nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「忙しい先生」と「いじめ問題」が別々に報道されるのは何故?

2015年7月28日 朝日新聞 朝刊より 授業・雑務14時間、息もつけない。 先生の一日に密着。子ども下校後、残務に忙殺。 午前7時40分 職員室に約30人の教職員が揃っていた。…児童の日記や漢字練習中に目を通す。…30分の中休み「子どもと遊びたい」と」漏らしつ…

朝日と日経で事故の起因者が異なる―首都高速の観光バス玉突き衝突-伝聞調にご用心

新聞を整理しながら読んでみたらオヤッと思った。(こんなことしてるから中々片付かない) 2014年(平成26年)11月8日 夕刊 朝日新聞1面9面、 日本経済新聞9面(社会面)より 事故の経緯 8日午前8時40分ごろ、東京都板橋区仲宿の首都高速5号線上りの板橋…

ミッドウェー海戦 大本営発表前夜-新聞は自らの報道に縛られた

前回は戦時中の新聞を抜粋して並べましたが、その中でもミッドウェー海戦は国の運命は勿論のこと、新聞社にとっても大きな分かれ道でした。 昭和17年6月10日 朝日新聞 夕刊 米英とも船舶難に悲鳴、撃沈累増 建艦は計画倒れ 開戦以来八割を喪失、建造 予…

戦時中の新聞を閲覧してみたら軍よりも好戦的だった。-持ちつ持たれつになってしまう日本人

図書館で戦時中の朝日新聞を読んでみた。 ミッドウェー海戦のあった昭和17年(1942年)6月から読んでみると 昭和17年6月2日 「讀賣社員 中野報道班員戦死 3月17日 スマトラ北部アチュ州」 3月の死亡が6月の報道。情報の入手まで3ヶ月かかっ…

『個別的自衛権』は平和、『集団的自衛権』は戦争という恐るべき誤解

「満州は日本の生命線」という個別的自衛権を主張して中国との戦争状態に陥った歴史的教訓を、平和を願っていると主張する人達が忘却しているのはどういう訳なのでしょうか。 グレ―ゾーン事態(有事(戦争)とまでは言えないが、警察権だけでは対応できない…

一人の男の嘘がもたらした欧州発『第二次世界大戦』

ヒトラーはミュンヘン会議で戦争に反対する英仏の世論を味方にして英仏から妥協を引き出しました。 妥協を引き出した手段は1つの嘘でした。「チェコのズデーテン地方の割譲が最後の要求である」 戦争反対の国内世論もある中、これが最後の要求になるのなら戦…

『石原都政』がもたらした『クリーンディーゼル』―軽油の硫黄分を規制しなければクリーンディーゼルは性能を発揮できなかった。

巷では石原都政のディーゼル車NO作戦のせいで日本はクリーンディーゼルの導入が遅れたことになっている。 マスコミ報道ではディーゼルトラックが排出した煤の入ったペットボトルばかりがクローズアップされてディーゼル車悪の風潮が広まり国産メーカー各社…

戦争反対の民意が利用されて勃発した欧州発第二次世界大戦

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