上層部を気遣って第3者委員会のアンケートに正直に応えなかったのか)

上司からのパワハラ

 

・上司に首をつかまれ、壁に押し当てられて顔の横の壁を殴った

(さすがに顔を殴ったらまずいとは思っていたのか、殴った壁はコンクリートじゃなかったのか)

・毎日2~3時間、立ったまま詰められた。天然パーマを叱責。

(ヒマなこと)

・数字ができないならビルから飛び降りろと暴言

(飛び降り方の手本を示してほしい)

・死ね、給料どろぼう、できるまで帰ってくるな、と罵倒

(スルガじゃなくてもあるんじゃない)

・目標を達成できなければ 家族皆殺しにしてやる と脅迫

(こりゃアウトだね)(部下との関係修復は厳しいね)(こんなこと言われて仲良くしていられたら上司も上司だけど部下も部下と思われる)

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非現実的なノルマで現場が自暴自棄になり仕事が他人事になっていた

 

会社の利益と顧客の利益のバランスが度外視されていた。もはや眼中にない。

“お客様のため”と言っても利益がなかったら事業サービスが継続できない。

ボロ儲け狙いで顧客から“ぼったくり”ではよい関係が築けない。

こんなことをしたら、部下との関係が、顧客との関係が、出資者・取引先との関係が、世間の評価が悪化すると思い止まることができない状態、想像することができない状態。

(非現実的なノルマは人間を壊すんだね)

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そもそもどうしてここまで不動産に入れ込むのか

 

日本経済新聞2018年9月26日朝刊7面)

「不動産投資への過剰融資を抑制」「金融庁、銀行の審査体制を点検」

「…返済能力を越えた過剰な融資をしていないか、銀行の審査体制を中心に検査・監督で厳しく点検し、行き過ぎを防ぐ。不良債権予備軍が増えれば金融システムを揺るがしかねないと判断し、早期に手を打つ」

バブル崩壊を招いた大蔵省(当時)による総量規制という急ブレーキを踏まなくて済むように、徐々にブレーキをかけるということです。

値上がり目当てに不動産を買う投資資金の流入で不動産価格が高騰して、住むために家を買いたい人が家が高過ぎて買えないのはけしからんと不動産投資に規制をかけたら、資金の流入が止まり、バカげた価格が是正されたら高掴みした個人法人は資産価値の元本割れで借金が返せなくなり、銀行は不動産関連融資の焦げ付きによる経営悪化で企業に貸し出す資金が足りなくなったり回収を急いだりと、不動産投資に手出しをしていない企業も巻き添えを食った。

そんなことになる前に手を打つということです。

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融資案件が担保になる不動産融資

 

貸金が回収できない、できそうにない、焦げ付いたら債務者の不動産を抑えればいい。

 

その一方で事業資金の貸し出しは法人口座のお金の動き、売掛金や買掛金の動向と一致するキャッシュの動きを見せているかチェックをしたり、金額によっては追加の担保や保証人を求めたりと手がかかる上に、団塊の世代の高齢化とその世代の引退による企業の廃業で、日銀が緩和策を講じているのに貸し出し先が減っている。

数字を上げるためには“不動産”ということになってスルガ銀行のようなことが起きた。

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世襲が必須になってしまう

 

優秀な社員がいても、いざ後継者にとなると保証人・担保の問題に行きつく。他人に頼めないと世襲になる。跡を継がないと言われたら万事休す。

地元企業同士のM&Aなら地銀に出番はあるが、大企業に特許や事業が継承されたら大企業のメインバンクは都銀なので地銀は取引先を失う。

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相続税対策で土地建物は細分化されたり融資案件になる

 

先祖から親から継いだ広い土地・建物には相続税がかかる。事前の対策として相続前に売却、或いは地主自らの経営で、屋敷があった土地にマッチ箱みたいな家が密集して分譲されたり、アパートやマンションになる。

高度成長期で住宅の供給が間に合わない時代の、住宅の供給に協力する国民を税で優遇するという政策を今も続けている。

家余りの時代になったのに、高度成長期の家を増やすための税制を今も続けている。

そこに融資が絡む。実際に住む人にとって現実的でない価格や賃料は市場で修正されて借金の返済が困難になり不良債権化する。税制でバブルの引き金を引いているようなものではないか。

 

