nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

ガンダムSEED FREEDAMを観たらファンサービスに溢れていました

https://www.gundam-seed.net/freedom/

注※当ブログはネタバレ以外禁止です。

20年企画が途切れなかったのがスゴイ

そんなに間が空いたら立ち消えになりそうなところですが、スタッフとファンの熱意が切れなかったということです。これは見なければと思った。

ファンが望んでもやるスタッフがいなければ実現しない、スタッフにやる気があってもファンがついてこなければ資金を出すスポンサーがつかない。

(映画後半はTVシリーズ見てない人にはワケわからないだろうけど。)

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※デスティニーではキラが無双して、アスランが悩んで、シンが主人公なのに残念な役回りでしたが、劇場版ではキラが悩んで(最後にラクスと一緒に無双するけど)アスランが無双してシンが大活躍してデスティニーの鬱憤が晴らされました。

 

(初見の人はデスティニーガンダムの分身を見て、ミラージュコロイドで幻惑させて分身してるように見せかけて実体剣でぶった切って無双してるとか解釈しないで、なんだこの分身の術は忍者ロボットかくらいにしか思わないんじゃないの?)

(架空の設定についてはプログラムに用語辞典があれば、初見の人もわかるのにね。)

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89

ミラージュコロイドとは、可視光線を偏向する特性を持ち、マイクロ・プリズムに類似した働きをする微粒子状の物質。様々な帯域の電磁波に干渉または変更する性質を持ち、これを利用したビーム偏向やステルス等に使用される。

電磁光学迷彩技術の一種でガス状のコロイドを磁場によって物体表面に定着させる事で使用される。このステルスを展開した際は、あらゆる可視光線や電磁波は機体の後方に屈曲されるとしており、電磁的・光学的にほぼ完璧な迷彩を施すことが可能であるとされる、地球連合軍初のMSであるG兵器の1機ブリッツでは戦闘時に使用。デスティニーガンダムにおいては自機の残像を放出したミラージュコロイドの粒子に投影し、電子的・視覚的に敵を撹乱する技術が搭載されている。

(20年待ったファンのためのファンムービーと割り切ったんじゃないの。初見の人にわかるように説明を積み重ねたら映画一本で収まらないよ。)

ガンダムSEEDのTV放映は2002年10月5日〜2003年9月27日

※続編のガンダムSEED DESTINYは2004年10月1日〜2005年10月1日

2024年はDestiny放映終了の年から20年目にあたります。

 

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まさかの赤いズゴック登場ーファーストへのオマージュか

キラのライジングフリーダム、シンのイモータルジャスティス、マリュー指揮のアークエンジェルファウンデーションの洗脳や思考を読まれる能力と圧倒的性能差(ライジングフリーダムはブラックナイトスコードの猛攻にフェイズシフトダウンしていた)と物量により敗北、撃破されました。
キラのライジングフリーダムはファウンデーションのブラックスコードナイトと寝返ったアグネスのギャンシュトロームに挟撃され絶対絶命のところをまさかの赤いズゴックで参戦したアスランに、アークエンジェル乗員はメイリンに救出され生還。

※Destinyにおいてはファーストへのオマージュとしてザク・ウォーリア、グフ・イグナイテッド、ドム・トルーパーが登場、今回の劇場版ではゲルググ・メナース、ギャン・シュトロームズゴックのうしろには何がつくのか。

イザークのデュエル、ディアッカのバスター登場は初期を知ってるファンに対するサービスでしょう。

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アグネスはクエスのオマージュかー桑島法子生還

(なんじゃそれはー)

