nikoichixのブログ

新聞やテレビ、本を見て思ったことを綴っています。書いてみたらこんな展開になるとは思わなかった。まいっか。

想定できない人を嗤えない

マスクを路上にポイ捨て

ペットが触れてコロナを家に持ち帰ったり、子供が触ってしまったり、回収する自治体職員は感染リスクの恐れがある。マスクのポイ捨てやめましょう じゃなくて コロナのポイ捨てやりますか?

 

緊急事態宣言が出てもパチンコ通い

開いているから行くんだ、閉まってたら行かない だって。自分は悪くない、開いてるパチンコ屋が悪いんだと人のせいにすることを貫くオトナ。

本能の赴くままに動くだけではないのが人間と他の生物との違いですが、夜 灯りに寄ってくる蛾、ゴキブリホイホイがあるから入るゴキブリ宣言か。

(ひどい言い方、パチンコ中毒でなければ他の暇の潰し方を知らないとか、家にいられないとか事情があるんだよ。行政は他の店と違ってパチンコ屋を保護する気はないだろうし、(支援金を受け取っても月々の経費に比べれば焼石に水だから)パチンコ屋は閉めろというなら金をくれって言いはしないが抵抗して開けるよ。)

無症状の若者が感染を広げてるとか報道するなら、パチンコ通いするおっさんも感染を広げている可能性があるってどうして報道しないんだろ。

 

パチンコ屋に通った客が陽性反応になったらパチンコ屋は保健所の管理下になって消毒を指示されて営業禁止になって緊急事態宣言が解除されても営業許可が下りないなんてことになる方がダメージが大きいのに、そういうリスクは考えていないのだろうか。

 

nikoichiはこのご時世でそういう人がいるって事前に想定できていなかった。だから想定しなかった人を嗤えない。

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働き方改革で問題点が露呈、大企業の残業を減らすために中小企業に納期の短縮要請でしわ寄せ。

現状はこうです ではなく、だからダメなんだとマウントするんだったら先に言ってくれ。

 

自分が褒められるために他人にしわ寄せを押し付けるなんてのはよくある話。

親の前ではよいこを演じるいじめっ子は大人の世界の縮図ともいえる。

(ってことは要領のいいいじめっ子は汚い大人ごっこをしてるという言い方もできる。)

いじめっ子の親も上司や実家からマウントされて子供が親からマウントされて学校でいじめられっ子にマウントする連鎖かもしれない。

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上には上があるという理屈の通りに下には下がある

 

始末書の文言で上長と意見が合わない。

やったことはやったこと、やらなかったことはやらなかったこと、それ以上でもそれ以下でもない。

でもその通りに書くと上長の管理責任に関わる。

上長のたたき台の通りにするとやってもいない逸脱行為まで認めて全部自分が勝手にやったことを認めて謝罪する内容になる。

素直に言われた通りにするものだ、そういうものだ、それが普通だ。

はぁっ?若輩者でボキャ貧だった当時は

いたしません、なんで私が と喧嘩腰で逆らった。

(若輩者と謙遜する言葉を使っているけど相手は生意気で礼儀知らずと思っていたと思うよ)

このような美文では私の考えた文章ではないとバレます、○長どうぞとか他に言い様があったのに。

(何を押し付けられそうになったの?)

よく覚えてないけど、計算違いの始末書だった。

 

上長が書いたら筆跡でバレるから自分が書かなければならない、出すと書き直せ、出すと書き直せ。

今日1日それやってるの と嫌みったらしくのたまう。

今日1日やらせるつもりだな、あんたの辞書には生産性という言葉はないんだな、いいじゃねえか、1日やってやる。と思った。

(エラそうに、生産性ってかじったばかりじゃない、他の仕事はどうしたの)

