nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

西郷隆盛がいなかったら世界史はどうなった?―戦えないNIPPONという選択肢

(日本史はどうなったじゃないの?)

朝鮮半島をはじめ周辺国への影響が欧米にまで波及していたんじゃない)

無茶ぶりクーデター

 

徳川慶喜大政奉還をした時点で薩摩長州は万事休すのはずでした。

倒幕の大義名分が失われました。失われたはずでした。

大政奉還の目的は徳川宗家を筆頭とする諸侯らによる公議政体体制を樹立することでした。

 

朝廷が従来の機構や門流支配を温存し、親徳川派の摂政二条斉敬賀陽宮朝彦親王(中川宮、維新後久邇宮)をはじめ、来たるべき諸侯会議も慶喜を支持する勢力が大きければ、結局新体制は慶喜を中心とするものになってしまう。

事実上、徳川慶喜を中心とした新体制の樹立が目的でした。

しかし大政奉還後に想定された諸侯会同が実現しない間に、倒幕派の公卿岩倉具視西郷隆盛大久保利通を中心とした薩摩藩倒幕派はクーデターを起こしてご破算にしてしまいました。

☆★☆

明治天皇はじめ自派の皇族・公家を擁して親徳川派らの朝廷首脳を排除するため、岩倉具視は自邸に薩摩・土佐・安芸・尾張・越前5藩の重臣を集め、王政復古の断行を宣言し、協力を求めました。

慶応3年12月9日(1868年1月3日)、朝議が終わり公家衆が退出した後、重臣の護衛で待機していた5藩(薩摩・土佐・安芸・尾張・越前)の兵が御所の九門を封鎖しました。

御所への立ち入りは藩兵が厳しく制限し、二条摂政朝彦親王ら親幕府的な朝廷首脳も参内を禁止されました。

岩倉具視らが参内して「王政復古の大号令」を発し、新体制の樹立を決定、新たに置かれる三職の人事を定めた。

5藩のうち尾張 越前藩は親徳川で倒幕するつもりはないから利用された。悪い言い方をすれば確信犯は薩摩だけだったのではないか。

☆★☆

王政復古の大号令

  1. (慶応3年10月24日に徳川慶喜が申し出た)将軍職辞職を勅許。
  2. 京都守護職京都所司代の廃止。
  3. 幕府の廃止。
  4. 摂政・関白の廃止。
  5. 新たに総裁・議定・参与の三職をおく。

 

薩摩藩の暗躍に幕府側の強硬派が乗せられ、慶応4年1月3日(1868年1月27日)に鳥羽・伏見の戦いに突入することになる。

 

この戦いで薩長側が掲げた錦の御旗に動揺した幕府軍は大敗したばかりでなく「朝敵」としての汚名を受ける事になりました。

☆★☆

徳川慶喜を中心とした政治体制が実現したらどうなった?

 

幕臣慶喜にぶら下がった旧態依然とした組織が温存されます。家柄で将来が決められ、武士が二本差しでふんぞり返る世の中が続きます。

士農工商 武士はいかに身分が低くても大富豪の商人に対しては「そのほう」です。

金がなくてもそれで武士の矜持は保たれてきた。

慶喜がいかに名君であっても(名君だから尚更)幕臣らをバッサリ切り捨てるようなことはできません。

改革を行おうとしても家康公以来のご遺訓をお守りくださいとか言われて押しとどめられてしまう。

廃藩置県ができない。士農工商の身分廃止ができない。国が一体で戦えず欧米列強の草刈り場になる。

慶喜は先のことが読めたから徹底抗戦しないで大坂から軍艦で江戸に帰ったのではないか。

☆★☆

19世紀は戦国時代だった

 

世界規模の群雄割拠の時代でした、ナポレオン率いるフランスとオーストリアプロシア、イギリス、ロシアの戦争、米英戦争(アメリカ軍のカナダ遠征)アメリカ・メキシコ戦争南北戦争プロシアオーストリア戦争、プロシア・フランス戦争、ロシア・イラン戦争、クリミア戦争アヘン戦争、薩英戦争。

薩英戦争(鹿児島城下を焼き払われた)でイギリスの力を思い知った薩摩は、今は戦国だ、いかに慶喜が聡明であっても天下太平意識の幕臣が邪魔になって国を護れない、道理を曲げても慶喜を排除すべしと暗躍した。

☆★☆

天下泰平の証 武士の太刀

 

戦国時代 太刀を持つのは騎馬武者でした。馬上から振り下ろして斬るためには長さが必要だったのです。騎馬武者以外は打刀という2尺(約60センチ)の刀でした。接近戦では長さが逆に邪魔になるからです。騎馬武者でもないのに長くて重い刀を腰に差して機動性に劣る(腰に負担のかかる)スタイルを続けました。

意味がないと感じた侍がいたかもしれませんが、疑問を差し挟むことはタブーでした。

 

第二次長州征伐で武士の面目は地に落ちた

 

幕府は近代兵器を購入したものの武士である以上、武士の嗜みとして剣術と槍と弓矢を疎かにすることはできませんでした。銃の訓練は中途半端なものになりました。

銃(薩摩藩横流ししたイギリス製のマスケット銃)の教練に専念した長州の侍と農民・町民に幕府軍の誇り高き侍は蹂躙されました。

☆★☆

生麦事件の賠償金を払った幕府と大砲で攻撃した薩摩(英国旗艦の艦長戦死 横浜へ撤退)

 

英国にとってどちらが与しやすい相手と映るか。

英国は戦後交渉を通じて薩摩を高く評価することになった。

世界最強と謳われた英国艦隊が完全勝利を達成できず、日本を占領するのは容易なことではないと世界に知らしめることになった。

当時は世界的な戦国時代です。

油断も隙もならない時代でした。

(16世紀の日本は武田信玄が、上杉謙信が、織田信長が、毛利元就が、伊達正宗が攻めて来ないから安心だ。そんなわけありませんでした。)

 

☆★☆

侍は新時代の戦争に適応できません

 

二本差しなんかしていたら機動性に劣ります、邪魔です。でも武士の魂だとか言って手放さない。

侍は西南戦争で農家の二男坊三男坊(長男が後を継ぐので二男三男は軍に入った)で構成された政府軍に敗れました。

西郷は自らが生み育てた陸軍に敗れました。敗れることによって正しさを証明することになりました。「ここでよか」と城山で自刃して果てました。(主君の命令ではなく自らの判断なので切腹とは書きません)

(政府軍が弱くて反乱軍を打ち負かせないようなら鍛え直さなければならない、まだ死ねない。という気持ちになったのではないか。)

(陸軍は後年 日本を日中、日米の戦争に引きずり込むことになります)

 

日清戦争日露戦争も起きない

 

戦えないNIPPONなので日清戦争日露戦争も起こりません。

なので朝鮮半島全土はロシアの支配下になります。

アジアでの権益をロシアに侵されたくない米英は日本との同盟強化を図りたいところですが、頼りにならない、二本差しに拘るのは何とかしてほしい、士農工商にうんざりの民意を読んで軍改革派のクーデターを支援します。

傀儡政権の誕生です。

おそロシヤと ロシアの脅威を怖れて米英軍の駐留を認めることになります。

ロシアは社会主義革命でソ連になり、朝鮮半島全土も社会主義化します。

日本は防共の最前線として北海道から沖縄まで米英軍基地が設置されます。

☆★☆

日中戦争も起きない

 

米英の傀儡なので中国の権益を争うことはしない、日清戦争日露戦争もなかったので大陸に乗り込もうとしないので日中戦争が起こらない。

中国国民党は日本軍との戦いでダメージを受けないので国共内戦に敗れず中国は社会主義化しない。

なので中国が防共最前線となり日本は中国をソ連から守るための軍事基地になる。

経済的には米英にとって中国メインで日本はパスされる。

☆★☆

戦艦大和ゼロ戦も新幹線も誕生しない

 

アメリカと戦争をするつもりもなければ日本海海戦の勝利経験もないので世界最大の戦艦を造ろうとか航続距離の長い戦闘機を造ろうとかいう発想が起きません。

史実ではアメリカとの戦争に敗れた日本は兵器の開発を禁じられ、技術者は平和利用のため自動車、鉄道、船舶、電機 各分野に従事し兵器開発で培った振動、軽量化、空気抵抗等の研究成果を戦後の製品・サービスに反映させました。新幹線もその一つです。

 

今の生活があるのは大政奉還後のちゃぶ台返し王政復古の結果です。

大政奉還で丸く収まっていれば戦争をやれない国になっていた。

でも代わりに米英中のために戦争をやらされる国になっていたかもしれない。

ひとつの出来ごとで、1人がいたことで後世の人々の暮らしが変わってしまう。

 

それではまた。

 

 

 

