テレビ番組で冒険者の映像を視る度に思う
この冒険者を撮影しているカメラマンはすごい、機材を持って追いかけている、後ろばかりではなく前からも捉えた映像もある。カメラマンが複数人いて、番組構成と映像効果を考えて配置されている。冒険者に ひえぇ~と驚いた上に、スタッフの体力とプラン力に ひえぇ~ と脱帽することを繰り返すことになる。
真上から捉えた映像はドローンだね。
(そうやって視てれば飽きないね、どうやって撮ったんだと勝手に盛り上がってる。)
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※山岳登攀路に鎖や梯子を設置した人はすごい
相当の重量があるから ヘリコプター で運んだにしても、足場は不安定だから命綱をつけて作業をしたのだろう、現場に登るまで体力を使い、近くに休憩をする小屋もない高度の場所で、天候に邪魔されないタイミングを図ってスケジュールを立てて、岩場に鎖や梯子を穿つ。
腕力で打ち込んだのではなく(それなら何と言う腕力)電動の工具を使ったにしても、電動工具は重たい。設置をした作業者の体力腕力と資材の搬送スケジュール管理と人員配置と天候を読む知力に脱帽する。
おかげでザイルやハーケンを持たなくても登攀できます。
入門書では、あくまでも鎖は補助的な手段という。それはやさしい場所の話ではないか。
垂直の壁で足を滑らせたときに、補助程度で鎖を持った片手で全体重を支えられるとは思えない。状況に応じて使い分けが必要で常に入門書の記載内容が当て嵌まるわけではない。
縦方向に鎖が垂れている場所では、鎖を両足で跨いで両手でしっかり持つが、体重は岩の段差につま先を垂直にのせた足に乗せる。両手両足を伸びきらして、ぶら下がり(全体重を鎖に預けた)状態にならないようにする。
(それが補助的ということなんじゃないの)
わかりにくい、補助的と言われたら片手で軽く持つくらいに捉えられるのではないか。
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一本の鎖に2人で摑まらない
※上で連なっているのは団体さんで、鎖にカラビナをかけてセルフビレイ(鎖に輪っかをかけて体とハーネスでつないで自己確保)していました。
一人が鎖を揺らしたら(わざとではなくて足を踏み外して)もう一人が揺すられる。
前の人が鎖を登りきるか渡りきるまで鎖を掴まない。
待っている間にウェアや、靴ひもを調整したり、地図を確認したり、ストレッチしたり、水分補給、行動食を食べていたら、あっという間に自分の順番がまわってきたので待ちが苦にならなかった。
休憩が長くなると体が休止モードになってしまい動くのがつらくなったり、反応が鈍くなって危ない、ストレッチで休止モードになるのを防ぎます。
お昼ごはんの休憩は体が休止モードにならないように30分以内で切り上げて、15時前までの下山を目指します。
15時を過ぎると天候が急変したり雷雨のおそれがあるからです。
※登攀路…登山道 いわゆるハイキングルートではありません。ある程度の危険を伴う場所なので落石があったから国の、県の、管理責任だ!と訴えても そういう場所として覚悟して自己責任で行って下さい という話になるルートです。
平地が近い行楽地でもない場所まで落石が起きないように管理する? どうやって?
そんな言い分が通ったら すべての山々はコンクリートで固めろという話になってしまいます。そうなったら誰も行かなくなります。
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行きはよいよい帰りはこわい
事故が起きるのは下山のときです、遭難者が発見されるのは下山ルートから道迷いや滑落で外れたところです。
雪で道を見失ったときに斜面を登って尾根に出たら位置がわかってルートに戻れた。
迷ったときに下ってはいけない、帰りたいから下りたいと思ってしまう、下っていたら帰れなかったかもしれない。
登りで体力を使い切るなんてナンセンス
街中の平地のスポーツで怪我をしたら救急車を呼べるが、山の中に救急車は来られない。
自分の足で下りるしかない、自分で下りるためには怪我を避けなければならない。
道を譲って待つときは山側に立ちます。
崖側に立って待つ人がいました。すれ違う人の荷物が接触したら崖下へ転落しますよ、と注意を促す。
道幅が狭いところでは駈けて下りるときも人を追い抜くときは歩きます。万が一接触したら転落するか落石を起こしますから。
帰りに何が起きるかわからない、力の半分ではなくて登頂したときに3分の2の力を温存できるように普段から通勤で駅と自宅、駅と勤務先の往復で走ったり、階段を1段とばしで上がったり、食品や日用品の買い物で重くなる状態にして歩いて体力が衰えないようにしているけどいつまで続けられるだろうか。
それではまた
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いたずらメールのドメインを見て吹く
@softblack.ne.jp.com
ソフトブラックかよ、ソフトバンクと間違えてURLを開くとでも思うのか、日本でブラックがどれだけイメージが悪いのか知らないのか、ブラックと名乗った時点であやしさ全開ではないか、私はあやしいものですと名乗っているようなものではないか。
日本への迷惑メール送信初心者ではないのか、でもURLをタップしてスマホにウイルス感染させてしまう人もいるのだろう。
携帯会社に迷惑メールドメイン通知をして終了して削除した。
次は違うドメインで送ってくるのだろう、そのドメインも通知するイタチゴッコが続くのだろう。
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(日本経済新聞 2018年8月8日 夕刊12面)
「すべて虚構 悲しき炎上」
「5月 ツイッターへ投稿したのは「長野県で営業するうどん店」を名乗るアカウント。「国際信州学院大学の教職員が、50人分の貸し切り予約を無断でキャンセルした」という内容。
店も大学も実在しない でっちあげ
だが手が込んだことに大学を名乗るHPが作成(でっちあげ)されていた。
ツイッター上で 「ひどすぎる」「店が気の毒だ」とコメントが殺到。
「長野県 同県安曇野市には大学が実在するかの問合せが相次ぎ、県と市は県内の大学関係者や職員らに注意喚起する事態になった。」
根も葉もない、火の無いところに煙が立つネットの世界。
SNSの運営側が手を打たずに放置していると、閲覧者が どうせ嘘なんでしょ としらけて無反応になってしまう時が来るのではないか。