両方やらせようとしてきたがクオリティが保証できない、無理だから上長のせいにして捨てた。ぺーぺーの大した権限もない業務だ、他のメンバーに振る役割も押し付けた。

評価が落ちると脅されようが出来ないものは出来ない、何とかしますと曖昧な返事をして結局出来ないのは最悪だ、始末書が今日終わらなくていいんですかと脅した。(こちらこそ捨てるべきで最初の提出文で終わらせて後は通常業務をするべきであるが優先順位が一致しない。)

自分がカワイイのかな、仕事は自分を可愛がるためにするものではなく、回り回って社会のためになるのが仕事です。

 

全員敵にまわすことになると脅されたが、一枚岩でないことが浮き彫りになった。

 

バカ呼ばわりする人がいる一方で、よく言った と声をかける人もいた。

(※注 普段テキトーなことをやっていると本当に全員敵になると思う。)

 

事実は事実、それ以上でもそれ以下でもないよと書き直し書き直し。

上長の腰巾着の先輩が お前ほんとナメてるな とマウントしてくる。

うっせーな と立ち上がると上長から 早く書いて と声が飛んできたのでその場は収まった。

 

ダメ出しを繰り返されて文言を変えまくったはずなのに、終業時刻に出来た最終バージョンでも上長の責任は回避できない内容になっていた。

(人のせいにしておいて最終的に譲らないつもりだから自分が1日やるつもりだったんじゃない、相手が譲らないから1日仕事をサボれるとか思ってたんじゃないよね。)

残業までさせて書き直しをさせたら、上のチェックが入る。

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nikoichiさん、どうして残業したのですか。

詰問されたことに便乗して、上長の責任を回避できる始末書に時間内にうまくまとめる能力がないので残業しました。

(庇う気ぜんぜんない、やられたらやり返す(あくまでも合法的に)、我慢を重ねて自殺なんてしてやることはない。)

なんて展開になりかねないと思ったのだろうか、諦めて上長は思い詰めたような目をして始末書を受け取った。

同期から お疲れさまでした と声をかけられた。

 

nikoichiは運が良かった、上も腐っている組織なら深夜残業、徹夜も厭わず書き直しをさせられていただろう。

(休みの日に根回しをしたのが効いたんじゃないの、必死こきやがってとか言われたよね。)

 

(死せる孔明生ける仲達を疾らすの仲達とか言われたよね。)

仲達の方じゃなかったっけ。

 

俺はミスをしたことがない、お前のようなことをしていたらとっくに自殺している。とのたまう。

自殺って何?、それで同情をひいて改竄を手伝わせる泣き落としのつもりか。

うっそだーと思った。あんなミスしてるんだからミスをしてないんじゃなくて、今まで隠してきたんじゃないの。と思った。

そもそもどんな保身か知らないけど丸1日生産性無視の指示自体が指示ミスでしょ。

一度ミスったらこの世の終わりみたいに考えないで、ミスに気がついたら自分ですぐ直せるなら直して関係者に連絡して、自分の権限で負えないならソッコーで相談する。

相談とは どうしましょうか と問うのは相手に丸投げすることなので、自分の中で具体的に決めたことを提案して相談するようにします。

 

ミスを隠して溜め込むと取り返しがつかない。

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 空気を読む脳 (講談社+α新書)

 

空気を読む脳 (講談社+α新書)

  • 作者:中野 信子
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 新書
 

 

どうして優秀といわれる人が嘘をつけるのか。(捏造、改竄ができるのか)

「頭がいいと褒められた子供は、自分は頑張らなくてもよくできるはずだと思うようになり、必要な努力をしなくなる。」

しかし周囲には頭がいいと思い込ませなければならないと思い込む。

「頭がいいという評価から得られるメリットを維持するため、ウソをつくことに抵抗がなくなる。」

もしかしてこのタイプだったのかもしれない。

 

始末書の結果は上からのお咎めはなし、でも異動になった。nikoichiの上は嫌です と言ったとか。○○さんの下は嫌です という話は一般的に聞くけど 上は嫌 って何。

(よく受け入れ先があったね。)

と思ったら異動した後で続きがあった、経理が元上長に関係する過去の書類を総チェックして元上長が異動になって腰巾着が辞めた。

(辞めたんじゃなくて辞めさせられたんじゃないの、容赦なかったんだね。)

認めたくないものだな若さ故の過ちというものを。

(コラー、真似するな!)

