nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

仲裁役がいないウクライナ戦争ー現実的な妥結は第三者の願望

ロシアが勝つと世界の独裁者がヤル気になってしまいます

世界の独裁者にやれば出来ると思わせてしまいます。

自分だって出来る筈、やれば出来る、一般人が仕事や勉強、スポーツで前向きになるのは良い意味ですが、独裁者が侵略に前向きになるのは迷惑です。

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そのような事態だけは避けなければならない

目に余る事態になると欧米は派兵せざるを得なくなります。第二次大戦の二の舞です。

第一次大戦の教訓から各国国民は平和を希求しその意を受けたイギリス政府はナチスドイツに融和政策をとってチェコは見捨てられヒトラーは自信を深めポーランドに侵攻、看過し得ずにドイツに戦線布告するもドイツの攻勢でパリは陥落、ロンドンは空襲、アメリカは国民の反戦感情が強くて助けに行けない。

ドイツの同盟国である日本を追い詰め、日本が戦争を仕掛けてきたら、日本に宣戦布告し同時に日本の同盟国であるドイツにも宣戦布告出来るから英仏を助けに行ける。

(ドイツと同盟を結んでいるから締め付けてきたのかな、日露戦争で助けてくれた日英同盟の解消がきっかけだね、日露戦争ではイギリスとロシアの覇権争いがあったとはいえ第一次大戦でイギリスを助けないで中国でドイツの利権を奪って参戦しましたみたいなことしてズルいと思われたからじゃないの。)

真珠湾攻撃でリメンバーパールハーバー、とアメリカ市民は怒りを焚き付けられたが、チャーチルはこれでアメリカが助けに来てくれるとホッとした。

(同時にヒトラーアメリカが敵になっちまった、日本を同盟国にするんじゃなかった。)

(同盟を結んだら敵にしてはいけない相手の情報共有をしておきましょう。言わなくてもわかるだろがアブナイ。)

 

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市民は怯えているが侵略側の兵士も怯えている

周りが全部敵に見える、いつ襲われるかわからない、冷静でいられない、人が目につくと発砲してしまう。

どんなに愛想をよくされても、抵抗の意思がないことを示されても、これは罠だと妄想に怯える。

本土決戦をしたら、悲惨凄惨阿鼻叫喚の地獄絵図、しかし降伏し占領されたら、伝統文化は骨抜きにされる。その苦渋から忍びがたきを忍びの御言葉を発せられた。

(急に1945年8月15日に話が飛んだね。)

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第二次大戦との相違は双方に核があること

派兵された兵士は核の脅威に曝されます。

使ったらこっちも使うぞと牽制し合って通常兵器での戦いになります。

相手の核を無効化させようとシステムダウンを図るために、同盟国に潜入したスパイが同盟国からハッキングを仕掛けてくるので、インターネットや通信は遮断され、航空支援を妨げる電子戦を制する戦いになります。

冷戦終結後は電子戦にどれだけ予算・研究を費やしたかが分かれ目です。

 

 

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核を撃つかもしれないと警戒されたトランプ

何をしてくるかわからない、オバマやバイデンは撃つわけがないと思うが、トランプは撃つかもしれない。と思われた方が世界は安定する。

本当に撃たれては困りますが、撃つかもしれないと警戒されないと抑止力になりません。撃つわけがない。と思われたらヤル気にさせてしまいます。

(バイデンはアメリカは派兵しないとハッキリ言っちゃった、本当に派兵するつもりがなくても言っちゃダメだよ、あれじゃプーチンウクライナへGOと言ってるのと同じだよ。)

(相手を見てモノを言いなさいと親から言われなかったのかな。)

(あまりにもヨイコだったんじゃないの。)

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逆説的にアメリカに対する抑止力になってしまっているロシアの核

こちらに核があるからアメリカは直接手出しはできない、(本当に撃たれては困りますが)バイデンは核を撃てっこないと思われてプーチンをヤル気にさせてしまった。

ウクライナに侵攻しても、こちらには核がありアメリカにも核があるが使う気がないアメリカを抑止できる。

核の撃ち合いを始めたら勝利者のいない闘いになりますが、実際に使わずに使うかもしれないと相手に思わせるのが核の抑止力です。

本当に使われても困りますが使うわけがない。と思われたら抑止力ではありません。 

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核を使わない代わりに暗殺をしたオバマ

アルカイダの指導者オサマ・ビン・ラディン無人機の攻撃で暗殺しました。

ヤルときはヤルと警戒された。

(航空機で攻撃したら周囲の住民も巻き添えになるのを承知の上だね、テロリストが隠れる地域も悪い、隠れさせるなという警告だね。)

