nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

食物アレルギーは遺伝じゃなくて現代病でしょ(食生活のせいか)

親がアレルギーだから子供に遺伝した?

本当に遺伝ならおじいさん、おばあさんもアレルギーのはずです。

曾爺さん曾婆さんもアレルギーのはずです。

食物アレルギーになったなんて話は昭和30年以降に生まれた人の話ですから、遺伝病ではなくて現代病でしょ。

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仮説として

 Nikoichiは幸いどんな食べ物を食べてもアレルギー症状が起きない。

 

なぜか?と考えた。

親が食品添加物にうるさかったからだと思っている。

大量生産の出来あいのものではなく、八百屋で買った野菜、魚屋で買った魚介類、肉屋で買った肉、乾物屋で買った調味料を使って家で作られた料理を食べてきた。

発酵なのか発酵風なのか、燻製なのか燻製風なのかと区別した。安すぎるもの(値段ではなく中身が)を食べると却って医者代がかかることになると。

本物のように手間がかかっていないのだから値段相応でありけして安いのではないと。

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発酵には時間がかかる、瞬間発酵というものはない、瞬間熟成というものはない。

時間=コスト、時間をかけなければコストを削減できる。価格を下げられる。

価値が高いものを安い価格で提供しているわけではない。価格を下げているのではない。安いものを値段なりに提供されているのだから割安なわけではない。

安いものと本物は価格や品質の差があるのみならず、まったくの別物。

 

安全性の確認は長期間に亘って体に蓄積するまで検証することは事実上不可能、長期間数十年に亘ってそういう実験に自分の体を提供してまでつきあう人はいない。

胎児への影響を検証すると言われても、そういう実験につきあう母親はいない。

実験をしたら人道上の問題になってしまう。

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「食物アレルギー 厚生労働省」でGoogle検索すると

 

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/dl/jouhou01-08.pdf#search=%27%E9%A3%9F%E7%89%A9%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%27

「今から50年前には日本では「アレルギー」は、ほとんどありませんでしたが、現在では国民の3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれています。」

50年前にはアレルギーはほとんどなかった という。

 

「欧米やわが国などの先進国で非常に大きな問題となっており、工業化・文明化と「アレルギー」は密接に関係があるようです。アレルギーは年齢により症状が異なるかたちで現れることが多く、そのような現象は「アレルギーマーチ」といわれています。」

食物アレルギーは現代病、文明病の側面を持っている。

 

昭和30年(1955年)以降に生まれた人 父親、母親の世代で食物アレルギーの話は聞くけど、おじいちゃん、おばあちゃん世代で食物アレルギーという話は聞かない。

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アレルギーは「過敏症」と訳されるが免疫反応の一つであり、われわれの体にとっての異物を排出するための一つのメカニズムであるという。

 

体に入った異物を排出するための必須のメカニズムが暴走しているということか。

アレルギーを起こす対象は主に人間以外の動植物由来の蛋白質がほとんどであり。食物アレルギーが【免疫学的機序を介しているということが重要で】、食物そのものの作用によるものは食物アレルギーには含まない。

食物そのものの作用とは

 

「たとえば乳糖を体質的に分解できずに下痢を起こす乳糖不耐症という病気では乳糖を含む食物を食べるとあたかも牛乳アレルギーのように下痢をしますが、この場合には食物アレルギーとは言わず食物不耐症といいます。

食物は我々が生きていくのに必須ですが、個人個人の体質により食物により体に不利益な反応が起きることもあるのです。」

腹を下すのはアレルギーとは言わない、食物不耐症という。

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免疫学的機序は大きく分けると二つに分類される

※機序とは しくみ メカニズムのこと

 

第一は即時型アレルギー反応といい免疫グロブリンE(lgE抗体:石坂公成博士が1960年代に発見)という生体内の蛋白質が介在して起こるもの。

食物アレルギーの多くはこのタイプという

 

個人個人の免疫の反応の違いにより卵に対するlgE抗体 を作るヒトもいれば牛乳に対してlgE抗体 を作るヒトもいる。このことが卵のアレルギーを持つヒト、牛乳のアレルギーを持つヒトを決める要因の一つになるという。

「lgE抗体が 皮膚・腸粘膜・気管支粘膜・鼻粘膜・結膜などにいるマスト細胞に結合した状態で食物抗原と出会うことにより マスト細胞から化学伝達物質(ヒスタミン・ロイコトリエンなど)が放出され アレルギー反応が引き起こされます。」

アレルギー反応を起こすとは体が化学伝達物質を放出している状態。 

 

 「そのアレルギー反応によりじん麻疹・湿疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が誘発される。」

「つまり即時型食物アレルギーでは摂取した食物が抗原性を残したまま腸から吸収された後、血液を介して皮膚・気管支粘膜・鼻粘膜・結膜などに到達してアレルギー反応が起きる」

