誰からも文句を言われないことを目的にすると匕ーリング映像を流すしかない
スポンサーは不祥事を恐れるが、ヒーリング映像だけでは視聴率も稼げなければ、スポンサーもつかない。
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誰も最初から不祥事を起こすことを目的にはしていない
納期に間に合わせよう、期限に間に合わせよう、開発を早くしよう、売上を達成しよう。待たせてはいけない、検査や確認を割愛した。その想いから行動を焦った。
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利益を上げるために小さな正解を積み重ねたら大きな誤りでもあった
いくら立派なことを言っても優等生たちは組織の本質をわかっています。もっと利益を、もっと金儲けを、もっと視聴率を、もっと勢力・シェアの拡大を。
暴走してスキャンダルになってからはじめてブレーキがかかりました。
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日本に報道の自由がないことを証明したジャニーズ問題ー自粛・自主規制・報道しない自由
朝日・毎日と読売・サンケイは路線の違いをいわれるが、そこは言わないお約束にしていることに変わりはなかった。2004年に最高裁判決が出ていても知らんぷりでいた。
自主規制して報道しないことを貫いてきた。
(報道しない自由だね。)
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テレビ局と新聞が同じ系列なのは情報の独占なのではないか
読売新聞と日本テレビ、毎日新聞とTBS、産経新聞とフジテレビ、朝日新聞とテレビ朝日、日経新聞とテレビ東京、お互いに路線の違いをアピールしたところで5系列だけならお互い様で方針の統一を図れるのではないか、テレビ局と新聞社で別々の資本になり10系列に分かれたら纏まらなくなり方針の統一を図るのが難しくなるのではないか。
ジャニーズ問題は方針の統一が図られていたのではないかと疑念を起こさせます。
情報の独占は独占禁止法に抵触しないのか。
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告発者は無事ではいられない
問題を公にすると、どうしても角が立ってしまう。
何事でも差し障りのないように、非公式な形で事態の収拾を図ることを求められます。
相談窓口を設けて、積極的に不正に取り組む姿勢を外部に向けて示してはいても。
告発者は角を立てたから、和が何よりも大事だから和を乱す面倒な存在扱いになり、冷遇されたり閑職に追いやられたりしました。
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和の意味が逆になっている
そもそも和を乱したのは不正、セクハラ、パワハラをした側であるのに、指摘した側、訴えた側を問題視するのは考え方が逆さまです。
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冤罪とはつまり真犯人を逃したということ
証拠が怪しい、裁判のやり直しを、と訴えると潔く罪を認めるべきだ、ガタガタ言うな、は考え方が逆さまです。
正義は我にありと抵抗されますが、要するに真犯人を逃してしまい、検挙率・有罪率という数字達成のために別の捕まえ易い人を犯人扱いにしたことをメンツのために隠蔽している不正なのではないかと疑念の目を向ける対象ではないか。
捜査機関内部に気が付いた人がいて疑念を示されたとしても、もう起訴したんだから黙ってろと圧力で黙らされてきたのではないのか。
(立件すれば手柄になり出世してエラくなる。ペーペーが物申したところで潰される。)
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結局、数字だけのためー手段の目的化
検挙率、有罪率、視聴率、売上、利益、の数字を上げるのが優等生です。
価値観がモノトーン、一本調子になるのはキケンです。
本質とズレてないか、もっと大事なことがあるのではないか、と疑念を示すと変な人扱いになり、組織の一本調子の暴走の果てに事件になりました。
数字は達成率、状態・過程を示す指標で手段であったのですが目的化されてきました。
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事件になるならまだまし
事件ばっかりでうんざりだ。そうではありません。事件にまったくならなければ完全に闇に葬られたのですから。事件になるならまだましなのです。
闇に葬られて完全に終わりにならないように掘り起こすのが報道の役割なのではないか。