財力・資産のある人は一軒家を購入すればいい、賃貸住宅は公団や自治体等が提供して賃料を抑えて消費に回るようにするのが理に適う。

(そんなのは社会主義的だ、なんでもかんでも民間に任せるべきだ)

土地バブルの崩壊の煽りで製造業や小売り、流通や不動産以外の企業が巻き添えを喰った。公が関与することを徒に忌避して市場原理だけに任せると却って資本主義を脆弱にする。

 

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屋敷も町の風景の一部

 

相続税対策のために屋敷や畑や林や原っぱが消えて、規格住宅の分譲地やアパートやマンションになる。

町の風景がつまらなくなる。子供の遊び場所や住民の憩いの場所がなくなる、カブトムシやクワガタ、トンボやチョウ、バッタといった虫が見られなくなり、風景が廃れた町には成長した子供が帰って来なくなり町の衰退が始まる。町が衰退すると不動産価格が下がり借金が返せなくなる。

(イヤなこと言うな―)

地主の肩を持つわけじゃないけど、住んでなくても屋敷が消えていくのを見るのは寂しい。

畑や林や原っぱがなくなるのを見るのは寂しい、これも町の風景の財産だ。

高度成長期の相続税制はもうやめないと地域が荒廃する。

 

それではまた。

ポイントカードはスマホにアプリでダウンロードにしてほしい―会員サービス画面からログアウトしないでパソコンの電源を切るのってコワイ

「ポイントカードを作りませんか」「無料です」

ポイントはほしいけど、言われるがままにカードを作り続けたら財布が膨れます。

カードはVISA とMASTER とお気に入りの個人経営のお店のポイントカードしか財布に入れていない。ポイントカードを増やしたら財布がデブになるから嫌!

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チェーンのお店が「ポイントカードを作りませんか」

いつまでやってるんだろう。

財布に入れる余地はありません。

 

お店のホームページやQRコードからポイントアプリをダウンロードにしてほしい。

会計時にアプリを起動して読み取り機にタッチしてポイント登録。

登録が済むとスマホの画面にポイント高が表示される。

会員情報にアクセスして自分のポイント残高を確認できる。

スマホ決済、現金払い、双方に対応して、スマホ決済の方が少しポイントを高めにする。

会計時や閉店時に店員がお金を数える手間の削減につながるからです。

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会員サービス画面からログアウトしないでパソコンの電源を切るのってコワイ

 

家の鍵を開けたまま外出するようなものではないかと思ってしまう。

ログインはログインじゃない。

(何を言ってるのかわかりません)

 

ログインとは鍵を開ける、ログアウトとは鍵を閉めるということではないか。

パスワードを打ち込む行為は、金庫やロッカーのダイヤルを回す行為に相当するのではないか。

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ログアウトしないまま※ブラウザの画面を閉じる

 

インターネットエクスプローラーやエッジ、グーグルクロームといったインターネット閲覧ソフトのこと。

 

都度パスワードを打ち込むのは面倒だから、パスワードの管理が面倒だから、パスワードを覚えられないから常時ログイン状態にする。

コワイ、私はコワイ。

不正アクセスされた、なりすましにやられた、身に覚えのない請求が来た。

これってログインしたままだからではないのか。

誰もいない(ユーザーが閲覧操作していない)家(サービス)に鍵がかかってない(ログアウトしてない)。

ワーイワーイ パスワードいただき、カード情報見ちゃおう、今から分身だよ、代わりに買い物してあげる。とかされているのではないか。

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サービスの運営側はセキュリティ管理が悪いと言われたくない

 

このお客さんヤバイ、自分がルーズとは思わないで運営側が悪いとか言いかねない。

ロックをかけてしまおう。セキュリティ管理としてやるべきことをやっています。

不正ログインされる人はアブナイお客さんとして頻繁なパスワードの変更を求められたり、却って面倒なことになるのではないか。

 

何で入れないんだ。(ログインできないんだ)

本人ですか、なりすましですか。

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あらゆるサービスはオートロックにしたほうがいい

 

ホテルの客室のドアはキーを回さなくても、ドアを閉めたらロックがかかります。

あらゆるネットサービスの画面はブラウザの画面を閉じたらロック(ログアウト)にしてほしい。

ログアウトしないでいつもパソコンの電源を切っている人がホームページを開こうとすると、会員IDとパスワード入力画面が表示されて、下部に「パスワードをお忘れの方はこちらから再登録」と表示されたら面倒でもパスワード管理せざるをえなくなる。

 

