やります、やりません、とは言わずに、頑張ります と言う。
やります(かしこまりました、御意)と言える程、実はやる気はない。やりません(致しません)と言えば角が立つから、曖昧にして頑張ります、と言う。
(でも頑張りますと言った人は結局やらないよね。)
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何を頑張るの?
~しよう、~やろう、と言われたら、その答えは、やります、やりません、賛成、反対、です。
与党が賛成と言ったら野党は反対です。
頑張りますなんて言いません。
頑張ります は斜めの方向に躱しています。
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頑張るは前向きという思い込み
頑張ります は やります、やりません、と白黒つけない返し言葉なので使いたくない。
頑張るよいこ は子供までです。
子供に無理に白黒つけろとは言いません。まだ判断がつかないなら待ちます。
でも大人が 頑張ります は恥ずかしい。
言いたくない。
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頑張ります と言われたら
頑張らなくていいから、やるの?やらないの?ハッキリしてほしい。
(………頑張ります。)
(コワイヨー。)
"頑張ります"しか言えないのはどこから手を着けていいのかわからないSOSだと思っている。
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やりますの結果出来なかったは"頑張ります"よりもまし
常に100%達成はありえない、挑戦した結果出来なかったと、やると言ってないから失敗ではない、が同じわけがない。
挑戦して失敗した結果は次の糧になるが、やると言ってないから自分は悪くないは糧にはならないし、失敗した人を笑う資格もない。
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何を頑張るかを言えるのは やります と同じ
何をどう頑張るかを具体的に言えるのは、やるための行動を取るための手順を考えているので、頑張ります しか言えない人とは違います。
頑張りますしか言わなくて、最終的にやらなかったのは、やりたくない、と言ったのと同じです。
頑張りますは前向きで、やりたくないは後ろ向きというのは幻想です。角が立たないように丸めた表現です。前向きアピールでもやらない人がいる一方でシラケた後ろ向きアピールでもやる人もいる。
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やりたくない のなら、どうしてやりたくないのか議論の機会があるが、頑張ります は前向きに見せかけて議論からも逃げている。
頑張ります は やりたくない よりもたちが悪い。
Noとは絶対に言わせない、Yesしか言わせない、苦し紛れに頑張りますと言わされているなら嘘を強要されているのです。
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やりたいことよりも意義、意味を見いだせるか
誰のためになるのか、何の意味があるのか、まったく理解できないから、やりたくない のは前向きです。頑張りますと言いながら意味もわからず仕方なくダラダラされても効果は上がらない。
ハッキリ意思表示された方がましです。
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師弟愛には到底至らない
頑張りますと言われて、頑張れと言える。きっとやってくれるという信頼関係があるのが師弟愛ではないか、自分は到底至らない。
名伯楽といわれる指導者は嘘を一瞬で見抜くのだろう、自分はその境地には至っていない。
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凡人なので"頑張ります"は受け入れられない
"検討します"は考えさせてください、という意味でやるとは言ってない。
する気があるなら、前向きに検討します。と言います。
検討します、答えは一週間後に、と言いながら一週間後もまだ検討中ならやらない結論を先送りされてるだけなので待つのは時間の無駄です。自分たちで断れないから相手がキレてもういいと言われたから自分たちが断らなかったという形を取りたいだけです。
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"検討します"をスルーすると相手のペースに嵌まります
何をどう検討するのか、把握していない担当が上申したところで前向きの答えは期待できません。呑んだ方が先方にもメリットがあることを説明できない、当方にしかメリットがない提案を相手が呑んでくれる筈だと期待して首を長くして待つのは時間の無駄です。
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正統性のあることに全くメリットがない相手とは組まない
正統性のあることに同意することは相手にもメリットがあることですが、正しいことをしたら損する相手と取引を続けることは不可能です。有耶無耶にして惰性で関係を続けると巻き添えを喰って無為な時間を過ごします。
今一瞬だけの儲けを取って継続的な将来に亘る儲けを捨てる相手と組んでもじり貧になるだけです。
(脱線警報が発令されました。)
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"頑張ります"と言われると"検討します"を連想してしまう
その場で白黒つけない、有耶無耶にする言葉だと思ってスルー出来ません。何をどう検討するのか頑張るのか聞きたくなってしまいます。