声優:桑島法子が演じたナタル・バジルールフレイ・アルスターステラ・ルーシェが死んだので、アグネス・ギーベンラートには死亡フラグが立っていた。でも生還しました。

逆襲のシャアアムロに相手にされずシャアの下に走ったクエス、今作でキラに相手にされずファウンデーションに寝返ったアグネス。

最後は死なずにルナマリアに救出された。

デスティニーの最終回でシンとルナマリアアスランに救出されたように。

続きがあるなら、またアグネスは出るんじゃないか。

UC(宇宙世紀)ではクエスが死んで(閃光の)ハサウェイのトラウマに、CE(コズミック・イラ)ではアグネスは死なずトラウマにならない。

言い寄るアグネスに対してラクス一筋のキラは強く拒絶した。その結果アグネスはファウンデーションに寝返った。キラの不器用さが表れていた。

(よく言えば純情、悪く言えば不器用。)

コズミック・イラ1のプレイボーイ・アスラン・ザラ(勝手に命名、女性遍歴を重ねたが誰もアスランを悪く言わない)なら否定もせず、深みにもはまらないのではないか。

(よく言えば優しい、悪く言えば優柔不断。)

ラクス・クラインであるミーア・キャンベルに対してキラなら本物のラクスと付き合ってなくても偽者と知れば強く非難するであろうが、アスランは偽者と知りつつ困惑していた。デュランダル議長に利用されている何らかの事情がある気の毒な女性かもしれない、最後にミーアはラクスを銃弾から庇って死にました。アスランの優しさが回り回ってラクスを救ったと言える。アスランに拒絶されていたらミーアはラクスを暗殺する側に与していたかもしれない。

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後半はお祭り

アスランは最強だった

元々戦闘面では、コーディネーター最高傑作のキラと互角に渡り合う強さで、SEEDではイージスガンダムでキラのストライクガンダムと相討ちになりました。その後はジャスティスガンダムでキラのフリーダムガンダムと共闘しました。今作ではまさかのズゴックファウンデーションの最新鋭MSブラックナイト・スコードを相手に足止めし、キラを救出。

救出後、心が折れたキラに対しては修正パンチで無事治療成功。ラクスが裏切ったって?アスラン自身がザフトに復隊したときも裏切りのように受け取られた。その疑いをラクスに向けるのか?ラクスに何か事情があるのかもしれない。決めつけるな、とやるせない怒りが炸裂した。

(俺の知ってるラクスはそんなことは言わないだって、さすが元婚約者。)

キラに修正パンチを入れているところをシンが止めてもシンもぶっ飛ばされてアスランは最強でした。

ファウンデーションにキラ・ラクスたちコンパスのメンバーが訪問した際には、剣の手合わせの挑戦をされ、キラは辞退し、シンが受けて立ったが相手にならず、フリーダムキラーも大したことはないな、やはり最強はアスランザラかとシンは嗤われた。

終盤のフリーダムを使った囮役では、まさかのアスランストライクフリーダム搭乗で戦闘。ストライク・フリーダムはキラしか扱えない機体の筈だったのがアスランも扱えていました。フリーダム過ぎる。
(デスティニーでデュランダル議長がアスランをレジェンドに乗せようとしてたから元々ドラグーン扱えるんでしょ。)

 

その後は、インフィニットジャスティスに搭乗
敵の思考を読む能力に対して、カガリの裸妄想で対抗。

「思考を読める?使えないな。」と挑発して思考を読みに来たらカガリの遠隔操作で相手のシュラはまったく思考を読めず、操縦をアスランに戻して思考を読みにきたらカガリの裸妄想をしてシュラを混乱させる。そこでカガリか、メイリンはどうした、二人分のハーレム妄想ではないんだな。

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三角関係は解消されているのでは

(何を考えているんだ。デスティニーのラストでメイリンザフトの制服を着てルナマリアと談笑していたからザフトに復帰できたんだよ。一瞬のチラ見せで話にオチをつけたんだね、ブラントは穏健派の指導になってお咎めがなかったんだよ。アスランメイリンが一緒に逃げたのはレイがメイリンも同罪(アスランを逃がすためにシステムに侵入して港の警報を鳴らして皆の注意を逸した。レイが警戒したのは当然。)だと言って殺そうとしたから連れて行くしかなかったんだよ、ある意味レイがキューピッド、全然そんなつもりはなかったんだろうけど。慰霊碑のところにアスランメイリンが一緒に来たのは、カガリが首長の立場で時間を取れなかったんだよ。確かにメイリンアスランの脱走を手伝ったけど、アスランが誘ったというよりもメイリンから巻き込まれたんだよ。メイリンが無事にザフトに復帰できたのなら、アスランに義理や責任はないよ。)