戦艦大和が誕生しなかったということは元ネタがないから宇宙戦艦ヤマトも誕生しなかったってことだよね、アニメブームが起きないからアニメに出資しようという機運が起こらないからガンダムも宮崎アニメもない、ジャパニメーションとかいう言葉も生まれなかったんじゃない)

(こんなところにまで西郷さんの影響があるとは思わなかった)

メモを取っているからといって話を聞いているとは限らない

メモを一生懸命に取っているからといって話を聞いてくれていると信じてはいけない。

話を聞きながらメモを取る際には、 一字一句書き出すことは厳しいため(速記者でもない限り無理)、必然的に話の要点をメモることになります。 後で見返せるように構成を考えながら書くことになります。矢印→を使って図にするのもありです。

 

速記者まがいに一言も聞き漏らすまいと熱心にメモを取っている人がいました。

はなし終えると「かしこまりました。」と元気よく言いました。

Nikoichiは 「話を聞いてないな」 と思いました。

「確認です。これから何をするのか説明してください」

メモ魔君は「えっ」と絶句されました。自分の速記録を上下に見通してあたふたしてました。

(いじわる~)

(何が意地悪だ、わからないまま放り出す方がよっぽど意地悪じゃん)

☆★☆

書記は議論に参加しない

 

議論に参加したら書記の役割を全うできないからです。

議論に参加するには相手の話に集中して話し手の意図を読まなければなりません。

細かくメモを取っている場合ではありません。

 

細かくメモを取るためには相手の意図まで読む必要はありません。

言ったことを聞き漏らさなければいいのです。

一言も聞き漏らさないことと相手の意図・目的を読むことは別問題だからです。

 

ポイントを聞き漏らさなければいいのです。突っ込みどころ、明確にしたいところが曖昧でないのかを聞き漏らさなければいいのです。

☆★☆

カップルの会話はメモを取ったりしない

 

紙じゃなくて心に刻もうとします。

彼彼女の言うことを聞き漏らすまいと思ったらメモなんか取っている場合じゃない。

彼女、彼氏の言うことを一々メモを取ったりしたら逆に「わたしの話を聞いてるの」「俺の話を聞いているのか」ということになる。

カップルが向かい合って会話のメモを取り合っていたら、周りは「なんなのこいつら」ということになります。

☆★☆

業務上で「信じる」のはこちらの勝手な思い込み

 

こちらを向いているからといって話を聞いてるとは限らない。

メモは要点だけでいい。

こちらを向いていても、手を必死に動かしていたら、話に集中していないと疑ったほうがいい。

 

人は自分と違う価値基準、判断で動く。

なんでやってないんだ、裏切られた、それはこちらの勝手な思い込み。

聞いてないかもしれない、違う解釈をしているかもしれない。

後になってちゃぶ台返しをくらうと自分だけではなく周囲も余計な仕事(作業)をすることになるから先手を打っておくことは欠かせない。

 

それではまた。

原因は聞き逃しや認識違いじゃない―『新幹線台車亀裂問題』―保守の提案がなくても停めたJR東海 と 保守の提案が聞こえなかったから停めなかったと言うJR西日本

聞き逃しや認識違いが原因ではない理由

 JR東海は 新大阪駅での引き継ぎでJR西日本から 異常なし と報告を受けているので保守担当社員は乗車していません。なので保守担当社員からの提案はありえません。

JR東海の輸送指令は保守担当社員からの提案がなくても 停止、床下点検の判断ができた。

なので保守社員の提案があってもなくても関係なかった。提案が聞こえても聞こえなくても関係なかった。

 

それなのにJR西日本は記者会見で「保守担当からの提案を聞き逃していた」という周回遅れの話をする。

☆★☆

日本経済新聞 2017年12月28日朝刊3面)

「床下点検聞き逃す」「JR西社長が謝罪」

「現場の保守担当が床下点検を提案したが東京の司令員が聞き逃していたと明らかにした」

「司令員は隣にいる上司の問い合わせに応じるため受話器を耳から離し、この提案(床下点検)を聞いていなかったという。」

 

受話器から耳を離して聞いてなかった? 記者会見は紛糾しなかったのだろうか。なんだそれは! って

艦隊の司令官が「敵艦見ゆ」を聞いてなかった。

手術中の医師が「心拍数低下」を聞いてなかった。

記者が取材相手のネタになる発言を聞き逃した。

冗談ではないという話になるのではないか。

 

☆★☆

 

なぜ JR西日本の乗務員は JR東海の乗務員に「異常なし」と引き継ぎをしたのか?

 

(37面より)

博多駅を出た直後の午後1時35分ごろ、車掌が13号車で甲高い音を聞いた。」

「聞き取りの結果、これまで明らかになっていなかった床下からの「ビリビリと伝わる振動」を保守担当が感じていたことが明らかに。」

「異常の兆候は計30回に及び、10回以上は後に台車で亀裂が見つかった13号車の近くで起きていた。」

それなのに新大阪駅での引き継ぎで 異常なし とJR東海に引き継いだ。

 

司令員が問題ないと判断したのに、乗務員が 異常あり と引き継ぎを行ったら、話の辻褄が合わなくなるからと話を合わせたのか、口裏を合わせたのか。

(そんなことありえないよ)

口裏合わせをしていた方がまだまし

(どうして?)

乗務員が異音、異臭、車内の もや が異常ではないという判断を自発的に行うのなら人間として感覚が麻痺している。新大阪から先はこわくて乗れない。姫路に行くときは新大阪から新快速に乗り換える。広島に行くときは飛行機で行く。

☆★☆

(3面より)

「JR西では運行停止の基準があいまいだったが、今回の事態を受け異常時の行動基準を見直した。」

「運行停止の判断材料に異音のほか、異臭や振動なども加える。その上で車掌や保守担当ら現場の意見を最優先させることを明確にした。」

 

マニュアルに書いてないことは対応できなかったのでマニュアルに今回の事例を踏まえて追加した、しかしトラブルはマニュアル通りに起きてはくれない、マニュアルに書いてなかったから対応できなかったという話を今後も聞かされるおそれがある。

 

なぜ がない組織は マニュアルに書いてないことには対処できない。

だからどんどんマニュアルが厚くなって全貌を把握できる人がいなくなり、対策が掛け声倒れになる。

書いてないことに直面した時に対応する手段がトヨタの「なぜ を5回繰り返せ」なのではないか。

 

☆★☆

現場の意見を最優先させることを明確にした。とはどういうことか。

 

事後報告でもよいということか、そこのところが書いてないのでよくわからない。事前に確認を求めるのであれば今までと変わらないことになる。

今回の事例に当て嵌めれば、保守担当が新大阪で床下点検をすると連絡をしたら、司令員はそれに合わせて関係各署の調整をする役割を担い、保守担当の判断に介入しないと明記されなければ、現場は司令員の判断先送りに付き合わされることになる。

指令員が保守担当の提案を聞き逃した場合、保守担当の判断が優先されることが明記されないと今までと同じことになる。

本当にいいのか。

現場の判断が最優先と明記されても掛け声倒れになるのではないか。

☆★☆

現場の判断が最優先とは明記しないJR東海

 

「すでにJR東海は煙や異臭に気付いた場合、車掌や指令員は情報を共有するよう定めている」

今回のトラブル以前からルールが定められていた。

現場の判断が最優先と明記はされていない。

輸送指令が責任を持って判断をする。権限=責任

現場が最優先と明記すれば恰好はつくが、そんなことを明記しても掛け声倒れになることを知っているからではないか。

権限があるのに責任を果たさない、責任を果たすために権限を使わない。それでは船頭多くして船山に登ることになる。

JR西日本は権限も責任もあいまいだから指令は判断できなかったのではないか。

 

☆★☆

判断のタイミングで立場は入れ替わります―最悪の事態を想像できるかできないかの違い

 

前回、結果的にJR西日本の経営陣もJR東海の輸送指令に救われたのではないか。

それなのに、「運行前の車輛の点検はJR東海が行った」と人のせいにする発言をする。(NHK ニュース)

と書きました。

 

しかし、

 

12月11日 のぞみ34号トラブル

1333 博多駅出発

1350 小倉駅出発 乗務員が「焦げた臭いがする」と報告

   13号車の乗客が「もやがかかっている」と申告、車掌も確認

 

小倉駅出発後、新下関~広島で運行を止める判断をしていたら、「運行前の車輛の点検はJR東海が行った」という発言をしても正当化されます。

判断の先送りをして、JR東海に判断を委ねたために批判を受ける立場になりました。

☆★☆

安全が何よりも優先すべきだと誓っても、なぜ伝わらないのか

誓う は精神論だからです。

 「JR西日本宝塚線の事故後「安全性向上計画」をつくり、安全が何よりも優先すべきだと誓った。」(2017年12月20日朝日新聞 朝刊14面社説)

 

誓うとはどういう意味か

実行を固く約束する。心の中で固く決意することを指します。

 

