nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

何が仕事を他人事にさせるのか―日産完成車検査不正再発覚―グローバル化と国内ルールの狭間で体制に与える影響

日本経済新聞2018年7月10日朝刊3面)

「燃費・排ガス試験で測定する際の条件を満たしていないにもかかわらず試験を有効としたり書き換えたりしており、昨年発覚した無資格の従業員による不正検査に続く不祥事だ」

「2017年9月18日 国土交通省が日産の湘南工場を検査し、無資格者による完成検査が発覚

10月13日 湘南工場で無資格検査が続いていたことが発覚

10月19日 追浜など3工場でも無資格検査が続いていたことが発覚。全6工場の国内向けの出荷を停止」

 

輸出先は日本と同様の検査を求めていないので違反にはならないという判断で海外向けの出荷は停止しない。ルノーとの連合でグローバル基準に染まっていたから違和感を覚えずに国内向けと輸出向けを区別しないで続けてしまったのか?

海外メーカー、外国政府からは日本市場の閉鎖性として交渉のネタにされるおそれがある。だから神経質になるのか。(誰が?)

 

「11月7日 出荷を順次再開

12月22日 国交省が日産本社に立ち入り検査

2018年3月26日 国交省が日産に業務改善指示などの処分

今年1~6月には小型車「ノート」が軽自動車を除く車種別の国内販売で48年ぶりに首位となった。悪化したブランドの回復にめどがつきかけた矢先の不正の上塗り。国内販売への影響は長期化するとの見方は強い。」

 

1970年以来の販売トップです。

 

当時はサニー、ブルーバードがトヨタカローラ、コロナと熾烈な販売競争を繰り広げていました。

昨今は軽自動車を除けばトヨタプリウス、アクア、シエンタ、ボクシィ、ホンダのフィット、フリードが販売上位の常連です。そこへ日産がeパワー(エンジンは専ら発電しモーターは専ら駆動する運転の新感覚を提供する魅力・電気自動車のように充電の心配もなく、モーターとエンジン駆動の切替えや並列駆動(モーターとエンジンの両方で駆動)といった複雑な制御が必要なハイブリッドとは異なるので新興国での生産も早期に実現が見込まれる)で割って入ったところで冷や水を浴びせかけるような不祥事になってしまった。 残念。

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フランス政府はルノーに日産を吸収させたい

日本経済新聞6月19日朝刊2面)

「仏経済・財務相ルメールマクロン大統領の腹心)「国家が介入してでも労働者を守る」

フランス国内工場の閉鎖や人員削減は政府が筆頭株主として反対する。経営に関与するという意思表示です。

 

雇用は経済成長より優先するということになります。

雇用なくして経済成長はないという。

ルノーにとって仏政府は15%の株式を持つ筆頭株主。その意向、マクロン政権の物言いには逆らえない。」

社会主義的政策を株式の保有という資本主義的手段によって実行する。マクロン政権は資本社会主義という政治体制なのか、日本の野党がマネしたりして。

 

「仏政府はゴーンが将来、去った後も3社連合が永続できるのかを懸念し、日産との合併を求めてきた。」

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仏フロランジュ法

 

2014年成立 株式を2年以上保有する株主の議決権を2倍に増やす。

 

一時的に大量保有してモノ言う株主として一時的に株価が上がる施策をさせて売り逃げするハゲタカな行為は許さない、モノ言うなら長期保有して下さい。ということか。

仏政府のルノー株の保有率は15%ですが議決権は30%あるということです。

でも1株1議決権という資本主義の根幹が揺らいでしまった。

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警戒する日産

 

日本経済新聞6月17日朝刊7面)

ルノーから1999年に出資を受け入れて経営危機から脱したが、その後の連合の世界販売の拡大などは日産が主導してきたという自負がある。」

 

ルノーの日産への出資比率は約43%、日産のルノーへの出資比率は15%

日産がルノーの子会社になったらフランス政府が雇用対策でフランスに日産の工場を作れとか経営介入してきたりして日仏政府間の議題になりかねない。

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発言権を守るために内部固めが必要

 

不正を隠したら企業内統治ができていないということになり、連合内での発言権を損なうから隠すという選択肢はありえない。

隠した揚句発覚したら信用がた落ちで連合内での発言権を失う。

 

でも、より発言権を強めるためには不正もなく業績がよいに越したことはない。

それなのに国内基準に則った検査が行われていなかった。

他社はルールはルールとして国内向けと海外向けを区別して検査ができていたのに、なぜ日産はできていなかったのか。

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どこか他人事になっているのではないか―社是を比較してみた

 

https://www.nissan.co.jp/CORPORATE/TOP/

https://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/DIVERSITY/

ダイバーシティ=『多様性』。それは、新しい価値を生み出します。

人にはさまざまな個性があります。国籍、文化、年齢、性別、性自認性的指向、学歴、仕事歴、ライフスタイルなどさまざまな背景からなる個々の人々の考え方や価値観は、まさに多様です。

日産はこうした『多様性』が会社の強みになると信じています。なぜなら、いろいろな考え方を持つ人たちが、多様な意見を出し合い、ぶつかりながら模索するほうが、はるかに発展的・創造的なアイデアが生まれるからです

 

hpに基本理念 社是というのが見当たらないので従業員に関する項目を探したら多様性を重視するという。おっしゃることごもっともですという感想しか出て来ない。

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ライバル社のhpではどうなのか

http://www.honda.co.jp/guide/philosophy/

ホンダのhpから抜粋

基本理念

人間尊重

自立

自立とは、既成概念にとらわれず自由に発想し、自らの信念にもとづき主体性を持って行動し、その結果について責任を持つことです。

 

平等

平等とは、お互いに個人の違いを認めあい尊重することです。また、意欲のある人には個人の属性(国籍、性別、学歴など)にかかわりなく、等しく機会が与えられることでもあります。

 

信頼

信頼とは、一人ひとりがお互いを認めあい、足らざるところを補いあい、誠意を尽くして自らの役割を果たすことから生まれます。 Hondaは、ともに働く一人ひとりが常にお互いを信頼しあえる関係でありたいと考えます。

 

三つの喜び

 

買う喜び

Hondaの商品やサービスを通じて、お客様の満足にとどまらない、共鳴や感動を覚えていただくことです。

 

売る喜び

価値ある商品と心のこもった応対・サービスで得られたお客様との信頼関係により、販売やサービスに携わる人が、誇りと喜びを持つことができるということです。

 

創る喜び

お客様や販売店様に喜んでいただくために、その期待を上回る価値の高い商品やサービスをつくり出すことです。

 

町工場のバラックからスタートして日産は遥か頭上の彼方にある頃に具体的な言葉で理想を掲げていた(創業者 本田宗一郎が語っていた)。力及ばずの頃には揶揄もされていたのだろう。よく言うよとか。

 

変なメンツに拘らないからまたかよと揶揄されながらもフィットを5回もリコールできた。

三菱自動車は名門の沽券に関わると考えたのかリコール隠しで信用を失墜させた。

リコール費用は多額でもリコール隠しの損失はその比ではなかった。

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従業員の忠誠心、コンプライアンス意識が足りない、仕事がどこか他人事だと嘆く

 