取り返しがつかないほど隠して溜め込んでいたのだろうか。

 

上の判断で嵐の現場から遠ざけてもらっていた。感謝。

(そうじゃなくて、あんたがいたらメチャクチャになると思われたんじゃないの?感謝と自惚れは紙一重)

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株主第一って優先順位の付け方がわかっていないんじゃないか

 

サービスの不具合、欠陥を発表したら対策や回収の費用がかさんで株価が下がって株主に迷惑をかける、発表を遅らせたら顧客に迷惑をかける、判断が難しいって優先順位の付け方がわかっていないんじゃないか。

顧客に迷惑をかけたら売上が下がって、その影響で株価が下がって、下手すりゃ報道ネタになって株主に迷惑をかけるのだから、結論は顧客の方が先。 

難しいとか悩ましいとかよく聞くけど、順序立てて理屈で考えているのだろうか。

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(2020年4月29日日本経済新聞朝刊1面)

ROE偏重経営 もろさ露呈」

REO=自己資本利益率= 当期純利益÷ 自己資本 × 100

自己資本(純資産)に対してどれだけの利益が産み出されたのかを示す、財務分析の指標

「株主のための稼ぎを示す」「世界的にはROEが10%を超えていれば、及第点と見なす投資家が多い」「米国は18%弱、欧州は13%弱、日本企業は9%弱にとどまる。」

日本企業は事業投資に消極的でカネ余りだと投資家から批判されてきたが、株主に評価されるROEを追求して負債に依存するレバレッジ経営を行っていた米国企業は資本不足に陥った。コロナ危機では手元の資金の厚みが問われた。塞翁が馬か。

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担当大臣の素人批判をするのはないものねだり

 

台湾の迅速な対応と日本を比較して日本の大臣は素人だと批判するのはないものねだりだと思う。

台湾の大臣は議員ではない、議員ではないから民間から専門知識のある人材を招聘できる。

日本で同じことをやったら 有権者の審判を経ていない、憲法違反だ、独裁だ、嫉妬であることないこと、ないことないことスキャンダルのネタを挙げられて、足を引っ張られて対応する機会もないまま終わる。

 

憲法で大臣は国会議員から選ぶことになっているが非常時に果たして有効なのか。大臣は党内の調整による論功行賞で選ばれるし、国会議員にその道のプロがいるという保証は何もない。

そもそも選挙の時に有権者が非常事態を想定してプロであるか否かという視点で投票することはないし当選しても大臣になるかどうかも事前にわからないし、あまりにも不確定要素が多い。

だから素人が大臣になるのがデフォルトです。

長年素人批判が行われていますが、そういうルールになっているのですから、いくら怒っても繰り返されます。

既得権という意味では野党も同じ穴の狢で憲法改正に関わるので国会で論争にならなかった。

 

衛生に関するポストは医師の資格があるとか、IT担当になるならプログラミングができるとか、国会議員であることとは関係ありません。

その選考は首相が行う。

そうすると首相独裁が懸念されるので、国民がリスクを負う公選制にすれば何だかわからない党内力学で決まった権力に振り回されるという不満にはならないと思う。


それではまた

 

上長は特定されないようにMIX設定にしてます。

 

 

 

新型コロナは人類ゆでがえる大戦か

第三次大戦とは相手が国家連合でも異国でも異民族でもましてや異星人(エイリアン)でもなくウイルスだった。

人類の自然に対する慢心が世界的な混乱をもたらした。

砲撃も爆撃もないので戦争の認識はない。

しかし徐々に供給は細り、仕事が消失し、文化は忘れられ、糧を失っていく様は戦争のように急激ではないので緊迫感をもたないまま追い詰められてゆく。

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今回る仕事だけでは社会が回らない

 