どうしてもパスワード管理が面倒、できない、という人のために顔認証、虹彩認証が用意される、でも利用するためには認証機能を備えた機器の購入が必要になる。

エラーやフリーズを起こして認証してくれないとイライラすることになる。

本人だぞ、本物だぞ、この顔を忘れたのか、読みとれないのか、ふざけるな、とイライラすることになる。

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自動ログインもコワイ

 

自動ロックの反対の自動オープンみたい。

気軽に入られそうでコワイ。

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ログインはログインじゃない、ログアウトはログアウトじゃない。

(何を言ってるんだ)

横文字だから、外国語だから意味がわからない。

ログインはログインでしかない。意味を考えたことがない。

 

あらゆる呼称には意味がある。

ログインは鍵を開ける、ログアウトは鍵を閉めると読み替える。

ログインしたままブラウザを閉じたり、パソコンの電源を切る、を鍵を開けたまま外出すると読み替えたら怖くてできない。

 

それではまた。

スマホウイルス対策ソフトを入れないのも怖い、スマホはパソコンと同じだもん)

本当にすごいのは誰なのか

テレビ番組で冒険者の映像を視る度に思う

 

この冒険者を撮影しているカメラマンはすごい、機材を持って追いかけている、後ろばかりではなく前からも捉えた映像もある。カメラマンが複数人いて、番組構成と映像効果を考えて配置されている。冒険者に ひえぇ~と驚いた上に、スタッフの体力とプラン力に ひえぇ~ と脱帽することを繰り返すことになる。

真上から捉えた映像はドローンだね。

(そうやって視てれば飽きないね、どうやって撮ったんだと勝手に盛り上がってる。)

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※山岳登攀路に鎖や梯子を設置した人はすごい

 

相当の重量があるから ヘリコプター で運んだにしても、足場は不安定だから命綱をつけて作業をしたのだろう、現場に登るまで体力を使い、近くに休憩をする小屋もない高度の場所で、天候に邪魔されないタイミングを図ってスケジュールを立てて、岩場に鎖や梯子を穿つ。

腕力で打ち込んだのではなく(それなら何と言う腕力)電動の工具を使ったにしても、電動工具は重たい。設置をした作業者の体力腕力と資材の搬送スケジュール管理と人員配置と天候を読む知力に脱帽する。

おかげでザイルやハーケンを持たなくても登攀できます。

 

 

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入門書では、あくまでも鎖は補助的な手段という。それはやさしい場所の話ではないか。

垂直の壁で足を滑らせたときに、補助程度で鎖を持った片手で全体重を支えられるとは思えない。状況に応じて使い分けが必要で常に入門書の記載内容が当て嵌まるわけではない。

縦方向に鎖が垂れている場所では、鎖を両足で跨いで両手でしっかり持つが、体重は岩の段差につま先を垂直にのせた足に乗せる。両手両足を伸びきらして、ぶら下がり(全体重を鎖に預けた)状態にならないようにする。

 

(それが補助的ということなんじゃないの)

わかりにくい、補助的と言われたら片手で軽く持つくらいに捉えられるのではないか。

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一本の鎖に2人で摑まらない

※上で連なっているのは団体さんで、鎖にカラビナをかけてセルフビレイ(鎖に輪っかをかけて体とハーネスでつないで自己確保)していました。 

一人が鎖を揺らしたら(わざとではなくて足を踏み外して)もう一人が揺すられる。

前の人が鎖を登りきるか渡りきるまで鎖を掴まない。

 

待っている間にウェアや、靴ひもを調整したり、地図を確認したり、ストレッチしたり、水分補給、行動食を食べていたら、あっという間に自分の順番がまわってきたので待ちが苦にならなかった。

 

休憩が長くなると体が休止モードになってしまい動くのがつらくなったり、反応が鈍くなって危ない、ストレッチで休止モードになるのを防ぎます。

お昼ごはんの休憩は体が休止モードにならないように30分以内で切り上げて、15時前までの下山を目指します。

15時を過ぎると天候が急変したり雷雨のおそれがあるからです。

 

※登攀路…登山道 いわゆるハイキングルートではありません。ある程度の危険を伴う場所なので落石があったから国の、県の、管理責任だ!と訴えても そういう場所として覚悟して自己責任で行って下さい という話になるルートです。

平地が近い行楽地でもない場所まで落石が起きないように管理する? どうやって?

