言うことを聞かなければ排除するわよ(注 こんな言い方はしてません)
政策も思想も吹っ飛んだ。
ここまで言われてついていくのはカッコワルイ
フザケルナヤッテラレルカと立ちあがったのはカッコイイ
という話になってしまった。
男がグダグダ主導権争いをしている。しょうがないわね、私が代表を引き受ける。 まではよかったのに口がすべったのか。
嘘をつけない人なんだなと思った。
同じことをするにしても、「共に行動をとっていくのかよく確認し合いたいと思います」と言えばいいものを。
嘘をつけないのは政治家として美徳じゃない。
嘘をついても嘘つきと思われないことが政治家の美徳じゃないのか。
そうでなければ世界の海千山千と渉り合って行けない。
(オバマ前大統領にトラスト・ミーと言った政治家がいました。オバマ前大統領に嘘つきと思われていたからではないのか。)
「私はけして嘘を申しません」その言葉自体嘘じゃないか と突っ込まないのが大人の知恵。
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1年ごとに首相が代わっていた頃の日本は、独裁国家からは民主主義なんてロクなものじゃない、ドタバタじゃないか、日本みたいになったらどうするんだ。
友好国からは今の首相は誰だっけと思われていたのではないか。
約束しても無駄、次に会うときには相手が代わっているかもしれない。踏み込んだ約束はできない。と
野党恐怖症に陥った有権者
今のままじゃ不満だ、1度任せてみよう、…任せてみたらもっと不満だった。
米中韓と関係悪化。 悪意があるはずはない、悪気はなかった、だから余計にこわい。
悪気なく関係を悪化させてしまう、相手を強硬にさせてしまう、不安。
混乱はもう懲り懲りだと委縮した。
与党経験を積んだ野党として期待したのに、下野したら野党の中の野党に戻ってしまったと失望を招いた。
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失業率が2.8%、求人倍率が1.52倍とバブル期を上回る。
今のままじゃダメです、ノーと言いましょうと言われても、もっとダメなノーな選択をしたくない、今に不満があっても、変えたら今より悪くなるんじゃないかと委縮した。
景気の話ができなければ対抗できないのに、違う話ばかりをする。
「民衆というものは、善政に属している限り、とくに自由などを望みもしなければ、求めもしないものである」マキャベリ・政略論
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国連憲章では空軍の待機部隊を保持することは加盟国の義務
(第45条)
「国際連合が緊急の軍事措置をとることができるようにするために、『加盟国は、合同の国際的強制行動のため国内空軍割当部隊を直ちに利用に供することができるように保持しなければならない。』これらの割当部隊の数量及び出動準備程度並びにその合同行動の計画は、第43条に掲げる1又は2以上の特別協定の定める範囲内で、軍事参謀委員会の援助を得て安全保障理事会が決定する。」
強制行動のために空軍の待機部隊を保持するのは加盟国の義務と謳っています。
「日本は国連加盟国だから憲法9条下でも空軍を保持できる。(現にしている)」
ダメだ、そんなこじつけ解釈は許さない!憲法違反だ!と言うと、憲法改正か国連脱退か選べという話になってしまいます。
こじつけは許さないと言えば言うほど利用されてしまいます。
国連憲章で未だ敵国扱いの日本
(第53条2項)
「本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。」
いずれかの署名国(連合軍 米英仏ソ中etc)の第二次大戦中の敵国は日独、日本もドイツも未だ敵国扱いです。
本条1とは いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければとられてはならないが、本条2に定める敵国(日独)のいずれかに対する措置では例外になるということです。
安全保障理事会の許可なしでも日本、ドイツに対しては強制行動をとれるということです。
敵国条項を外したいのなら義務を果たせ。
憲法9条があるのでできません。
改定したい理由は国連憲章の敵国条項を外すのも目的のひとつか。
議論自体を許さない という態度は日本は神の国だから負けるはずがないと言った軍国主義者と似ているのではないか。
思想・目標は正反対でも似た者同士。