(SEEDの最終回で大量破壊兵器ジェネシスを破壊するためにジェネシス内部でジャスティスで自爆して死のうとしたアスランを 死ぬな、生きるのも戦いだと言って連れ戻したのはカガリだよ、カガリしかいないよ。)

(カガリはオーブの首長の立場だから政治的な問題や勢力権力争いに巻き込まれないようにターミナルに派遣という名目でアスランを避難させたんだよ。メイリンは偶々ザフトがターミナルに派遣させたから一緒になったんだよ、そういう設定をするから三角関係だとかザワつくんだよ。)

閑話休題

インフィニットジャスティスの操縦をいつ切り替えを行ったのかよくわからなかったが二人のシンクロ率は高く息が合っていることを表すシーンであった。

思考を読まれることを逆手に取った作戦でシュラのブラックナイトスコード・シヴァを倒しました。

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オーブの裏 軍事力

中立を謳ってはいるが、いや中立だからこそ中立を守るために備えは必要だからと裏ではストライクフリーダムインフィニットジャスティス、ディスティニー、インパルスガンダムを強化して用意していた。

元々ザフトの機体であるデスティニーとインパルスはアスランインフィニットジャスティスに破損させられたのをちゃっかり回収していました。

(よくプラントに泥棒呼ばわりされないね。)

(オーブのモルゲンレーテ社にしてみればZAFTはデザインの盗用だと言いたくなるだろうね、それを言わない代わりに核技術を拝借する。)

モルゲンレーテ社‥オーブ首長国連合の軍需産業

連邦軍の委託でGシリーズ(ガンダム)を開発した。

 

オーブ謹製アカツキは、ガンダム世界共通の巨大破壊兵器であるレクイエムを破壊した際の爆熱を受けても反射して、五体満足で生還できるまで性能向上していた

 

これでは連邦もザフトファウンデーションも味方に引き入れるか、敵になる前に潰したくなるから毎回攻撃の目標にされる。

備えなければヤラレ放題にされるんだろうけど。

 

オーブは両陣営の間と中立をブレながらも国家として存続していましたが、他の地域や国家は連邦かプラントの支配下でした。ファウンデーションは化け物コーディネーター オルフェの指導の下、チート能力と技術でユーラシア連邦(地球連合軍を構成する国家連合)から独立しました。

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アカツキは核動力

あらゆるビーム攻撃を反射し続けるためには、強力なフェイズシフトを維持するためにかなりの電力を消費するだろうからバッテリー駆動はありえない。

SEED最終回でプロヴィデンスと闘って半壊したフリーダムを回収して改修した際にザフトの核動力機のノウハウを取得したのではないか。

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ハロとトリィも兵器になっていた

ガンダムシリーズのマスコットキャラ、ハロも兵器になっていました。

ハロハロと言いながらハロは睡眠ガスを撒き散らして敵戦艦の搭乗員を眠らせていました。ハロが凶悪になっているとは。トリィは位置情報がわかるように改造されていました。

見かけがかわいいだけに凶悪でした。

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アコードってコーディネーター+チート能力

コーディネーターより上の人類を名乗ってたアコードは、洗脳と思考読みの能力頼りの戦闘で、対策された瞬間あっという間に壊滅しました。強化人間より弱くね。 

チート能力に頼ると却ってそれを破られると案外脆いものです。

キラは戦闘力とマイティストライクフリーダムの機体性能に加え、同乗したラクスはキラとは別の方向で最高傑作のコーディネーターだったことが判明。

ここは私が と言って種割れ覚醒、マルチロックオンで雷で殲滅しファウンデーションを圧倒しました。

 