なぜそういうことになるのか。

「何のために働くのか」という根本的なところが確認し合えていないからではないか。

何のために働くのか、お客様第一とか会社のためとか和が大事とか建前のお題目を唱えられても他人事で自分には関係ない、関心が持てない。

当たらず騒がず祟りなしになってしまうのではないか。

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トヨタ 現場の「オヤジ」たち (新潮新書)

トヨタ 現場の「オヤジ」たち (新潮新書)

 

 

教えていないことを「おまえこんなこともできないのか」と絶対に言ってはダメ

 

この野郎 そんなこと言ったって俺は知るわけないじゃないか、できるわけないだろう。と頭に来た、だから自分が教える側に立ってからは「教えたことのないことで作業者を叱るな」と徹底した。

 

アメリカ人はアンドンを引かない

「アンドンとはトヨタ生産方式のひとつで、何かあったら作業員がヒモを引いてラインを止めるんです。不良品が出ないようにその場で直す。」

不良品を出したら、後の工程で直すのは困難になり手間がかかる、出荷されたら営業、広報マスコミ 程度や場合によっては経営陣も国も巻き込み、販売店、顧客に影響が広がり、信用が損なわれ、その被害損害は計り知れない。

 

ラインを止めたら製造コストが上がるから絶対止めるなとケチると却って多額の損害を抱えることになる。

「ところがアメリカでは現場の人間がラインを止めるとクビになるんです。だからなかなかアンドンを引こうとしない。」

 

社員の主体性を認めない、仕事を他人事にすることを強要されて現場が無関心になり消費者の信用を失い、アメリカの消費者は日本車などの外国ブランドを選ぶようになった。

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恰好つけたり気取ってる場合じゃない ということか

 

http://www.suzuki.co.jp/corporate/message/conduct.html

スズキhp スズキグループ行動指針から抜粋

 

働きやすい職場環境のために

(3)人権の尊重

スズキグループは、各国・各地域の法令を踏まえ、人権に関する様々な国際規範を理解し、基本的人権を尊重します。

  • 私たちは、スズキグループの一員として互いに協力して、個人の属性による差別やハラスメント(嫌がらせ・いじめ)の無い、全ての社員が働きやすい職場づくりに努めます。

(4)労働安全・交通安全

スズキグループは、職場環境を整備し、安全な職場づくりに努めます。スズキグループは、労働災害を発生させないための安全教育を徹底します。

  • 私たちは、安全に関する規則を遵守し、安全な職場の維持や労働災害の防止に努めます。
  • 私たちは、職場において安全に関わる問題を発見した場合、直ちに上司に報告して改善に繋げます。
  • 私たちは、一人ひとりが自動車産業に携わる者であることに自覚を持ち、交通ルールを遵守し、社会の模範となる運転を心掛け、職務上であれ私用であれ、交通事故防止に努めます。

(5)改善活動の推進と仕事の基本ルール遵守

スズキグループは、社員による職場改善のための創意工夫を奨励します。 社員からの改善提案は、評価して有効なものは採択し、横展開してグループ全体の発展に繋げます。 スズキグループは、仕事の基本ルールを策定し、社員に徹底します。

  • 私たちは、日頃から自らの業務について真剣に考え、率先して行動するとともに、改善点に気付いた時には、会社に提案します。
  • 私たちは、職場での意思の疎通を徹底し、確実に相手に伝わるまで繰り返しコミュニケーションを図ります。
  • 私たちは、常に全体最適を意識して部門/会社間での情報共有に努めます。
  • 私たちは、職場毎に定められた仕事のルールも遵守します。

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注目したのは3つのポイント

 

「ハラスメント(嫌がらせ・いじめ)の無い、全ての社員が働きやすい職場づくりに努めます。」

衒いもなくハラスメント撲滅を具体的に宣言しています。

恰好つけたり気取ってる場合じゃないと堂々と宣言するということです。

 

「私たちは、職場において安全に関わる問題を発見した場合、直ちに上司に報告して改善に繋げます。」

具体的に掲げることで“見ざる聞かざる言わざる”を撲滅する。

上司も担当役員も黙殺してはならないという経営意思を掲げています。

 

「私たちは、常に全体最適を意識して部門/会社間での情報共有に努めます。」

部門の都合 部分最適で仕事をするなという経営意識の浸透を計っています。

 

そんなこと当たり前じゃないか、わざわざ宣言するようなことかと恰好をつけて木で鼻を括ることをしない。

具体的に提示しないと人間は流されてしまうという洞察があると思う。

 

※燃費不正問題(国が決めた方法で計測していなかった)で国の基準で計測をやり直したら、三菱は社内基準よりも国の基準の方が厳しかった、つまり燃費の数値が悪化したが、スズキの場合は国の基準よりもスズキの基準の方が厳しかった、燃費の数値がよくなった。というオチがつきました。

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ゴーン氏の任期は2022年まで

 

トヨタ、ホンダ、スズキといった遠江三河発祥の企業に較べると日産のhpは書いてあることがスマートです、綺麗です、泥臭さゼロです。

さすが おグローバル企業というイヤミな言葉が思わず出てしまいました。

 

このままでは発言権を失うという危機感があるのだろうか

 

でも気取ってる場合じゃなくなった。

他人事意識 見ざる言わざる聞かざる流される を払拭しないと連合の中で発言権を損なってゴーン氏が去った後は おフランス政府のコントロールを受ける立場に陥りかねない。

経営陣が、ファンが、マスコミが反発しても社員からもユーザーからも他人事感覚でなったらなったでそれでもいい、しょうがないと思う人が出るのではないか。

 

シートはルノーがいいけど。

ルノーのシートは座り心地がいいんです。)

 

 

それではまた。

欲が動機の気遣いは「忖度(そんたく)」じゃない

森友学園の問題を機に氾濫しはじめた「忖度」―籠池理事長につられたの?

 

籠池理事長が記者会見で連発し、国有地売買において官僚の「忖度」があったのか、なかったのか、国会の与野党の議論で日々飛び交い報道されました。

「忖」は りっしんべん→こころ→人の心を推測すること。 「度」は、はかる意味あいもあります。つまり「心を推測する+はかる」 相手の心を推し量るという意味になります。

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忖度する時

 

そっとしておいてほしい。

彼氏彼女と別れたばかりだから、しばらくそっとしておくことにして飲み会の話は伏せた。

 

体調がよくない

様子がおかしい、予定変更だ。

 

落ち込んでいるときに早退を促された。

 落ち込んでいる部下を「今は正直仕事どころではないだろうな」と部下の心を思いやり、早退を促した。

 

言ってもいないのに訊きたいことを答えてくれた。

ただお客様からの取引先からの質問に答えるのではなく、その裏にある状況と意図を推察する。

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使い方が変わった

 

論理性、合理性、採算性から逸脱して

こんなことをするとエライ人が気を悪くするからやめておこう

こうしたらエライ人がお喜びになるに違いない。

 

具体的な指示がなくても、自分の立場についてエライ人の覚えを目出度くしたいと先走って行動することを「忖度」という言葉で揶揄されるようになった。

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これって忖度なのか

 

戦時中に戦争の行方に不安を口にすると「非国民」と罵った人は憲兵隊に忖度していたのか。

戦後は正反対のことを言って 子供に 大人って嘘吐き と思わせた。

 

