劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公式サイト
劇場公開当時話題になっていたが、魔法少女というタイトルと、絵柄に抵抗感を覚えて観に行かなかった。絵柄を見て無理だと思った。
実際に見たら逆だった、この絵でなければ無理だと思った。
リアルな絵ではおどろおどろしい、ディズニーやサンリオみたいなかわいい絵では非難轟々になるだろう。
他の絵柄では正視できない、ピンポイントを突いたキャラクターデザインであったと今になって思った。
(2017年5月4日 午前1:06~3:25 BSプレミアム 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ(前編)始まりの物語」)
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深夜放送には意味があった。
魔法少女というタイトルにつられてセーラームーンやプリキュアのつもりで小学生以下の子供に見せるのは禁物です。
おどろおどろしくならないように抑制的に描かれているが、残酷なストーリーにトラウマになってしまうのではないか。
魔法少女になる=ゾンビになる(事前の説明はなし)
謎の生物“キュゥべぇ”が少女たちを誘います。「どんな願いでもひとつ叶えるよ。その代わり僕と契約して魔法少女になって魔女と戦ってほしいんだ」
“キュゥべぇ”と契約して魔法少女になるということはゾンビになることでしたが、事前に説明はされませんでした。
契約の証しとして ソウルジェムという宝石を少女たちは手にします。
少女たちは変身アイテムと思っていましたが、それだけではありませんでした。
少女たちの魂は ソウルジェム に封印され、体は魂の抜け殻になっていました。
ソウルジェムが体から100メートル以上離れると ソウルジェムの中の魂は 自分の体をコントロールできなくなり、魔法少女の体が死体であることが判明します。
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体に魂があると苦痛を感じて戦えない、だから魂を抜いたと説明する異星生命体
キュゥべぇ「ただの人間と同じ、壊れやすい体のままで魔女と戦ってくれなんて、僕にはとてもお願いできないよ」
「きみたち魔法少女にとって、もとの体なんていうのは外付けのハードウェアでしかないんだ。きみたちの本体としての魂には、魔力をより効率よく運用できる、コンパクトで安全な姿(ソウルジェム)が与えられているんだ」
憤り、悲しむ少女たちにキュゥべぇは淡々と微笑むように答えます。
「きみたちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする。」
「訳が分からないよ。どうして人間(地球人)はそんなに魂の在り処にこだわるんだい?」
”いつもそうだね。” まどかたちが生まれる前の遥か昔から、魔法少女たちにキュゥべぇが言い続けてきた言葉です。
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騙してたのね、わたしたちを ⇒実際の姿はどういうものかという説明を省略したけど。とうそぶく
「なんで教えてくれなかったのよ」
「訊かれなかったからさ、知らなければ知らないままで、何の不都合もないからね」
魔法少女になってほしいんだ。 と言われて、ゾンビになるの?なんて質問が出るわけがない
魂はどうなるの? とか質問するか?
※現実社会では消費者が質問しなかったから重要事項は説明しなくてよい ということにはなっていません。
「僕と契約して芸能界デビューしてほしいんだ」アダルトビデオデビューとは説明しない。
「僕と契約して社会人デビューしてほしいんだ」残業手当なし長時間労働のブラック職場だとは説明しない。
話が違うといっても、取り合わない。「訊かなかったよね、自己責任ですよ。」
実際に訊いたらどうなるか。
ストレートに訊いたら、アバズレ だの 変人 扱いされます。
変人だの、めんどくさい人だと思われたくない。空気を読んで質問できない。
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重要事項には説明義務があります。
質問しませんでしたよね、自己責任ではないですか。
「それは重要事項ですか」
あたりまえです、重要です。やっていただかなければ困ります。あなたは無責任ですよ。
「重要事項ならそちらに説明責任がありますよ。説明してませんでしたよね」
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テレビ放送は2011年1~4月
その後 社会では新卒社員の過労自殺や、契約を盾に風俗やAVデビューをさせられた女性の報道がありました。
指示された通りに動いていればいい。意識朦朧、自分の体が自分のものではないような状態になり絶望感を募らせた。
体がゾンビにされて恋もできない。魔法少女たちは絶望感を募らせていきます。
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良心的だと主張する異星生命体
あんまりだよ。酷過ぎるよ!
