nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

人を安く使っているとライバルのための新人養成機関になります

スキルがついたら、条件のよいところに転職される。

折角ここまで育ててやったのに裏切りだ、恩知らずだ。許せない。と地団駄を踏んだところで万人に滅私奉公を求めるのは無理ゲーです。

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やってもやらなくても同じ、出来ても出来なくても同じ

一方的に尽くすだけで何も言わない、滅私奉公していればいい、安く使えて最高の仕事をしてくれるのが一番、それが無理ゲーだと気がつかない。

カスタマーに一番安くて至れり尽くせりをしろと言われたら利益が出ないと頭を抱えるのに、身内にそれを求める。

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無理ゲーをするライバルを新人養成機関と見なす

未経験、スキルに自信のない人は採用のハードルの低いところに行く、なぜハードルが低いのか、人が集まらないからハードルを下げて、ハードルが低いから条件を低くして集める。条件が低いから人が集まらずハードルは低い状態を維持する他なくなり顧客満足度が向上せず価格をライバルより抑えざるを得なくなる悪循環か続く。

スキルがついたら低い条件のままでは満足できなくなる、それを条件で釣る。

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スキルの低い条件の低い人だけを使っていると顧客の満足度が上がらず、イメージが上がらず、ライバルよりも価格を抑える他なく、利益に差をつけられる。

いつまで経ってもクレームが起きる、同じクレームが繰り返される、顧客満足度が向上しない、クリアできないゲーム 無理ゲーをしている証です。

(スキルのある人は辞めて人が入れ替わり新しく入った人がまたやるの繰り返し、ライバルはやらかさない人を条件で釣って採用する。)

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その利益でライバルよりよい条件でライバルが育成したスキルのついた人財を受け入れ、顧客満足を向上させ、ライバルに差をつける。

そうして、ライバルのために新人の育成を続けてスキルがついたら移られて、顧客満足に差をつけられていつまでも差が縮まらない悪循環になる。

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やってもやらなくても出来ても出来なくても同じ

適切に評価が為されなければ、人は定着せずライバルのための新人養成機関に甘んじる他なくなります。