欧州戦線のナチスドイツ占領地でユダヤ人の隠れ家を密告した人はナチスに忖度していたのか。

戦後はナチスの協力者として吊るし上げられた。

 

「忖度」という言葉は似つかわしくない。

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「忖度」という言葉が汚れてしまった

 

「もっと人の心を忖度しなさい」と言うと、いい意味(損得抜きで相手を思い遣る)

だったのに悪いイメージになってしまった。

ウルセー とか イヤラシイ とか思われる言葉になってしまった。

 

損得抜きで相手を思い遣った結果 得になるのは結果論であり、最初から得を狙うのは忖度じゃない。

役人が政治家の考えを想像して行動すること=忖度するになってしまった。

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便宜的に使われる「忖度」

 

新聞で週刊誌でTVで

“長いものに巻かれたい” とか“エライ人の覚えを目出度くしようと思って想像して先走って行動する”とか書いたり言ったりしたら長ったらしい。

短くまとめるための便利な言葉として「忖度」が多用されるようになった。

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「損得」を当て字にして ソンタク と読ませたらいい

 

最初から得を狙うのは忖度じゃない、みんなで籠池理事長の真似をすることはない。

 

損得抜きで相手を思い遣るのが「忖度」

相手の気持ちを推し量るときに損得勘定が入るのは「損得」と当て字にしてソンタクと“ふりがな”を付けて読めばいい、その方が実態が分かり易い。

 

それではまた。

同じことをされたときにどうするか―日本とセネガル サッカーワールドカップ決勝進出の明暗

日本はポーランド戦において 決勝進出の2位の座をかけたセネガルがコロンビアに1点差で負けていたので、日本もポーランドとの点差が1であるなら試合で負けでもフェアプレーのポイント差で決勝進出が叶うと1点差の負けを守るためにゲームの終盤でボール回しを行いゲームセットで悲願の決勝進出を果たしました。

 

ルール違反ではないので審判からの警告や注意はありませんでした。

☆★☆

日本が同じことをされたらどう思うか

 

ざけんな! 勝負しろ! と言いたくなる。

TVのコメンテーターが訳知り顔に「これはルールの範囲内ですから」と言おうものなら、TV局に抗議の電話が相次いで、コメンテーターのSMSが炎上するのではないか。

 

Jリーグの試合でやったらどうなるか

 

観戦のサポーターからブーイングを浴びせられる。

負けている側のサポーターからは ざけんな! 勝負しろ! ブチ切れてグランドに下りるサポーターも出かねない。

勝っている側のサポーターも微妙 残念感が漂って こういう試合は見たくないんですけど!テレテレやってないで(もっと点を入れて相手を)ぶっ潰せ!

チェアマンからもファンに失礼とか好ましくないとかコメントが出たりして。

☆★☆

セネガルの選手は「俺たちにチャンスを!」と渇望していた。

 

フエアプレーポイントはイエローカード、レッドカードの受けた枚数差で有利不利が分かれます。同じ勝ち点なら受けた枚数が少ないほうが有利になるルールです。

イエローカードをもらわなければいいでしょ 自己責任ですよ。

日本が同じ立場になったら「自己責任だよね」と大人しく納得できるだろうか。

☆★☆

松井の5打席連続敬遠を許さなかった日本人

 

サッカーではなくて野球の話になるけど

プロ野球の読売巨人・NYヤンキースに在籍した松井選手は高校時代の1,992年夏の甲子園大会で2回戦の明徳義塾高校(高知)対星稜高校(石川)戦において、明徳義塾が星稜の4番打者・松井秀喜を5打席連続して敬遠する作戦を敢行し、この試合で松井が一度もバットを振ることないまま星稜が敗退した。

明徳義塾の校歌演奏の際には、球場全体から観客のブーイングや「帰れ」コールの大合唱、校歌斉唱後、勝った明徳の選手に対しては引き上げるなかブーイングが鳴り止まず、負けた星稜の選手に対しては沢山の拍手が送られていた。

松井は、試合後インタビューで「正直いって野球らしくない。でも歩かすのも作戦。自分がどうこう言えない」というコメントに留めた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BA%95%E7%A7%80%E5%96%9C5%E6%89%93%E5%B8%AD%E9%80%A3%E7%B6%9A%E6%95%AC%E9%81%A0

ルール通りなら、勝てば何でもやっていいのか、ファンの美意識が許しませんでした。

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パス回しをされたら破る手段はあるのか

 

全員が相手の選手に一人ずつ貼りついたらパス回しはできない。でも全員が貼りつく前に突破されて1点献上のリスクがある。

(それってオフサイドじゃないの)

どっちの? 自陣内でパス回しをやっていたらオフサイドラインが下がり切っている、そこに攻める側はオフサイドラインが上がっている。

破る手段を編み出したら二度とパス回しは使えなくなるから諸刃の剣です。

 

取れるものなら取ってみろと挑発的な果敢なドリブルやパス回しを見ると観客は熱狂するが、それはスーパースターの独壇場だろう。

☆★☆

FIFAのルールが変わったらどうするか

 

ルールが永久に変わらないという保証はどこにもありません。

現行のルールではパス回しはチームの判断です。

 

自陣内で回してどう見たって取れる要素ゼロでしょ というパス回しは試合を停滞させる膠着させる行為として審判が注意警告する対象とする。

ペナルティとして相手側にフリーキックを与える。(自陣内でフリーキックをされる。自陣内でボール回しをしているからという理由で)

というルールができたら、対応策を考えなければならなくなる。

ルールが変わると今までの安全策がリスクのある賭けに変わる。

 

パス回し封じの戦術を編み出しておかないと同じことをされてまんまとやられても文句が言えない。

編み出したら破る手段を知らせることになるから二度とパス回しが使えないというジレンマがあります。

 

予選突破できてよかったけど代償でジレンマを抱えた気がする。

 

それではまた。

 

(2018年7月3日UPLOAD

 

 

(今日は七夕)

花より団子

七夕より棚ぼた

プライバシー(個人情報)の公開(明け渡し)でモノグサが救済されるセカイ

免許の更新を忘れた、パスポートの更新を忘れた、住民票の転出転入届を忘れた。

振り込みを忘れた、振替日を忘れた、期日を忘れた。

 

だらしない、自己責任だ、と言われます。

知ろうとしなければ行政は教えてくれません、企業も契約・約款で定めた以上のことは逐一手とり足とり面倒を見たりしません。

上げ膳据え膳は人手がかかります、人件費がかかります。自分の手を煩わせたくないのならエクストラコストの負担を求められます。

☆★☆

GPSで常に居場所をオープンにします

 

行政に対しても、金融機関に対しても、契約先(別名・債権者)に対しても常に居場所をオープンにすることでモノグサを救済するお節介アプリが開発されました。

システムがGPSの行動データから帰宅住所が変わったことを検知して住民票を移してくれるので平日に休暇を取って手続きに行く手間がなくなりました、でも1泊や数日間では友人宅の可能性があるので1カ月以上等の相当期間が設けられました。

なので同棲生活を始めると住民票を移されます。

 

通知のハガキがきていたけど、どっかにやってしまって気が付いたら免許の期限が切れていたうっかりさんには、試験場や警察署で手続きが済むまで交通安全委員会のAIが自動メールで督促します。