「僕たちはあくまでもきみたちの合意を前提に契約しているんだよ。それだけでも充分に良心的なはずだが」
みんな騙されていただけじゃない。
「騙す、という行為自体、僕たちには理解できない。認識の相違から生じた判断ミスを後悔するとき、なぜか人間(地球人)は他者を憎悪するんだよね」
「認識の相違から生じた判断ミス」だって、悪いのはそっちでしょ。と言っている。
盗人猛々しい。いや盗人白々しいと言いましょうか。
“騙す”(悪意)が理解できないのに“良心的“(善意)が理解できる(主張している) というのも論理が破綻しています。
異星生命体 嘘つき放題です。(”騙す”が理解できないから当然”嘘をつく”も理解できないと言うだろう。人間なら なんて都合のいい頭だと言われる)
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魔女と魔法少女の再生産システム
キュゥべぇ たちはエネルギーを得るために地球にやってきた。
キュゥべぇ の母星では 感情は一種の精神疾患と見做されていたという。(感情がないのが普通であったという)
キュゥべぇ の母星の技術者は知的生命体の感情をエネルギーに転換するテクノロジーを生み出した。
(感情のない生物が感情をエネルギーに転換するテクノロジーを開発するというのがおかしい。石油がないのにディーゼルエンジンやジェットエンジンを発明するような話です。
本当はキュゥべぇ の母星の開発者たちには感情があったが、キュゥべぇ には地球でのエネルギー回収を効率よく実行させるために感情を余計なものとして除外するプログラムを搭載したのではないか。
なんらかのプログラムどおりにしゃべっているのではないか、マニュアル通りにしゃべっているのではないか。)
宇宙の様々な種族を調査した結果、最も効率がいいのが地球の第二次成長期の少女の希望と絶望の相転移だという。
希望と絶望の落差が激しいのが第二次成長期の少女だという。(少年は対象外)
(そういえばあの頃、女子は感情の起伏(はしゃいでる時と落ち込んでいる時の差)が激しかった。にぎやか⇒ドヨーン)
ソウルジェムとなった少女たちの魂が燃え尽きて(絶望して)グリーフシードへ変わるその瞬間に膨大なエネルギーを発生する。それを回収するのがキュゥべぇたち インキュベーターの役目であった。
- ソウルジェムがグリーフシードへ変わると魔法少女は魔女になる。
- キュゥべぇ は魔法少女をスカウトする。
- 魔法少女が絶望して魔女になる。その時エネルギーが発生する。
- キュゥべぇ はエネルギーを回収する。
魔法少女が戦う魔女は元魔法少女でした。そのサイクルを延々と繰り返してきた。サイクルを繰り返す過程で人類の歴史に介入してきた。という。
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魔法少女が魔女化する仕組み
魔女を狩らないとソウルジェムが濁る。恋も何もかもあきらめて戦い続けるしかない。安寧の日々が来ることはない。いつしか少女は絶望する。絶望して魔女になる。その時にキュゥべぇはエネルギーを回収する。
魔法少女になってほしいんだ=魔女になってほしいんだ。でした。
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人の役に立ちたい、世の中の役に立ちたい という気持ちを利用される。
主人公 鹿目まどか は自分には何の取り柄もない。そんな私が人の役に立てるなら とキュゥべぇと契約しようとします。
その都度 魔法少女 暁美ほむら が介入して キュゥべぇ を射殺してまで妨害します。
(射殺しても代わりがいくらでも出てきます。)
「どうして、あなたは、いつだって自分を犠牲にして、役に立たないとか、意味がないとか、勝手に自分を粗末にしないで!あなたを大切に思う人のことも考えて!」
「いい加減にしてよ!あなたを失えば、それを悲しむ人がいるって、どうしてそれに気付かないの!あなたを守ろうとした人はどうなるの!」
(そうだそうだ!)