正面から9条改正を唱えても議論を忌避するから、96条改正や憲法解釈の話を先に持って来られた。
96条改正や憲法解釈よりも9条をまともに議論する方がよいのではないか。
とにかく反対、議論をさせない。議論できないなら仕方がないと変則的な手を使わせてしまった。
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国会における謎の行動
法案を通すことを求める議員と改善を求めない議員
廃案ありきで会期切れを狙うことは法案が改善されないことになり、国民が不利益を被ることになります。
で結局改善されないまま通ってしまってから批判する。
批判したところで どっちもどっちでしょ。
答えられるはずのない質問をする
「想定している仮想敵国はどこの国か」としつこく訊く。答えたら国家間の問題になるから閣僚が答えられる筈がありません。
わからずに質問していたとしたら恐ろしいことです。政府の閣僚になったら外交問題を引き起こすんじゃないか。
※チャーチルは「イギリス以外のすべての国」が仮想敵国と答弁しました。ユーモアの通じない日本でやったら上を下への大騒ぎになるだろう。
「自衛隊員の命があぶない」
自衛官に限らず警察官、消防官、海上保安官から民間でも工事現場や海外で日本の資源確保のために従事している人々は内容や程度の違いこそあれ危険と向き合っています。
世間知らずのフリをどうしてわざわざ国会でするのでしょう。
反対する法案について「今決める必要があるのですか」―は強行採決を勧めている
質問者は逆に 今ではないのなら、いつ必要であるのか答えることは出来るのですか、と問われたら答えられない、10年経っても答えられません。
いつ必要と答えたら法案を認めることになるから答えられません。
自分が同じ立場だったら答えられない質問をする。
時間稼ぎを狙っていますというメッセージを相手に送ってしまっています。
相手が廃案にするわけはないから強行採決するに決まっている。
直すのではなく廃案か強行採決かの二者択一を迫る。
そして強行したら非難する。
マッチポンプです。(自分で火をつけて(マッチ)、自分で水をかける(ポンプ))
悪気なく、わからずに質問していたとしたらおそろしいことです。
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力の均衡がないところでは力の行使を誘引してしまう
ナチスドイツと周辺国、ロシアとウクライナ、中国とチベット、ウイグル、力の均衡がないところでは力の行使を誘引してしまうことは証明されています。
一人っ子政策の影響で中国軍人は一人っ子故に親を残して死ぬわけにはいかないと先に引き金を引く可能性が高いので不測の事態を招く公算も高い。
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「学者の意見だから正しい」
自衛隊、在日米軍、PKO、集団的自衛権の4つについてどれが合憲か違憲か? その答えは4つとも違憲、4つとも合憲、3つ合憲、2つ合憲、1つだけ合憲、その答えの組み合わせは19通りになります。
19通りの中から選択しなければならなくなります。
学者の意見が統一されることはありえません。
統一されることがあれば学者の意見は自由ではない、思想の自由はないということになってしまいます。
意見について賛成反対を言うのは自由ですが
意見の合う学者は正しい、意見の合わない学者は正しくないというのでは思想の自由(憲法19条)を認めていないことになります。
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最後には梯子を外す新聞
1992年6月15日、国連平和維持活動(PKO)への自衛隊の参加を可能にしたPKO協力法が成立しました。
「PKO協力の不幸な出発」(朝日新聞1992年6月16日)
「ともに汗を流す貴重さ 自衛隊PKO」(朝日新聞2002年3月2日)
10年経ったら安保法制に反対したことは忘れていることでしょう。
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反原発なのに危険な状態を黙認してしまう
津波が来るかもしれないから防波堤を高くしてとは言えません。
被害の防止策を提言することは稼働を認めることになるから言えないと思っているのでしょうか。
今すぐ止めればいいから安全策はいらない?