 

健康診断の視力のデータと照合して両目で0.8以下なら眼鏡等視力補正の件も伝えられます。

ポータルサイトやSMSにやけに眼鏡の広告が出ると思っていたら免許の更新情報、健康診断のデータと連動していた。

 

☆★☆

残高不足で家賃や公共料金が引き落とせなかった という事態を避けることにもお節介アプリが活躍します。

 

終電を逃してタクシーで帰宅という事態は避けなければならない。

GPSの位置情報と乗り換えアプリの終電時刻の連動で警告を発します。

 

バイブレーターで警報を発しても無視し続けるなら、アプリがサイレントモードを解除します。

「ええ加減にせえよ」

(なんで関西弁)

(いい加減にしろ!じゃきついから)

「深夜タクシー代で寿司が食べられるぞ、レストランで食事ができるぞ、ケーキ、アイスを爆買いできるぞ、コンサートチケットが買えるぞ、どっちが幸せなんだ!」とスマホが叫びます。

(同席者はびっくりだね)

(聞かれたら恥ずかしいね)

 

音声は好みで選べます。オプションでタレント(歌手、グループメンバー、バンドのボーカル、声優、アナウンサー)の声も選べてダウンロード数で事務所、タレントにお金が落ちます。

(節約させるためのアプリなのにお金を使わせるんだ)

☆★☆

残高が厳しくなってくると

 

ジェラート屋に入ろう、カフェに入ろう、外食に入ろうとすると警告を発します。

それでもスルーしてドアを開けて店の中に入るとサイレントモードが解除されます。

カウンターの前に並んでいるところでスマホが叫びます。

「スーパーで買い物して自炊しようよ!」

(恥ずかしい)

☆★☆

最後の手段 リボアプリ

 

スマホが叫んで恥ずかしいならスマホを手放せばいいって?

家に置いて行けばいいって?

 

そうはいきません。

お節介アプリはスマホ決済と連動しています。

スマホ決済が必須です。

 

家賃が、公共料金が落ちない。強制的にリボ払いに変更です。

毎月毎月残高不足と言われないのに利息で支払い明細の残高は増えていく。

でもモノグサだから考えないことにしているうちに、カード会社の貸付残高が膨れ上がって金融行政の問題になります。不良債権の問題に発展します。

 

モノグサの救済措置を計ったら不良債権に行きつくとは思わなかった。

(モノグサは高くつくんだね)

 

それではまた。

反対しても効果がない理由―合理性だけでは共存が成り立たない

こんなに反対しているのにどうしてやめないんだ。こんなに大勢の人が反対しているのにどうしてやめないんだ。

 

でも反対される人は、「反対する連中は反対すれば相手が怯むと思っている、譲歩すると思っている、なぜ怯んだり譲歩すると考えるのか?自分自身が反対されたら怯む連中だからだ、そんな付和雷同な連中には負けない」とますます確信と自信を深めてしまいます。

反対する=自信をもってやってください になってしまいます。

☆★☆

こっちが正しい の言い合いはいたちごっこに終始する

 

間違っていると言えば、間違ってないそっちこそ間違っている の言い合いになる。

間違っていると言えば相手が引っ込むと思うのは今まで抵抗を受けたことがないのだろうか。

 

事実と違うは言えるが、こちらから間違っているとは言わない。不毛の論争になることは目に見えているから。

間違っていると言われたら、相手側の間違っていない理由の説明を求めてつっこむ。つっこみどころ満載ならひっくり返せる。つっこむ余地のない内容でもこちらの負けにしない。

負けでも利害が絡めば、全面降伏しないで妥協点を探る。

(大人ってイヤネー)

勝ちでも全面勝利にしないで相手の言い分を聴く。スポーツの勝負じゃないんだから。

☆★☆

ましな案を出さなければ結局勝てない

 

やめましょう、やめましょう、やめろ、やめろ、しか言えないと自分で考えることができないの?という話になります。

何もやらない選択でこの先どうするの?という話になります。

 

何かやる、違うことをやると言われると不安になるのに、何もやらないと言われるのも不安になるのが人間です。

違うことをやる(不安)、今までと同じで何もやらない(不安)、どっちも不安。

違うことをましな話に変えていくことでしか不安を払しょくできない。

☆★☆

平和を守れと反対されても痛くも痒くもない理由

 

なぜか? 反対される側は、そっちこそ反平和だ と思っているので いたちごっこ の状態だからです。お互いに自分が平和主義で相手が反平和だと思っているので、どこまでも平行線です。平和の定義や方法論は違いますが。

最悪でも犠牲を最小限にとどめることを平和と考えるか、何事も起こらないことを願うことを平和と考えるか。

 

実現するために腹の底の見えない同盟者や相手陣営と腹の探り合いをしながら利害調整や思惑のすりあわせを行うタフな交渉を行えるか。

正義は我にありと声高に主義主張を繰り返してチキンレースに勤しむか。

 

人気が出やすいのは後者、わかりやすいのは後者。

美意識が違う、判断基準が違う、価値観が違う、ルールが違うのは我慢できない、シンプルでなければ我慢できない、すり合わせなんてとんでもない、そんなのは堕落だ。

わかりやすい。

 

引っ込みがつかなくなって一か八かの勝負をするつもりもないのに勝負になってしまう。

口だけだと侮られて既成事実を作られてしまう負けもある。

収まるか、引くか引かないかの判断は相手次第。

結果は相手の実力次第、伏兵の有無、周辺の思惑次第。

わかりやすいのは却ってコワイ。

☆★☆

事実はひとつでも真実はいくつもある

 

歴史上起きた事実はひとつでも、宗教、言語、民族の違いによって意味合いは変わる。

真実とは辞書では うそいつわりではない本当のこと、絶対の真理という。

 

受け手にとっての真実とはあるべき姿のことではないか。

起きた事実は受け手によって良い意味にもなれば良くない意味にもなる。

占領した側、された側、併合した側、された側、分断した側、された側。

ただひとつの真実を追求することはお互いが譲ることのできない争いに発展する。

☆★☆

簡単・合理性だけを追求すると国がなくなる

 

中国との尖閣問題、韓国との慰安婦竹島問題、北朝鮮拉致問題、米軍基地問題、日米貿易問題

昭和の終わりか平成の始めころに日本がアメリカの51番目の州になるというジョークや風刺漫画があったけど、上記の問題を考えたくないのなら51番目の州になることが解決策になる。

日本がアメリカの51番目の州になると日本人は上記の問題を考えなくてよくなる。

米軍は自国軍になり、特権も治外法権もなくなる。

国内なので日米安保条約も消滅する

対米追従反対の日米安保反対 日米安保解消はアメリカになることで実現してしまう。

国内流通になるので貿易問題は消失する。

でも国会は州議会に格下げになり、衆参両院は廃止、日本州代表として上下院に片手で数えられる人数の代表を送り込むことになり、政治家が大量失業になるから国会議員が最大の抵抗勢力になるので決議されない。

☆★☆

天皇制の存続が実は日本の生命線

 

政治家は選挙で選出され、大臣は任期があります。

選挙のことを考えて行動します。

皇室と各国王室の交流は政治的思惑や短期的な利益とは離れて執り行われる貴重な外交です。

 

