有権者の歓心を引くために優遇策をとるのはありがちです。
貸出しに利子はつけません。賃貸住宅の家賃を優遇します。中国政府による台湾人への優遇です。
中国人には適用されません。
中国と融和的であってほしいという狙いです。
(中国の政府なのに台湾人を贔屓して中国人に優しく無いんだね。)
(後が怖いね)
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併合できてもできなくても優遇は終わる
併合して統一された暁には、台湾人ではなくなり中国人になるので、優遇する理由はなくなります。そうしないと不平等だということになります。
続けるなら全中国人に適用させるべきだという話になります。
統一できなかった場合も費用対効果がなかったということになり優遇策は終わります。
(総統は独立派、議会は親中派、ねじれ状態にして中国の出方を見るのかな、台湾の人は。)
(そういう考え方をすること自体、完全に別の国だと思っているね。)
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優遇策が終わるとどうなるか
利子を付けて返せ、中国人と同じ家賃を払わなければ滞納者扱いだ。払えなせれば身ぐるみ剥がされます。逃げ帰るなら払ってからにしろ、払わないで逃げるなら逃亡扱いにして拘束して人質にされます。
統一を受け入れないなら自国民ではないから相手国に対する損害を請求する。
こちらからカネとは言わない、誠意の示し方はそっちで考えろ。
(カネよりも領土の割譲とか港湾の使用権とか。)
優遇策に釣られて行ったのが悪いと見捨てるなら、台湾国民の間で分断が生じて政治利用される。
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地球上には社会主義国が現れたことはないー自称はあるが
ニーチェの語った有名な言葉ですが、「事実は存在しない」のです。
「存在するのはただ解釈だけ」なのです。
解釈が変われば過去の歴史も新しいものに変わっていくのです。
過去が変われば現在も変わっていくのです。
存在しているのは「社会主義であるという解釈に過ぎないのです。」
個人の資本家から徒党が資本を分捕ったに過ぎず、資本の富が偏在することに変わりはありませんでした。徒党が民衆を煽って暴力で権力を奪って国家を名乗ったのです。
マルクス風を吹かせて、社会主義を名乗れば、インテリが支持してくれます。
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インテリは利用された挙げ句に粛清された
マルクス風社会主義を名乗ればインテリは支持して応援してくれました。でも権力奪取後は邪魔になりました。
平等を掲げながら特権階級がある。格差がある。環境破壊、スポーツにおけるドーピング問題。社会主義を名乗っているのに欲望がよりあからさまになっていました。
社会主義を名乗っているだけで本質は資本主義のままでした。(共産党を名乗るのも自称)
労働者が連帯することは国家に対する反逆でした。
(会社に対する忠誠が国家に対する忠誠に変わったんだね。実際には守らなくても建て前上、国が守っていることになっているから許可のない労働運動は国家に対する反逆で個人資本主義国より締め付けが厳しくなった。)
(労働運動がご法度ってどこかの国の戦前みたい。)
本質を突いて、欺瞞であることを見抜かれて批判されたら面倒です。社会主義の敵というデマカセのレッテルを貼られ、大衆のインテリに対する嫉妬心を利用され粛清されました。
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存在しているのは個人資本主義と自称社会主義だが国家資本主義
資本の偏在がより極端になったので矛盾が噴出してソ連は崩壊したのです。マルクスの予言通りに。
(でも予言通りならソ連が崩壊した後で、ロシアが社会主義になっていないと。帝政から国家資本主義になってまた帝政に戻っているような。大統領を名乗っているけど皇帝みたい。)
(帝政→個人資本主義の段階を経てからかな。ロシアや中国では個人資本主義になる前に国家資本主義である自称社会主義国家になった。)
(予言通りならアメリカやイギリスのような個人資本主義国から移行が起きないと、アメリカと中国がこっちが本物だと言い合いになったりして。日本の高度成長期は最も成功した社会主義と言われたよね。モーレツと言われたのに。皮肉だったのかな。敗戦が矛盾の噴出だったのかな。池田勇人や田中角栄みたいな人は戦前は総理になれなかったろうにね。)