通常のメールアドレスは、人の名前や愛称、山や植物、土地の名前、様態、ニコニコ、ワクワク、ハッスル等 意味のある言葉が元になっています。
迷惑メールの送信元のアドレスはアトランダムな文字と数字の組み合わせです。
意味のない文字列です。
そんな迷惑メールが日々送信されるメールの半分以上を占めるという。
迷惑メールがなかったら通信会社はサーバーの増設をしなくて済んだのではないか。
受信側が着信拒否設定しても次々に文字列を組みかえアドレスを生成して送信してくる。
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アドレス名に意味があるかないか判別できる人工知能がサーバーを管理するようになれば、
意味のない文字列(文字の羅列)のアドレスは認証しない。
文字の羅列のIDやアドレスは登録拒否。
海外から来るメールもアドレスが文字の羅列ならフィルターにかける。
それで治まるか?
業者にとって旨みがある限りは、ひっかかる人がいる限りは治まらない。
迷惑メール業者も人口知能で対抗する。
意味ある言葉を@の前につけるプログラムを開発する猛者もいるだろう。
通信サービスを受けるために、新しいIDやアドレスを取得しようとしたら、すでにスパムメーラーが先行取得済みだった。
1を付けたり、他の数字や単語を付けてみても先行取得されている。
サーバーの管理側が異常に気付いて問い合わせをしても、人口知能が律義に返事をしてくる。
対抗手段を高度化すると、迷惑メールも高度化するという悪循環は、迷惑メール作成者に旨みがある(ひっかかるカモがいる)限り続くでしょう。
いや寧ろ迷惑メール作成側が先に巧妙化しているのが実情です。
★★★
知人(偽物)からメールが届きました。
本文を開くと「アドレスが変わりました」と (偽の)新しいアドレスが載っている。
オレオレ詐欺の携帯電話なくして買い替えたから番号変わったのメール版です。
- 記載のアドレスをよく見る。
ドット(.)がカンマ(,)になっていたり、名前の前に―や/が付いてたり不自然さがないか(拡大してチェックしています。いやだねぇ)
2.送信元の詳細情報をチェックしてグーグル検索する。
詳細表示されたアドレスは個人のアドレスとしてはどうかと思う名前でしたが、意味のない文字の羅列ではありませんでした。
詳細表示されたアドレスをグーグル検索するとスパムメーラーとありました。
アドレス登録するために、うっかりクリックしたらどこぞのサイトに繋がって有料だったり、ウイルスをうつされかねません。
スパムメーラーは盗んだアドレスを加工して近づいてきます。
人工知能を先に導入するのは迷惑メール作成側が先かも知れません。
どう防ぐか、白か黒かではなく、心を灰色にして読むのだ。
このメールは白ではない。灰だ。
それではまた。