誓ったらトラブルはなくなるのか、誓ったところでどうすればいいのか。

屁理屈を言うな、ふざけるな、そんなことは聞くな、そんなことは自分で考えろ、わかって当り前だ、そんなこともわからないのか、気合いが足りない、お客様のことを考えていれば自ずとわかるはずだ、真剣さが足りない、まじめにやれ。

って怒りだす人はどうすればいいのかわからないので精神論に終始します。

☆★☆

安全第一とは

 

「ヤバイと思ったらすぐ停めろ、我慢するな、頑張るな、遅延でお客に怒られるのと、お客を殺すのとどっちを選ぶのか、後者はありえないだろ、人間じゃないだろ、殺したら可能性が消えるんだ。」

 

 

バイアスが躊躇を生む

 

「車輛のやり繰りはどうしよう。遅延で特急料金の返金になったらどうしよう。お客に乗務員・駅員が怒られたらどうしよう。停めて杞憂に終わったら上役に説明を求められる。」

 

躊躇を生むバイアス「どうするんだ、説明しろ」を取り除かなければ「安全第一」は空文に終る。

 

「車輛のやり繰りはどうするんだ。遅延で特急料金の返金になったらどうするんだ。お客に乗務員・駅員が怒られたらどうするんだ。停めたが杞憂だったじゃないか、どうするんだ。」

☆★☆

どうして日産で不正検査が行われて、トヨタで不正検査が行われなかったのか

 

ラインで不良が発見されたとき、すぐにそれを全ラインに知らせる「ランプ(あんどん)」が点灯されて、ライン全体がストップする。(トヨタあんどん方式)

直ちに原因の究明と再発防止策が打たれる。(なぜ を5回繰り返す)

再発がされないと確証されるまで、ラインを再稼働しない。

 

全ラインが止まることで莫大な損害が出るが、再発させると最悪の場合「再起不能になる」危険がある。と

逸脱をしたら大きな代償を払うことになることを知っていた。

 

 一方は再発防止策が立てられないうちに「再稼働」してしまった。最悪のことを考えるなんてとんでもない、縁起でもない、そんな大ごとになるとは思っていなかったのではないか。

 

なぜか?

切り詰めが逸脱して「ケチる」状態になっていたのではないか。

社内グループの他の工場と生産車種の取り合いをしていた。コストで負けるわけにはいかない。社内での激しい競争に勝つために口を差し挟むのはタブー。モノ申す(本当の意味でやる気がある)のは空気が読めてない面倒くさい変な人。

組織によって やる気 の定義が異なる。

 

☆★☆

「やる気」の定義が異なるのは想像力の違い

最悪の事態を想像できるかできないか。

最悪の事態を想像できたら、停める判断が杞憂であったとしても責めない。

責めたら次に判断を求められる事態に直面したときに躊躇するから。

 

 

危機に強い組織は躊躇による判断の遅れが致命傷になりかねないと想像できるから躊躇をさせる要因を予め排除してある。

危機に弱い組織は躊躇による判断の遅れが致命傷になりかねないと想像できないから躊躇をさせる要因を予め排除していない。

 

そこが明暗を分けたのではないか。

 

それではまた来年。

輸送指令の役割は定時運行じゃない―新幹線 台車亀裂問題―JR東海の輸送指令が異臭の確認指示を出さなかったらどうなった?

(なに言ってるの?定時運行が第一に決まっているじゃない。)

(そうじゃないと思う、定時運行第一にしていたらおそろしいことになっていた。)

 

(2017年12月20日 朝日新聞 朝刊1面 2面)

「のぞみ台車 破断寸前」「JR西が謝罪 異常検知後も走行」

12月11日 のぞみ34号トラブル

1333 博多駅出発

1350 小倉駅出発 乗務員が「焦げた臭いがする」と報告

   13号車の乗客が「もやがかかっている」と申告、車掌も確認

1515 岡山駅で保守担当者が乗車。うなるような異音を確認し、次の駅で止めて点検することを提案。

  • JR西日本の輸送指令は運行に支障がないと判断。(東京指令所より)

1600頃 新大阪で保守担当者が下車。運転手と車掌もJR東海と交代。「異常なし」と引き継ぎ。

  • JR東海の輸送指令が「念のため」と異臭の確認指令を出す。(東京指令所より)

1620頃 京都駅出発後に車掌が異臭を確認。

1700頃 名古屋駅 車輛の床下で亀裂や油漏れを発見。走行不可能と判断。

運行中止になり、乗客1千人は後続列車に乗り換えた。

☆★☆

JR東海の輸送指令が「念のため」と異臭の確認指示を出さなかったらどうなった?

 

 乗客1千人 脱線で大惨事、すれ違いの列車があったら巻き添えで乗客の被害はさらに増える。

東海道という日本の大動脈が寸断で経済にマイナス効果。

通勤、出張だけではない、定時に業務上での利用もある。

沿線観光、沿線企業、その取引先を含めると影響は計り知れない。

シンカンセンの大惨事としてニュースが世界を駆け巡り、鉄道輸出は頓挫する。

将来的な経済マイナス効果が生じる。

被害者(個人、法人)への補償、裁判、その費用と時間と人員。

経営陣の謝罪会見、国への報告、立ち入り検査、重過失として警察の捜査になるかもしれない。経営陣の引責辞任の話になる。

おそろしい。

☆★☆

なぜ、JR東海の輸送指令が異臭の確認指示を出せたのか?

 

新大阪駅JR西日本の乗務員はJR東海の乗務員に「異常なし」と引き継いだから、JR東海の乗務員は車輛の異常を知らなかった。

東京の指令所にはJR西日本JR東海の輸送指令がともに在駐している。

だからJR東海の輸送指令はのぞみ34号の妙な動きに感付いたのではないか。

保守作業員と西日本の輸送指令が連絡を取り合っている。のぞみ34号に何か起きているのではないか。と

 

JR西日本JR東海の輸送指令が同じ場所にいなかったらわからなかった。

西日本、東海 両社の指令所が同じ場所にあることが重要だった。場所が別々であったら気付かず大惨事になっていただろう。

☆★☆

結果的にJR西日本の経営陣もJR東海の輸送指令に救われたのではないか。

 

「念のため」と異臭の確認指示を出さなかったら、経営責任を問われる事態になりかねなかった。

12年前の宝塚線の教訓がまるで生かせてないどころか、さらにひどい。と非難を受けかねなかった。

それなのに、「運行前の車輛の点検はJR東海が行った」と人のせいにする発言をする。(NHKニュース 記者会見映像)

 

運行前の車輛点検で気付かなかった。しかし、運行中の乗務員、保守担当社員が気付いているのに、気付いているのに、どうして止める判断ができない。

前の工程の人が気付かなかったから自分は悪くない、自分は気付かないふりをしようってか。そんな判断ってあり?

☆★☆

〇〇よりも何よりも 定時運行が大事なのではないか?

 

宝塚線の事故は定時に間に合わせるためにスピードオーバーでカーブに突っ込んで脱線した。

今回も定時に間に合わせるために異音がしようが異臭がしようが、車内で もや がかかろうが、ごまかしごまかし走らせ続けた。

止めることを躊躇させる圧力が働いているのではないか。

定時運行一点主義は変わっていないのではないか。

☆★☆

倹約ではなくて ケチ なのではないか

 

はよせぇ、はよせぇ と定時を守らせて屋台骨を揺るがすような大惨事を招きかねない。

節約して積み上げた分を一瞬にして吹っ飛ばしかねない。

 

共同運行するJR各社 東海(東海道・山陽新幹線)、東日本(北陸新幹線)、九州(山陽・九州新幹線)をも巻き添えにしかねない。

☆★☆

安全第一は虚しい

 

JR西日本はどうか知らないが、

安全第一、お客様第一、あたり前のことを朝礼で標語にして連呼していたら、その組織はオワコンだと思う。

JR西日本宝塚線の事故後「安全性向上計画」をつくり、安全が何よりも優先すべきだと誓った。」(朝日新聞 朝刊14面社説)という。

そんな言い方では伝わらないと思う。

定時運行一点主義の組織には「定時運行は二の次」 ここまで言わないと通じないんじゃないか。

 

 

それではまた。

 

 

毎週土曜日にUPLOADしてますが、今週は早めにUPしました。

銃を保有してどうしてアメリカ人は銃をぶっ放してスイス人はぶっ放さないのか

www.swissinfo.ch

アメリカ人がアメリカ人に銃を向ける。外敵ではなく同じアメリカ人に向かって銃を乱射する。

学校で、公共施設で銃の乱射事件が起きるたびに銃を規制すべきだと提起されても、銃の所持は権利だと規制に反対する声が巻き起こり銃の規制は進まない。

けして銃を放さない。いつならず者が自分を、家族を襲うか知れない、そいつを撃つのは正当防衛だ。と

自分の身は自分で守る。そのはずだったのに、罪のない他人、家族に銃を向けてしまう。

☆★☆

アメリカには専制君主がいなかったから一般市民が武器を所有しているのか?