第二次大戦後 敗戦国として悪役扱いとなった日本に戦勝国側の議員、大臣は選挙のこと、人気のことを考えて訪問できませんでした。訪問には高いハードルがありました。

西側先進国で戦後、最初に国賓として来日したのは英国のアレクサンドラ王女です。(1961年11月)(エリザベス女王の従妹にあたる)

皇族 王族は選挙で入れ替わることなく交流を続け、国交回復の糸口になりました。

合理性では計れない存在です。

☆★☆

正義と悪は諸刃の剣

 

どんな些細な悪も許さない。一度罪を犯したら一生苦しめ、後悔しろ、幸せになるなんて許さない。

再犯に追いやることになり、また被害者が出る。

 

一生牢獄につなげ罪刑法定主義なんて無視だ、万引きでも終身刑だ。

自首、謝罪に来る者がいなくなり却って治安が悪化する。

 

正義は我にあり、悪の政権の官僚は全員クビ

テロリストの知恵袋になり手こずらされることになる。

 

安くしろ とにかく安くしろ 方法はそっちで考えろ

苦労する親の姿を見て後継者にならずに廃業したり、ライバル企業の外注先に事業を売却されてしまう。

 

正論だけ、厳しいだけ、効率だけでハートがない。

その先に繁栄はあるの?

 

それではまた。

一紙だけを読んで鵜呑みにするのはおそろしい―米朝首脳会談―朝日と日経 翻訳の違い

 

(2018年6月12日朝日新聞夕刊1面)

米朝首脳初会談」

トランプ氏の発言後、それを受けて

「正恩氏が「ここまでくるのは容易ではなかった。私たちの足をひっぱる過去があり、誤った偏見と慣行が私たちの目と耳をふさぐこともあったが、そのすべてを乗り越えてここまで来た。」」

 

“私たちの足をひっぱる過去があり” と言ったのか?

他人のせい、周辺国のせいにして、私たちの足をひっぱる策謀陰謀で目と耳をふさがれてきたといわんばかりの会談に水を差すような被害者意識の発言をこの場でするか?

 

本当に言ったのならトランプ氏が内心ムッとするのではないか。

通訳はどのようなニュアンスで伝えたのだろうか。

トランプ氏は「その通りだ」と応じたのだから違うニュアンスで伝えたのではないか。

☆★☆

米朝政権の側近が前日までお膳立てをしてきたのに、そういう発言になるのか。

暴れん坊 わがまま のイメージそのまんま の発言だが この場でそれはないでしょ。

翻訳を読んで誰も えっ と思わなかったのだろうか。

それとも 言いそうだ ありえる と思ったのだろうか。

 

☆★☆

「の」と「には」で印象は変わる 

 (日本経済新聞同日夕刊1面)

米朝首脳 初会談」

金正恩氏が「ここまでは簡単な道ではなかった」「我々には足を引っ張る過去があり、誤った偏見と慣行が時に目と耳をふさいできたが、あらゆることを乗り越えてこの場にたどり着いた」

 

“我々には足を引っ張る過去があり”

我々には… 米朝間の問題と内部の問題という意味になる。自分たち当事者同士の問題という意味になる。こちらの方が会談の場に相応しい発言ではないか。

通訳が伝えたニュアンスに近いのではないか。

 

首脳会談でなくても、会合で 他人のせい みたいな発言をする人がいたら、あなた何しに来たの?と敬遠したくなる。

 

「私たちの足をひっぱる過去」「我々には足を引っ張る過去があり」

「私たちの」「我々には」

「の」と「には」で受ける印象がまるで変わってしまう。

コワー 気をつけよう。

☆★☆

備忘録として

 

94年の米朝枠組み合意や05年の六カ国協議の共同声明で非核化の合意を交わしたが、守らなかった。

2018年6月12日の米朝会談は非核化が進展をみたら「には」だった。非核化が進まなければ「の」だった。と振り返ることになるだろう。

☆★☆

急いだ理由は邪魔が入るから?

 

急ぎ過ぎだ、準備不足だ、このまま会談を行っても具体的なプロセスまでは詰められない。と識者の危惧を尻目に会談を推し進めたのがトランプ流か。

お利口さん、評論家の意見なんてしゃらくさい と意に介さないトランプ流か。

 

先延ばしにして邪魔が入るのを危惧したのではないか。

入れ知恵されたり、中東、アフリカ、中南米東シナ海、国内外、貿易問題、朝鮮半島以外でも不測の事態が起きて会談どころではなくなり、延期ではなく中止になるのを危惧して会うのを優先したのではないか。

準備万端でも流れたら意味がない、誰もが納得するような準備万端に持って行こうとしたらいつまで経っても始まらないと思ったのではないか。

☆★☆

大統領が代わっても枠組みを維持できるか

合意や共同声明では緩い 本気度の目安は条約批准ではないか。

政権が代わったり、政権内部の力学の変化で合意がちゃぶ台返しにならないように、緩い共同声明や合意よりも、両氏が署名、両国が批准して双方を縛る条約が結ばれるかが本気度のバロメーターになる。

合意、共同声明で終わったら「の」だった。

条約が批准されたら「には」だった。と振り返ることになる。

 

それではまた

 

 

 

(6月12日UPLOAD)

熊にあったらどうするか

山で熊にあったことがない、こちらが思っているだけで熊はこちらを見ていたのかもしれない。

熊が先に察知して離れていったのかもしれない。

 

家畜を襲うクマは捕まらない

 

本書はヒグマを60頭獲ったアイヌの熊撃ちの体験談から熊への対処法が記されています。

熊は家畜に対しては強いが人間に対しては弱い。人間に対して恐怖心をもっている。家畜を襲うクマは人間の裏をかいて逃げるからなかなか捕まらないという。

 

人を襲ったクマがむしろ捕まる

 人を食料だと思って逃げないで襲ってくるのでハンターは獲りやすいという。

 

なぜ人を襲うようになるのか

 大型のクマは寧ろ人を襲わないという、大型であるということは長生きしている熊であり、長生きしているということは用心深く生きてきたクマであるから人を襲うようなリスクを犯さない。

人が気付かずに、或いは気付いて不用意に小熊に近づいた(NGな行為)ために小熊を守ろうとした母熊に襲われたり、不意に出会ってしまった若い熊が人に向かってくる。長生きしている熊は人にあわないようにうまく回避する。

☆★☆

人の味や人の食べ物の味を覚えさせてはいけない

背中を見せて逃げてはいけない

熊の側が人を得体の知れない生き物として警戒しているのに、背中を見せて逃げたら人は弱いと熊に教えることになる。

逃げ出したぞ、なんだ弱いんだ、と追いかけてくる。熊は時速60キロで走るから逃げられるわけがない。熊は下り坂を速く下りられないなんて都市伝説みたいな話を信じてはいけない、すぐに追いつかれる。

 

襲ってみたら力も弱くて他愛ないと人を食料として覚えてしまう。

熊に背中を見せて逃げるのは自殺行為にとどまらず、人食い熊を誕生させてしまう。

木に登って逃げるという対処法を見たことがあるけど、熊は木登りがうまいから意味がないのではないかと思う。

 