スポンサーが潰れたらテレビ局は成り立たなくなります。

利用する個人や法人が困窮したら通信・物流コストを担えなくなります。

今すぐ影響がなくても感染を広げたら一蓮托生です。

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国際機関が必要な理由は金のある国とない国での情報収集力に差がつき過ぎるから

 

特定の国と昵懇の仲で忖度して遠慮して危機的状況を加盟国に伝えなかったからと言って用済みにするのではなく、周知の事実でもう動かせないこと(WHOのテドロス氏は1月30日 中国の対応は過去にないほど素晴らしい と称賛。2月3日 旅行や貿易を不必要に阻害する必要はない。と牽制し加盟国の対応を遅らせ、3月11日にパンデミックと認定する世界保健機関の名にそぐわない迷走ぶりで混乱に拍車をかけた)を以て、被害を受けた他の国々と共同で運営に介入する口実にする。

理事の出身国が特定の国から多大な経済援助を受けている場合は忖度する可能性があるので選考から外す。

SONTAKUという日本語がGEISHA、SAMURAI、HARAKIRI、OJIGIように国際デビューを飾ります。

独立性が損なわれると抵抗されても、特定の国と昵懇の仲で独立していないではないか、どの口が言うのかと。

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感染の状況よりも忠誠心の見返りで援助

 

(日本経済新聞2020年4月21日朝刊11面)

カンボジアはこれまで122例の感染しか報告されておらず、死者も出ていない。だが忠誠の見返りとして医療システムの強化に向けた支援を受けた。」

「中国メディアによれば、3月23日に東南アジア各国の中で初めて医療援助を受けた。」

カンボジア政府は2月末まで中国人観光客に入国制限を課さないことで中国への忠誠心を示し見返りを期待した。

支援の基準は感染者数や死亡者数といった困っている状況ではなく忠誠心を示す愛い奴であるか否かという踏み絵を迫って影響力の行使を謀る。

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米空母で感染 即応体制の揺らぎを突く

 

(日本経済新聞2020年4月9日朝刊11面)

「空母セオドアルーズベルトでは感染者が200人超に広がり事実上の任務停止に追い込まれ、トーマス・モドリー海軍長官代理が7日辞任した。別の空母3隻でも感染者がでた。」

「2日、南シナ海南沙諸島付近で、中国海警局の船挺がベトナム漁船に体当たりし沈没させた。…米国務省のオルガスタ報道官は6日の声明で…新型コロナが世界に蔓延するなか、中国は南シナ海南沙諸島の軍事基地内に新たな施設を建設しているとも指摘した。」

3月16日には戦闘機「殲11」などが台湾の南西海域で夜間訓練を実施した。この空域での夜間訓練は初めてで、防空識別圏にも接近。

4月8日 沖縄県尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船4隻が侵入した。領海の外側にある接続水域での34日連続の航行は過去最高のペースという。

 

トランプ氏は新型コロナの対応で困っている相手の弱みにつけこみやがってと怒り心頭なのではなかろうか。

中国側は強硬な姿勢で国威を示して国民の不満を外に反らす意図がある独裁国家アルアルかもしれないが、疑心暗鬼があらぬボタンの掛け違いを起こしかねない。

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自分ファースト合戦

 

アメリカ第一主義を批判されるトランプ大統領であるが、習近平国家首席は中国第一主義と見られているので言動は似ていなくても似た者同士の扱い。

アメリカ支配よりもよい世界を築くという理想がない。語らない。

(語ったら一番最初にネットでつっこむのは中国人で、検閲にひっかかって削除されて残らないから、最初につっこんだのは中国人以外ということになったりして。)

(中国共産党は一つの中国という原則を掲げているから台湾、香港の人がつっこんでも中国人が言ったのではないと言えないでしょ。)

