バンダイナムコ、国内最大級のVR施設 新宿・歌舞伎町に :日本経済新聞
米国の金融機関ゴールドマンサックスはVR・AR関連機器の市場規模が2025年に最大で1,100億ドル(約12兆4000億円)にも達するという。
(テレビやノートパソコンに引けを取らない規模になる。)
VR関連事業者数:2009年 18社→2015年 234社
英和辞典を引くと
Virtual―(名目上はそうではないが)実質上の、事実上の、実際上の、虚の、仮の、というRealityとは逆の意味の訳が記載されています。
よく「仮想現実」といわれています。“仮に想定した現実”ってよくわからない日本語です。意味わかんねー とか言われないのだろうか。
VRはヘッドマウントディスプレイを頭部に装着して周囲の視界を遮り人工的な現実(実写の画像やCG(コンピューターグラフィック)を見るものです。
本書では「人工現実感」という意訳を与えることがあるという。
こちらの方がしっくりくる、本来の訳に相応しいのではないだろうか。
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VRの最終目標は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚など人間の五感や、平衡感覚など様々な感覚に働きかけて、現実世界と実質的には同じ空間を作り出すことにあるという。(ソードアート・オンラインの世界です)
VRの特徴は没入感(immersive)イマーシブ
テレビのように見る感覚ではなく、画面の中の世界に入り込んだような感覚を伴う。(没入してしまう)。
自分がその場にいるような感覚になるのがテレビとの大きな違い
テレビや映画の場合は部屋の置物や映画館の壁や椅子や階段が視界に入る。
VRの場合はVR画像以外は視界に入らないために没入してしまう。
映画やテレビは正面から見られることを前提にしている。
VRは正面だけではなく左右から見る、上から見下ろす、下から見上げる。見る角度により映像が生成される。
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(日本経済新聞2017年3月7日 朝刊 15面)
「国内最大級のVR施設 バンダイナムコ 東京・歌舞伎町に」
今夏 延べ床面積約3600平方メートルの大型施設を新宿東急ミラノ座の跡地に開業する。期間限定で1~2年の予定。
VR時代のエンターテイメント事業の確立を目指す。
料金や入場方法は2016年4~10月に東京・お台場で開いた「VRZONE Project ⅰ can」を参考にするという。
90分ずつの入れ替え制で、1回あたり700~1000円の体験料を払う仕組みだった。
交通の便がいい新宿では訪日観光客も含めて混雑必至ではなかろうか。
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ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンで映画のシーンをよりリアルに体験するアトラクションとして提供されたり、
ヘビーユーザー向けではない一般向けのパソコンもハイスペックになり、インターネットの通信速度(容量)が向上すれば有料の配信サービスで自宅に居ながらアトラクションを体験できるようになる。
(現状では自宅でVR体験するためには高価格のハイスペックのマシンでないとパワー不足)
(実写の画像ではなくゲームのCGの再生であればゲーム機のスペックで対応(プレイステーションVR))
(1987年発売のデスクトップパソコン マッキントッシュⅡのスペックを今日では手のひらサイズのiPhoneが上回っているから解決されるのも時間の問題だろう。)
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映画関連グッズの売上は興業収入の2倍
世界歴代興業収入トップ アバターの興業収入は約27億8800万ドル、2016年のスターウォーズの関連グッズの売上は約50億ドル
関連グッズの売上が映画産業の重要な柱という構図を顕しています。
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家でヘッドギアを装着してコンサート会場にいるような臨場感を得られるようになる。
再生マシンに入れるメディアはブルーレイか新たなメディアか
病院で外出禁止の患者さんがお花見や花火見物をバーチャル体験できたり。
ランニングマシンにVRがセットになって家やスポーツクラブの中にいながらマラソンコースを走るバーチャル体験。
マンションのモデルルームや住宅展示場にすべての部屋や製品を展示は事実上できない。VRで内覧会。
工場見学もVR
会社説明会でオフィスや工場、工事施工現場といった勤務中の状態を再現、
火事や地震や火山の噴火や水害や危険な状態を再現。
寺社、美術館、博物館を再現
入場料収入以外にVR体験の収入も得る。
災害に備えてバーチャル体験しておく
実地で現場に入る前にバーチャル体験しておく
事情があって行きたくても行けないところのバーチャル体験
コンテンツが増えればコンテンツを利用するためにハードの需要が増す。販売数の増加に伴ってコストが下がる。
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VRの3大勢力 オキュラス(米 フェイスブックが買収)、ソニー、HTC(台湾)
オキュラスリフト 2016年3月発売 9万4,600円
プレイステーションVR 2016年3月発売 4万4,980円
プレイステーションのスペックは10万円台のデスクトップパソコン並みという。オキュラスやHTCは20万円弱の高性能デスクトップに接続するからスペック的に劣ることになるが、ゲームソフト各社がソフトの作り込みをすることに配慮をしたのか。あまりにハイパワーなマシンにするとソフトの作り込みが大変なのか。
HTCバイブ 2016年4月発売 9万9,800円
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(日本経済新聞 2017年3月2日 朝刊 15面)
「5G通信 スポーツ・医療に 速度、現行の100倍 ドコモ、19年度から投資へ」
(3月7日 朝刊 13面)
現行:毎秒375メガビット(メガは100万ビット)→2020年:最大速度は10ギガビットを超える見込み。(ギガは1000メガ、10億ビット)
3億7500万ビットが100億ビットを超える見込み。ん! 375億ビットを超えないと100倍にならないんじゃないの。でも速くなることは間違いない。
VR、AR時代が近づいてくる。
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(日本経済新聞2017年3月9日 朝刊 15面)
「介護現場ITで支援」VR 認知症 職員が体験
「SOMPOホールディングスは介護事業会社のSOMPOケアネクストで3月から新人研修や採用活動でVR機器を取り入れた。
実際には居ない人や物が見えてしまう「幻視」の症状を再現するなど4種類の内容を用意した。」
私設利用者の感覚を介護スタッフに体験してもらう試みです。
ニュース番組では、津波から逃げるシュミレーション体験が報道されていました。
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在宅勤務で会議出席はアバターで
ヘッドセットを装着するとアバターの視線で自分が会議室にいる。
上司も同僚もアバター。アバターの容姿の基準は周囲が本人と認識できること。
そうしないと、誰が誰だかわからないので会議を始める際に自己紹介から始めるというアホなことになるからです。
似合う、似合わねー、カワイー、ナニコレ、ツッコミが入って会議が進まないという本末転倒になりかねない。
性別年齢といったプロフィールを偽ったり、本人の容姿とかけ離れているのは反則。
部長のアバターと部長そっくりのアバターが同じ会議に出席したらややこしい。他の会議にそっくりさんアバターが出席するのはもっと問題です。
プロフィールを偽ったアバターを使ったら経歴詐称で訴えられる。
イケメンのアバターなのに本人はブサイクだった。同性の友達だと思っていたら異性だった。
アバターの生成は本人の3D写真と本人のIDを紐付けして登録して認証されたもの以外はアバターサービスで利用することはできない。
アバターがセクハラパワハラしたらアバター会議に出席できない。
自分も相手も生身の体じゃないから実害はないからいいだろう。
相手が不快に感じたらセクハラになる。
画像解析で画面に警告が発せられた後に加害者側はサービス停止になる。
自宅からは一定期間ログインできなくなる。(契約の注意事項に記載)
ペナルティとしてアバター会議に出席するために、わざわざ出社してヘッドギアを装着して出席するというアホなことになる。
(ARはどうしたの)
未来の端末は眼鏡型 それではまた。
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