18日午前 京都アニメーション(京都府宇治市)第一スタジオの放火事件で当時スタジオにいた75人中33人が亡くなるという惨事に悲しいというか、何の罪もないのにわけのわからない奴に殺されるという理不尽に腹が立つ。
念願叶って、この春、新人アニメーターになれた人もいるのだろう。思い込みと妄想を膨らませた奴になぜ殺されなければならないのか。
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朝日新聞7月19日付け夕刊によると1階の出入り口は普段は社員がカードキーで出入りしているが、18日は外部関係者との打ち合わせ予定があったのでロックを解除してあったという。
なんというタイミングの悪さ、その18日に打ち合わせ関係者ではなく放火魔が入ってきてガソリンを撒いて放火した。建物はらせん階段のある吹き抜け構造で一気に3階まで炎が上がって燃え広がった。2階はらせん階段と反対側の部屋で11人死亡していたから、炎から逃れようとしたのではないか、3階と屋上を結ぶ階段で19人死亡していたのは屋上に逃げ切る前に炎と煙につかまったのではないか。
(2階と3階を結ぶ階段1人、1階の音声収録室2人(防音構造だから爆発音が聞こえなかったのではないか)計33人死亡)
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気遣い無用をデフォルトに
親戚に、訪問先に、鍵開けて待ってるけん、待ってますから。その言葉に甘えてた自分が怖い。
開けて待たなくていいから、そんなに気を遣わなくていいから、行くまでに何かあってほしくない。
何らやましいことがなくても、身に覚えがなくても、勝手に妄想してる奴に侵入されたらどうするのか。
俺が入口にいるのを確認してから鍵を開けてくれたらいいから。
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予防対策と事後対策
予防対策―侵入させない
大きな会社ならガードマンがいたり受付に非常通報スイッチがあったりする。京都アニメーションはカードキーというセキュリティ対策はあったが打ち合わせの外部関係者に気遣ってOFFにした結果、闖入者を入れてしまった。
今回の事件を契機にカードキーを採用する会社は訪問予定者に気遣ってカードキーをOFFにして待つ対応は行わない、訪問者を確認してから社員が出て(社員のカードキーを使って)一緒に入る。という対応が徹底されるのでしょう。
元々徹底している会社は初心を忘れずに、元々徹底していなかった会社、徹底しているかいないか把握していない会社が他人事だと思ってそのままにしていたら危い。
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事後対策―防火対策
不幸にして侵入された場合は被害を最小限にする。
今回の事件を契機に吹き抜け構造は上層階まで速く火が回ることが顕在化したので、吹き抜けからの煙や火が回り難い場所に階段を別途設ける。スプリンクラーや防火扉の設置基準の強化等建築や消防法の基準が変わるかもしれない。
何も変わらなかったら事件の被害者は浮かばれない。
それではまた。
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ファンとストーカーは区別してほしい
ファンに襲われた、ファンにつきまとわれたという報道には違和感がある。
ファンと名乗る と表現をマイルドにされても違和感が残る。
襲う、つきまとう、そんなのはファンじゃない、襲う、つきまとうのはストーカー行為だから忖度しないではっきりストーカーと書いたらいい。
ストーカーに襲われた、ストーカーにつきまとわれた、と。
書類送検、有罪判決が出てないからストーカーと書き難いのだったらストーカー行為と書けばいい。
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遠くから見守るのがファン
みんなの〇〇 私たち俺たちファンクラブの〇〇と言っている間はファン、俺の〇〇と言い出したらストーカーの入口です。
舞台に向かって声援を送ったり、グッズを買って応援するのがファン
プライベートにまでつきまとうのはストーカー
(見て見て〇〇がいるよ、一緒にいるのはどういう人だろう。)
プライベートだろ、束の間の休息だろ、そっとしとこうよ。
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握手券10枚だから握手の時間も10倍はアイドルを消費物扱い
推しだから、センターに行ってほしいからCDを大量買いして応援の意思表示をする。
そのお返しが握手の時間。握手の時間=CDの売上。
俺はこんなにCDを買ってるんだと上から目線で他のファンに対して自己顕示欲を満足させてるように見えてしまう。そんなつもりがあろうがなかろうが。
いつまでもいつまでも手を離さないとスタッフからストーカーっぽく見えてしまう。
10枚あるんだから10枚分やる権利ある。
下心あるあるを晒してかっこ悪い(いくら運営側に権利があると説明されても)
握手券10枚でも握手の時間はみんなと同じでいいぜ。
この人かっこいい。スッゲー。素敵。
敢て使える権利を保留することで下心のなさの演出になるのに残念。
それではまた。