現実社会では 理不尽なことをされても、無茶な指示命令をされるがままに行って消耗して自分を失う人もいます。
自分を失えば悲しむ人がいると気付いて踏みとどまることができない。助けを求めることができない。
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人の役に立つ仕事がしたい。と言います。
人の役に立つのが仕事です。人の役に立たないのは仕事ではありません。
人の役に立たないことをしている、被害だけを与えているのなら、例え報酬を受け取っていてもそれはもう仕事ではないということです。
人の役に立つというと福祉やボランティアを思い浮かべます。
しかし、企業の提供する製品やサービスが世の中の人々の生活の役にたっている。毎日の衣食住、移動、仕事の道具を使用、利用することで生活が成り立っている。人の役に立っているということです。
(今すぐ役に立つという短絡的な話ではありません。芸術や芸能、スポーツ、学術のように働く人を元気づけたり知的興奮を与えることも指します)
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まどか に悲惨な最期を迎えさせないために ほむら はタイムリープを繰り返す
病弱で学校にほとんど行くことができなかった ほむら には友達がいなかった。
ほむら は転院(親がよりよい治療を受けさせようと)と転校を繰り返します。
病弱な ほむら に優しく寄り添い、魔女の結界に迷い込んだ ほむら を救ったのは 魔法少女 まどか でした。
ほむら を救えたこと、間に合ったことが自慢だと言います。
そんな まどか が最強最悪の魔女“ワルプルギスの夜”との戦いで戦死します。
何もできなかった ほむら は まどか との出会いをやり直したい とキュゥべぇと契約を結んで時間魔法を操る魔法少女になります。
(魔法少女になった ほむら はもう病弱ではありませんでした。その秘密は体が魂が抜けた死体なので“症状がない”からなのでした)
タイムリープを繰り返しても 最後は 魔法少女まどか のバッドエンド という結末は変わりませんでした。
ほむらは 4回目のタイムリープで どんなに誤解されても憎まれても まどか をけして魔法少女にしないと決意します。
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間違えればいい 諦めるか 誤解されるかどっちがましだ
まどか「友達がね 大変なの、やってることも、言ってることも、たぶん間違ってなくて、なのに、正しいことを頑張ろうとすればするほど、どんどん酷いことになっていくの」
(まどか の小学校時代からの親友 さやか は 交通事故で二度と演奏ができない体になっているバイオリンの名手である幼馴染の少年を救うためにキュゥべぇと契約を結びました。魔法少女になってから自分の体がゾンビになっていることを知りました。もう少年に告白することができない。更に追いうちをかけるように少年は さやか の親友 仁美と交際(おつきあい)を始めます)
まどかママ「悔しいけどね、正しいことだけ積み上げていけばハッピーエンドが手に入るってわけじゃない。むしろ皆が皆、自分の正しさを信じ込んで意固地になるほどに、幸せって遠ざかるもんだよ」
「そいつばっかりは、他人が口を突っ込んでも綺麗な解決はつかないねぇ」
「たとえ綺麗じゃない方法だとしても解決したいかい?」
「なら 間違えればいいさ」
「ずるい嘘をついたり、怖いものから逃げ出したり、でもそれが、後になってみたら正解だってわかることがある。」
「わかってもらえない時もある。特にすぐにはね。その子のことをあきらめるか、誤解されるかどっちがましだい」
あきらめないで誤解される方を選んでいたのが ほむら でした。
「何なんだアンタ、一体誰の味方だ」
「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」
「てめぇはそれでも人間か」
「もちろん違うわ、そしてあなたもね」
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正しいことをしたから結果が正しいとは限らない。
ケンカを止めるのは正しいのか。実際に止めたいのではなく、目の前でやらなければいい、という話になりがちです。
止めたから本当に止めるぐらいなら最初からやりません。
大人の見ていないところで、誰も見ていないところで、レフェリー役がいない状況で再戦します。
隠れてやります。却って危険です。
目の前でとことんやらせた方がいい。
誰も見ていないところでされたら分けることができない。分ける人がいない。
なぜ 何でもすぐに止めようとするのか。
周囲が求めるからです。「なぜすぐ止めなかった」と責められて責任問題になるので、反射的に止めてしまうのです。
ケンカする双方はフラストレーションを溜め込んでいるので、再戦が始まります。
反射的に止める(正しいこと)→隠れて、誰も見ていないところで再戦を始める になってしまう。
自分がレフェリー役を買って、目の前でやらせると間違っていることとして扱われます。なぜすぐ止めなかったのか と
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最強最悪の魔女「ワルプスギルの夜」との戦いは内容が理由で放送自粛された?
ワルプスギルの夜 との戦いを描いたテレビ放送は 東日本大震災が発生した2011年3月の放送予定でした。
地震の影響で放送延期になりました。
ワルプスギルの夜 の設定は 普通の人には姿は見えず、地震や津波や台風といった自然災害として認識されるというものでした。
震災の直後に自然災害の権化の魔女が猛威をふるう話を放映できるのか。タイミングが悪すぎる。(出来過ぎている偶然)
脚本も制作も震災の前に行われている。
10~12話のテレビ放映は4月に延期されました。(自粛でしょ)
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キュゥべぇ「…エネルギーの回収ノルマは概ね達成できたしね」
キュゥべぇは宇宙の寿命を延ばすためにエネルギーを回収しているという。
回収ノルマ?
?ノルマって誰が決めるの?
回収ノルマって債権回収か!
宇宙の寿命は10の100乗年といわれます。
(10×10の結果に10をかけることを100回繰り返す、10の2乗は100、10の3乗は1000、10乗は100億、12乗は1兆、16乗は京、20乗は該(がい)、)
恒河沙(ごうがしゃ、52乗)も那由多(なゆた、60乗)も、不可思議(64乗)も、無量大数(68乗)も遥かに超える。
ノルマ達成? ありえねー!やっぱ嘘吐きだ。
プログラム通り(マニュアル通り)にしゃべっているだけではないのか。
※今はビッグバンから138億年、10の100乗年を1年365日に置き換えると、まだ1月1日の元旦 午前0時0分0.(0が82個)4秒
1年に例えるとまだ始まったばかりに過ぎない。それなのに宇宙の延命措置を図るためにエネルギーを回収するだって?
