nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

現計画のリニア新幹線が開通しても乗らない理由

ビジネスでもプライベートでも使わない理由

ビジネスなら新幹線よりも高額であろう料金を払ってまで移動しなくてもオンライン会議という手段があるので企業は出張費を負担してまでリニア新幹線を利用させようとはしない。

どんなにリニア新幹線が速いと言っても、リアルタイムには敵いません。

(リニア新幹線が最速だと思うってアナログ思考だね。インターネット前の常識だね、昭和の常識だね。)

トンネル区間が9割なんて車窓が楽しめない。鉄道旅の醍醐味は車窓風景を満喫することなのにそれが出来ないからプライベートでも乗りたくない。

(短時間だから気にされないだろうという楽観的な希望的観測で推し進めていたりして。)

☆★☆

速さが逆に仇に

車窓が楽しめないなら車内のエンターテイメントを充実させます。座席の背後に液晶ディスプレイを設置するので映画を楽しんでください。

とは言っても、東京から大阪まで一時間では映画の一本も終わりまで見れない。

(ドラマ1話、アニメ2話までがせいぜいだね。)

(JR東海が費用をかけて設置しても使われない。費用対効果マイナスとかなったりして。)

(民営化後の黒字がリニア効果で台無しに。)

(費用負担がJR東海の財政に重くのしかかる。投資家は下落を見込んで株を売ったりしたりして。)

(空売りを怖れて計画中止を言い出せない。)

(たとえ止めたくても止められない。)

(リニア中止を表明したら国と国民でJR東海株を買い支えて空売り屋の目論見を挫くんだよ。)

(中止を表明したら買いが真っ当な投資判断。)

(リニア新幹線をズルズルと続けたら投機筋に狙われて空売りのターゲットにされるんじゃないの。暴落したらハゲタカに買われたりして経営に介入される。) 

(リニア新幹線で上向きの期待をしてても逆の場合もあり得るよ。)

☆★☆

万全の対策はもう信用されなくなった

311で自然の力の脅威の前には為すすべもないことを見せつけられた。

万が一のときのために万全を期していますと言っても虚しくスルーされる。

☆★☆

沿線住民の不安

東京外環道の地下トンネル工事で住宅街の陥没事故が起きたので、自分たちの住まいの地下で工事をされたら不安で仕方がない。

(あの事故は、東京外環道の話に限らずリニア新幹線への警鐘にもなっている。決まったことだから仕方がないで惰性で続けることへの警鐘なんだよ。)

☆★☆

活断層が絶対安全って冗談にしか聞こえない

最短距離で結ぶために南アルプスの地下の活断層を通ります。活断層地震の巣であることは世界の常識です。トンネルが崩落したら地下深度、南アルプスの下の復旧工事は絶望的です。

(それ以前に国際救助隊のジェットモグラやウルトラ警備隊のマグマライザーで救助が先だよね。架空の乗り物だけど。)

建設にかけた10兆円がパーになります。

復旧するために赤字国債発行、増税なんてことになったら国民は往復ビンタどころか往復パンチでグロッキーです。 

(円も日本国債も売られて、巻き添えで日本株も売られて経済界も巻き込まれて日本経済もグロッキー。)

(太平洋戦争ではマリアナ諸島が日本の絶対防衛圏と言っていた、マリアナ諸島を取られたら日本全土が空襲されるから。マリアナ沖海戦で敗れてマリアナ諸島を取られたところで止めていたら東京大空襲も広島長崎の原爆も沖縄戦もなかったのに、絶対防衛圏と言っていたのに、今さら止められないとズルズルと続けた。)

☆★☆

犠牲者は敗戦の戦死者のように

地下深く埋もれて70年以上経っても遺骨が遺族の元に還らない。遠い異国のジャングルではなく国内なのに。

☆★☆

コンコルド効果でコンコルドの二の舞

すごいぞ、速いぞ、カッコいいぞ、もういいってば。国威、国家の威信をかけて開発されたコンコルドは外国の航空会社に買ってもらえず赤字で終わった。真似してどうするの。

(壮大な大型プロジェクトを掲げて大型発注を期待して受注を目論んでも、ドン引きされて失注が続いても、わからん奴らめと悦に入ってる間に赤字が嵩んでも赤字覚悟でディスカウントするまでもない。技術と用途がマッチしていないタコツボ化。)

☆★☆

サンクスコストの呪縛

ここまでやったんだから今さら止められないという呪縛に囚われがちです。

先の戦争に於いて東京大空襲ほか主要都市の大空襲、広島、長崎の原爆投下はマリアナ諸島サイパンテニアンから飛び立った爆撃機によるものです。そのマリアナ諸島終戦のほぼ1年前、1944年6月の「マリアナ沖海戦」で失った。

マリアナ沖海戦の後に日本人の戦争の犠牲者300万人のうち200万人が犠牲になった。
負け戦をずるずると引き延ばし、徒に人命を損なっていったのが、1944年6月から1945年8月15日までの日本です。

ここまでやったんだから今さら止められない という呪縛に囚われて止める判断をできなかった。

☆★☆

和が大事ってそういう意味だっけ

手柄は自分のもの、責任は他人のものが人間の本性です。本性そのままに御身大切で責任を取ろうとせず、問題を先送りにしてしまいがちです。

(軍人や政治家が止めると言ったら、非国民、国賊天誅とか言って殺しに行くのがいたよね、自分や家族が空襲で死ぬことになるのに。)

 

(今は経営者や政治家がリニア止めると言ったら、国賊天誅とか言うのがいるんだよ、変わんないんだよ。)

 

☆★☆

前進しか出来ないのは逃げ

進んでいれば戦っているつもり。

戦いは逃げるふりをしておびき寄せて待ち伏せしたり、回り込んで包囲したり、迂回して奇襲したりします。

圧倒的な勝ち戦でもないのに、前進しかしないのは戦っているフリ、勝っているフリです。

成果が上がらないから、家に帰らず徹夜で会社に泊まり込んで、やる気ありますとアピールして保身を計って光熱費を無駄遣いするのは居座り社畜です。仕事をしてるフリをしているのです。

(夢中になって時間を忘れて没頭してるのではなく、ただいるだけ、やってるフリを指します。)

今迄していたことを惰性で続けているだけなのは逃げです。進捗も撤退も進んでいるのです。

☆★☆

リニアが必要なのは東日本、西日本管内

東京〜成田空港・羽田空港、新大阪〜伊丹・関空です。東京ー名古屋ー大阪の大都市間を地下深く潜って結ぶのではなく、ターミナルと空港を高架線で短時間で結ぶことがメリットです。

(成田空港から東京駅まで一時間以上なんてあり得ない、10分で着いたらワンダフルになるね。)

災害に見舞われたら復旧困難な線区ではなく、地上を走らせ技術アピールできる舞台がリニアの路線として相応しい。

(JR東海の管内なら名古屋〜中部国際空港だね。)

(それじゃメーテツが困るね。)

(途中駅利用、途中駅からも空港に向かえるのが名鉄、直行のみがリニア、役割分担だよ。)

(東の京成、京急、西の南海、阪急、北大阪急行にも当て嵌まるね。)

☆★☆

未来予想でよく見かけた未来の乗り物は地下ではなくて空中をチューブで走っていたものです。

リニアモーターカーがそういう乗り物になったら夢がある。