 

アメリカは日本のような一般家庭に銃がない社会にはなれないと思う。時間がかかると思う。(日本は刀狩りから数えて400年の歴史があります。1588年秀吉の刀狩り令)

アジアでも欧州でも中世の専制君主(権力)は庶民が武器を持つことは政権を不安定にするので所有を制限しました。

アメリカには中世がなかったから、武器の所有を制限する専制君主がいなかったから庶民が武器を所有しているのではないか。

アメリカが専制君主制になって庶民から武器を取り上げるという状況は想像できない。

 

今すぐ銃の所有を禁止すべきだ と言い続けても国内世論が割れて埒が明かないのではないか。

寧ろ乱射事件が起きると自分の身を守ろうとして銃の需要が高まるから、ますます銃が社会に増えるという悪循環になる。

 ☆★☆

アメリカでは不用意に懐に手を入れられない

 

お店で会計をするために懐に手を入れて財布を出すのは自然だが、道を歩いてるときに(偶々正面に人がいるときに)懐に手を入れたら、不自然だ銃を取り出すつもりだと勘違いされて撃たれるのではないか、正当防衛だとか言われて。

逆に日本でありがちな あおり運転は起きないのではないか、相手が銃を持っていたら自分が撃たれるとか考えて。

銃刀法のある日本よりも、武器を所持しても乱射事件を起こさない国の方が参考になるのではないか。

☆★☆

武器の所持は「権利」のアメリカと武器の所持は「義務」のスイス

 

https://www.swissinfo.ch/jpn

武器は自宅に保管するスイスの兵士

国民皆兵のスイスでは、成人男性には兵役の義務が課せられている。

軍服、軍靴のほかライフル、手りゅう弾などが20歳になると配給され、その扱い方などは兵学校で学ぶ。兵役が「オフ」の時でもこうした武器を自宅に保管するのが一般的である。」

但し所有は軍、自宅に持ち帰る際は借りる というかたちになる。

退役後に所有するためには、過去3年の間に最低2回射撃訓練を受けたという証明が必要になる。

スイスの乱射事件はまれで、過去20年間で2件だけ。

 

CNN.co.jp : 数字で見る「米国における銃乱射事件の実態」

https://www.cnn.co.jp/special/interactive/35084348.html

銃乱射事件は主に米国の現象

 

「2016年の研究によれば、1966年から2012年にかけて起きた世界の銃乱射事件の約3分の1が米国で発生した。(90件)」

「米国の人口は世界の5%だが、そこで全ての公共の場で発生した銃乱射事件の31%が起きているということだ。」

銃乱射事件の多い場所 2000~2013年

職場45.6%、学校24.4%、政府施設10%、広場9.4%、住宅4.4%、礼拝所3.8%、ヘルスケア施設2.5%

 ☆★☆

スイスは西欧諸国の中でも銃による死亡率が極めて高い(が ほとんど自殺)

 

「銃による死亡率が高いのは拳銃自殺の増加が大きく起因している。最新の統計によれば、10万人あたりの拳銃自殺者の割合は2.74。」

10万人当たりの銃による死亡者の割合は3.01だから、それに匹敵する高さだ。(アメリカは10万人あたり10.54人)

 https://www.swissinfo.ch/jpn/society/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E5%88%86%E6%9E%90_%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E3%81%AF%E6%B8%9B%E5%B0%91%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%82%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%8A%83%E6%89%80%E6%8C%81%E7%8E%87%E3%81%AF%E5%A2%97%E5%8A%A0/42087918

国民皆兵制を採用しているスイスでは、国民の銃所持率は世界でもトップクラス

 

連邦国防省の調べでは、人口830万人に対し個人所有の銃は推定200万丁。そのうち自治体で登録されている銃はおよそ75万丁だ。

 

銃は外敵と戦うためのもの

 

スイスの治安は向上している。

「警察の最新発表では、2015年の犯罪発生率は7%減少し、過去7年間で最低だった。

殺人で最もよく使われる凶器は、ナイフなどの鋭器だという。

銃を使った殺人事件あるいは殺人未遂事件の件数は、2012から2014年にかけ51件をピークに18件にまで減少した。ただし2015年には、その倍の36件と増加に転じている。

 一方、2011年以降、銃による重傷者の数は横ばいで推移している。

重傷者のうち銃が原因となったケースは2015年で3%とごくわずかで、ほとんどの場合は刃物か身体的暴力ということ」

☆★☆

https://www.swissinfo.ch/jpn/society/%E9%8A%83%E8%A6%8F%E5%88%B6%E6%B3%95_%E9%8A%83%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9-%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2/43576154

 

銃の制限事項

 「全自動(フルオート)の銃器所持は軍用目的以外禁止。フルオートを半自動に改造した銃器のほとんどもこれに該当。」

重機関銃、レーザー照準器、暗視スコープ付き、サイレンサー付き、グレネードランチャーも民間人の使用は禁止。」

「スイス政府は、個人の悪用による明白な危険が存在する場合、または国際社会の決定、スイス連邦外務省が必要と認めた場合、一部の国の国籍保有者の武器取得、所持、取引を禁止することが出来る。」

 

ラスベガスの事件では銃に連射装置が付いていた。

連射機構はいらない、護身用なのだから軍用のスペックにする必要はない。消音装置もいらない(スナイパー 暗殺者じゃないから)

 

EUの対応

  スイスは、シェンゲン協定(加盟国間の人の移動の自由を認めるもの)に加盟している。

スイスは銃規制法の一部について協定が定める規制と足並みをそろえるようEUから要請を受けた。

「これがきっかけで、国内ではスイスの自治と銃火器の慣習をめぐる激しい議論が起こり、規制強化に反対する銃器のロビー団体は、国民投票を強行すると息巻く。」

 

ロビー団体はEU案をそのまま通すなら国民投票で否決してみせるという。政府としては国民投票による否決という事態を招いてEUと事を荒立てしたくはない。

 

2017年9月、スイス連邦内閣はEUの規制の「簡素」版を審議会に提出。

「例えば半自動銃(弾丸20発以上を搭載できるマガジン付き)や、大容量で肩に乗せて撃つタイプの銃の保持を一部禁止するという内容だ。」

「ただ、EUの新規制に盛り込まれた銃保有者に対する医師の診断と心理学検査の実施、銃器登録制度への参加などは除外された。」

 

ロビー団体との妥協が必要なのはスイスも変わらない。事を荒立てるとEUとの関係が難しくなって元も子もなくなるという判断か。

☆★☆

仮想敵国に囲まれているスイスと仮想敵国に囲まれていないアメリカ

 

19世紀の時代はフランス、オーストリアが、20世紀の前半はドイツ イタリアがスイスに攻め込むおそれがありました。21世紀の今、周囲の4カ国がスイスに攻め込むということは想像できません。

それでも国是として中立政策、国民皆兵は維持し続けるのだろう。

 

2001年12月2日に行われた国民投票で「軍隊なきスイス」が発議した軍廃止案は、賛成わずか22%で否決された。

 

「現在のスイスの国民軍制度は時代遅れであり、欧州にはスイスを脅かす軍は最早存在しないとの理由から、軍を廃止し志願者によるピースコープスを設立しようという平和主義団体・軍隊なきスイスの発議は、国民の5人に4人が反対票を投じるという圧倒的な差で否決された。」

サミュエル・シュミッド国防相「軍を廃止しても世界は今よりも安全にならず、ただスイスの安全を脅かすだけだ。」

 

2013年9月22日

 

徴兵制の存続について国民投票を実施した結果は、存続と決まった

 

国民投票の結果、73%という圧倒的多数で、且つスイス全州で徴兵制廃止が否決された。徴兵制が断固としてスイス国民に支持されていることが明示された。

軍隊を職業軍人に限定すれば、スイスが「北大西洋条約機構NATO)に加盟することになってしまう」(兵士の数が足りないから)、集団的自衛権に取り込まれる危険性がある。という理由で徴兵制廃止は国民投票で否決されました。

集団的自衛権で徴兵制になるというおかしな理屈が日本ではまかり通りました。スイスは集団的自衛権に反対するために徴兵制を維持したのですから、つまり個別的自衛権を維持するために徴兵制を選んだのです。

個別的自衛権=徴兵制なのです。

他国との軍事同盟を排除して、自国防衛を貫徹させるためには、市民自らが防衛の責務を担う徴兵制を必要とするとスイス国民は考えたのです。

☆★☆

武器は外国と戦う手段という考えが根強いスイス、武器は外国と戦う手段とは限らないアメリカ

 

武器の保有は義務のスイス、武器の所有は権利のアメリカ

所有は権利、規制はまっぴら御免

銃をなくせと言ってもロビー団体が抵抗して暖簾に腕押しが続くのではないか。

 

