nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

コロナワクチンは遅くはないでしょー常識では10年とか言ったの忘れたの?

ワクチンは遅くはない

ワクチン開発は、従来の常識では10年かかると言われました。

それが1年で出来たので急造ワクチンとか安全性ナンタラとか言われたのに、遅いとか、何をやっているとか、非難の嵐、ホント忘れるのが早い。

(あんたもね。)

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これだから素人は困る も忘れられた

米国のトランプ前大統領が180億ドル(約1兆9000億円)の予算をつぎ込んで、ワープスピード作戦と銘打って1年でワクチンを開発すると号令をかけると、出来るわけがない、無茶苦茶だ、ワケわからんこと言い出した、無知だ、とバカにしてたのに、本当に出来たら、早くしろと言って文句を言う。常識に従って10年待てばいいじゃない。

なぜ、そんな大金をつぎ込むことが出来たのか、これは戦争だ、と思ったから。

日本でそんなことを口にしたら叩かれます。

好戦的だ、とか平和主義に反する、憲法軽視だ、とか言われるので緊急事態だ、と言うまでがせいぜい、緊急事態という言葉に聞き慣れて危機感が共有されない。

(他人が使うと非難するけど、交通戦争とか、受験戦争とか、自動車戦争とか、カメラ戦争とか、カミカゼタクシーとか使ったよね。)

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なぜ早く出来たのか

通常は年毎の予算が投下されて企業や研究機関・大学で地道に開発されますが、非常事態だからとアメリカ政府が1兆9000億円という多額の開発資金を投下したのでお金がかかる試験・実験が一気に進んだ、お金で時間を買ったのです。

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細かいことよりもスピードが大事

保管の温度がファイザーはマイナス70度、モデルナはマイナス20度、普通だったら、使い勝手をよくしろ、せめて冷蔵庫で保管できるようにしろ、とか、もっと値段を下げろ、とかグダグダやるところが、これでいいと見切って供給が始まった。

色んな要求に応じていたらもっと時間がかかる。

(日本だったら言われそう、完璧主義だからこんなのじゃダメだ、と言われて時間がかかっている間に、もう待てないと見切り発車した外国・外資から導入。)

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混合接種もあり

(日本経済新聞2021年6月30日 朝刊2面)

「混合接種 欧州で広がる」

「1、2回目で別ワクチン」

「免疫反応強まる」報告

「カナダは1回目アストラゼネカの2回目にファイザーかモデルナを推奨」

アストラゼネカ製が不足する韓国で実施」

「倦怠感などの副作用は増える可能性も」

ドイツのメルケル首相は1回目はアストラゼネカ、2回目はファイザー製を接種。

1回目と2回目は同じ種類を接種するのが原則だ。

アストラゼネカ製の副作用、血栓症が明らかになってから2回目をどうするかが議論となり、同じ種類を2回打つ同種接種と2種類を打つ混合接種の差を探る研究が進んで、スペインのマドリード自治大学、イギリスのオックスフォード大学が混合接種した場合の免疫反応を調べた論文を発表した。

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日本は最初に出来ない

原則に則って、2回同じ種類を接種しなければならない。混合接種なんて想定外、どんなリスクがあるかわからない、研究してるのが知れたら憶測に基づいたどんな非難を受けるかわからない。

 

同じ種類の縛りを外せば融通し合って数量不足の問題が緩和される。

今なら欧州の前例があるから言えるだろうけど、前例もなく最初に混合接種を提案したら、バカじゃないの、頭おかしいんじゃないの、とバッシングされて潰される。

空気を読んで"触らぬ神に祟り無し"を貫く。

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ゼロリスク思考はハイリスクでもある

他国の結果を見てから、結果のよかったワクチンを買おう、それから注文しても、先約がありますと言われて後回しにされるのは道理です。

 

完成前から複数の製薬会社に投資して完成したら優先的に供給を受ける契約を結ぶ。

勿論、投資をしたすべての会社が完成するとは限らないのでハズレも掴むリスクがある。

投資の条件に開発過程の報告を入れて、見込みのないところは追加の資金提供を止めて、見込みのあるところに追加するというメリハリが必要。 

(先行した国はそうしたんだよ、日本でやったら製薬会社との癒着だとか、完成できなかった製薬会社への投資分は税金の無駄遣いとか言われて叩かれるね。)

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2021年6月25日放送 ワクチンの真実!~日本と世界の国々を比べてみた~|ガイアの夜明け : テレビ東京

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ゼロリスクには裏がある

無料と言われたら何か裏がある、リスクがあると考えないで、タダだって、ラッキーと思ってしまうのって頭の中お花畑。

昔の人はいいことを言いました。

タダほど高いものはない。

明治生まれはタダと言われて飛び付く昭和生まれを浅ましいひよっこ扱いにしました。

何のリスクもないと言われたらどんなリスクが隠れているかわかりません。

何のリスクもないと説明されたら安心ではなくくわばらくわばらです。

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先進国中でワクチン接種が遅れたのは普段の生活態度の帰結

リスクを取ってやろうとするとバッシングして非難するんだから、トーゼンの結果として接種日を待つ今日この頃です。

(職域でもう1回目は打って2回目の予約は済んでたよね。リスクを取ったんだね。)

正直、この機を逃したらいつ受けられるかわからないという不安があった。

(そのうち何とかなると期待はしていなかったんだね。)

先延ばしにしたら、いつのことになるか、関係者でもないし全く読めなかった。

(関係者だって読めてるかわからないよ。)

打診を受けて、やらない と言ってから、やっぱりやります と言った人は、まだ1回目の接種日が決まらないでヤキモキし、

アレルギーがあるのでやりません、とキッパリ言った人の方がサバサバしたものです。

そうでなくても、先行して職員の意向調査をやり希望者の2回分のワクチンを申し込んだ職域もあれば、まわりの動向を見てから根回しや慎重に検討を重ねてから申し込んだら、もう当面はありません。ファイザー、モデルナの返事待ちです。

時間は待ってくれませんし、止まりません。

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非難上等の覚悟がないと日本の首相は勤まらないのではないか

ワクチン先行の施策を取ればリスク回避志向の高い国民の不安、メディアからの非難は必至です。

(あんたもね。)

リスクを取らずに先行者利益は享受できないのですが、ゼロリスクで丸儲けという虫のいい無理な話を求められます。

そんなつもりは毛頭ないと怒るかもしれませんが。

(それが人の本質だよ、人は"人を年寄り扱いするな"と言いながら、国や自治体、企業の高齢者特典を受けるときは、自分が高齢者であることを証明しようとするのだから。)

(自分はもう大人だから構わないでと突っ張ったのに、困ったらパパママに頼る。)

(それがカッコ悪いと頑張って相談しないでいると、それを悪用する悪い大人がカモにします。)

ゼロリスク信仰が強いのでリスクを取ると非難されるのは必至です。

非難上等という覚悟がないと出来ない。

(吉田茂岸信介池田勇人佐藤栄作ってドキュメンタリーを見るとそんな感じだよね。)

(非難上等って方向を間違えたら危険な感じがする。)

リーダーシップを発揮する外国の首脳は非難上等タイプ、非難上等 は非難させない、非難したら殺す、とは違う、そこへ暴走させない仕組みが必要だ。