そんな言い分が通ったら すべての山々はコンクリートで固めろという話になってしまいます。そうなったら誰も行かなくなります。

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行きはよいよい帰りはこわい

 

事故が起きるのは下山のときです、遭難者が発見されるのは下山ルートから道迷いや滑落で外れたところです。

 

雪で道を見失ったときに斜面を登って尾根に出たら位置がわかってルートに戻れた。

迷ったときに下ってはいけない、帰りたいから下りたいと思ってしまう、下っていたら帰れなかったかもしれない。

 

登りで体力を使い切るなんてナンセンス

街中の平地のスポーツで怪我をしたら救急車を呼べるが、山の中に救急車は来られない。

 

自分の足で下りるしかない、自分で下りるためには怪我を避けなければならない。

道を譲って待つときは山側に立ちます。

崖側に立って待つ人がいました。すれ違う人の荷物が接触したら崖下へ転落しますよ、と注意を促す。

道幅が狭いところでは駈けて下りるときも人を追い抜くときは歩きます。万が一接触したら転落するか落石を起こしますから。

 

帰りに何が起きるかわからない、力の半分ではなくて登頂したときに3分の2の力を温存できるように普段から通勤で駅と自宅、駅と勤務先の往復で走ったり、階段を1段とばしで上がったり、食品や日用品の買い物で重くなる状態にして歩いて体力が衰えないようにしているけどいつまで続けられるだろうか。

 

それではまた

 

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いたずらメールのドメインを見て吹く

 

@softblack.ne.jp.com

ソフトブラックかよ、ソフトバンクと間違えてURLを開くとでも思うのか、日本でブラックがどれだけイメージが悪いのか知らないのか、ブラックと名乗った時点であやしさ全開ではないか、私はあやしいものですと名乗っているようなものではないか。

日本への迷惑メール送信初心者ではないのか、でもURLをタップしてスマホにウイルス感染させてしまう人もいるのだろう。

 

携帯会社に迷惑メールドメイン通知をして終了して削除した。

次は違うドメインで送ってくるのだろう、そのドメインも通知するイタチゴッコが続くのだろう。

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日本経済新聞 2018年8月8日 夕刊12面)

「すべて虚構 悲しき炎上」

「5月 ツイッターへ投稿したのは「長野県で営業するうどん店」を名乗るアカウント。「国際信州学院大学の教職員が、50人分の貸し切り予約を無断でキャンセルした」という内容。

店も大学も実在しない でっちあげ

 

だが手が込んだことに大学を名乗るHPが作成(でっちあげ)されていた。

 

ツイッター上で 「ひどすぎる」「店が気の毒だ」とコメントが殺到。

 

「長野県 同県安曇野市には大学が実在するかの問合せが相次ぎ、県と市は県内の大学関係者や職員らに注意喚起する事態になった。」

愉快犯、自治体に対する業務妨害ではないか。

根も葉もない、火の無いところに煙が立つネットの世界。

SNSの運営側が手を打たずに放置していると、閲覧者が どうせ嘘なんでしょ としらけて無反応になってしまう時が来るのではないか。

 

想定を超えたときにどうするか―想定外は常態化した

事故や自然災害で機材やインフラが損傷、使用不能に陥ったときに記者会見で“想定外のことが起きた”力が加わった、高さを越えた,50年に一度の想定を上回った、とコメントされることは珍しくなくなりました。

あと1M高ければ、あと1センチ厚ければ、後からなら何でも言えます。

 

“想定外”と言うのは許せないことなのか?

 

想定外とはなんだ、想定が甘い、計算方法に疑問がある、責任者を出せ、だから言ったんだ。

同調する気になれない、後からなら何とでも言える、起きる前に言ってないし、思ってもいない、想定してもいない、自分も記者会見に出ている人も変わらない。

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まずは想定内でやるしかない

 

想定していないことを前提にして事前に計画を立てる組織はない。人はいない。

結果がよければ称賛されるが、結果が悪ければ想定が低かったと非難される。

 

空港の防潮堤をどこまでもどこまでも高くして、飛行機の離着陸の邪魔になったら本末転倒になる。

埋立地に空港を作るな、と言われても内陸に作ろうとすれば反対運動が起きる。都市部は騒音問題、地方は自然破壊。

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想定内の対策を立案した上で、想定を超えたときの対処を決めておく

 