J・F・ケネディ大統領 就任演説より

「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか。」

 

銃を所有する権利のためにどんな義務を果たすのかという話にしていかないと乱射事件は減らないんじゃないか。

 

それではまた。

閏年の制定は2062年前(紀元前45年)ローマから始まった―日本は1873年(明治6年)から―日本でスマホが発明されなかったり、不正検査が行われる理由

1年は365日と5時間48分46秒です。毎年約6時間の誤差が生じて4年で24時間1日の誤差になります。

なので4年に一度2月に1日を加えて29日までにして調整します。

 

うるう年がなかったらどうなる。

 

4年で1日ずれるということは120年で30日1ヶ月ずれます。

720年で180日 半年ずれて 真夏と真冬が逆転します。

北半球の2月は真夏になって南半球の8月は真冬になります。

北半球の1月が冬→春→夏と720年かけて変化します。

11月に蝉が鳴いて霜月、8月に雪が降って葉月とは言えません。季節の言葉が生まれません。

☆★☆

大小暦 | 日本の暦

 

太陽歴導入前の日本はどうやって調整していたのか?(30日の月を「大の月」、29日の月を「小の月」と呼んで調節していた)

 

 

日本の太陽歴の導入は明治6年1873年)からです。

それまでは太陰暦でした。太陰とは月のことです。

 

1ヶ月を月が満ち欠けする周期に合わせました。月が地球をまわる周期は約29.5日なので、30日と29日の長さの月を作って調節し、30日の月を「大の月」、29日の月を「小の月」と呼んでいました。

ところが、地球が太陽のまわりをまわる周期は365日(と5時間48分46秒)で、季節はそれによって移り変わります。

大小の月の繰り返しでは、しだいに暦と季節が合わなくなってきます。そのため、2~3年に1度は閏月(うるうづき)を設けて13ヶ月ある年を作り、季節と暦を調節しました。

13ヶ月ある年に挿入する月を閏月と呼びました。

☆★☆

1686年 大の月(日数30日の月 1,3、4,6,7、9,11)小の月(日数29日の月 2、[閏3]、5、8,10,12)

3年後

1689年 大の月(日数30日の月 1,2、5、7、9,10、11)小の月(日数29日の月 [閏1]、3、4、6、8,12)

2年後

1691年 の月(日数30日の月 1,2、4、7、9,10、12)小の月(日数29日の月 3、5、6、8,[閏8]、11)

 

毎年毎年、大小の月の並び方が変わりました。

 

2、3年の周期で1ヶ月のずれが生じていました。

[閏1月]のある年なのに支払日を2月にしたら取り立てが1ヶ月伸びてしまいます。

月末の支払いや代金の取り立てで間違えないように、商店では大小の看板を作って店頭に掛けていました。

☆★☆

歴が異なっていては国際貿易ができません。

 

納期、支払日の認識が一致しないと取引が成り立ちません。異国の太陽歴の1月31日は太陰暦の何月何日だ なんて計算を2.3年で1ヶ月ずれる太陰暦で換算し続けていてはビジネスに支障をきたします。

毎年毎年、月毎の日数を調整する必要のない太陽歴が導入されました。

☆★☆

※ユリウス歴

 

ローマの執政官 ユリウス・カエサルは正確な歴をつくるためにエジプト人の天文学者ギリシャの数学者を招いて作業にかからせました。

科学者たちは、太陽を観測して1年を365日と6時間と計算し、365日を12カ月に分けて30日の月(4,6.9.11月)31日の月(1,3,5,7,8,12月)28日の月(2月)に分けて、6時間の誤差を修正するために4年に一度 2月を29日までにしました。

こうして太陽歴が誕生しました。

この歴は改良を考えた人の名をとって「ユリウス歴」と呼ばれました。

※ただし、これまでに積もり積もった誤差の清算をするために、紀元前46年に11月と12月の間に3ヶ月の挿入月を入れました。

11月、挿入第1月、挿入第2月、挿入第3月、12月という並びになりました。

(日本人は毎年毎年微調整を繰り返して、累積を抑えていたが、紀元前のローマ人は積りに積もらせていた。なので抜本的な改革が必要になったのではないか。)

(支払いが延びてほっとした人もいるんじゃないか)

翌 紀元前45年から太陽暦が施行され最初の閏年になりました。

西暦1年の前年は紀元前1年です。西暦4年→紀元前1年→紀元前5年と遡っていくと紀元前45年は閏年になります。(2017年12月14日訂正 当初は「翌 紀元前45年から太陽歴が実施され翌紀元前44年が最初の閏年になりました。」と記載)

 

※ブルータスよお前もか のユリウス・カエサルラテン語読み Gaius Iulius Caesar ガイウス・ユリウス・カエサル)です。英語読みではジュリアス・シーザーです。

☆★☆

3ヶ月もずれていた!累積していた!

 

4月で春のはずなのにやけに寒い。(現代人から見れば1月の気候だったから当然)

何かがおかしい とカエサル天文学者に観測を命じた。

暑さ寒さに影響するのは太陽。月の満ち欠けをどんなに細かく観測しても正解には辿り着けない。太陽の観測を通して太陽暦が編み出された。

月を観測して導き出す太陰暦(月歴)は紀元前のローマで終りを告げました。

☆★☆

小改良としてのグレゴリウス歴

西暦1582年 ローマ教皇 グレゴリウス13世によって太陽暦は再改良されました。

天文学の進歩によって1年は365日と5時間48分46秒と再計算され、制定されました。

11分と14秒の誤差が1627年間の年月を経て発見されたのです。

現状はグレゴリウス歴と言われても、4年に一度のうるう年設けるという根本概念はユリウス歴にあります。

 

コペルニクス(1543年死去)の地動説は取り入れられませんでした。

☆★☆

きめ細かい日本の努力

 太陰暦(月歴)を何とかして正確なものにしようと日本人は奮闘しました。

その結果、1月の日数は年によって30日間の年もあれば、29日間の年もありました。

閏月を入れる年は1年置きの場合もあれば、2年置きの場合もありました。

細かく細かく変え続けました。

暑さ寒さに影響するのは太陽であるのに、懸命に月の満ち欠けを観測し続けました。

☆★☆

太陽暦では1、3、5、7、8、10、12月は31日間と決まっています。

年が変わる度に31日間になったり30日間になったりしません。

4,6,9,11月は30日間と決まっています。

年が変わる度に31日間になったり30日間になったりしません。

2月は28日間で4年に一度29日間と決まっています。

年が変わる度に31日間になったり30日間になったりしません。

☆★☆

比較して思った

 

日本人って真面目に(真面目だから)一生懸命に効果が上がらないことにも血道を上げてしまうんだと。

まじめにやれ!とか言われて。

 

タッチパネル、高精細の液晶パネル、半導体フラッシュメモリリチウムイオン電池スマホを構成するすべての技術は日本にあるのに、スマホを発明できなかった。

 

国のルール通りに燃費試験を行わなかったメーカー製品の燃費を再測定したら、メーカーの測定方法の方が実走行に近かったとか。(まじめなメーカーがバカを見た)

(逆に実走行からよくない方にかけ離れたメーカーもあった。)

検査、測定の方法がアップデートされないので、ルール通りに行っても消費者利益に適うとは限らない。

☆★☆

いらない家電の機能(使ったことない)

 

電子レンジの料理別ボタンいらない、強弱調整とタイマーだけでいい。ボタンを設けるなら あたためと解凍のボタンだけでいい。

パソコンのメールとかインターネットとかのボタンはプログラムから起動するから余計。(だから購入対象から外した)

スマホにプリインストールされている一生使わないアプリ。

テレビの2画面なんてのもあった。 いらない 使わない、目ざわりなだけ で購入対象から外した。

 

自動的に蓋が開く便器 用済みの後自動で洗浄。宿泊施設で外国人客をびっくりさせるにはいいけど、うちにはいらない。こんなの家にあったらボケてしまう。

いろんな使わない機能をつけて(コストをかけて)価格を維持しようとして外国製品に価格競争で負ける。

価格で勝てないから機能で勝とうとしたのに、こんな機能いらないと消費者にそっぽを向かれる。

 

多機能でなくてもいいから、壊れないマシンがいい。

 昭和(訂正2017年12月9日21:44 2002年(平成14年)の全自動洗濯機(ナショナル)(モノもちよすぎると言われるが、これで何の不都合もない、DVD(HD、VHS一体)レコーダー(パナソニック)は一度も故障しなかったけどブルーレイ・レコーダーが欲しいから買い換えた。)

15年目のエアコン(日立)、9年目のテレビ、8年目のパソコン(パナソニック)(1つ前の他社国産PCが遅いので買い換えたら長持ちだ)も修理に出したことも呼んだこともない。

