※ショッカー…仮面ライダー(最初の)に登場する世界征服を企む悪の組織
大怪獣のあとしまつ
https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp/
という映画が2月に公開予定。
毎週毎週ヒーローが怪獣を倒す、それを見て喜んで見ていた子供のnikoichiはその後の死体の始末のことはまるで考えていなかった。盲点だった。
この死体どうするんだ、腐ったらそこらじゅうが臭い、人も車も通れない、壊れた建物が再建できない、この死体を始末してくれ、そうだった~。盲点だった~。
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クリーンだった昭和ガメラ
昭和ガメラは倒した怪獣を街中に残さなかった。
バルゴンは琵琶湖にひきずり込んで沈めて、水で溶けるバルゴンは湖底で骨だけになり、ギャオスは火山活動を再開した富士山の火口にひきずり込んで焼却(ギャオスはマグマで焼かれるが昭和ガメラにとってはマグマは食料)、バイラスは宇宙に上げてから海に落とされて溶けて(どうして溶けるのかわからなかった)、大阪の万博会場で倒したジャイガーはジャイガーが出現した太平洋の孤島ウェスター島に運び去った。
(パチパチパチパチ、でもギロンはそのまま置いてきたけど、地球じゃなくて宇宙のその星の人類が滅んだ星だから置いてきたのは製作者が区別したんだね。昭和版の製作者は怪獣の後始末を考えていたんじゃないの。)
平成ガメラではギャオスは首を吹き飛ばした死体をコンビナートに残し、ガメラ3ではギャオスを渋谷駅に落として駅ごと人も燃やして、イリスは吹き飛ばして踏みつけた死体を崩壊した京都駅に置いてきた。
(ホント死体の始末はどうするんだろうね)
(完全に燃やし尽くしたのはガメラ2のレギオンだけだったね。でもそのときその周囲一帯も爆散してるはずだから渋谷駅のギャオスと同じだよ、レギオンが爆散したときは周囲の住民は避難した後だったから民間人の犠牲はなかったけどね。)
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ゴジラの場合
(コラー)
モスラ…ゴジラから卵を守って寿命がきて力尽きて卵に覆い被さるようにして死亡…涙
その後死体がどうなったとか考えなかった。
キングギドラ…強いのにいつも最後に逃げていたイメージ。怪獣総進撃で10対1でフルボッコにされて死んだのが昭和では唯一の例で平成では海に落ちたり、放射能火炎で燃やし尽くされたり宇宙まで吹き飛ばされたり、バワーアップした平成版では燃やし尽くす描写になり、跡形も残さなかった。
(パチパチパチパチ、でもその煽りで街も吹き飛ばされたよね。怪獣の後始末をしなくて済む代わりに街も消えるんだね。昭和でもヘドラは放射能火炎に吹き飛ばされたよね、メカゴジラは1回目は残骸を残してブラックホール第三惑星人に回収されて再生されたけど、2回目は放射能火炎を浴びせられて内蔵したミサイルが誘爆して吹き飛んだね。キングギドラは3回逃げて、ガイガンは2回逃げて、メガロも逃げて、相手が逃げて終わるパターンもありがちだったね。)
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ライダーキックの後で爆発するショッカー怪人
跡形も残らないので死体の始末をしなくて済みます。
でもライダーキックをされた瞬間に爆発したらライダーを倒せるのにずっとやらなかったショッカーは潔かったと思う。
(あんたってショッカーより卑怯だったんだね。)
ガビーン
(古っ) (ヤバっだね。)
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放課後にライダーごつこ
(ライダーキック)
どっか~ん、ライダー死んだ。
(ふざけるなよ)
こんなことを繰り返しているうちにつまらなくなり、ライダーごっこは立ち消えになりました。
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※仮面ライダー…1971年4月~1973年3月
人造人間キカイダー…1972年7月~1973年5月
キカイダー01…1973年5月~1974年3月
またしてもヤラレ役で、デンジエンドと目の前で両手を交差されても、どっか~ん、とはやらずに素直にヤラレ役ができた。
ライダーキックの真似事をされると加減されてるとはいえ蹴られるのが嫌だったから、仕返しに、どっか~ん と言って終わらせた。
目の前で両手を交差されるだけのデンジエンドは全然痛くなかったから、素直にヤラレ役を演じることができたのだろう。
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ビジンダー役をやる女子はいなかった
(おバカな男子とは遊びません。)
女アンドロイドのビジンダー役をやる男子は当然いない。
仕方なく下校時にオカマを拉致してやらせた。男子は胸の凸から発射される「ビジンダーレーザー」を恥ずかしくて言えないが、オカマは嬉々として言っていた。
変身前のマリ役はやらせなかった。
マリの役は志保美悦子だった。
「苦しい!ボタンを、ボタンを外して」とオカマがヌカしたら、ランドセルから教科書を取り出してどついた。
(教科書で頭を叩かないで下さい!)
冒涜のような気がして許せなかった。
(マセガキめっ)
※悪の組織シャドーの罠、激痛回路を作動させて胸が苦しい、ボタンを外して、とキカイダー01(イチロー)に請願し、3番目のボタンを外すと体内に仕掛けられた爆弾が爆発してキカイダー01を巻き添えにする。2つめのボタンが外され3つめに手をかけたときに、マリはもう大丈夫です、と立ち去った(痛いのを我慢してるんだ、なんて健気なんだ。)
そのシーンにコドモのnikoichiはなぜかドキドキしていた。
(目覚めさせられちゃったんだよ。やるな、東映)
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キカイダー(ジロー)役はイジラレ役
ハカイダーショットのつもりで小石をパラパラと投げつけ、ブルーハカイダーの電磁鞭のつもりで校庭で拾った柳の枝で打ち付け、レッドハカイダーのボウガンのつもりで、桜や欅や楠、百日紅の落ちた小枝を投げつけ、シルバーハカイダーの伸縮棒のつもりで捨てられていた竿竹でつついた。
キカイダー役は痛て、痛て、と笑いながら悶えていた。笑って済むように加減した。
(柳の枝でこちょこちょ、平気でキカイダー、ハカイダー、ビジンダー、ワルダー、て言ってたけど、すごいネーミングだね、漢字と平仮名にしたら、機械だー、破壊だー、美人だー、悪だー)
端から見るといじめているように見えるので、先生が帰宅で下校してきたら、「キカイダー01が来た」と言ってお開きにした。
※番組ではキカイダー01はキカイダーよりも強かった、キカイダーが苦戦していたハカイダーをボコボコにしていた。
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(その頃は先生は早く帰宅できたんだね、今の先生は残業ばかりで、下校時に遊んでいるときに出くわして怒られることなんてないね。)
(重い話になりそうだね、それではまた。)