親の体罰禁止、20年4月から 改正虐待防止法が成立 (写真=共同) :日本経済新聞
「親の体罰禁止、20年4月から 改正虐待防止法が成立」
「親による体罰禁止を盛った改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が19日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。」
「一部を除き2020年4月から適用する。」
「改正法では、親は「児童のしつけに際して体罰を加えてはならない」とした。」
「千葉県野田市の女児死亡事件など、子どもへの「しつけ」を名目にした虐待が後を絶たないことから禁止を明確にする。」
明確とはどういう意味か、罰則はありません。何を以て体罰とするのか明確になっていません。
何を以て体罰とするのかは、これから決めるということです。
学識経験者、教育評論家の意見を参考に指針が示されるのでしょう。
体罰の定義が定まってから罰則が定められるのではないか。
☆★☆
虐待は体罰ではなくて 腹いせ なのではないか
「日本はいまだ体罰を容認する意識が根強い。公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが17年に大人2万人を対象にした意識調査では、しつけのために体罰を容認する人が約6割にのぼる。」
体罰=悪 なら国民の6割の認識がおかしいということになってしまいます。
問題なのは 虐待、腹いせ であり、体罰 とは違うのではないか、言葉を混同しているのではないか。
☆★☆
言葉だけでは制止できないオトナもコドモもいる事実を認めよう
言葉だけで制止できるもの分かりのいい大人と子供ばかりなら、警察も裁判所もマスコミも暇になります。
親に一度も叩かれたことがなくて、生まれて初めて受ける制止が補導や逮捕というのは子供にとって幸せなことなのか。
☆★☆
口頭の注意で収まらなかったことは身に覚えがある
校庭でバレーボールをサッカーボール代わりにして蹴って口頭で注意されてもやめないで別のクラスの教師に頭をゲンコツされてようやくやめたり。
(バレーボールに対する冒涜です。蹴り続けたらオシャカになります。)
殴られた仲間同士で教師のマネをして頭をゲンコツし合うゲームを始めたり。
(オバカ オバカ オバカ)
授業中に紙ヒコーキを飛ばしたり、算数の時間に工作用の粘土でゴジラやキングギドラを作ったり。
(勉強しなさい)
先生「やったのは誰ですか!」
太陽にほえろ!のBGMを口ずさむ。
(いい加減にしなさい!)
(理由を説明されてもウルサイだけ、ソンナのカンケーネー、面白半分でルールを破って大人を挑発する。制止されるとウルサイのに、制止されないと恨む(かまってもらえない)超面倒くさい反抗期の発病です。
発散の場がないとイジメに走ります。オトナにバレないのを快感にして。
事無かれ主義で 何も問題はなかった と発表するオトナを嗤います。イジメっ子のターゲットはいじめられっ子と何もできないオトナです。忙しくて気にしていられず嗤われていることに気がつかないオトナ。)
(ってことはイジメをやるオトナは反抗期がまだ終わっていないんだ、イタイオトナ。)
☆★☆
担任交代でクラスの空気が一変
子供心にわかったのか、勘なのか、この先生はヤバイ、大人しくすることにした。
(ズルイ奴め)
相変わらずヤンチャをするクラスメートはゲンコツをもらった。
☆★☆
親は大歓迎
まじめな子の親は気が気でなかったのではないか。ヨソ様のヤンチャな子のせいで我が子の勉強の邪魔をされて授業が進まないと。
ヤンチャの親も我が子が大人しくなったと、先生は親に人気になった。
☆★☆
殴られて怪我をする生徒はいなかった―やり過ぎる教師はいなかった
昨今、報道ネタになるのは やり過ぎて怪我をさせたり、心に傷を負わせたり、加減ができないオトナが増えているのではないか。
怪我をさせたり死なせたりするのは 体罰 の範疇を越えた虐待です。
虐待をするのは しつけ ではなくて 腹いせ です。
なぜ加減ができないオトナが増えたのか。
☆★☆
親の暴走は ご近所 に抑止されていた―他人の家の敷居が低かった
ムラ社会の名残があったのか、子供の泣き声が止まないと“どうしたんですか”と訪ねて行ったり、家を追い出された子供を見たら取り成したりといった、今なら“お節介”と言われるであろう ご近所は濃厚な共同体だった。
子供は 共同体の子供だった。
Nikoichiが家から放り出されたとき、目撃した隣のおばさんがとりなしてくれたり、腕白な同級生が二階から吊るされたら、近所で騒ぎや噂や井戸端会議のネタになって、オタクは一体何ザマスの状態になって抑止されていた。
それが今では 児相が何とかしろ になってしまった。
そりゃ追っつく訳がない。
☆★☆
他人にかまっていられなくなった日本人
帰りが遅い、余裕がない。
なぜそうなったのか。
長期停滞、失われた30年。
虐待 も いじめ パワハラ も 不正(検査・統計)も病根は同じところにあるような気がする。
※きれいは汚い、汚いはきれい…シェイクスピア「マクベス」より
(善事と悪事は表裏一体、そこまで飛躍するんだ それではまた)