nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

国葬を執り行うことは故人の遺志に適っていると言えるのか

国葬の経費が17億、その裏で防衛費が予算不足

予算不足で銃弾が足りない、兵器が稼働できない、衛れない、持ちこたえられない。

(日本経済新聞 2022年9月6日朝刊1面)

「継戦能力 脆弱な日本」「装備品、5割が稼働不可」「弾薬は長期間は保管しにくい。…弾薬の備蓄は最大2カ月ほどとされるが、既に1~2割は古くて使用できないとみられる。」「死去した安倍晋三元首相は「継戦能力を維持する上でもまず弾だ。十分とは全くいえない。脆弱性は明らかだ」と訴えていた。」

国を衛ろうとした故人の遺志に反しているのではないか。

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どちらがよいか ではなく どちらが嫌か の選択 

平和活動と称して、沖縄で弾薬庫の設置が進まない。悪気は無くても抑止力が働かずに戦争の危険が高まる、駐留するのが米軍か中国軍かの違いで基地のない沖縄は実現しない。

抵抗しても暴力の前に無力なことは香港で証明された。

市民の勝利と強弁しても誰が信じる?

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ペリーが浦賀に来る前に沖縄を測量していった

沖縄は太平洋アジアを俯瞰すると重要な拠点で昔から狙われていた。それは中国にとっても同様。

(それ以前に薩摩潘、日本にとっても同様、中国を始めとするアジア貿易の重要拠点、近代になって航海術の向上で太平洋の重要拠点にもなった。琉球国単独で国を衛れる軍事力があれば、アジア太平洋の貿易から上がる利益で経済的利益を享受できて豊かになれた。)

(それなのに、アメリカは条件付きで返還したが、基地がネックになって日本は活かせない。かと言って米軍基地なしで単独で衛る力もない。)

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甘い囁きで誘われる

中国が支配すればそんなネックはなくなります。貿易と観光で沖縄は豊かになれます。

でも香港みたいになるのではと戦々恐々。

(中国は香港で強硬なことしたから、沖縄も台湾もすっかり警戒させてしまったね。)

(一国二制度は将来に向けて台湾併合のための方便だったけど、それを反古にして自分でやり難くしちゃったんだね。)

(中国で基地建設反対なんて運動したら国家反逆罪で逮捕されるよ。)

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自分で作ったルールを自分で破る

国際法上合法であっても台湾海峡を通過すると抗議するのに、日本近海では国際法上問題ないと通過する。

だったら台湾海峡を米軍艦船が通過しても文句が言えないはずなのに。

(軍事演習で日本のEEZ(排他的経済水域、海洋法の関する国連条約、領海の外側に決められた範囲で漁業をしたり、石油などの天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を、他の国に邪魔されずに行える。)

(そこにミサイルを5発落としたのは経済活動に対する妨害だ、条約違反、5発だからミスではなく意図的だね。)

(中国のEEZにミサイルを落下させたら激怒するだろうけど、他の国にはやるんだね。)

(日本のEEZは認めないから文句を言われるのは心外だ、でも中国のEEZを認めないと言ったら猛抗議するだろうね。)

(ミサイルは台北上空を通過した、もし落下したら人民に被害が及ぶとか考慮しないんだね、人の命は軽いんだね。)

(自分のルールを自分で破るんだね。)

アヘン戦争で辛酸を舐めて悔しい思いをした国なのに残念だ。

恨みに囚われているのだろうか、所詮この世界は弱肉強食でしかないと。

日本はアメリカに対する恨みは忘れることにしたが、それを負け犬だと捉えているのだろうか。

(第二次大戦ではアメリカと一緒になって日本と戦ったのに。)

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日和見はいつ裏切られるかわからないと警戒される

どっちが勝つかわからない、両方にいい顔して、勝ちが見えた方に味方しよう。これが処世術だ、現実的判断というものだ。とわかった風な言い方をする人はいますが、両方から信用されません。

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勝った側から軽蔑され、負けた側から恨まれる

こんなに勝利に貢献したんだから安泰だと油断していると難癖、言いがかりをつけられて潰されるのは歴史が証明しています。

いつ裏切られるかわからないと勝者から警戒され、勝者の配下からは軽蔑されているので潰されても同情されません。敗者側は当然許さないので行き場を失い、裏切り者の配下は路頭に迷います。

信念信条がないのは勝ち負けに関わらず敗者です。

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国を衛れなかった、そんな故人の遺志に反するような事態を招かないでいただきたい。