共感できる価値観もなくカネと力だけの縁はカネの切れ目が縁の切れ目になります。

資本主義でも社会主義でもない拝金主義では古代文明を築いた歴史が台無し。

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CIAに中国スバイ 十数人が命落とした

(朝日新聞2020年4月12日朝刊1面)

「2007年にCIAを去った後、10年4月に中国の情報機関員と接触。米国の機密を渡して数十万ドルを受け取った。…17年5月、米誌ニューヨークタイムズは、米国が中国内に張った諜報網に起きた異変を報道。10年から12年の間に十数人の、CIA協力者が殺され、ある者は見せしめで政府庁舎の中で射殺されたと伝えた。」

「不信に基づく諜報戦は新型コロナウイルスを巡っても繰り広げられている。」

昨年11月のスバイ罪の公判で禁固19年の実刑判決を受けた香港出身で米国籍を持つCIAの元職員ジェリー・チャン・シン・リーの事件を米中争覇という特集コラムで報じたものです。

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生産の国内回帰も絶対安全ではない

 

国内に回帰させてもウイルス以外にも自然災害は起きるので一概にリスク回避とは言えないし、海外の投資先には政治的リスクがあるので集中による効率化とリスク分散のジレンマになり、価格の見直しを迫られる。

安いが一番はリスキーな選択です。

 

世界各国のグローバル企業は中国に集中させることのリスクを強く認識する事態になり、リスク分散を進める。出資者ももっと中国に集中させてコストを下げて利益を最大化して還元しろとはもう言わない。言えばコロナ危機で懲りなかったの?と理性を疑われてしまう。

影響力の低下を危惧する中国政府が各国の企業を縛る行為に出たら各国政府で連携して対応する。

連携させないように企業別に相手国別に飴と鞭を使って対応に差をつけて分断を図るので、自分(自社、自国)さえ良ければという考えをしていると振り回されます。

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中小企業は大規模化を迫られる

 

規模が小さいままではリスク分散の費用を賄えないので、国の中小企業優遇策の見直し、単独で難しい場合は合併を促されて金融機関の出番になる。

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あなただけ特別に は警戒フレーズ

 

孫子三国志、馴染みの中国の古典を読めばこりゃ手強い、単独で当たるのは無理だと複数国で手を携えて当たろうと考える。

大昔の話だから関係ないとか、プライドばかり高くて単独で当たるといいカモになります。

特別扱いすると言われて、それならと応じると各個撃破されます。

言うこと聞かない奴から潰して、力を蓄えてライバルを潰して有象無象供の他の逃げ場を無くして裏切れないようにしてから言うことを聞く奴を支配します。

歴史アルアルです。

自分第一はいいカモです。

 

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抜け駆けは厳禁

 

特別扱いは不要です、仲間と同じ条件で結構ですと言われると困ります。

誰々がこう言ったとか、誰々には別の条件なので内密に願いますとか言われて、言われた通りにして仲間内で疑心暗鬼の状態になって分断されないように仲間との緊密な連絡は必須です。

自分だけ抜け駆けはいいカモです。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

コロナ後の現場はどう復旧するかー誰もプライマリーバランスなんて言えなくなった

問題になるのは感染者よりも未感染者

 

(何を言ってるんだー)

検査をして判明した感染者は発症した人と軽症や症状なしの人の区別ができる。発症しない人は免疫がある人だから、現場に復帰できるのだが、現状では免疫のない未感染者が現場にいるので戻すことができません。

 

発症してからの経過措置で陰性になった後でまた陽性になる例も報告されているので、体内で再活性化したのか、変異した別のタイプに再感染したのか判明していないが、前者であるなら厄介だ。

