nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

同じことをされたときにどうするか―日本とセネガル サッカーワールドカップ決勝進出の明暗

日本はポーランド戦において 決勝進出の2位の座をかけたセネガルがコロンビアに1点差で負けていたので、日本もポーランドとの点差が1であるなら試合で負けでもフェアプレーのポイント差で決勝進出が叶うと1点差の負けを守るためにゲームの終盤でボール回しを行いゲームセットで悲願の決勝進出を果たしました。

 

ルール違反ではないので審判からの警告や注意はありませんでした。

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日本が同じことをされたらどう思うか

 

ざけんな! 勝負しろ! と言いたくなる。

TVのコメンテーターが訳知り顔に「これはルールの範囲内ですから」と言おうものなら、TV局に抗議の電話が相次いで、コメンテーターのSMSが炎上するのではないか。

 

Jリーグの試合でやったらどうなるか

 

観戦のサポーターからブーイングを浴びせられる。

負けている側のサポーターからは ざけんな! 勝負しろ! ブチ切れてグランドに下りるサポーターも出かねない。

勝っている側のサポーターも微妙 残念感が漂って こういう試合は見たくないんですけど!テレテレやってないで(もっと点を入れて相手を)ぶっ潰せ!

チェアマンからもファンに失礼とか好ましくないとかコメントが出たりして。

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セネガルの選手は「俺たちにチャンスを!」と渇望していた。

 

フエアプレーポイントはイエローカード、レッドカードの受けた枚数差で有利不利が分かれます。同じ勝ち点なら受けた枚数が少ないほうが有利になるルールです。

イエローカードをもらわなければいいでしょ 自己責任ですよ。

日本が同じ立場になったら「自己責任だよね」と大人しく納得できるだろうか。

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松井の5打席連続敬遠を許さなかった日本人

 

サッカーではなくて野球の話になるけど

プロ野球の読売巨人・NYヤンキースに在籍した松井選手は高校時代の1,992年夏の甲子園大会で2回戦の明徳義塾高校(高知)対星稜高校(石川)戦において、明徳義塾が星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続して敬遠する作戦を敢行し、この試合で松井が一度もバットを振ることないまま星稜が敗退した。

明徳義塾の校歌演奏の際には、球場全体から観客のブーイングや「帰れ」コールの大合唱、校歌斉唱後、勝った明徳の選手に対しては引き上げるなかブーイングが鳴り止まず、負けた星稜の選手に対しては沢山の拍手が送られていた。

松井は、試合後インタビューで「正直いって野球らしくない。でも歩かすのも作戦。自分がどうこう言えない」というコメントに留めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%96%9C5%E6%89%93%E5%B8%AD%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%95%AC%E9%81%A0

ルール通りなら、勝てば何でもやっていいのか、ファンの美意識が許しませんでした。

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パス回しをされたら破る手段はあるのか

 

全員が相手の選手に一人ずつ貼りついたらパス回しはできない。でも全員が貼りつく前に突破されて1点献上のリスクがある。

(それってオフサイドじゃないの)

どっちの? 自陣内でパス回しをやっていたらオフサイドラインが下がり切っている、そこに攻める側はオフサイドラインが上がっている。

破る手段を編み出したら二度とパス回しは使えなくなるから諸刃の剣です。

 

取れるものなら取ってみろと挑発的な果敢なドリブルやパス回しを見ると観客は熱狂するが、それはスーパースターの独壇場だろう。

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FIFAのルールが変わったらどうするか

 

ルールが永久に変わらないという保証はどこにもありません。

現行のルールではパス回しはチームの判断です。

 

自陣内で回してどう見たって取れる要素ゼロでしょ というパス回しは試合を停滞させる膠着させる行為として審判が注意警告する対象とする。

ペナルティとして相手側にフリーキックを与える。(自陣内でフリーキックをされる。自陣内でボール回しをしているからという理由で)

というルールができたら、対応策を考えなければならなくなる。

ルールが変わると今までの安全策がリスクのある賭けに変わる。

 

パス回し封じの戦術を編み出しておかないと同じことをされてまんまとやられても文句が言えない。

編み出したら破る手段を知らせることになるから二度とパス回しが使えないというジレンマがあります。

 

予選突破できてよかったけど代償でジレンマを抱えた気がする。

 

それではまた。

 

(2018年7月3日UPLOAD

 

 

(今日は七夕)

花より団子

七夕より棚ぼた