 

オルフェンらアコードはSEEDのラウルクルーゼほどのラスボス感がありませんでした。

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シンがデスティニーで無双

シンは思考読みに対して、種割れで無意識で戦闘するという離れ業をしてきました。こいつ思考が読めねえとか言われて。それは天賦の才というものです。

種割れガンダムSEEDにおいて、コーディネーターが能力を覚醒させる表現として、種が割れるシーンが入っていました。

 

認識に影響を与える、洗脳する能力はシンに種割れ無意識戦闘で思考読みを封じられ、洗脳で動きを封じようとした際、シンの内からステラが「シンは私が守る」と反撃。

死霊が襲ってきたと思われてこいつ闇が深いと言われて。
それは呪いではなくシンの優しさの現れ、シンの心の中でステラは生き続けていたのです。

 

ラクスも最高のコーディネーターだから最初のSEEDでキラとラクスはシンクロしたのだろう。
劇場版はSEED DESTINYのその後のお話でデュランダル議長が示した1つの答えデスティニープランを否定した先の世界では争いは止まずキラたちは苦悩していた。
核やコロニーレーザー級の巨大兵器を躊躇なく連発するような狂った世界から、1つの大きな陰謀の芽を潰しても、ひと段落してからまだまだ戦いは続くのだろう。

 

もし続きが出るなら時代が進んで、キラとラクスの子供、タリア艦長の子供、おばさんになったアグネスが登場するのだろうか。

(※ノイマンに代わる操舵手がいないとね。)

(アスランカガリは政治的思惑のせいで晩婚になりそう。キラとラクスの子供が20代でアスランカガリの子供が10代とかありそう。)

ノイマンの操艦が相変わらず無双だった。

SEED時代からアークエンジェルの操縦をし続けている不沈艦アークエジェルの立役者。
アークエンジェルの次に乗艦したミレニアムをマリュー艦長指揮の下、コロニーレーザー兵器レクイエムからロックオンされていた攻撃を回避した。ノイマンがいるから主人公たちが生きている。

(ミレニアムに搭載していたストライクフリーダムインフィニットジャスティス、デスティニー、インパルス、アカツキもね。)

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決着はつかずに停戦の繰り返し

人類は戦争と停戦を繰り返してきました。

100パーセント全部目的達成や完全勝利はありませんでした。

滅ばないためには、途中で止める勇気が必要なのです。

 

「コレさえあれば万事解決、みんな幸せ」への異議申し立て「何度花が吹き飛ばされてもまた植え直すよ」「生きることが戦いだ」とか、正しさは地道の先にしかなくてそれを諦めた時に滅びへの道を進むみたいな考えがSEEDにある。

活動すれば必ず抵抗を受ける。何故なら行動はそれを支える反作用を必要とするからです。

空気抵抗がなければ飛行機は飛べないし、摩擦抵抗がなければ歩いても前に進まない。

安易な妥協からは何も生まれない。

抵抗は邪魔であると同時に必要なものでもあるのです。

 

オルフェは「キラよりも世界平和への明確なビジョンを持っている」「アコードはぶっ飛んだ技術(遺伝子操作)で作られたウルトラスーパーコーディネイターなので既存コーディネイターよりも優秀」「ラクスと遺伝子レベルで相性がいい」だから世界を導く資格があると自尊しキラたちを見下す。

それで結論がデスティニープランって短絡的だ。

理由付けをして結論として「愛してる」なんて興醒めドン引き残念。ラクスに拒まれて、何故だ。と混乱する有様。

 

 

「わたしイモータルじゃないもん、いもうと(妹)だもん。」

幼児の介入で中断、次回は「デスティニーブランでは結局振り出しに戻る」

(それではまた。)