鹿は熊を見たら、背中を見せて逃げるが、鹿の足なら逃げ切れる。

背中を見せて逃げる人間は熊にとっては足の遅い鹿のような生き物に見える。

猿は熊を見たら、木を登って逃げるだろう、猿なら熊が登ってこれない高い細い枝まですばやく辿りつけるし、隣の木に飛び移ることもできる。

木に登って逃げる人間は熊にとっては木登りの下手な猿のような生き物に見えるのではないか。

☆★☆

リュックを置いて逃げると人間の食べ物の味を覚えてしまう

 

リュックを背負っている人間を見つけたら食べ物を持っていると思って次々と人を襲うようになってしまう。

 

既に人の食べ物の味を覚えてしまった熊には置いていかないと追いかけてくる。

まだ人の食べ物の味を覚えていない熊にリュックを置いていくと人を追いかける熊にしてしまう。

いったいどうやって区別をつけるのか。

☆★☆

熊の目から目をそらしてはいけない

 

熊撃ちは相手(熊)の動作をゆっくり見る。真正面から立った姿勢で体を揺り動かさないで、動かない姿勢で相手をじいっと見て「ウォー」と言う。

熊が立ち去らないのでもう一度「ウォー」と声を出し、目をそらさないでいると熊のほうが目をそらして立ちあがってまわりを見回して逃げる方向を見定めて逃げたという。

 

熊が立ちあがるのは襲いかかるためではなく、視界を広くして逃げ道を探すためだという。

この時 熊撃ちはキノコ狩りに来ており銃は持っていなかった。

子連れの熊の場合は小熊は見ないで母熊の目を見ながら後ずさるという。

☆★☆

ヘビが苦手

 

これは意外だった。

縄やゴムのパッキングはヘビのように見える。山菜やキノコを採って生計を立てているおばあさんはゴムのパッキングを持ち歩き、振り回して対処したという。

 

自分が熊にあったら縄を持って行ったりすぐに取り出すことは出来ないからベルトを振り回したらいいのだろうか。

 

棒でつつくのは怒らせるからよくない(ストックでつつくのはやめよう)。細かい枝のついた木を振り回されるのが嫌いで顔をそむけたという。

向かってくる(若い雄)には手近の木から葉や細かい枝のついたままのを取って振り回すのが有効らしい。

 

逃げ足の速い人が襲われる

 

 

7 8人のグループが熊にあって一斉に逃げ出したら、足がもつれて倒れた高齢者が襲われずに一番逃げ足の速い若者が襲われたという。

逃げるものを襲う習性があるということか。

 

人の味、人の食べ物の味を覚えた熊に遭ったら不運だが、熊にあったら背中を見せないで目を見てベルトを振り回すことにする。

 

それではまた。

 

 

クマにあったらどうするか: アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 (ちくま文庫)
 

 

言ったか言わなかったかがポイントなのか?―日大アメフト危険タックル問題

言ってなくても免責にならないのではないか

 

日本経済新聞2018年5月23日朝刊35面)

『「つぶせば出す」監督指示 日大選手、会見で説明』

 

5月3日の練習 

前監督「やる気があるのか無いのかわからないので試合に出さない。辞めていい」

コーチ「おまえが変わらない限り練習にも試合にも出さない」

 

5月5日の練習後

☆コーチ「監督に、相手のQB(クォーターバック)を1プレー目でつぶせば出してやると言われた。相手のQBがケガをして秋の大会に出られなかったら得だろう」

 

5月6日の練習前

選手本人「相手のQBをつぶしにいくんで使ってください」

前監督「やらなきゃ意味ないよ」

コーチ「思い切り行ってこい。できませんでしたじゃ、済まされないぞ」

 

5月6日の試合後

前監督「こいつの(反則)は自分がやらせた。成長してくれるんならそれでいい。相手のことを考える必要はない」

 

※☆は筆者が追記

☆印の発言が“思い切り当たれ”の意味では済まない“ケガをさせる意図”につながると思ったのか、翌日の会見でコーチは発言を否定します。

☆★☆

日本経済新聞2018年5月24日朝刊35面)

『前監督「私の指示ではない」危険タックル コーチ「潰せ」認める』

コーチ「得か損かと言っていない。けがという言葉を使ったかどうかは覚えていない」

☆★☆

言っても言ってなくても関係ないのではないか?

日本代表に行かなくていい。練習にも試合にも出さない。辞めていい。とプレッシャーをかけられて冷静な状態でいられるか?

冷静な状態ではないところで「つぶせば出してやる」と言われて、思い切りいくという意味に受け取れるか?

 

冷静でいられない状態に追い込んでから過激な言葉で指示を出すのは悪魔の囁きです。

こいつ冷静じゃない、言葉通りに受け取ったらヤバイと過激な言葉は控えることをしなかった。

わざとではなくても、そういうことを考慮できないのは指導者・管理者としての資質に欠けるという話になる。

 

言葉足らずではなく 言葉余り

ルール違反は想定外、言葉足らずだったと弁明をしていたが、言葉足らずではなくて余計なことを言ったと思う。

「やらなきゃ意味ないよ」 (前監督は「言ってないと思う」と否定)

「できませんでしたじゃ、済まされないぞ」(何を?)

冷静な状態ではない相手に言ったら、本当にケガをさせなければならない と思い込む恐れがある。

☆★☆

どうすればよかったのか―不自然な挙動で疑念と不信を招く

監督・コーチ・選手が連れ立って怪我をさせた選手に謝罪、見舞いに行けばここまでの騒ぎにならなかったのではないか。

3週間が経過したのに大学側が当該選手にヒアリングを行っていないのは不可解。

何か裏があると疑われても仕方がない。

 

被害選手は全治3週間の怪我を負って脊髄を損傷して麻痺が残る恐れもあった(日本経済新聞5月22日朝刊39面)と報道されているのに怪我をさせて悪いと思っていない、怪我をさせても構わないくらいに思っていたのではないかと疑われても仕方がない。

☆★☆

騒ぐようなことじゃない くらいに思ったのだろうか。

 

日本経済新聞5月29日夕刊11面)

「内田前監督ら「除名」検討 関東学連 日大危険タックル」

「関係者によると規律委員会は「反則は監督とコーチの指示」と認定した」

警察の捜査を待たずに関東学生連盟が動いた。

☆★☆

意図的でないのは却ってアブない

意図的ならやめるという判断ができる。

意図的でないならやめるという判断ができない。

自分の行動と言動が周囲にどのような影響を与えるのか想像ができない。

惰性と習慣で考えもなくやってしまう。

指導者・管理者として能力が欠けているという話になる。

☆★☆

従順な人が却ってアブない―自分の痛みに鈍感なので他人の痛みがわからない―自分がされたことを人に返しているつもり

 

素直と従順は違う

何の疑問もなく受け入れ、受け入れられることと受け入れられないことを区別したり、考えたりしない。結果、恩師の劣化コピーになる。

 

自分はしごかれた。自分は乗り越えた。反面教師にしないで自分も同じことをする。

部下に、教え子に、子供に返す。

 

乗り越えたのは全部自分の力だと思っている。仲間のフォロー、恩師のフォローがあったことを覚えていないか気が付いていない。しごかれたことだけを覚えている。

しごきだけで成長できると思い込む。

甘ったれるな、このぐらいできて当然だ、自分がされたら困る、嫌だと想像ができない。

自分が若い頃はできたと思い込んでいる。それは幻想。

幻想に振り回される側はたまったものではない。

 