☆★☆

ルールを守らないのはけしからん。

 

ルールを作っても※PDCAサイクルがないのだから、やっているはずだ、やっていなかった、けしからん という話になりがち。

※Plan(計画)→Do(実行) →Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、製品と業務を継続的に 改善する。 実験の実施による実証を重んじた経験主義の科学的手法に起源を持つ

 

これからルール違反が発覚する企業が出ても驚かない。

そんなのはモラルハザードだ! 許されない!という以前にルールに実効性があるのか(役に立っているのか)検証するのが先ではないか。

 

チェックが漏れていたので、さらにチェックします。報告書の数と種類を増やします。でも人手がないのでさらにチェックする人はいなくてルールは形骸化。

 

決まったルールを守れと言うことには真面目だが、消費者の利益にもならなければ守れもしないルールを後生大事にしても誰の利益にもならない。

 

 太陰暦(月歴)をきめ細かくカイゼンし続けた日本人のDNAは健在のようです。

暑さ寒さ、季節の移り変わりは太陽と関係があるのに、月の満ち欠けに終始した。

検査は機械に任せて品質を守る(消費者保護)技術開発と並行して機械(AI)検査を前提とした法改正の準備もしたほうがいいのではないか。

(また前回の話と続いているんだね) 

 

それではまた。

=== 

昭和(訂正2017年12月9日21:44 2002年(平成14年)の全自動洗濯機(ナショナル)

(これどういうこと?)

最初は 昭和の全自動洗濯機(ナショナル) と書いてました。だいぶ年季入っているので昭和と書いてしまった。保証書を見返したら平成14年でした。

(チョーテキトー、いい加減、ちゃんと確認してから書け、うそつき)

(昭和の全自動洗濯機(ナショナル)→15年目の全自動洗濯機(ナショナル) に書き換えてトボければいいじゃない。) 

いや、12月9日の0:00~21:44の間に見た人が後で見返したら気がつくから。

(見返すかどうかわからないじゃない。考えすぎだよ)

間違えてしまったらネタにすべし、隠すのは却って面倒。

(それってネタ?)

 

ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈12〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(中) (新潮文庫)

 

 

クレーマーを満足させるとクレーマー以外が不満足になります

日本経済新聞 2017年11月17日 朝刊 43面)

「客の迷惑行為7割経験」「百貨店・スーパー従業員 労組調べ」

「小銭投げつけ」「土下座強要」

「顧客の暴力行為 鉄道・病院でも」

「被害を受けた行為(複数回答)で最も多かったのは「暴言」(27.5%) 「同じクレームを繰り返す」(16.3%) 「説教」(15.2%)…「セクハラ行為」(5.7%) 「土下座の強要」(1.8%)…… 客に20分以上謝り続けたり、3時間以上説教を受けたりした従業員もいた。

…対応については「謝り続けた」(37.2%)など、効果的な対策が打ててないケースが多かった。」

 

3時間以上説教を続けるってどれだけヒマなのか。

これが原因でやめる従業員もいるのではないか、人手不足に拍車がかかる。

残った従業員にシワ寄せがいくという悪循環になる。

 ===

国土交通省によると、2015年度に鉄道係員への暴力行為は873件に上った。」

全日本病院協会が07年12月~08年1月に行った調査では、約5割の病院が過去1年間に院内暴力を経験していた。」

☆★☆

組織内で従業員個人の問題として見過ごされてしまうことも多いのではないか

 

顧客からの過大な要求やクレームでも、サービスへの満足度と関連していると捉えて、「業務の一部」として応じてしまっているのではないか。

ある程度、受け入れなければならない場合もあるかもしれないが、不当な嫌がらせや暴力行為、セクハラ(ここまでいったら加害行為です)を受けた場合は毅然と対応しないと、加害者以外の顧客が不愉快になって店に寄り付かなくなるリスクがあるのではないか。

☆★☆

度が過ぎた要求は犯罪になります

 

威力業務妨害(刑法234条)

店に居座る、店員や客に絡んで嫌がらせをする、怒鳴る・大声を出す、恫喝する、土下座を要求する

 

偽計業務妨害(刑法233条)

クレームや無言電話を何回にもわたってかける。

インターネット上のブログや口コミのサイトに、店の悪評を大量に書き込んだり、店に大量のスパムメールを送信する。

 

度が過ぎた時点で犯罪になるのですから、ウサ晴らし、溜飲を下げるでは済まなくなります。

☆★☆

イヤなものを見た

 

すし職人が店の前で土下座をさせられていた。(チェーン店)

その手で寿司を握らないでほしい。

(そっちかよ)(手を洗うに決まっているじゃない)

 

どんな経緯か知らないが、土下座をしたらその場が収まると思ったのか。

土下座を要求した客は溜飲が下がるかもしれないが、他の客は不愉快。それを見た通行人は店に入る気が失せる。

チェーン店本部は店舗に土下座禁止令を出してほしい。

☆★☆

明らかに非があるわけでもないのに、「おっしゃる通りでございます」と言っていないか。

 

明らかに非があるのに 言い訳(そんなことはないはずです)をするのは好ましくないが、非がないのに「おっしゃる通りでございます」と言ってしまったら非を認めたことになります。

なぜなら「おっしゃる通りでございます」とはストレートに相手の言い分を認める言い方だからです。

言い分を認めたな 非を認めたな 補償しろ という話になります。

☆★☆

「ご迷惑をおかけしました」と言っても非を認めたことにはなりません。

 

迷惑をかける とは相手に迷惑な思いをさせることです。

親に迷惑をかける、友人に迷惑をかける、上司・同僚に迷惑をかける と言います。

思いをさせたことについて認めているのであり、相手の言い分を認めているのではありません。

(これをわざわざ相手に説明する必要はありません。「迷惑をかけたと言ったじゃないか」と言われても)

 

「ご迷惑をおかけいたしました。おそれいります。~様、事情(補償できない理由)を説明させていただいてもよろしいでしょうか。(説明させていただけないでしょうか とは言わない)」

~といった事情からできかねます。ご理解いただけませんでしょうか。(ご理解いただけないでしょうか とは言わない)」

 

その返答として威力業務妨害に該当する行為をされた場合は

「今なさったことの意味はわかっていますね。警察を呼びますのでそのままお待ち下さい」

(わからないからやるのだろうけど)

☆★☆

「(流通業などの労働組合でつくる)UAゼンセンは法規制の導入など対策強化を16日厚生労働省に要請した。」

法律ができるのを待つことができる状態なのか。今の法律でできることを周知したほうがいいのではないか。

 

それではまた。

あおり運転問題―やがて人間はクルマに拘束される

日本経済新聞2017年11月21日夕刊13面)

「あおり運転 後絶たず」「ドライブレコーダー販売急増 映像記録 我が身守る」

「10月には東名高速道路で夫婦の死亡事故を誘発したとして男が起訴されたが、その後もあおり運転や暴力行為での摘発が続く。」

「警視庁によると、あおり運転などの「車間距離不保持」が原因の事故は2017年1~6月に全国で837件に上り、前年同期(572件)から4割以上増えた。」

日本自動車連盟(JAF)が2016年6月に行った調査では、あおられた経験が「よくある」「時々ある」は合わせて5割を超えた。」

 

あおり運転による事故は前年比4割増、ドライバーの過半数があおられた経験があるという。

☆★☆

ドライブレコーダーを最初に標準装備するメーカーはどこか

 

オートバックスセブンによると、ドライブレコーダーの売上は東名の事故で男が逮捕された直後から前年同期の3.5倍以上に急増。11月も好調で、メーカーが増産しても品薄の製品もある。」

「後方も撮影できるタイプなど2~3万円のタイプが人気という。」

 

自分と家族を守るためには抑止力も必要。ドライブレコーダー搭載車 後方撮影中というステッカーを貼ったらどうか。

ドライブレコーダーは事故に遭った時に自分に過失がないことを警察にも保険会社にも証明する手段になる。

高機能なタイプだと、映像の他に運転時刻、車両の位置情報、加速度、ウィンカー操作、ブレーキ操作などのデータも残す。安全運転を行っているのに災難に遭ったという証拠になる。

駐車監視モード(パーキングモード)が付いていれば、スーパーの駐車場等で買い物中に当て逃げされても犯人のナンバープレートが確認できる可能性がある。

 

ドライブレコーダーの装着は自動車保険にメリット(割引)があるのか? | FPによる生命保険・損害保険の選び方講座

自動車保険 ドライブレコーダー割引」で検索をかけたら、ドライブレコーダー割引をしている損害保険会社の記事がありました。

ドライブレコーダーを契約者に貸与するプランもあるという。

 

タクシー用には客の車内暴力の証拠を残すために車内撮影の機能の付いたドライブレコーダーがある。

ドライブレコーダーを最初に標準装備するメーカーはどこか

(物騒な世の中になったもんだ)

