nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

ロシア経済をボロボロにするとでっかい北朝鮮になりはしないか

ロシアに近い国ほど強硬

帝政ロシアソ連の時代から圧迫を受けてきた歴史的経緯から不安で仕方がない。

ロシアを徹底して叩いて欲しいという気持ちは分からなくもない。

でも情念よりは合理性で判断したい。

第一次大戦の後でドイツを徹底的に叩いた結果がナチスドイツです。プーチンを失脚させたところでプーチンよりももっととんでもないのがリーダーになったら何にもなりません。 

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ソビエトが復活したりして

レーニンの革命のときは、資本主義になっていない帝政からソビエトになってしまった。今度はエリツィンプーチンの施政で貧富の差が拡大し資本主義の矛盾が露呈した、マルクスの予言通りだ、と宣伝されたりして。

ドイツそしてウクライナでは共産党は非合法ですが、ロシアでは非合法ではない。ライヴァルを選挙に参戦させない様に隔離している

(政府に批判的な候補者は新型コロナ感染扱いにして病院に隔離して選挙運動をさせなかった。PCR陽性は本当だったのか不明、新型コロナは権力抗争に利用できる、反対者は恣意的にPCR陽性にすればいい、独裁政治は忖度が行き届いた政治です。独裁者が直接指示をしなくても保険衛生官僚がよきに計らってくれます。)

のに共産党を温存したのは意図的か?

(それがプーチンの狙いだったりして、私を潰したらソ連が復活するぞ、西側よ、それでもいいのか。)

(ソ連復活はアメリカが一番望まない展開だね、だから体制転覆までは望まないとバイデンは言ったのかな。)

(ソビエトになったら企業は国営化、上場廃止になってロシア株はもう売買できなくなる。外国の資本家どもに介入させないとか言って。)

中国「こっちにミサイル向けてるんじゃない!」

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上海封鎖は感染抑止は建前で本音は権力抗争だったりして

中国経済へのダメージが甚大でも封鎖に踏み切れたのは、北京閥上海閥の権力抗争で上海潰せという政治目的があったのではないか。

比較的新型コロナを抑え込めているのに更に経済を犠牲にしてゼロを目指すところに違和感を感じた。経済合理性のない判断は権力抗争が絡んでいるときに為される。

外出禁止令が解かれたのは、手打ちか抗争の目的達成か。

(中国の工場が再稼働したら資源価格がまた上がるけど、中国の工場で生産される資材は価格が落ち着く。)

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世界のキャスティングボードを握っていたのに捨てたロシア

米ソ冷戦時代はアメリカは中国を引き込み、ソ連崩壊後も緊張関係に戻さなかったため、中国は伸長し脅威になってから対立。

米中対立なら、どちらもロシアを引き込みたいはずなのに、両方から旨い汁を吸える立場であったのに、それを捨てた。
負けが込んで損失を取り戻そうとして益々深みに嵌まり込んでいくロシア。
戦争を続けるつもりでも戦費がもたないので続けられない。

一方にだけ贔屓を続けるのはやめましょう。

(アメリカはロシアと中国を天秤にかけていればよかったのに、中国贔屓を続けて脅威だと気付いてから対立し、その間にロシアは懐柔し難くなってしまった。)

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優秀なロシア人は囲い込もう

戦乱で技術者の国外流出が止まらないという。ロシア人だからと避けていたら、他の国に行ってしまいます。

(一番の行き先はアメリカじゃないの。)

グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリンはロシア出身です。

(映画監督のスティーブン・スピルバーグのお祖父さんはロシア革命のときにアメリカに逃れてきたんだって。)

(ウクライナユダヤ人でしょ、元ソ連地域からでもロシア人とは限らない。)

(ロシア系で有名な俳優はレオナルド・ディカプリオマイケル・ダグラス、SF作家はアイザック・アシモフ。)

(レオナルドという名前はイタリアで両親もイタリア系だけど鋭い見かけでそういわれるのかな。)

(プルシェンコとかザギトワはどうしてるんだろ。)

(そういえば、スペースシャトルチャレンジャーの事故の影響でNASAが有人宇宙飛行を2011年7月を最後に休止して2020年5月にイーロンマスクのスペースエックス社が打ち上げ成功するまでは、人が乗って宇宙に打ち上げられる宇宙船て、ロシアのソユーズだったよね。1970年代の設計だけど。)

旧ソ連時代の第二次大戦末期に設計されたカラシニコフ設計のAK-47は未だにテロリストが使っている現役です。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/AK-47

AK系ライフルは信頼性が高く、扱いが多少乱暴でも確実に動作する。これは、ミハイル・カラシニコフが設計の段階で変化に富んだソ連の気候を想定し、部品同士のクリアランスを大きめに取り、多少の泥や砂、高温または寒冷地における金属の変形、生産時の技術不足による部品精度低下が起きても、問題なく動作するよう考慮したためである。故に極寒地や砂漠地帯の兵士からも信頼が寄せられている。特に機関部は、内側に泥や砂などが入っても、軽く水洗いすれば射撃できるほどであった。

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ロシア人が怠惰といわれるのは気候が厳しいからか

努力しても報われない辛酸を舐めてきたからではないか。

国家の管理下でサイバー攻撃をする人材を育成して攻撃をしているのは高度なITスキル保持者がいるということですから囲い込んで逆に守りを固めたいところです。

(ミイラ取りがミイラにならないでね。)