(疑えばキリがないけど、PCR検査で綿棒を鼻に突っ込む場面があるけどどうしてくしゃみをしないのだろう。くしゃみが出ないのは奥まで突っ込んでないからで、検体が取れずに陰性になる検査ミスで再検査したら陽性になっていたりして、それともくしゃみの場面は視聴者の緊張感がなくなるから余計なシーンだとカットされただけなのかな。)

(検査をする医療関係者はくしゃみを吹きかけられないように防御する必要があるんだね。)

 

問題は未感染者だ、感染したら発症するのかしないのか区別がつかない。発症する人が免疫・抗体のある感染者と一緒にいたら危険です。

発症しない感染者と発症しない未感染者は現場に復帰できるが、現状は発症するしないに関わらず推定未感染者のみが現場で業務に携われます。

しかし、現状はすべての人の検査は行えないから未感染者扱いになっているだけで、発症する推定未感染者と発症しない推定未感染者が現場にいるのが実状ではないか。(だから感染経路が不明なのではないか)

もしも総人数が未感染者(と推定される)<発症しない感染者と発症しない未感染者 であるなら、発症しない抗体や免疫のある人で現場を回したほうが人手不足の解消や景気の回復が早まるのではないか。

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(日本経済新聞2020年4月12日朝刊3面)

「抗体検査、局面打開狙う」

「米欧、抵抗力ある人特定」

「このまま長期化すれば倒産や失業の連鎖で経済基盤が揺らぎかねない。」

「感染リスクも低い人に外出を許せば経済活動の再開に道が開ける。人手不足が指摘される医療現場も、免疫がある人を投入していけば患者の受け入れ力が増す。」

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(推定)未感染者だけでは社会が回らない

(沈静化まで自粛して籠る他ない上に、再発する度に再度自粛をする他ない)

 

コロナウイルスは軽症者も多く、気づかぬうちに抗体を持っている人が多数いるとされる。

エボラ出血熱とは違う、正常化バイアスで油断してはいけないが必要以上に恐怖を煽るのも考え直したほうがいいのではないか。

免疫力が低下している高齢者や持病のある人は死亡率が高いが、殺傷力が10倍だ!って言うのは何とどの数値を比較した話なのか。

強く言わないと危機感が伝わらないという配慮が結果的に煽りになってしまい、盛っていると疑われて却って緊張感を削いでしまう。

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ヒボクラテス(紀元前4世紀)とパスツール(19世紀)

 

古来、病気の原因は東洋も西洋も誤った生活習慣や食生活が起因とされてきましたが、19世紀以降はパスツールが唱えた細菌病因説が主流になりました。

残念ながら細菌に冒される身体の側の条件は何ら考慮されていません。

感染しても発症する人としない人や、発症して重症化する人と軽症で済む人については説明できません。

 

風邪をひくと寒かったからねと言われます。

寒いのと細菌・ウイルスが原因のすべてならロシアや北欧の人は全員風邪をひくはずです。

各国の南極観測隊員は全員風邪をひくはずです。

夏風邪というのもあります。

寒いからと細菌・ウイルスだけでは原因の説明になりません。

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安全神話

 

水を差すようですが、外出行動の自粛は感染の確率を下げる手段であり、絶対安全を保証するものではありません。

庭やベランダに出た後も外出と同じ感覚で手洗いうがいが必要です。

外出するとそこら辺で貰ってきてしまう可能性があるので、必要なとき以外は外出を避けましょうという話です。

家族みんなで揃って買い物に行くのは避けるべきで、できるだけボッチで行って帰ったら手洗いうがい消毒、着たものは洗濯、お風呂に入りましょう。って現実問題どれだけの人が出来るのだろうか。

せいぜい手洗い顔洗いうがい、着替えて外で着たものは衣紋掛けにかけておく(宿主と離れたので活性化や増殖ができないし、服から自らの力で離れて空気中を移動することもできない内に死んでしまう、だから脱いだ服に空調の風を当てるのは怖いと思っている。)くらいが現実的な対応ではないか。

理想を強要して多数の人がやらないよりはましだと思う。

 