☆★☆

交通違反の点数・反則金等の一覧表(その1) - 埼玉県警察

高速自動車国道等車間距離不保持違反

(時速100kmの場合は適正は車間距離100m未満)

・追い越し方法違反(左側から追い抜き)

それぞれに対し

罰則:3ヶ月以下の懲役または5万円以下

行政処分:点数2点 反則金 9000円(普通車)

 

両方やったら最高11万8000円と4点です。

☆★☆

自動運転時代のクルマにはマニュアル運転モードでも危険運転検知制裁機能(おしおき)が搭載される

 

(マニュアルとはMTのことではありません。自動運転時代には人間が運転する行為をマニュアルと呼ばれるようになりました。)

自動車の価値は自分の意思で行きたい場所へ移動することにある。

結果だけを求めるなら自動運転でも目的は達成される。行き先を自分で決めて後はクルマ任せにすればいいのだから。

運転をしないのだから寝ても飲酒してもいいじゃないか、それはご法度になりました。マニュアルに切り替えた時に事故になるからです。

急な天候の変動、災害で自動運転では対応できない事態が生じた場合に人が介入できる余地を残しておくべきとマニュアルモードは残されました。

完全自動運転時の事故の法的責任をメーカーが負う条件として運転者が素面(しらふ)で証言能力があることが要件となりました。 

 

乗せられるだけなんてまっぴらだ、苦痛だ、過程も自分の意思で行いたいとマニュアルモードで追い抜き追い越しをしてマイカーを走らせる人もいました。

自動運転のクルマは追い越し車線をいつまでも走り続けるような不調法はしません。

後方確認をしないで、後方を気にしないで、先を急ぐクルマの前方を法定速度以下で追い越し車線上で塞ぎ続けるのはマニュアル運転のクルマです。

おしおき が作動してマニュアルモードは解除され、走行車線に車線変更して目的地まで自動運転で移動する羽目になります。

☆★☆

追い越し車線番長もいなくなる

 

前のクルマどきやがれ 車間距離を詰めてパッシングする。前方のクルマの おしおき が作動する間もない程の急接近。速度超過大。

おしおき が作動して走行車線、路肩に移動して停止し、クルマが自ら110番通報を発信します。(或いは高速から下りて最寄の警察署まで自動走行します。自首や連行と呼称されます。)

自分のクルマが自分を告発する。自分のクルマに自分の違反行為の証拠が残る、証拠隠滅のために警察が来る前に自分のクルマからドライブレコーダーを外したり外そうとすると公務執行妨害になるという。

自動運転時代にはドライブレコーダーの装着は義務化されていました。

☆★☆

おしおき の搭載と ドライブレコーダー装着の義務化 は国会で自由の侵害だと議論になりました。

 

しかし あおり運転をするドライバーに 仕事を 家族との時間を台無しにされたくないという世論に押されて法案は通過しました。

自由の敵とは 自由を濫用する人のことでした。

 

それではまた。

 

 

nikoichix.hatenablog.com

 

 

nikoichix.hatenablog.com

 

 

 

勝負の世界は加害者も被害者も追い込まれる―日馬富士・貴ノ岩暴力事件

朝日新聞2017年11月15日 朝刊28面)

横綱の品格どこに」「(識者は)どこかに緩みが 反暴力の認識育たず」

10月25日 秋巡業で鳥取市入り。その夜日馬富士貴ノ岩に暴行

10月末 秋巡業の全日程の終了後、貴ノ岩側が鳥取県警に被害届を提出。

11月5日 貴ノ岩が福岡市内の病院で受診、9日まで入院。

 

日本経済新聞2017年11月15日 朝刊47面)

「13日に相撲協会に提出された診断書には、5~9日に福岡市内の病院に入院と記載。「脳振蕩(しんとう)、左前頭部裂傷、右中頭蓋底骨折、髄液漏れの疑い」などの病名が記され、9日付けで「全治は2週間程度と考えられる」とされていた。」

よく秋巡業の日程を終えるまで我慢したものだ(もったものだ)、そんなに我慢できるものなのか、早く医者に行けばいいのにと思った。貴乃花親方には最初は転んだと報告したという。それにしては様子がおかしいと思われて病院に連れて行かれたのではないか。

日馬富士は稽古後の14日朝、…「貴ノ岩のけがについて、貴乃花親方、貴乃花部屋相撲協会、(伊勢ヶ浜)部屋の親方に大変迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と語って頭を下げた。」

☆★☆

当初はビール瓶で殴打したと報道され、テレビのワイドショーでは日馬富士は引退必至と報じられた。

 

日本経済新聞11月16日 夕刊13面)

日馬富士暴行で同席の白鵬謝罪」

「「報道されているようなビール瓶では殴っておりません。馬乗りの事実はない」と説明した。素手で殴ったことは認めた」

 

どこからビール瓶で殴ったという話が出てきたのだろうか、相撲取りの力で殴られたらビール瓶を使わなくても相手は重傷になる、だから相撲で殴るのは禁じ手。

あの皮下脂肪にだまされてはいけない、相撲取りは筋肉の鎧を皮下脂肪で包んだ肉弾。

 

武蔵丸光洋 - Wikipedia

武蔵丸横綱在位1999~2003年)

特命リサーチXというテレビ番組で打撃の威力を計測した際、張り手で1トン以上(1150kg)を記録した。更に立合いの威力では2トン以上(2280,5kg)を記録した。

 

張り手はホンダN-BOX 軽自動車並み、 立ち合いはトヨタ ランドクルーザー・プラドくらいの重さ!

立ち合いでランドクルーザーが突っ込んできて張り手でN-BOXが飛んでくる。

 

白鵬翔 - Wikipedia

NHKスペシャル横綱白鵬 〜“最強”への挑戦〜」(2010年11月28日放送)内にて、最新の科学を駆使して白鵬の強さの秘密に迫る試みが行われた。

それによれば、白鵬には陸上選手のウサイン・ボルトに匹敵する瞬発力があることが判明した。

 

 

中京大の湯浅景元教授は過去30年の主要力士の立合いを解析し、白鵬の飛び出しの速さは毎秒4メートルであり、ウサイン・ボルトの毎秒4.01メートルには劣るが、大相撲では白鵬がトップで、2位が千代の富士の3.9メートルであるという。

 

 

反動を起こさずに筋肉を動かせる特技など、力士にとって理想的な身体能力が備わっているという。

立合いの際に上半身の筋力をほとんど使わず、優れた柔軟性と強靭な下半身の筋力によって巧みに相手の力を吸収してしまうという、極めて特異な技術を持っていることも明らかとなった(同番組内で、強くぶつかっても力が吸収されてしまう感覚を受けるという(証言者:琴欧州(握力でリンゴを握り潰す)

 

 

☆★☆

日馬富士が引退して帰国したらどうなる

 

貴ノ岩関は日馬富士関から関係者・先輩に対する態度について注意されているときにスマホをいじったという。それが事実なら中々にふてぶてしい。

日馬富士の分も力を示せとモンゴル出身力士からガチンコ勝負を挑まれる。

重量級の本気のぶつかり合いを年6場所、出稽古の歓迎。

土俵の上で禁じ手を使わない歓迎なら文句は言えない。

満身創痍になるかもしれない。現役時代の貴乃花親方のように。これも宿命か。

それに負けてモンゴルには帰れない。

(たとえ被害者であっても)モンゴルの英雄 日馬富士を引退に追い込んで横綱になれずに帰国したら何と言われるか。

☆★☆

暴力は絶対反対なら具体的にどうする?

 暴力はダメと言われたから、言葉でやる、言葉もダメと言われたから無視をする。

これでは小中学生のいじめです。

 

じゃあどおすればいい。

 理想論(暴力絶対禁止)

日馬富士関から伊勢ヶ浜親方に2次会で貴ノ岩関の態度が失礼だったと報告→伊勢ヶ浜部屋から相撲協会に報告→相撲協会から貴乃花部屋に問い合わせ→貴乃花部屋から相撲協会に回答→相撲協会で両部屋に事情聴取→文部科学省が報告書を検査する。ダァー!

