nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

やってもやらなくても同じという不平等―進めば一つ逃げれば二つだと思われている

 

社会常識のない上司

経費節減のために領収書に収入印紙を貼るのをやめましょうだって。

脱税しろと言ってるのと同じ。

そんな領収書を受け取ったら確定申告で税務署に提出できません。

これではお客様に渡せませんと言うとウルセーなと言いながら収入印紙を投げつけられた、なんでこんな常識知らずが管理職でいられるのか。営業成績がよかったからだろうが、常識知らずだから悪気もなく違法なことをやってのし上がったんじゃないか。

(常識にとらわれるなってそういう意味じゃないけど読解力がないのかな。)

☆★☆

その上役も社会常識がなかった

人を疑ってはいけない、とにかく謂われた通りに素直にしなさいって、連座なんてゴメンだ。

何でもかんでも言われた通りだけを貫き通していたら、のっぴきならない状態に追い込まれるのに。

☆★☆

不正の証拠をつかんだら逆に飛ばされた

やることが逆だろう。

反省文を書けとか、土下座しろとか、辞表を出せとか、全部断った。

(致しませんって、おっさんがドクターXみたいなセリフを吐いたよね、)

(当時はまだお兄さん)

とにかく目先の数字が欲しいだけなんだな。

辞めたら負け。

(忖度ごっこしてる連中にバカ扱いされたよね。逆らっても無駄だとか言って、そういう連中が不正を蔓延らせるんだよね。)

(若かったね、悪く言えばバカだったね。)

(今の若い人は賢いから、ここはヤバいと察知したら揉める前に転職しちゃうよね。)

(逆らってもコスパ、ダイパよくない、進めば一つ逃げれば二つだと思われている、水星の魔女のセリフと逆。)

(そうして残った人が、知らなかったといって誰も反発しないでいるから自浄作用が働かずに事件になる、)

☆★☆

さすがにトップは許さなかった

頭までは腐っていなかった。その後、テレビのドキュメンタリーでトップが主導して不正を行っていた企業の社員が長年理不尽な扱いを受けたのを見て、自分は運がよかったと思った。

(数字だけの評価でトップになれる組織はキケンだね。)

(事件にならなくてもいる間だけ数字がよくて、交代した後はボロボロ、でも後任が悪いのではなくて前任者の負の遺産。)

(辞めた後で数字が悪くなったのを批判して、自分で自分の実績を誇ってるの見ると、原因を作ったのはあんたじゃないのって思う。)

☆★☆

やってもやらなくても同じは不平等

やってもやらなくても、サボっても真面目にやっても同じならモラルハザード

コスト最優先で信賞必罰で悪い人にマイナスだけやって良い人にプラスがないと真面目な人は続かない。

☆★☆

ボタンのかけ違いで事は大きくなる

真面目な人が最初に対応していれば何の問題もなかったことが、不真面目な人が対応したことで炎上、監督官庁の介入、メディアのネタになると損失が大きくなる。

☆★☆

人は利益と損失が同額なら損失の方をより大きく感じる

不真面目な人への罰はあっても、真面目な人は普段から余計な出費を防いでくれているというプラス評価はされない。

(そんなこと当たり前だろうと思ってブラスだとは考えない)

そうして真面目な人は続かない。

減点だけで加点がされないのもデフレが続いた理由です。