(村八分の理屈だね。)

(プーチンはどうしてゼレンスキーの暗殺だけ狙わなかったんだろ、ゼレンスキーを選んだお前らが悪いと市民を巻き込む戦争を始めて双方の犠牲が大きい。暗殺に失敗したのかな。欧米から非難されて経済制裁を受けるのは同じだけどSWIFTからの排除まではいかなかったんじゃないの。)

(逆にプーチンを暗殺しようとしても元KGBだからスパイを潜入させても見抜かれる。)

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妥結は願望

プーチン政権を倒す、ゼレンスキーを退陣させる、そこまで追及したら終わりが見えない、お互いに全てを手に入れることを諦め、失うものもある状態で手打ちすべきだ、はそうあってほしいという願望であり、譲れない当事者の間には仲裁役が必要です。

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仲裁役がいない

日露戦争ではアメリカが仲裁しました。今度はアメリカはロシアから敵視されているので仲裁役にはなれません。

中国・インドはロシア寄りだと警戒されています。

日本・ドイツ・フランス何れかはロシアへの経済制裁に参加しないで、仲裁役をするという手がありました。

(アメリカから、ぬぁにをー、と言われたら、泥沼化したら世界経済へのマイナス影響が甚大(アメリカも損する)だから仲裁役を買って出ると根回ししておく。)

でも表面上はロシアが受け入れられるようにアメリカと喧嘩をして見せる。

(日本の場合は経済制裁に出遅れて後追いに映っちゃったしね。)

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もうスイスしか残っていない

(タラレバだね、もう遅いよ。)

(スウェーデンフィンランドオーストリアもロシアを警戒してNATOへの加盟を検討し始めたからロシアから敵側と見られて仲裁役になれない。)

強権の国はアメリカから警戒されます。スイスしか残っていない。

不介入に反しますが、仲裁は中立には反しない、中立の立場しか仲裁役に値しないのですから。

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新型コロナはどうなった?

ウクライナに派兵されたロシア兵や避難所のウクライナ人の感染の報道はない。

(それどころじゃないんだよ、そういうこと言ってられなくなったんだよ。)

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(スイスが仲裁役ってあり得なくない?)

(なんのメリットがあるの?、日露戦争のとき当時のアメリカはまだ新興国で国際社会でのプレゼンス(存在感)を高めるという動機があったけど、スイスにそういう野心はないと思う。)

仲裁は野心でするものではない、喧嘩はやめてほしいという生存本能から出るものだ。

(あんたの仲裁って、死ぬまでやれ、と煽って両方から 死ぬまでやってられるか、ふざけるな! と反発されて有耶無耶になって訳のわからない展開で終わったんじゃない、あれ仲裁って言えるの?)

終わったんだから結果オーライでいいじゃないか、止めなさい と言われたら余計にやりたくなるのが人間だ、死ぬまでやれ と言われたら ふざけるな、やってられるか! と反発するのが人間だ。

(政治家や国際機関の人が 死ぬまでやれ なんて言ったら、頭おかしいってマスコミに叩かれるよ、舌禍事件になるだけだよ、下手すれば政治生命が終わるよ、するわけないじゃない。)

(死ぬまでやれ と言ってあんたは二人の共通の敵になったんだよ、ロシアとウクライナの共通の敵が現れないと争いは止まらない。)

両者の敵になりうるという意味ではアメリカか中国が適任だと思う。そうでなければウクライナの土地を買いまくっている外国資本とか、共通の利益を両者で共有することだと思う。

(それで困る人は争いが続いた方がいいと思ったりして。)

(スイスはどこに行ったの?) 

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意図せず改憲論議に火を付けた共産党  

ロシアのウクライナ侵攻の際に志位委員長が日本は憲法9条があるから大丈夫とTweetしたら、それを知った他党の議員は んなわけねーだろー 改憲を急げー と逆に火を付けてしまった。

(9条を護れは建前で本音は改憲だったりして、ヤメテヤメテと言いながら本音はヤレヤレだったりして、自分たちが権力を握ったときには邪魔だけど、自分たちが変えたんじゃないから自分たちは悪くない。権力を握ったときには豹変すると疑われている。革命前は平和平和人権人権、権力を握ったら現実的対応と言いながら180度違うことをするのは世界史で証明されている。)

(アメリカやドイツでは共産党は非合法、昭和の時代に北朝鮮は天国とか宣伝されたことがあったけど日本は共産党にとって天国だね。)

野党、マスコミに期待されるのは、どさくさ紛れで関係のないところがいじられないように監視することです。