想定内の計画を承認した上で、想定を超えたときにどうするか問う。

今までは想定の範囲で計画立案施行で終わりでした。

これからは、想定の範囲で計画立案施行の上で、想定を超える事態が起きたときにどうするか決める。

 

想定外の事態への対処とは ダメ になったときにどうするか決めておくこと

 

関西空港が使用不能になったときに、伊丹と神戸でバックアップする移行フローを作成する。

東京オリンピックのときに台風が上陸して羽田が水没して使用不能になったときに、成田から来賓と選手を無事に帰国させる手順を作成する。経路の交通インフラの防災、復旧計画。

福岡空港が使用不能になったときに、熊本と佐賀と北九州で、近接する空港同士で一方が使用不能になった事態を想定してバックアップの移行プランを立てる。

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電力を分散

 

発電所や高圧送電線が使用不能の事態を想定して、エリア単位で非常用蓄電発電設備を設置してエリア間の融通を電力会社が調整役になり、発電売電売上減少分をカバーする。

 

都市機能も分散

 

政商分離にして皇家を奈良に遷都して政治は海のない内陸の奈良、商業は東京に残す

それとも皇家がなくなれば東の京ではないから江戸に名前を戻すか。

 

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 分散は日本のお家芸

 

ハイブリッドカーはリスク分散カー

 

モーターのアシストでガソリンエンジンの負荷を抑えて燃費と走行距離を稼ぐ。

モーターの動力源の電池の充電はガソリンエンジンの走行や減速による回生で発電(モーターは減速時に発電機になる)するので給電インフラがなくても充電ができる。

でも燃費がいいからガソリンスタンドの売上が減って、ガソリンスタンドが減ってしまった。

 

プラグインハイブリッド

将来 給電インフラが整えば、ガソリンスタンド、給電スタンド(自宅や長時間駐車が見込まれるショッピングセンター、マンションにも給電機付き駐車スペースが設けられたりして)どちらでもエネルギーチャージOKのクルマです。

ナビの情報でガソリンスタンドが少ないけど充電設備があるエリアではモーター走行をメインにして、充電設備は乏しいがガソリンスタンドがあるエリアではエンジン走行がメインにする制御が行われて走行距離を稼ぐ。

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電車は動力分散

 

機関車方式は機関車の動力が失われれば列車全体が走行不能になる

電車は1両の動力が失われても他の車輛の動力で列車は走行できる。

 

一極集中は機関車方式、機関車が止まれば全体が止まる。

 

効率を考えれば、グローバル競争に勝つためには集中した方がコストで有利

でも災害列島で集中させることはリスクが集中することになる。

最悪の事態に備えると 地震 台風のない国の人から効率がよくないと言われかねない。

でも最悪の事態に備えないとじり貧ではすまない。

 

それではまた。

 

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仮説住宅ではなく永住住宅の供給を

 

被災地で夏暑く冬寒いプレハブの仮説住宅という仮の住まいが建てられるのが見慣れた風景です。

 

被災した家のローンに再建するマイホームのローンを抱えるのは荷が重い、さらに子供の教育費がのしかかる。

期限つきの税や公共料金の減免で自治体が対応するのは見慣れた風景です。

減免期間が終了しても生活の再建が終わっていない、子供はまだ独り立ちしていない。

 

消費を抑制せざるを得なくなり、景況がよくならない。

自治体が努力して減免しても結果論でスズメの涙の助けということになってしまう。

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二重ローンなんて無理! を前提にする

 

棒引きにすると金融機関の抵抗、世間のやっかみ、被災してない人が”うちは払っているのに不公平”。

被災してないことを儲けもんぐらいに考えようよ、と言っても納得しない。

 

元の場所は再度の被災の可能性がある、自治体が推奨できない。

それでも思いのある同じ場所に戻りたい人もいる。

 

仮説住宅ではなく最初から永住可能な住宅にする。

部屋が分かれて子供の勉強に支障が起きない、その代わり、納税していただく。

 

家をもらえるなんてズルイ。

 

そうかな、元の家のローンは払い続ける。納税、消費で景気と自治体の財政貢献に早期に復帰ができるのではないか。

負担が続くと貧困の連鎖の始点になって教育、治安、景気にマイナスになる。

 

リスクを承知で同じ場所に戻る人は二重ローンを抱えることになる、専業農家といったどうしても同じ場所に戻らなければならない個別の事情の有無によって減免措置の内容を区別する。

(ややこしいね)

シンプルで済むわけないじゃん。

 

(それではまた)