止めるまで安全策を執れと言ってもいいのではないか。
「じゃあ稼働を認めるんだな」「認めてない、それとこれとは話が別だ、不測の事態に備えるためだ」
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野党の立場だから反対するのであり、自らが政権を担う立場になれば賛成するというのでは似非反対者です。
社会党:野党時代 自衛隊違憲、日米安保反対。与党時代(自民と連立) 自衛隊、日米安保容認。
政権を担う立場になったら言えないことを選挙期間中に言わないでほしい。
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正しいことをしたと思ったから正しい結果になるとは限らない
解釈変更に反対することは現状維持には繋がらず、現状変更への試みに与することになってしまいます。
同盟国の艦船が攻撃を受けた時、指をくわえて見ているしかなかった。憲法があるから。
拉致されても助けに行けない。憲法があるから。
国民の生命財産を守れない。憲法があるから。
何のための憲法か。
日本人に対する信用問題であり、世界の日本を見る目への影響は避けられない。
親日的な国は「日本はいざというとき頼りにならない」と失望し、現状変更を試みる国は勢いづき、紛争拡大の危険が逆に高まります。
願っていることと逆の結果を招きかねない。
威嚇はよくないが、抑止力がないと相手をやる気にさせて紛争が起きて被害者が出てしまう。
フィリピンやベトナムがされているように。
第二次大戦前の英仏の宥和的な政策がナチスの暴走を招いたように。
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完全、完璧を求めていてはいつまで経っても始まらない。
ビジネスの現場では自分1人で100%と思っていても提出したらケチョンケチョン、遅すぎる、学校のテストではない、今出しても遅い、間に合わなければ意味がない、60点でも出せばいい。間に合わない上にケチョンケチョンよりまだ間に合ってケチョンケチョンのほうがいい。
暫定措置で走りだす、完璧ではないと批判される、最初から完璧なものなどない。
国内的に正しくても海外の事情で正しさの定義は変わる。
相対的に優位に立てばいい。
隣の芝生は青く見える。財政黒字だけどケチった結果でインフラはボロボロ、失業者が増大で社会が不安化。
インフレ抑制のために通貨供給を絞って病み上がりの体にダイエット。
差別のない社会は聞こえがいいが、平等にみんな飢えて貧乏で満足か。
差別はなくす、差異は認める。
差別(生まれ)の結果の貧富の差は認めない、差異(努力と才能)の結果の貧富の差は認める。
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大半は安定を求める。(サイレントマジョリティ)
安定を保証されて生産性を発揮する、明日どうなるのかわからないのでは仕事が手につかない。 生産性が低下する。
子供の預け先が不安、親の介護が不安、将来(自分の老後)が不安、心ここにあらず、仕事に集中していない。
破格の条件でアジア企業にエンジニアが引っ張りだこ、不安は金で解決できると移籍する。
不安は競争力を低下させる。
起業家タイプは一握り、政治家タイプは一握り、運動家タイプは一握り、
声が大きいからといって多数派なわけではない。(ノイジーマイノリティ)
学園よりも大学よりも安全と保育園と年金と景気が関心事。
争点にしようとしても乗って来るのはマイノリティ
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批判をするほど民意が離れる。
舌鋒鋭く批判する。批判すればするほど、感じ悪いとドン引きする優しい日本人。
支持者は拍手しても、離れて傍観する無党派層は別の候補に入れるか棄権する。
やめろと言うばかりで やめる代わりに同じ話で何をするのか。
何をするのか言わないと何もしないと受け取られる。
別の話であれもこれもやりますと言っても何もしないと受け取られる。
消費税を上げるの対案が反対ばかり。
上げないと言えば景気対策の失敗だ実行力がない失政だと批判したのに、上げると言えば反対する、一体どっちなのか。
増税しても景気を冷え込ませない政策を掲げたら、与党のお株を奪えるのに。
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政見放送を見た(東京選挙区)
政見放送は候補者の声を聞くための番組です。
政党が制作した内容でNHKの編集なしで放送されます。
代表と各候補が語る、総裁と各候補が語る、それなのに最初から最後まで委員長が語り候補者が語るシーンがない。
候補者の声を聞きたかったのに。急ごしらえの政党よりも準備の時間がなかったのか。
民主主義を守るという、憲法を守るという、それなのにどうして候補者の声を聞かせないのか。
民主主義のつもりであっても、実際の行動で民主主義的ではないと説明してしまう。
疑われることに気がつかないのだろうか。
※他の選挙区の政見放送も同様でした。
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大義はできちゃった
大義とは動機なのか、結果なのか。
解散をする度に大義なき解散と言われる、郵政選挙のときも大義なき解散と言われました。
大義とは動機なのか、結果なのか。
動機が立派でも、結果が伴わなければ大義なき解散だったと評価される。
結果が出てから大義ある解散だったと評価される。
解散権があるから緊張関係を維持できる。或いは建設的不信任の制定を
内閣不信任案だけで解散権がなければ国会は空転をし続けて機能しなくなる。
解散権を封じるべきだという。それならば不信任は建設的不信任にしなければ国会は機能不全になる。
議員の過半数を以て首相の後継者を決める。出席者の過半数ではなく、全議員の過半数で決める(次期首相の権力基盤確保と政争目的の欠席を認めないために)。
そうしなければ政治の空白が生じてしまう。
民進党は分裂に追い込まれた。元自民党と元社会党、野党共闘に賛成と反対、改憲派と護憲派の呉越同舟が解消された。どうして一緒にいるのかわからない状態が解消されました。
解散をきっかけに政界再編が行われた。
→政界再編解散→或いは大義できちゃった解散。
大義なき解散だ!といつもと同じことを言っても新鮮味がない。
是非はどうあれ、消費税の使い道を急に言い出したり、こんなのは大義できちゃった解散だ!と言えば面白いのに。
それではまた。