 

じゃあどうすればよかったんだ

 殴らないで貴ノ岩をモンゴル会から除名する。本人も参加に積極的ではないから誘わない。(これをいじめと捉える人もいます)

でも、肉体派の人はそんな冷たいことができないのだろう。

☆★☆

オトナ(親方)のしがらみでコドモ(力士と場所)が影響を受ける

日本経済新聞 11月17日 朝刊 41面)

「11月2日に問題を把握した協会は3日、危機管理部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)が伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)と貴乃花親方から電話でヒアリング。」

双方とも「よくわからない」との趣旨の回答をしたという。 

 

 

一家言を持つ元名力士の親方がいる。壁がある。

遠慮(尊重)があって踏み込めないのではないか。

第三者委員会が発足したら相撲協会は主導権を以て事に当たれと提言するだろう。

協会に先に報告したら穏便に済ませようと警察への届け出を止めたりしない。

警察に届けても届けなくても是非を以てあたる。

警察に届けたらすぐ同日中に協会に届け出ること、警察から問い合わせが来た際に協会が知らないという事態を避けること。

 

事件は2次会で起きた

イヤイヤついて行くくらいなら1次会で帰ればいい。

それが災難の元だった。(横綱の説教中にスマホをいじっていたことからして気が進まないのについて行ったんじゃないのか)

(Nikoichiは飲み会の1次会は参加するが2次会には参加しない。

次の日に影響するのは本末転倒(翌日遅刻するくらいなら2次会に行くな)(遅刻してないけど家に帰っていないのがわかる)(眠そうな顔して仕事するな)

休みの日に登山や釣りやバーベキューならいいけど深夜はヤダネ。)

☆★☆

日馬富士は飲酒禁止にすればいいのではないか。

 良識ある人々は暴力は絶対反対!角界から暴力追放!暴力事件はもうたくさんだ許されない、引退を含め厳罰に処すべきだ!という。

記者会見でビールを飲んで顰蹙を買ったことがあるという、お酒が大好き、でも酒癖がよくない、日馬富士関の場合は酒が災難の元ではないのか。

大好きなお酒を禁じられる。でもお酒を飲んだら引退。飲酒が理由で帰国なんてカッコ悪い。

 

高倉健は酒を飲まなかったという。

(唐突に)

酒は百薬の長だが酒に飲まれると災難の元になる。

酒で失敗をしてはならない。

 

日馬富士が引退に追い込まれないならnikoichiは禁酒をしよう。(勝手に)

(土俵を全うして引退する日までだよね)

 

(なにこの結論、論理的じゃない、暴力反対!)

(事実関係が揃っていないのに結論を出すのは悪い癖です)

日本人の先回り思考

 

最初に結論ありき、判決も出ていないのに犯人呼ばわりする。

日本人の先回り思考の産物です。

空気を読む、斟酌、忖度するのは、できるのは、先回りをして読むからです。

こうすれば喜ばれる、みんなのためになるんじゃないか。

それが自分が目をつむればうまく現場が回ると検査に手心を加えたりする。(不正検査)

 

日本人の美徳は諸刃の剣です。

(前回の話につながっているとは思わなかった)

 

それではまた。

 

品質・検査不正問題―人間のミスと不正は自動化(AI化)の契機になる

日本経済新聞 2017年10月15日 朝刊1面)

「日本の製造業に綻び」「現場任せ限界/問われる経営の力」

「(神戸製鋼所)川崎博也会長兼社長は自動車の軽量化で需要が増えるアルミで大増産の号令をかけた。だが工場の負担を緩和するような生産システムの導入はほとんどなく、頼みは現場のがんばりだった。」

「納期の遅れは許されない」。そんなプレッシャーが現場を追い詰める。…中略…疲弊した現場でデータの改ざんが繰り返されていた。」

「(日産)世界の全工場を統一の指標でベンチマークとし、効率の高さで目に見える成果を示す工場に生産車種を割り当てる。」

「社内で競わせるコンペはコスト削減で一定の成果を生む一方、副作用も生む。…中略…グループ内のクルマの取り合いは現場を疲弊させる。」

24車種 121万台 費用250億円以上のリコールに発展して、削減したコストは吹っ飛んだ。

(10月21日 3面)「日産、100億円減益も」

「米格付け大手のS&Pグローバル・レーティングは20日、「ブランド毀損による大幅な販売減や内部統制に深刻な欠陥がある場合は格付けへの影響を見直す可能性がある」と発表した。」

☆★☆

(10月30日 5面)

「(神戸製鋼)結局、品質基準はタテマエということになり、「実用上問題がなければかまわない」という現場の勝手な裁量がまかり通ってしまった。

そのしわ寄せを受けたのが品質管理や検査部門だ。開発や営業部門と異なり、十分な人手や予算もなく、経営幹部とも距離が遠い。」

「検査部門が目をつぶれば会社全体がまるく収まる」という周囲の圧力が改ざんに手を染めさせたといえる。」

(10月25日 6面)

「昨年、燃費計測データの改ざんが発覚した三菱自動車の報告書(昨年8月公表)…

「不正をした部署は「無理な目標だ」と上層部に訴えたことが何度かあった。だが相手にされずに、ある時点で何も主張しなくなった。」

「(同部署)は周囲の無理解を利用して外から見えない壁をつくり始め、不正の手法をブラックボックス化していく」

☆★☆

「無理です」と言うことはタブー(禁句)

 

無理ですと言うことは許されない、自分で考えろ、頑張れ、やればできる。

自分が同じ立場ならできたから言っている場合もあれば、できなかったのに言っている場合もあります。

できない理由がわかっていて(調べがついていて)発破をかけるために言っている場合もあれば、わからないのに言っている場合もあります。

風通しの悪い(風通しが悪いことに気が付いていない、風通しがいいと思い込んでいる)組織では後者が幅を利かせて事件に発展します。

組織とは他人事が自分事になる場所です。

 

事件になって評判が落ちて売上・利益が落ちて給料減るのも、ボーナス減るのも、クビになるのも、株主に訴えられるのも共同責任だから仕方がないなんて誰も思わないのに止められない。

☆★☆

機械なら斟酌も忖度もホンネもタテマエもない

 

全世界・全工場で同じデータ、同じソフトで共通の基準で検査する。

鋼板等の素材は国内工場ではJISの基準に準拠したソフトで、自動車のように多くのパーツを組み合わせた製品は先ずは国内工場を共通基準のソフトにして、日本とEUで基準を統一できたら、国内とEU域内の工場をネットワークでつないでデータ、ソフトを共通化して自動検査ができるようにしたらいいのではないかと思った。

☆★☆

不正のそもそもの原因は人手不足だった。

 

人手不足だったから人を増やす。それでは市況次第でまた人が足りなくなったり、余ったりします。

現行の制度に則って人手を確保しながらも並行して自動化も推進したほうがいいのではないか。

将来は人口減少で人手不足になることがわかっているのですから。

☆★☆

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)

 

オフィスの作業を自動化するソフトウエア。データ入力など人手に頼っていた単純作業を自動的に処理することからロボットと呼ばれる。

日本経済新聞 2017年9月3日 朝刊7面)

「事務作業も自動化進む」「「ロボ」ソフトで労働時間削減」

「第一生命 最大150人分代替 オリックス グループ全社対象」

三菱東京UFJ銀行 30の業務で作業時間を5~10割削減。今後3年間で2000業務に拡大」(9月20日朝刊7面では9500人分の仕事自動化、国内従業員の約30%に相当)

記事では日本生命、NEC、住友林業リクルートHDについても言及していました。

 

紙ベースのデータを光学式文字読み取り装置(OCR)で読み取って基幹システムに入力したり、ウェブの画面から数値をコピーしてエクセルにペーストしたり、人が目視しながらキータッチの速さを要求されてきた作業が自動化された。

 

「時間あたりの処理件数が人手に比べて8倍になり、ミスもなくなったという。」

オペレーターのキータッチミスで個人情報(名前の漢字の変換、住所、電話番号、生年月日)が間違えて登録されるという悲喜劇が解消されるということです。でも申込書に書いた字のクセがひどかったらロボットのアレゴリズムで読み取った通りに登録されるのだろう。

申込書にはきれいな字ではなくても誰でも読める字で書きましょう。

☆★☆

サムライ業も自動化(AI化)の対象

 

(9月25日 朝刊13面)

AIによる代替可能性

弁護士 1.4%、司法書士 78.0%、弁理士 92.1%、行政書士 93.1%、公認会計士 85.9%、税理士 92.5%、社会保険労務士 79.7%、中小企業診断士 0.2%

弁理士 特許出願は出願者との複雑な共同作業が伴うのでAIでは難しい、商標出願がAI化

 

司法書士の登記、行政書士の許認可の書類の作成、税理士の確定申告、公認会計士の決算書類は定型的であるためAI代替の可能性が高い。

仕事を取られる前に自らAIを導入して料金を下げて顧客を獲得する。(他の事務所から顧客を奪う) 業務を委託する顧客企業にとっては朗報。

 

定型的な業務の料金が下がる、中小企業経営者に事業の継承(資産の継承)、事業の譲渡の指南というコンサルタント業で活路を拓く。

難関を突破して資格を取得したサムライ(士)もAIの登場で業界は様変わりの様相です。

☆★☆

かつては機械のように正確な作業をする人は重宝された。

 

今は機械にとって代わられる。

 

かつては機械的に仕事をする機械のように忠実な人は重宝された。

太鼓持ちとか融通が利かないとか揶揄されながらも重宝された。

今後は機械にとって代わられるんじゃないか。裏切らないから。

 

それではまた。