※何かと話題のマクドナルドに半年ぶりに行ってみた。(半年ぶりって何だ)
ゴミ箱があふれるのは宿命みたいなもの(ゴミ袋の中身の大半は空気だから)
食べ終わった人がトレーに載った包装紙や紙コップをゴミ箱に捨てようとしても中がいっぱいで中々入らず難渋している。
それを横目で見ながら注文カウンターに並んだ。
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カウンターの中の店員は注文客の行列対応で手いっぱい。
お客を待たせるか、ゴミ袋を取り替えるかの二者択一を迫られる状態なんだなと思った。
スーパーバイザーだかエリアマネージャーだかがいたら小言を言うのかもしれないけど焼け石に水じゃないかと思う。
そもそもビックマックやフィレオフィッシュの箱や紙コップを潰して捨てる人はいないから、すぐにゴミ袋はいっぱいになる。箱やコップの中の空気でゴミ袋はいっぱいになる。
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モスバーガーで トレーを所定の位置に戻すと「そのままでどうぞ」と言われる理由がわかります。
包装紙等は店員がゴミ箱に捨てるからゴミ袋を取り替えるタイミングがわかる。
お客にゴミ箱が満杯という醜態を見せないことにもなります。
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しかしマクドナルドにモスバーガーと同じオペレーションを要求するのは無理だと思う。
郊外で展開するモスバーガーと繁華街のマクドナルドでは席数やオーダーの頻度に差があるから同じことをしたら運営がパンクするだろう。
お掃除専用クルーを募集して新宿駅周辺のお店を巡回してゴミ袋を交換したり席やトイレの掃除をするスタッフがいないと追いつかないんじゃないか。
ファミリー層は汚いと思ったらもう寄りつきません。
1回の売上が3000円で月に1回の来店であっても5年で18万円です。
1万世帯で18億円の喪失です。
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回転すしは追加注文のハードルが低い
ファストフード店で追加注文しようとしたら、またカウンターに並ばなければなりません。
追加注文しない人に長居をされても困りますが、追加注文したい人も排除しています。
回転すし方式なら席に座ったまま追加注文できるので面倒がありません。
タッチパネルでのオーダーなら店員の聴き違いや滑舌のよくないお客とのディスコミュニケーションによるオーダーミスも起こりません。
注文カウンターで待たされるのではなく、空いているカウンター席(グループはテーブル席)に座ってタッチパネルで注文してカード(スイカやパスモ)をタッチして会計を済ませます。(注文&決済機能のタッチパネルです)
※現金払いの人は注文カウンターに並びます。全席のタッチパネルにお釣りを用意するのは現実的ではないからです。
お皿に載ってレーンを流れて注文の品が届きます。崩れたりこぼれたりする品はカバーを被せます。
カバーはレーンに戻し返却ボタンで返します。
お皿もコップもフォークもスプーンも割れにくい素材にして席のシューターから落とします。
落とすと洗浄され乾燥されて調理室に戻ります。これでゴミの問題は解決です。
(或いはゴミのシューターにしてしまう。すべて可燃性にして分別不要にする)
注文受付と会計の業務が軽減された分を店舗の美化やメニューの充実に振り向けたらいいのではないか。
紙おしぼりとナプキン、ストローぐらいは帰りがけにゴミ箱に捨てます。
それではまた。
※ 何かと話題:2014年の中国工場での賞味期限切れ鶏肉使用問題に始まる不祥事で顧客離れが進み業績が悪化、社員を対象にした約100人の早期退職募集や、不採算店舗131店を年内に閉鎖するなどの再建策も発表。
2015年12月期は最終赤字347億円
マクドナルド「赤字218億円」、失敗の本質 | 外食 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準