高齢者ではなく、0歳児の延命措置を図るような話です。
キュゥべぇ の開発者はこんな理屈で地球人を騙そうとした。
地球人をなめています。
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キュゥべぇの魂はどこにある。
少女の体から魂を抜きとって魔法少女にする キュゥべぇ の体にも魂はない。
ほむら に射殺されても すぐ代わりの体が用意される。
魔法少女のようにソウルジェムに相当するものを身に付けているわけでもない。(あったら ほむら が破壊する)
キュゥべぇ の魂はどこにあるのか? キュゥべぇ のノルマを決めたヤツ、キュゥべぇ を地球に送ったヤツ はどこにいるのか? 地球に来るのか? それを考えると夜も眠れない。
(地下鉄の漫才にするな!)
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魂は最初からなくて生体AIなのではないか。
同じプログラムの生体のスペアが用意されている。破壊されることを想定していつの時代も常時コピーを用意してきた。地球の、人類の歴史を学習してバージョンアップを繰り返してきた。
キュゥべぇ を送りこんだ母星は遥か気の遠くなるような昔に滅んでいたが、当初のプログラム(地球の人類の第二次成長期の少女を魔法少女に勧誘して魔女になるときの相転移エネルギーを回収する)は忠実に守られて連綿と続けられてきた。
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キュゥべぇ の「なんでも願いを叶える」という条件で まどか は叛逆します。
何度も何度も ほむら はワルプルギスの夜 に戦いを挑み敗れ、まどか が死ぬところを見て、時間を巻き戻すことを 繰り返します。
キュゥべぇ は まどか を魔法少女にするために ほむら が戦う戦場へおびき出そうとします。「彼女が、まだ希望を求めているからさ、いざとなれば、この時間軸を無為にして、ほむら は戦い続けるだろう。何度でも性懲りもなく、この無意味な連鎖を繰り返すだろうね」
(しかし まどか の願いは キュゥべぇ の目論見を破綻させるものでした。)
(キュゥべぇ に倫理はないが、エゴもなかった。エゴがあったらどんな願いも叶えたりはしない。ほむら の願い、まどか の願いは キュゥべぇ のエネルギー回収の邪魔になるから 願いを叶えない だから 契約を結ばない という選択肢になる。)
(想定外の願いに対して 事前に拒否するフローチャートを書くことはできない。想定外なのですから)
(倫理がないがエゴもない。キュゥべぇはAIではないのか。)
ほむらちゃん 今行くね。
避難所から出ようとする まどか をまどかママが止めます。
「てめぇ独りのための命じゃないんだ!あのな、そういう勝手をやらかして、周りがどれだけ心配すると…」
「わかってる。わたしにも、よくわかる
わたしだって、ママのこと、パパのこと、大好きだから、どんなに大切にしてもらってるか知ってるから、自分を粗末にしちゃいけないの、わかる、だから違うの。みんな大事で絶対に守らなければいけないから。
そのためにも、わたし、今すぐ行かなきゃいけない所があるの」
「なら あたしも連れて行け」
「ママはパパとタツヤの側にいて、二人を安心させてあげて
ママはさ、わたしが良い子に育ったって、言ってくれたよね。嘘もつかない、悪いこともしないって、今でもそう信じてくれる?わたしを正しいと思ってくれる?」
「絶対に下手打ったりしないな?誰かの嘘に踊らされてねぇな?」
「うん」
まどかママは手を放し、ぽん と背中を叩いて まどか を送りだします。
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願い:すべての魔女を消し去る。過去からのすべての魔女を消し去る。絶望した魔法少女が魔女になる前に消し去る。その願いを叶えるには魔法少女ではいられない。神にも等しい存在、宇宙の概念「円環の理」となります。
円(まどか)は人として存在しなかったことになります。
まどか の記憶があるのはセカイで ほむら だけになります。
すべての魔女が消し去られた(いなかったことにされた)ことにより、キュゥべぇ のエネルギー回収は破綻します。
キュゥべぇ の介入により人類の歴史はつくられたと語りましたが、キュゥべぇのエネルギー回収サイクルが破綻しても人類の歴史は変わりませんでした。
魔法少女と魔女のサイクルを正当化するための嘘でした。
新編で キュゥべぇ は 円環の理(まどか)をコントロールしようと企み、ほむら は まどか を人としての生活に戻すために戦います。
物語の続きはあるのか
キュゥべぇのプログラムを改変しないと戦いは終わらない。
それではまた。
(フムフム の代わりに ほむほむ とか言わないで)