そうは言っても目標がなければ鼓舞できない
目標を掲げて達成に向けて鼓舞します。
それを煽りという人もいます。
ほっといても売上を上げて、満足度が上がって、品質が改善するのなら言うことはないのですが。
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数字に追われて数字を追いかけるようになると本来の目的が忘却されます
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新規加入の審査を営業部門にさせてはいけない
数字達成、目標達成したことにするために不正が疑われる新規契約(他の顧客の個人情報を使い回して新規獲得をしたことにする。個人情報保護法違反)もスルーされてしまいます。
違法の認識もなく悪気はないから悪くないんだと何も考えずにやられてしまいます。
研修をちゃんとやりました。と言っても何も身についてない。実際にできなければ学習したとは言えない。
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不正を知りつつ通したと言われないためにノーチェック
「すみません、確認不足でした。」
あまりにもザル。わかっていてやったんだろ、と言われないように、最初からチェックを放棄していたのではないか。不足ではなくて最初からやっていないのではないか。
普段はちゃんとやっています。偶々ですって怪しい。
そうして監察部門は言ってることが本当なのか調べるために全数チェックをする羽目になります。
(さらに問題案件が増えて面倒なことになる可能性があるから、上が事なかれ主義で極度に不祥事を怖れる体質だとチェックが進まない。)
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自己保身を推奨する隠蔽体質
問題になったことを報告すると減点になるから敢えて報告をしない。
炎上していても、平穏無事に終わったフリをすることを求められる。
原因にたどり着いたことを組織に知られると減点されるから敢えて調べない。
そうして炎上案件になってから対応に追われることになります。
大問題になってから役員が記者会見に引っ張り出される羽目になります。
原因がわかりません。
本来ならとっくにわかっているはずのことを、これから調査をします。と発表する羽目になります。
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言ったもん負け
気がついて指摘をした人が関係者の保身のために逆に犯人にされます。口封じのために飛ばされたりします。
飛ばされることを怖れて報告しない。
報告したら和を乱したからと飛ばされる。
表向きはホットラインを設けて不正に向き合う姿勢を外部に示してはいても。
脅したりなだめすかしたりしても、囲い込みに失敗して埒が明かなくなると、管轄官庁案件、マスコミ案件になります。
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前のめり体質は大きく延びるが大損するリスクもある
人は大きく進捗していると嬉しくなります。
売上が、儲けが伸びると嬉しくなります。
でも、そんな時こそ、足下に注意が必要です。