どうして潰れるのかわからない。どうして離反されるのか理解できない。いくらでも代わりはいる。去る者は去れ。

☆★☆

就任早々の好成績は前任者の功績

 

前任者が選手を育成していたことを忘れたり認識できずに自分に実力と思い込むと後が続かない。

自分にないところ、欠けたところを補ってくれる人は自分とは違うタイプの人。自分と同じタイプの人、自分の言いなりになる人としか付き合えないのでは指導者の器ではないという話になる。

 

自分に意見するコーチは受け入れられない。上意下達オンリー

自分の欠点がチームの欠点になっていることに気がつかない、認められない。コーチが悪い、選手がたるんでいる。

☆★☆

本当はしごきが嫌だったが自分を騙したのではないか

痛みに強いのではなく強がっていた。強がっているうちに自分の痛みに鈍感になっていった。強がっていることを強いと思い込んだ。

自分の痛みを認識できない人に他人の痛みがわかるわけがない。

 

想像力の欠如

練習に参加させない、試合に出さない、日本代表に行くなと追い詰めた上で、相手のQBをつぶせと言ったら、本当につぶしに行くと想像できない。

 

追い詰めないで 潰せ と言ったら気合い ルールの範囲だとわかる。

 

追い詰めて 潰せ と言ったら冷静な判断力を失っているので言葉通りに受け取りかねない。

本当に相手を潰してしまったら潰した選手が処分されてタダでは済まない。という想像ができなかった。

わかっててやったのなら選手を捨て駒にしたことになります。

わからなかったのなら想像力が欠如していることになります。

想像力が欠如した人が重責を担えるのかという話になります。

☆★☆

日大の学生はピンチなのか?

就職面接で訊かれるという。

企業側は資質を見極めたいのではないか、他人事のように考える傍観者タイプなのか、自分事と捉えて意見を持っているのか、関心を持たれているということではないか。

 

危機管理学部の学生はピンチなのか?

危機管理できない大学の危機管理学部と揶揄のネタにされている。渦中にいるのだからレポートを作成するチャンスではないか。

 

大学当局はどのような対応を取れば問題をこじらせなかったのか、常時の備えと問題発生時の体制を提案するチャンスではないか。

ただで転ばないでほしい。

 

 

それではまた。

 

 

 

※毎週土曜日に公開していますが、今週は早めにUPLOADしました。5/29

「反省する」と「反省させる」の大きな違い

 

反省すると反省させるの違いは能動と受動の差異ではありません。本質が違います。

 

やってやる と口にする人は殺りません。本当にやる気なら邪魔が入らないように黙ってやります。ゴルゴ13が「やってやる」とそこらへんで言いふらしていたら仕事になりません。

やってやる という言葉と実際の殺人は言動と行動の差異ではありません、本質が違います。 格闘技の試合を見て ぶっころせ と言う人は 実際に殺人が行われることを望んでいるのではないのです。一種のガス抜きです、ガスを抜くことで暴発を防いでいる。寧ろガス抜きが出来ない人が自分或いは他人に向けて暴発する。

nikoichiも若い頃は ぶっころしてやる と言われましたが、言った人に飯をおごられました。

※自分に対する暴発は うつ や自傷、自殺、他人に対する暴発は暴力や犯罪

 

「反省させる」ことのおそるべき副作用

 本書は大学で学生相談のカウンセリングを行う著者が縁あって刑務所の受刑者の支援を行うようになり、事例で被支援者が受刑者になるまでの過程で強制された反省が作用していることを述べています。

更に反省を(させる)と更生せずに刑期を終えて出所した後で、また事件を起こして刑務所に戻ってくる。反省を強制する圧力は犯罪者を生み出し、よい社会を築く妨げになっていると警鐘を鳴らしています。

 

事例:30代後半 罪名:殺人ならびに銃刀法違反

 

中学に入ってから集団からいじめを受けるようになり、グループから金を持ってくるように言われる。→家にある母親の金を盗み、次第に高額の金を持っていくようになる。→グループの仲間にかわいがられ喫煙を勧められるようになり、いじめはなくなった。→母親に家の金を持ち出したことがバレてしまう。

→勇気を振り絞って、いじめを受けていたことを正直に話し許しを乞おうとした。→母親は「いじめは自分で解決しなさい。二度と家の金を持ち出さないと誓いなさい。」と言って「反省文」を書かせた。

☆★☆

→非行グループと付き合い始め、家の金を盗むことはなくなったが万引きがエスカレートし無断外泊が増えていった。

→高校に進学するものの学業についていけず中退。飲食や建築関係の仕事をするが、人間関係がうまくいかなくて、いずれも長続きせず、仕事をしないでパチンコ屋通いの日が続く中で、暴力団員になっていた昔の仲間に声をかけられて暴力団に加入する。

暴力団の組長と組長の妻にかわいがられ「組の役に立ちたい」と考えるようになる。そんなある日、組長から殺人を依頼される。組にとって面倒な存在を殺してほしい「お前を信頼している、頼んだぞ。」抵抗するどころかうれしくなり、二つ返事で引き受ける。

 

トリガーは「反省文」

 親にいじめを受けていると告白することは恥ずかしい、いじめを告白することでいじめがエスカレートするかもしれない、勇気をふりしぼって言った結果が反省文を書けという仕打ち。

心を閉ざして最早素直になることはなくなった。心を閉ざしては仕事に就いても周囲との関係をつくれない、仕事が続かない。そこへ暴力団員から声をかけられ、かわいがられ、暴力団しか居場所がないと思い込むようになる。後は鉄砲玉として使われた。

 

甘ったれるな、人間が弱い、と言い切れるか。生まれた時から強い人間はいない。

強くなる機会がなかったのではないか、幼い時から抑圧されて自己肯定感が育たず自信がないのでいじめのターゲットになったのではないか。

強いのは運ではないか

 他人を弱いと見下すことができるのは、親に自己肯定感、自信を失わせる育て方をされなかったからではないか。

 

告白は関係修復の最後の機会だったのにそれを逃した。辛いことを話すということは聞き手に対して心を開いているということなのに「よく話してくれたね」と受け止めるのではなく「反省文を書きなさい」と突き放された。心を閉ざす他なくなった。

☆★☆

なぜ親は抑圧的な行動を取ったのか

 

親も祖父母から抑圧的に育てられて、その方法しか知らなかった。抑圧されて我慢をし続けると自分の辛さに鈍感になり、他人の辛さにも鈍感になる。

他人の辛さに鈍感になるとたとえ自分がやらなくても子、孫の世代が問題行動を起こして犯罪者が出ることになる。

連鎖を断ち切るには 反省(させる)のをやめることだと云う。

☆★☆

反省する と 反省させる の大きな違い

 

言い訳するな、相手の気持ちになって考えろ、ションボリさせてうな垂れさせて溜飲を下げるのなら自己満足のために叱責していることになる。

反省したフリをして本心を隠して問題行動をエスカレートさせて犯罪に至る。

謝ればいいんだろ と軽く考えるようになり、鈍感になる。

 