『食物が抗原性を残したまま腸から吸収される』というところもポイントではないのか

 

祖父祖母世代よりも抗原性が残る度合いが多めになって吸収されているのではないのか、腸で充分に分解されないままに吸収が始まってしまう。なぜ充分に分解されないのか、酵素や腸内菌が不足しているか、必要な菌が欠乏しているのではないか。

なぜ必要な酵素や菌が不足、欠乏してしまうのか。

現代人が食べたり飲んだりしたものの成分に必要な菌を殺してしまう物質があるのではないか。

抗原性がより多く残っているために体の免疫が攻撃を始める。

 

「即時型の場合には食物を摂取した直後から2時間以内ぐらいにアレルギー反応を認めることがほとんど」

食物の抗原性を異物と感知して排除しようとする働きがアレルギー反応ということか。

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「我々の血液中にはいつも食事後に食物が抗原性を保って存在すると考えられています。」「人間の体ではいつも自分以外のものを排除しようという免疫が働いているのですが、食物抗原に対しては異物と認識していないのです(免疫学的寛容といいます)。」

アレルギーを起こさないとは免疫的に寛容になる、鈍感になるということ。

 

どこでコントロールされているのか、認識しているのか、脳ではなく腸ではないのか? 

なぜ、そういった機能が損なわれてしまったのか。現代人が食べたり飲んだりしたものの中に機能を殺す成分が入っているのではないか。有害とは認識されずに流通しているのではないか。

 

第二のタイプは非即時型

 

 「もう一つの免疫学的機序は即時型に対してlgE抗体に依存しない非即時型(あるいは遅発型、遅延型)と呼ばれる反応です。」

「この場合の詳細なメカニズムはまだ解明されておらず議論の多いところですが、T細胞というリンパ球による反応ではないかと考えられています。」

「即時型と異なり食物を摂取してから数時間後に湿疹・掻痒などの皮膚症状が主に認められます。」

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発症のメカニズムは説明されているが、高度成長期に生まれ育った世代からどうして食物アレルギーが発症したのかはわからず終い。

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食物アレルギーの治療のポイント

 

「食物アレルギーの日常の治療のポイントは正しい診断に基づいて必要最小限度の食物除去を行うということに尽きます。」

「さらにアレルゲンがどのような食品に入っているのかも十分に指導しなくてはなりません。」

『大切なことは食物除去を指導する場合には栄養学的見地と食事の質の面から必ず除去した食物に代わり得る代用食品を保護者に指導することです。』

とにかく食べたらダメという医者はアレルギー治療の指導の資格を取得していない医者かもしれない。

医療事故を避けるためには何でもダメと言った方が無難か。

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専門医を検索したら下記のURLがありました。

 

http://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/?ao%5B0%5D=0&sf%5B0%5D=9&ao%5B1%5D=0&sf%5B1%5D=6&ao%5B2%5D=0&sf%5B2%5D=4&ao%5B3%5D=0&sf%5B3%5D=8&sq%5B0%5D=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD&sq%5B1%5D=%E7%9A%AE%E8%86%9A%E7%A7%91&sq%5B2%5D=&sq%5B3%5D=

 

一般社団法人日本アレルギー学会:日本アレルギー学会専門医・指導医一覧(一般用)

プルダウンで都道府県、専門(内科、小児科、皮膚科、耳鼻科etc)絞り込みができるようになっています。

「本学会は2007年3月7日付(医政総発第0307001号)で厚生労働省から「専門医資格認定団体」として認められました。」

「この告示に則り、医師の専門性に関する資格名を広告できる団体として、厚生労働省より認可されました。
認可条件には、関連名簿の公開が義務付けられております。従いまして、本学会Webサイトには、社員名簿(役員並びに代議員)・専門医名簿(何れも氏名のみ)を掲載し、『広く国民に周知しますので御承知下さい。』」

とあるので引用します。

名簿には各医療機関のHPが紐づいています。

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https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/300/175778.html

NHK生活情報ブログ

2013年12月23日 (月)食物アレルギー 増加の背景にあるのは?

