nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

先生が教室にいられないのが"いじめ"の原因だったりして(資料作成のために職員室に缶詰めにされる構造?)

先生が教室にいると、チョッカイを出せなかった

先生が職員室にいる間がチャンスでした、教室でかんちょう、電気あんま、コブラツイスト、四の字固め、インディアン・デスロック、先生がいたら怒られるからできない。先生が戻ってきたら、見張りの合図で、机や椅子を元の配置に戻し自分の席に戻って勉強してるフリをするものでした。

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どうして教員は長時間労働になったのか

nikoichiが小学生の頃は夕方の5時には学校には誰もいませんでした(警備員だけいる)、忘れ物を取りに行くのは肝試しでした。放課後に遊んでいたら帰宅する先生と会って挨拶をしたものです。今は夜でも明かりが点いています。

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嫉妬?

学校の先生は帰りが早い、給料がいい、自分は長時間労働で給料が安いのに許せない、ひきずり下ろせ。とやっかみで思われたのかな。

給料には理由があります、銀行員の給料が高いといわれるのは、他人の金を預かっているのですから安月給でこき使って変な気を起こされたら困るからです。

国の将来を担う子供の教育に携わる教員は然るべき条件で採用されるべきと思う、嫉妬している場合じゃありません。

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狭き門が広き門になった

長時間労働がクローズアップされて、人財は教職に就くことを避けるようになり、人手不足で採用レベルを下げざるを得なくなり、残念な人でも教職に就くようになり、事件報道のネタにされ、聖職者とは見られなくなり、モンスターペアレントが教員にクレームをつけるようになった。

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熱中するとバカを見る

子供と生徒と真剣に向き合いたくても、本質以外の業務と板挟みになり、うまく立ち回らないと過労で潰されていたりして。

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ブルシットジョブのインフレ

※ブルシットジョブ…クソどうでもいい仕事

議会から、大臣から、マスコミから、質問をされたら回答の用意がないとクレームになる。仕事をしていない、税金泥棒と言われる。常日頃からの備えが必要だ、常日頃から教員からの報告を求めてストックしておくべきだ。書類報告に忙殺されて授業の準備をする時間も子供に関わる時間もない、残業しても間に合わないって状態になってたりして。

(市役所の窓口で相談したら、開口一番にアンケートを取りますと言われたからそれが習慣なのかなと思った、そんなことするから現場が大変になるんでしょと言ったけど。)

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使うか使わないかわからないが取り敢えず集めておく

使わないで留めておくと情報を隠してると言われるので残業して白書に纏める。

それをネタにされて質問がくる。

質問がくるか来ないかわからないが、それに答えるために現場から答えを集めておく。

そうして現場は本質的なことをする時間がなくなる。

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欲張ると自爆します

先回りして忖度して、備えを怠らない、使うか使わないか、訊かれるか訊かれないか、わからないが取り敢えず集めておく、そうしておかないとイザというときに怒られる。

それなのに、集めておいたネタを元に責められる。

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警察の仕事が手遅れなのはフツー

(フザケルナー)

何も事件を起こしていないのに、やるかもしれないから逮捕しておくなんてされたら、誰もが縮こまって生きなければならない。緊急性もないのに、取り敢えず捕まえておく、なんてことになったら言論の自由もなくなります。

転ばぬ前の杖を目的化して日常の業務に支障があるのは本末転倒です。

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バブル崩壊に似ている

儲かった、もっと上がるかも知れないがこれで利益を確定しよう。それで終わりにすればいいのに、本業でもないのに、そんなことでいいんですか、もっと上を目指しましょう。弱気すぎます。勇気がないですね。持ち続けたら先に土地も株も一気に売却されて暴落して、元本割れして、ここで売ったら赤字になるからと持ち続けたら底値まで落ちて、決算や情報開示で実態が明らかになったり、粉飾で隠して事件になったり、経営責任を取らされたり、刑事被告になる事態になった。

(本業ではない付帯業務に全体が巻き添えという例え) 

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爆弾をより多く積むためにレーダーを外す

戦果が目的なのに爆弾を積むことは手段なのに目的化し、戦果を上げるために爆弾を大量を積もう、レーダーが邪魔だ、外せ、レーダーがなければ標的を発見できず、うろうろしている間に敵のレーダーにキャッチされ戦闘機の迎撃を受ける。

あらゆる仕事は手段です。国家元首の決断でさえも目的ではなく手段です。それなのに人は自分の仕事を最終目的にしたがる。

世論を慮る国や自治体の指示で、職員室でいじめアンケートの集計に勤しんでいる間に教室でいじめが進行中だったりして。

事件は会議室(役所の会議室や学校の職員室)ではなく現場(教室)で起きている。

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転ばぬ前の杖の目的化

言われるかもしれないから、訊かれるかもしれないから、アンケート、アンケート、集計、集計、資料作成、資料作成のインフレで本業が疎かになり、長時間労働が知れ渡って人財を確保できず、レベルが低下し、教育レベルが低下すると人心が乱れ、国際競争にも勝てなくなる。そんなことになってたりして。

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そうして貧富の差が教育の差になった

荒れる公教育に子供を安心して預けられないと私立お受験がテーマになり、学費、受験のための塾費を払える家庭しか通わせられない。経済力=学歴の社会、機会不平等の社会へ進行中です(自由と機会平等は資本主義の大原則ですが)。貧富の差固定の社会へ進行中です。

人々が将来に夢が持てない国に未来がありますか。

(電気あんまからこんな展開になるとは思わなかったよ、アンケートを取るがこんな大きな話になるとは思わなかったよ、それではまた。)