相手の裏をかいて事件を起こす人はいても、相手の気持ちになって考えながら事件を起こす人はいない。

そういう人に「相手の気持ちになって考えろ」と言っても考えたフリをすることは事前に分かることではないか。

嘘をつくことに鈍感にさせるだけではないか。

☆★☆

急がば回れ

 

著者のやり方はまず、被害者や自分の親へ率直な気持ちを書かせる。

相手に対する不満を吐き出させることからはじめる。

殺人犯は最初、殺された人間が悪いと云う。それを素直に書いていくうちに自分が悪いことに気付き最後には悔恨が生まれた。

(一般的には ふざけるな!遺族の気持ちを考えろ!と止められて 「いきなり反省」に修正させられる)

 

自分の心の痛みに気付かない限り反省ははじまらない

自分の心の痛みに気付く方法は相手に対する不満を吐き出させること。

不満がくすぶっていると前に進めない、新しい気付きや価値観が得られない。

 

自分の心の痛みに鈍感な状態では他人の心の痛みが想像できない。

 最初から相手の立場になることなど無理な話で、まずは自身の感情を吐き出すことで、はじめて相手のことを考えることができるようになり反省する。

☆★☆

他人事のように考えてもいいのではないか

 (他人事のように考えるなんてとんでもない!)

記者会見で自分のしたことを他人事のように話して怒りを買う人がいる。

非難をされて言葉を続けることができなくなる。

 

他人事のように第三者が見たように俯瞰して話せばいいと思う。

自分事と思っていてはひどいこととは言いにくい。他人事と思えばひどいことと言える。それから自分のことに戻せばいい。

 

相手に対する不満を吐き出させると不満の原因に辿りつく、自分事ではなく他人事のように考えたら他人の視点でどうしてやってしまったのかという分析ができる。

分析が終わってから自分に当て嵌めれば悔恨になる。後悔なしでは反省ははじまらない。

後悔を飛ばしていきなり反省は変ではないか。

 

反省とは 急がば回れということだった。

「反省する」急がば回れ、「反省させる」性急

 

自分がしてきた行動や発言に関して振り返り、自分の行動や言動の良くなかった点を意識しそれを改めようと心がけること。

結論ありきではなく分析なくしてははじまらない。

 

 

それではまた。

 

 

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

 

 

悪いと思っていないのに謝らないでほしい

とにかく謝れ、つべこべ言わずに謝れ。

とりあえず謝る、周りがうるさいから謝る、面倒だから謝る、謝罪は幕引きの手段なのか。

 

相手が強いから相手の立場が上だから謝る、長いものに巻かれる、それが社会の潤滑油。

 

謝っているんだからいいじゃないか、俺の顔を立ててここは穏便に、謝っているのに文句があるのか、謝っているじゃないですかいい加減にしてください、謝罪は押し付けるものなのか。

 

こちらが悪いんです、いえいえこちらが悪いんです。お互いに自分が正しいと思っていてもそれは言わないお約束。

 

空気を読む文化:まず謝る。

空気を読まない文化:謝ればいいってもんじゃない。

謝って済ますことで真相がうやむやになる(する)。

うやむやにして徹底的に追い詰めないというムラ社会の知恵があった。

現代社会のムラの外(ステークホルダー)には通じない理屈であった。

☆★☆

反省文の意義とは

 二度とやりません、心からおわびいたします。深くお詫び申し上げます。

添削が入る、雛型がある。実際にできるかどうかは別にして 思います。ではなく、です。いたします。と断定断言したほうが謝罪の意思が伝わるとかいうノウハウがある。

反省文を書くことだけ上手になって反省しない。時間をつぶすための免責ツールにするなら書かなくてもいい。でも書かせることがルールになっている、昔からそう決まっている。

 

推理小説の作家が実際に殺人を犯すわけではない。

(そんなのあたりまえだー!)

よくできている反省文の作成者が実際に反省していると言い切れるのか。

☆★☆

お互いの幸せのために反省文ー実効性は問われない

指導を行った証拠として反省文を残す必要がある。

指導をしたのか? 反省文があります。

 

下手に罰ゲームをやるとパワハラ問題や労災に発展するおそれがある。

校則違反の罰でプール掃除やトイレ掃除をやらせたらちゃんとできているかチェックをしなければならない。体罰は後で問題になる。人権侵害といって騒がれるおそれがある。反省文が無難だという合理的判断がある。

 

 

同じことを繰り返さなくても別の問題が起きる

 

一度あることは二度ある、二度あることは三度ある。不注意とか集中力の欠如なんて事象であって原因じゃない。

 

寝不足?全員が?ホント?どうやってそんなことつきとめたの?注意力を散漫にさせるレイアウトではないのか?前の工程からの受け渡しで発生しているのではないか?

☆★☆

怒られたことはインプットされたからやらない、でもやったことがないことは言われていないのでインプットされてないからやってしまう。

自発的にやらないのではなく怒られたからやらない

抑圧で押さえつけると よいか悪いかを自分で考えるのではなく怒られることを避けることが目的になる

仕組みがわからないから推測も予測もできず応用が利かないので違うことをやらかしてしまう。

☆★☆

最初に反省させても効果がない理由―最初にするのは後悔だから

 まずいことをしたら、普通は後悔するのではないか、最初に反省するのは不自然ではないか、怪しいではないか。まず反省しろとは 怪しいことをしろ ということではないか

 

ミスった、やっちまった、どうしよう、から始まり、言い訳を考えたり、自分を正当化する。

事故、事件を起こした直後に。自分が弱かった、迷惑をかけた、自分は本当に悪いことをした から始まる人はいない。

弱いも悪いも事象であって原因じゃない

 

原因と向き合う前に、自分と向き合う前に、とにかく反省しろ、早く反省しろ、言った通りに反省文を仕上げろ。

抑えつけから始めて何かいいことでもあるのか。

不正の防止、再発の防止よりも謝らせること自体が目的化していないか。

☆★☆

抑えつけが生んだ歴史の復讐

 第二次世界大戦

第一次世界大戦敗戦国ドイツに対して戦勝国は徹底的に謝罪・贖罪・賠償を求めました。

多額の賠償と領土の割譲でドイツ国民は追い詰められ生活に困窮し、ヒトラーの演説に希望を見出すようになり、惨事を引き起こしたナチス政権を生む原動力になった。

 

アメリカでは自由化からとり残され、自由主義に抑圧されていると感じている人々の反発がトランプ政権の誕生というかたちになって現れた。これは歴史の復讐ではないのか。

☆★☆

抑圧は復讐されるー悪意なき復讐

 

実行者に悪意がなくても復讐される。

仕組みの構築はないがとにかく頑張れ、真面目にやれ、ノルマ必達だ。

 

不備を指摘したら反抗的だと目をつけられる。

言っても無駄だと発言は控えられ不満に蓋をしても実態は変わらない。

オーバーワークでどうしようもなくなって、現場が回らなくなって苦し紛れに数合わせをすることで手いっぱいになり、手抜き、不正が横行して経営陣が社会、出資者から糾弾されるのは現場から復讐されているとも云える。

 

批判をされない、よいことしか言われないのは称賛ではない、言っても無駄だと相手にされていない。

 

国レベル、組織レベルで抑圧は復讐を育んだ、では個人レベルではどうなのか。

 

それではまた。