自分の領土をより安全にするために、周りの土地も奪う。隣に面した土地は不安だ、取りに来るかもしれない、取られるかもしれない、せっかく苦労して手に入れた土地だ、多くの兵士の血を流して手に入れた土地だ、離すわけにはいかない、死活問題だ、生命線だ、不可侵だ、自分の土地が国境から離れれば離れるほど安心だ、今までの苦労、先祖の苦労、そうして隣に侵食していく。
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自分のものにできなくても言いなりになる子分にしたい
誰も信用できない、小さな島にだって拘る、大陸も海も自分色に染めたい。そこまでしてでも自分を守りたい。
自分を守りたいだけなのに周りは攻撃的で危険なやつ呼ばわりする。
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自分から攻めても仲間が死ぬと、やっぱり奴らは敵だったんだ
人が死ねば信頼関係は失われる、攻められれは当然攻められた方は抵抗し、攻めた方に死人が出ると、やっぱり奴らは敵だったんだ、先に攻めたのはそっちだろと言っても戦いが始まってしまったら仕返し合戦に終始して聞く耳を持たない。話を聞いている隙に殺されると疑心暗鬼。
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自分の土地を守るために外に出て行ってでも戦う、そうしていないと不安。隣に面した自分の土地が奪われる不安を払拭できない。
守るために戦いをやめられない。
守るために戦いを続けなければならない。
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強く出るのは内部に問題を抱えている
やたらと絡んでくる人、面倒な人は家庭に問題があったりする。国レベルでも内部に問題を抱えている。
民主主義では選挙で落ちたら失職するだけだが、独裁国家で地位を失うと死を意味する。
地位を認めてもらうには戦争で勝つことだ。
民主制では選挙に勝つことが信任を指しますが、それは最近のことで、人類の長い歴史では戦争に勝つことが地位を認められる道でした。
アレクサンダー、カエサル、ナポレオン、チンギス・ハン、日本史でも議会制になるまでは戦(いくさ)に勝った武家が権力を手中にしました。
選挙は戦をしないで勝敗を決する手段なのです。
(選挙戦、選挙戦ってよく言うけど、戦(いくさ)の代替手段という意識があって言ってるのかな。)
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現代と近世の衝突
選挙ではなく戦争で勝つことが権力者としての信任となるのは近代化以前の価値観です。
第二次大戦の英雄チャーチルは終戦時に首相に再任されず、湾岸戦争勝利のブッシュ(父)は大統領選で再選されず、オヤッと思ったものだが、これが英米の選挙民の成熟なのだろう。
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話し合いが成立するかは相手に自滅思想がないこと
死刑にされたいから無関係な人を殺傷する人は説得できません。自滅するつもりの人とは話し合いにはならないのでぶっ倒すことができないなら逃げるしかありません。落ち着けとか話を聞けとか言ってる間にブスリです。自分が生きたい人はまだ説得の余地があります。
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企業の資産を押さえるなら戦争が終わってももう来ない
撤退・休止するなら、ロシア人の雇用を守るために資産を没収して活用する。
そこに市場があるからと独裁国家に出資することが如何にリスクを伴うかと知らしめることになった。
今、戦争を行っていない独裁国家も同じ判断をされます。