nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

検察庁改正法案ー偏った三権分立と司法のあり方について議論をする場に

三権分立とは干渉を受けないのではなく、干渉し合える(互いにチェックする)関係ではないか

 

全く干渉を受けずにフリーハンドというのは健全なのか。

せっかく問題が提議されたのですから反対だけで終わらせずに三権分立のあり方を深める機会にすればいいのではないか。

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起訴をするのは検察官です

(そんなの当たり前だー)

民間に対して、また公の立法・行政のみならず、司法に於いても裁判官、弁護士に違法行為の疑いがある場合は検察官が起訴します。しかし検察官に違法の疑いがある場合に裁判官や弁護士が起訴することはできないので、仲間の検察官が起訴するという自浄に頼る他ありません。

ある意味特権的な立場です。

 

最高裁判事は国政選挙の際に有権者の審判を受けます、裁判官は公平を期すために転勤の多い職務です。弁護士稼業は依頼人(国民)がいないと成り立ちません。

二者に較べて国民の審判を受けない立場が検察官です。

市民派を自認するなら政権批判で終わらせずに、せめて検事総長は国民審判を受けた方がいいのではないかと提議しないのだろうか。

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動機がよくなくても結果が良ければよし

政権の我田引水やご都合主義が批判されているけど、三権分立の考え方を振り返り見直す機会にできれば結果オーライになる。

動機が悪くなくても結果が悪ければ失政と批判されるのが政治。

2009年発足の民主党政権で高速道路の無料化が公約通りに実施されたら渋滞でどこにも行けなくなって批判を浴びたけど、公約に悪意があったわけではない。

寧ろ善意であった。

善意であっても結果が良くなければ失政、極端な話、動機が不純であっても結果が良ければ善政。

教育では結果主義はよくない、過程も見てやれ、でも政治の世界では結果主義が徹底している。

善意で悪意がまったくなくても、国民が飢えたり、侵略されたりしたら悪政と言われます。

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H E R O(光)と99.9%(影)

 

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フジ(主演 木村拓哉)とT B S(主演 松本潤)のドラマのタイトルだけど、キムタクみたいな検事はいないでしよ、テロップそのまんまにフィクションでしょ。

なんであんなにカッコよく描くのか、メディアと検察の蜜月ではないのか。

読者視聴者の関心を引く事件報道の重要な取材源という意味で持ちつ持たれつの利害関係がある。

忖度する間柄になったらミイラ取りがミイラ。

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有罪率99.9%

起訴されたら終わりだという、組織の沽券にかけても有罪に追い込む。

罪を認めなければ勾留を続ける、長期勾留は人質司法と批判されます。

だけではなく、有罪にできると踏んだら起訴する、証拠が十分に集められず有罪にできないと読んだら起訴しない。という方針が高い有罪率の背景にある。

勝ち目のある闘いしかしないのか、証拠を集める努力が足りなかったのではないか、お役所仕事ではないか、時間が経ち過ぎて真相究明ができなくなる、不問に伏されたままでいいのかと納得できない市民団体の働きかけで検察審査会の起訴議決で強制起訴(弁護士が特別検察官役で起訴)という制度がある。

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単に批判して反対するよりも誉め殺しをして便乗した方がいい

(ご都合主義のところは納得できませんがとは言わないで)よく提議してくださいました、これを機会に三権分立のあり方、民主的な司法について議論したいと思います。

 

それではまた。

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反対運動が効果が上がらなかった理由

政府の法案について意見が割れたときに野党議員は反対票に、与党議員には賛成票を投じることにインセンティブが働く。

与野党問わず、党の方針に反する投票行動を採れば次の選挙で党の推薦や応援を受けることができず選挙区に刺客候補を擁立されて落選のおそれがあるので、党の方針に反する投票行動を採ることには勇気と覚悟を要求される。

どんなに声が大きくても議会の外の世論が議員の行動に結びつかない理由です。

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外堀と内堀を埋めてから本丸を落とすのが正攻法

 

野党に力が無いときに政府の判断を覆すには与党内に抵抗勢力を形成するのが正攻法です。

連立を組む政党や与党議員の強い抵抗が政府に再考を促す動機になります。

一部の議員だけ抵抗しても党則違反で潰されるので与党議員の反発や抵抗が多数派にならなければ事は動きません。

 

議員を動かすインセンティブは当選落選に係わる選挙区の支持者の反発です。

議会の外や選挙区の外の大きな声が現実問題として反映しない理由です。

党の方針に逆らうのは党の推薦を受けても落選のおそれがある場合に殉じてまで従う必要はないと判断された場合です。

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良心かインセンティブ

 

議員の良心に訴えて届くのか、インセンティブがなければ動かないのか、その試金石になる法案です。

 

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強行一本槍か内部的には説明が行われているのか

 

対立政党に手の内を明かさないためにメディアに対してノーコメントであっても、所属議員に対して選挙区の支持者に説明ができる情報提供が行われているのだろうか。

それがないと巻き添えの懸念を想起させてしまうのではないか。

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三権分立とは干渉を受けないのではなく、干渉し合える(互いにチェック)関係ではないか

 

全く干渉を受けずにフリーハンドというのは健全なのか。

 三権分立とは互いに干渉されないというのではなく互いにチェック&バランスの関係 にあるものではないか。