nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

他人事感漂う 民主主義に対する冒涜 という言い方―誰も国会で追及を言い出していない(更新あり)

安倍元総理が銃殺された事件について、与野党が判を押したように、"民主主義に対する冒涜" "言論の自由への攻撃"という非難のコメントをしています。

そんなもんでいいのか? ずいぶん淡白な と思った。 

(警備の凡ミスという重過失で殺されたようなものです。)

(まさかサボタージュじゃないよね。)

(何を以て凡ミスかは誰も安倍元総理の後方を見張っていなかったことです。)

(続報あり、7月13日 朝7時のNHKニュースによると、現場の警護は容疑者を認識していたが、立ち退きを求めなかった。)

(一発目の銃声がしたとき、警護は要警護者に覆い被さるのが、警護のいろは、そうしていれば、容疑者が二発目を発射したとき、安倍元総理に命中することはなかった。容疑者も撃っても無駄だと発砲をあきらめた可能性がある。)

テレビを視ているときは、気が付いてないように見えたけど、気が付いていたとはね。

(視聴者に気付かれないようにって、そんなところでプロの技を発揮されても。)

(要人警護の いろは が行われていなかった。SPが、プロが、不作為です、ついうっかり とか なんとなく とか ボーとしていたで済むわけないね、作為を疑われるね。)

(後方をちゃんと見張っていた、後方の容疑者を把握していたとすると未必の故意(主体的な行動はとらないが何か起きたらなったらなったで仕方ないという黙認 原因において自由な行為)になります。)

(そういうことを追及するのが国会の役割です、調査委員会が立ち上がるのかな。)

(実行犯に政治目的があってもなくても、選挙活動に対する妨害行為は言論の自由への攻撃になります。)

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選挙の安全が確保されなければ選挙は行えない、警備の責任の行き着く先は行政トップ

警察の失態を追及したところで、行政の頂点は内閣です。最終的な責任は内閣にあります。安倍派のダメージに止まらず岸田政権にとってもダメージの筈です。

野党が追及しなかったら殺されたのが党の仲間ではなく安倍さんだからと他人事にしているのです。

警察の失態といわれてますが、行政のトップは岸田総理 あなたです 安倍元総理が亡くなったのは 総理 あなたの責任です。と質問して調査委員会の立ち上げを求めるのか。

 

(警備が緩んでいるのは監督責任という理屈だね。警察庁国家公安委員会内閣総理大臣)

(質問して野次が飛んできたら他人事じゃない!と一喝しないとね。) 

(野党から野次が飛んだら 他人事なんですね  与党から野次が飛んだら 安倍さんが亡くなったんですよ、それでいいんですか。)

(憲法改正の発議を急ぐと表明したのは、よく取れば遺志を継ぐ、わるく取れば党内からの批判封じだね、安倍さんの遺志を実行に移すのですから国会を停めないでください。という)

(安倍元総理の殺害事件を徹底追及すると、安倍元総理の遺志である憲法改正の審議が進まないというジレンマに陥るんだね。)

 

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安倍さんは5時間半闘っていたー清和会はもっと怒っていいと思う

11時半頃撃たれて、午後5時3分に死亡が確認された。日本の行く末を案じてこんなところでは死ねないと生死の境を5時間余りを闘われていた、その無念や如何に。 

 

暗殺された宰相は 伊東博文、原敬高橋是清浜口雄幸犬養毅斎藤実、日本の憲政史上7人目です。

(銃社会アメリカは4人です。エイブラハム・リンカーンジェームズ・ガーフィールドウィリアム・マッキンリージョン・F・ケネディ 人数で較べると日本は安全とは言い切れない。)

(イギリス首相はスペンサー・パーシヴァル 一人、フランス大統領はポール・ドゥメール 一人、マフィアのイメージのあるイタリアはアルド・モーロ 一人、ドイツはいないんじゃない? 元首相が殺されるのは文明国としてどうなの?)

(外交にもマイナスだよ、訳のわからないのに殺される国にはオチオチ訪問できないよ、それだけの汚点なんだよ、後から歴史を振り返ったら政権の汚点なんだよ、歴史上7人も殺されているなんて恥ずかしいことなんだよ。あの時は仕方なかったなんて思っていたら繰り返されるよ。)

 

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野党は代表が襲撃されたらどう思うか

許されない蛮行どころではない。党の重鎮でなくても仲間の議員が襲われたらどう思うか。

議員なら候補者なら誰でもよかったなんてのが現れて、フラフラ来たのに襲われていたら選挙活動ができるわけがない。

議員や候補者でなくても、スタッフや支持者や演説を聞いている通行人が襲われていたら選挙は成り立たない。

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これで国会が紛糾しなきゃ民主主義じゃない

(メディアは統一教会の方に食いついているしね。)

(メディアは統一教会、国会は警備責任を追及。)

民主主義を守ると連呼されているけどその本気度が確かめられます。

 

民主主義に対する冒涜とか許されざる蛮行とか、遠回しに言っていたら伝わりません。

実行犯に政治的意図があろうがなかろうが

訳のわからん奴に襲われるのは 選挙制度存亡の危機です。 

(形骸化 かたちの上で一応選挙やっています。になる)

今回は偶々で自分は関係ないなんて思ってないよね。

ここは穏便に とか 大人の事情で とか なぁなぁで終わらせるような話ではありません。

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SPが後方を見張っていなかったのが臭い

(続報あり、7月13日 朝7時のNHKニュースによると警護は容疑者を認識していたが、立ち退きを求めなかった。という)

発砲音がしてから反応してるって何?

背後から接近されているのに気付いてない。

背後に睨みを効かせていたら、犯行に及ばなかったかもしれない。

(気付いていたが睨みを効かせるというより傍観していたことが発覚。)

(容疑者の移動に気が付いていなかったなんて、そこまでみんながお間抜けとは信じられない。)

ついうっかり なんてSPを叱責して済む話ではない、有耶無耶にすると意図的なサボタージュを疑われてしまう。

奈良県警の責任で終わらせたら 蜥蜴の尻尾切り。

(本部長が辞任を否定しているのは本人の意思なのかな、人事のバランス上、自重を求められているのかな。)

与党から野党まで国会議員には自分が襲われたと思って自分事として追及してほしいものです。

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選挙期間中の安全確保の施策を議員立法を待つまでもなく内閣が示してほしい 

狙われたくない、有名にならないようにしよう、権力・影響力を持たないようにしよう、そんなの政治家じゃありません。

意見、信条がある以上は、反対の立場があります。立場の違いは無関係に誰でもいいからと襲う人はいます。

実行犯がイカれてようがイカれていまいが、背後から接近されるなんてあってはならないことです。