なぜ他人を巻き添えにするのかー 一人で死なないのは自殺願望だけではないから
見知らぬ他人を殺傷しておいて死刑にされたかったからという動機が報道されると、迷惑もいいところ、他人を巻き添えにするな、一人で勝手に死ね という声が拡散します。
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なぜ誰でもよいのかー巻き添え自殺は自殺願望+復讐願望
無差別に誰でもよかったと見知らぬ他人に危害を加えてから自殺をしたり、死刑にされたがるのは社会に対する復讐感情がある。
自分を必要としない、自分を不要物扱いした社会への復讐感情がある。
誰でもよかった は即ち社会への復讐感情の顕れではないか、社会への復讐だから誰でもよいのではないか。
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報道で騒ぎ過ぎると犯人に肯定感を与えてしまう
読者或いは視聴者の関心が高いので大きく取り上げられます。
蔑ろにされ無視されてきた自分が大きく取り上げられるので犯人に満足感を与えてしまいます。
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過熱報道が模倣犯を生む
過熱報道を見て、復讐願望を抱く人は自分も目立つことで肯定感を得たいと思い、真似します。
そうして新たな犠牲者が出ます。
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被害者は実名で、加害者は匿名で
(逆じゃないかー)
被害者のことは忘れない、生きた証として実名を残す。
加害者のことは名を残さない、有名になんかしてあげる必要はない、目立たせる必要はない、目立つから真似しようとする人が出る。
容疑者Xで十分です。名無しの権兵衛扱いで十分です。
取り調べや裁判、刑務所では実名で呼ばないと人権問題になりますが、報道で社会的知名度を上げる必要はありません。
悪いことをすれば目立って、良いことをしても目立たずに、よいことで目立つと生意気だとかいい子ぶりやがってとかバッシングされるなんて歪んでいる。
だから悪いことをして目立とうとする
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アメリカの乱射事件も似たような動機ではないか
社会から自分は必要とされていない、その絶望感から復讐感情で見知らぬ他人を殺傷し、制圧する警官に射殺される。
日本では射殺されずに逮捕されて供述で動機が語られるが、アメリカでは射殺されるから本人の供述が出ることはないが、似たような動機ではないのか。
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事実は伝え感情はぶつけない
腹に据えかねることがあっても、ぐっと堪えて、使えねー、とかイラネーとか言ってはいけない、間違っても消えろだの死ねだの存在・人格を否定する言葉を使ってはいけない。叱りと怒りは違う、したことに対する注意が叱りであり、自分の感情をぶつけるのは怒り。
(帰れよ、もういいから帰れよ!なんて今は言えないね。)
あんな言い方しなければよかった。
(自分の感情をコントロールできない瞬間湯沸し器だったね、人のこと言えないね。)
(カラッと怒ってカラッと忘れようがやりにくい世の中になったね、でもネチネチやると自分に復讐されなくても社会に復讐するかもしれません。ネチネチは避けましょう。)
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極限状態で本性が現れるは迷信
いつも大人しいけど本当はああいう人だったんだ、わからなかった、幻滅した、と早合点するのはステレオタイプです。
極限状態では脳がパニックを起こしているので、本来の姿のわけがない。普段の姿が本当の姿です。
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極限状態に自分を追い込まない
限界を越えろ、それが格好いいように語られますが、自分が極限状態に置かれたらどんなエラーを起こすかわからないので、自分を極限状態に置かないように危険を回避して逃げます。
ここはヤバいと思ったら逃げます。我慢に我慢を重ねて最後にブッチギレて事件を起こすぐらいなら逃げろ逃げろです。
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全力登山はあり得ない
登るのに全力を使い切ってしまったら下山できない、帰りに何が起こるかわからないので三分の一の力で登り、三分の二の力は残しておきます。下りは膝に負荷がかかるので、登りで二分の一の力を使ったら帰りはギリギリです。
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報道されたから必ずクロとは限らない
知人が取り調べを受けていると報道された時、所属の組織と部門と役職名が報道されたので、記事を見てすぐ該当する知人を思い出し知人宅に連絡をとった。こういうことは時間を置いても意味がない。心配していることをすぐに伝えなければ意味がない。
容疑の内容がセコい小細工だと思ったので知人のわけがない。と思った。
案の定、就任直後に前担当者がやらかしたことが発覚して事件化し、知人は関与はしていないと警察は判断し、送検されずに釈放された。
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言い切る人は信用しない
言い切ると頼り甲斐があるように見えるから支持を集めるには言い切ることだ というノウハウがあるが、言い切る人は信用しない、本人しかわからないこと、本人でもわかっていないことを言い切る人をどうして信用できるのか。
言い切れというノウハウに踊らされている。
根拠が薄弱でも断言するともっともらしく聞こえて群衆がついてくる。
そのノウハウをヒトラーは使った。
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自殺も結果論的には復讐になる
いじめ自殺の結果、いじめた人、何も出来なかった学校に社会が制裁を加える、そうなることは過熱するメディアで知って模倣するのではないか。
そういう意味ではまだ自分の周囲以外の社会を信じているので自殺に止まっている。
(まだ社会に出ていないから社会に対する恨みがまだないからだと思うよ。)
社会全体を信じなくなったら巻き添え自殺をするのだろう。
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だからと言って臭いモノに蓋では解決しない
真似する人が出るかもしれないから報道を控えてください。
なかったことにしたところで、実際に いじめ や生活困窮や自殺が無くなるわけではない。
煽ったり騒がず、事実を伝えなければならない。
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自殺も巻き添え自殺も復讐
他人を襲わず自殺だけでは復讐だと気がつかなかった。
自殺報道が出てもどこか他人事で過ごしてきた。
自殺は周囲や社会の理不尽に対する復讐をされたのです。
社会で一人一人が気に入らなくてもネチネチやらない、人格否定をしない、自分の周りから復讐者を出さないようにすることだと思う。