「食物アレルギーがある子どもの数は全国の公立の小中学校と高校であわせて45万人あまり。9年前の1.7倍に増えていることが文部科学省の調査でわかりました。」

 

「食物アレルギーを正しく診断できる専門の医師の不足が混乱に拍車をかけている実態もある。」

さいたま市民医療センターを受診した小学校6年生の女の子の母親は、

「これまで(別の診療所)などで受けた血液検査で少しでも反応が出たものは全てアレルギーと申告していました。医師から「念のために食べないでください」と指示されていたからです。」

「このため女の子は20種類近くの食材を給食から取り除いてもらっていました。」

成長期の子供の栄養摂取に問題が起きるのではないか。

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ごま アレルギーでも 4グラムまでは摂取可であった(個別の検査結果)

 しかし、血液検査ではアレルギーの疑いがあることまでは分かっても、本当に症状が出るかはその食材を食べてみなければ分からない。

そのため母親は、本当にアレルギーがあるのか専門医に調べてもらうことにし、このうち「ごま」の試験では、米粒ほどの量からスタートして食べる量を少しずつ増やしていった結果、4グラム食べても症状は出なかったという。

4グラムまでは「ごま」を摂取していいということだった。

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さいたま市民医療センターでは、こうした試験を受けた子どものうち、実は何の症状も出ないケースはおよそ半数に上るという。

 

血液検査結果が出た後の指導が必要なのに血液検査の結果だけで最終結論にされて、とにかく食べたらダメと言われて、本当は食べてもいいものまで食べられず栄養が不足するという本末転倒になっている。

「食べ物が制限されるということは、栄養障害などを引き起こす恐れがあるだけでなく、子どもの社会生活に大きな制限が出てしまいます。食物アレルギーに関心が高まるのは非常にいいことだと思いますが、「正しくこわがる」ためには明確な医師の診断が不可欠なのは言うまでもありません。」

「ぜひ一度専門医のもとを訪れて本当は何が食べられて何に気を付けるべきなのか、知ってほしいと思います。」

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専門医はどのくらいいるのか?

 

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000112469.pdf

第2回アレルギー疾患対策推進協議会   http://www.mhlw.go.jp/ は厚生労働省

2016年2月12日(金)

アレルギー科標榜医師の実態 によると

全国の「アレルギー科」標榜医療機関6,725施設にアンケート調査をしたら

 

有効回答数:1,052例(回収率15.6%)  要するに回答率15.6%!どうして85%弱から返事が来ないのか。

資格あり 318  30%

資格なし 724  69%

資格のある医師がいない地域もあるのではないか。

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《原則》正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去

 

必要最小限の除去とは

1)食べると症状が誘発される食物だけを除去する。

“念のため”、“心配だから”といって、必要以上に除去する食物を増やさない。

2)原因食物でも、症状が誘発されない“食べられる範囲” までは食べることができる。

「“食べられる範囲”の量を除去する必要はなく、むしろ食べられる範囲までは積極的に食べるように指示することが望ましい。」

 

あれもこれもとにかく食べたらダメという医師は国の指針と違うという。

資格のある医師が不足しているという現状を踏まえて、専門医と連携して診断や治療ができる体制作りが必要ではないのか。

(割りきって専門医に聞く医者もいれば面子に拘って聞かない医者もいるかもしれない。)

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(注意事項)として

食物除去実施上の注意

 

母子手帳を利用して成長曲線を経過観察し、成長発達をモニターしていくこと。食物除去を中止できる可能性を常に考慮する。

・すでに感作が成立している食物を初めて食べさせるときには、食物経口負荷試験に準じる注意が必要である。

保育所・幼稚園・小学校入学前には、これまで未摂取の食品に関して食物経口負荷試験を行い、確定診断しておくことが望ましい。

と但し書きがあります。

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アレルギー体質の人を調べるだけでは原因はわからない

 

アレルギー体質の人に対症療法を施す、アレルギー体質の人を調べるだけではなく、アレルギー体質でない人と比較をして違いを探さないと原因はわからないのではないか。

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親世代と祖父母世代で腸内環境は変わっている

 

前回 腸内の酵素や腸内菌といった腸内環境によって消化できる、或いは消化できない可能性について触れたけど、おじいさんおばあさん世代とアレルギーになった親の世代で腸内環境が変わっているのではないか。

 

薬と添加物の影響で腸内にいた善玉菌が死んで腸内環境が変わってたんぱく質の分解結果が変わってアレルギー物質になってしまったり、体が過敏に反応するようになってしまったのではないか。

安全性を確認したとは?

 

安全性のチェックは人体に害を与えないことを主眼にチェックされても、酵素や腸内菌に影響を与えないというチェックまではしないのだろう。(手法がないのかも)

妊婦のお腹の赤ちゃんに与える影響も、実際に妊婦で実験をするわけにはいかない。

そういう実験に協力する親はいない、無理!

長期間 数年、数十年に亘って摂取を続けて体に影響がでないか。そういう実験につきあう人もいないだろう。

 

海外で禁止されても国内では検証していないので販売継続。

国内で禁止しても輸出国が基準緩和を要求してくる。

結局 自分と家族の体は自分で守るしかない。どの程度まで、添加物や薬とつき合うかを決めるのも自分。

全拒否か、ある程度受け入れるか、依存するか。その結果については自己責任ということになる。

 

それではまた