第二次大戦前の正しい意見はナチスとの融和だった
ナチスの危険性を訴える人の方が危険視されました。警告は無視されポーランドが侵攻されるまで気が付きませんでした。
ナチスとの対決を表明したら、狂っている、反平和だ、好戦的な危険人物 と嗤われました。
現実的な判断をするように諌められました。
それが誤りであったことは歴史が証明しています。
選挙のタイミングで仕掛けられたサハリン2
三菱商事と三井物産が出資しているロシア国内サハリンにおける天然ガス事業を接収するという。制裁に参加した日本に対する報復措置です。
電気代が上がってしまう。何とかしろ、妥協すべきだ、は短期的利益です。(理由は後述)
3月4月の時点でも言えたのに、今言ってきたのはタイミングを図っていたのです。選挙というタイミングで揺さぶりをかけてきたのです。民主主義国家は選挙の時が揺さぶり時だと狙われるのです。秋までにウクライナ戦争の決着が着かなければアメリカは中間選挙で狙われるでしょう。
(コロナ禍の最中にパーティーを開くなんて許せないという正しい理由で英国のジョンソン首相は辞任に追い込まれたけど、ウクライナ戦争における西側の結束に影響が出たら短期的利益になってしまうね、後任次第だね。)
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(日本経済新聞 2022年6月5日 朝刊20面)
「インドネシア産石炭4割安」「ロシア産代替需要乏しく」
日本はウクライナ戦争と円安で石油、天然ガスの輸入コストが上昇している。石炭火力で電力を賄いたい。に対して
安易に石炭火力を稼働させるチャンスと捉えるのはよくない、二酸化炭素排出が増えてしまう。は一見正しいです。
電気が足りない、何とかしろ、という要請に応えて、仕方ないですね、原発を稼働するしかないですね、増設するしかないですね。現実的に考えましょう、反対なんて言ってる場合ではありませんよという方向になります。
使用後の核燃料の放射能レベルが天然ウラン並みになるまで数万年地下の深層に保管するのが持続可能な地球環境ってあり?
(電気のない生活とか極端なことを言う人もいるけど、ほとんどの人には無理な話で言いっぱなしの堂々巡りになって議論が膠着。)
(使用済み燃料の問題解決には、核融合発電が有望なのに、核と聞いたら核分裂といっしょくたにされて反対される。)
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メタンハイドレートはどうなった?
火をつけると燃えることから、「燃える氷」とも呼ばれるメタンハイドレートは、石油・天然ガスに代わる次世代資源として注目されています。
海に囲まれた日本のエネルギー自給の手段になり得ます。
メタンハイドレートそのものはクリーンなエネルギー源ですが、その採掘過程で温室効果ガスであるメタンガスが発生するので、地球に優しくないと言われて採掘を難しくしています。一見正しいです。
採掘の過程でメタンの排出を抑制する、或いは排出されたメタンを温室効果を抑えられたものに化学的に変換する技術開発をしてメタンハイドレートの利用を推進するのが本筋ではないのか。
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社会保障の財源として消費税は必要は一見正しいように聞こえます
その税収は一般会計に算入できるから社会保障以外の用途にも使えるので欺瞞なのですが、所得税や法人税との違いは持つもの持たざる者関わらずすべからく企業や個人事業主を通して間接的に徴収するところです。
正しいことをしている筈なのにケチケチ消費で経済対策や経営の苦しくなった事業者への助成金やら物価高(物価には消費税が含まれています)で生活苦の国民への生活保護で国の支出が増えて税収は帳消しになります。
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熱して冷ましてマッチポンプじゃない と思った。
霞ヶ関と永田町の意志疎通、財務大臣の顔を立てる、一見正しいです。
(どうしても増税してほしいから忖度したのかな。)
今すぐ増税ノルマの達成、スキームの達成、でもその後、経済低迷で批判の的。
(その陰で苦しむ羽目になった官僚がいたら自爆だね。)
言った通りにされることが為になるとは限らない。
一見正しい 聞き分けのよさ よりも 言うこと聞かない頑固 の方がよい場合もある。
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食料安いが一番は一見正しいが
安ければいい、輸入品が安い、高い国産が全滅したっていい。は短期的利益です。
生産国は食料危機になったら自国への供給を優先します。自国の国民を飢えさせてまで売ってくれません。おこぼれを高値で売りつけられて日々の食事にありつけない人が続出ということになりかねません。
自国の国民には摂取が禁じられている添加物を入れられて文句があるなら買うなと言われても文句が言えない。
自前でやらないと良し悪しの区別もつかなくなります。
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一見正しいことを言われたら 目先の利益を疑おう
ウクライナという国は元々ない、ソ連崩壊の過程で国境線を引かれた人為的な国境だ、それを死守するために国民の命を犠牲にするものではない。一見正しいです。
でも結果次第で当事者とは別のところで、成り行き、情勢を見て、侵攻のきっかけにされます。
ロシア側の意図とは無関係にロシアが勝ったから自分たちもやれると、侵攻の理由付けにされて実際に戦争になると巻き込まれてしまうので、現実的に妥協をと言われても止めにかかる他ないのです。
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安倍元総理が亡くなった―警備体制の見直しは必至でしょう
事件当時の映像を視たら、男が後ろから近づいて来ているのに、警官に誰何されないで、そのまま近づけるって、まさかと思ってたんじゃないよね。平和ボケも極まれり、平和ボケから目覚めることが追悼になると思う。
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ロシア大統領府から弔電が
御母堂の洋子氏と昭恵夫人に弔電が届いたという G7各国よりも早い。中々に揺さぶってくれます。
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詳細は差し控えると憶測を呼びます
容疑者は特定の団体に恨みがあり、元総理が関係あると思い込んで犯行に及んだ、詳細については差し控える。と奈良県警本部の記者会見で発表がありました。
容疑者の供述内容に疑問があり、そのまま警察として公式発表できる段階ではないから詳細は差し控えられたのか、単に特定団体の名前を明かすとバッシングが起きる可能性を鑑みて詳細を差し控えたのか。
詳細の部分について憶測が流布されるでしょう。
明かせない暗部がある、黒幕がいるという陰謀論や特定の団体(実際に関係があったのか不明だが)についての憶測が流れるでしょう。
そもそも、特定の団体に恨みがあり元総理が関係があると思い込んだという動機が怪しい、本当の動機を隠して誤魔化しているのではないか。特定の団体と関わりかあると思い込んだのは誤解でした、勘違いでしたなんて容疑者が情弱お間抜け路線で終わらせて納得すると思う? とか。
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SPが元総理の背後に立って後方を見張っていれば今回の事態は防げたのでは
当初は奈良の訪問予定はなく急遽奈良入りが決まったことから奈良県警は十分に人員を配備できなかったのだろう。他の現場のこともあるだろうに。
人員が十二分に配置できない場合は、四方に立ってガードする配置が求められるが、わかっていても威圧感を与えたくないという配慮があったかもしれないが、もうそんなことは言ってられない。