最善と無を行き来するドイツ―フォルクスワーゲン ディーゼル不正事件からの再生に思う

「最善か無か」というダイムラーベンツ創業者 ゴットリープ・ダイムラーの言葉は最善でなければ、無に等しいという質実剛健、品質至上主義を顕す言葉でした。 冷戦終結後のグローバリゼーションの進行の前に、ダイムラーベンツも生き残りをかけてコストダウンによる販売拡大、利益率向上を進めました。 ゴットリープ・ダイ…