感染経路不明が多数を占める状況については新型コロナを水虫や梅毒のように日本に帰化した舶来の感染症と見なしています。

世界中で感染が拡大する様は(嫌な話ですが)環境への適応力に優れた存在と見受けられます。

 

世界が不安におののいているのは、治療薬やワクチンがないからで、開発され一般市民も享受できればインフルエンザと同様の扱いになると見られます。

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何でも反対は何でも賛成と同じ

 

反対されたら誰でもやめるのなら話は簡単ですが、実際には反対されることは最初から折り込み済みで何をやっても反対されるのなら、何をやっても同じだからやりたいようにやる、何でも言われた通りのよい子ばかりではありません、殊に大人は。

何でも反対は反対すること自体が目的で深い考えもないのだろうから信用に値しない。

結果的に何でも反対は好きなようにやってくださいと同義語になってしまい牽制にはならない。

是々非々で対応する人に、これだけは賛成できないと言われたら余程のことだと考えるので抑止になりますが、いつも反対する人はまたかと思われるだけで止めることができません。

 

一斉休校した時には、そんなことでは甘過ぎる、ロックダウンすべきだ とは言われずに子供の卒業式は、授業の進捗はどうなる、子供の在宅で親の仕事は、子供の食事は、とか言っていた頃は平和だったが、今では対応が遅いだの中途半端だの言われる。

追い込まれないと深刻な事態とは認識されず、時期尚早とか言っている間に気がついたら追い込まれていた。

 

リモートワークもリモート学習も準備もできていなかった。急に始まったからと家電量販店ではカメラが品切れ、慣れずにパスワードの設定もなしで利用してZoom爆撃を食らうという時期尚早どころの話ではなかった。

昭和の敗戦から、地下鉄サリン福島原発、手遅れになってからあがくことの繰り返し。

だから戦国時代や明治維新の先手を打つ話がドラマやドキュメントのネタとして人気になるのだろうか。

当時の英雄は時期尚早、非現実的とか言われることをしていた時代でもあった。

 

早期に中国と国交封鎖、そんなことはできない国内事情があるからあがく羽目になるのは必然であった。

文句を言われたら武漢封鎖をほめ殺ししておいて、見習ったんですと言えばいいのに。

(米カリフォルニア州は2月2日に中国からの入国制限を実施して新型コロナ感染者は人口3951万に対して2万5千、2月2日に実施したということは1月から準備を進めていた。

危機的状況の米ニューヨーク州は3月14日に中国と往来の多い欧州からの入国制限を実施して新型コロナ感染者は人口1945万に対して20万人、対応開始の時期が差になって現れた。:4月14日 NHK時論公論)

 

いつだって手遅れだから、これから周回遅れでロックダウンが始まっても驚かない。

(と思っていたら4月16日 全国に緊急事態宣言が発令されました。)

(ロックダウンではないから強制されないからと言って都会から地方に行ったりするとやっぱり強制しなければダメだ。という話になります。民度を試されてます。

自分だけならいいだろうと複数が思えば複数がやってる状態になり、ダメだこりゃ強制しなければ、になってしまいます。)

 

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職場の免疫力ランキング

 

不摂生な生活を強いる職場の保険料率を上げる施策を採れば支出を抑えるために職場環境改善のインセンティブになるのではないか。

ランキングを発表されてワーストになれば募集のネックになり人手不足になる。

健康保険組合からも貴社が入っていると料率が上がるから出ていってくれとプレッシャーをかけられる。

 

霞ヶ関厚生労働省がトップになれずに他の省庁が上位に入ったら沽券に関わる問題になったりして。

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新型コロナ禍の緊急経済対策で各国は財政出動をする事態になり、世界の空気であり、財政規律は、財源は、とか言おうものなら、そんなことを言っている場合か!店も企業もなくなって仕事がなくなったら社会が崩壊すると一蹴されて終わるのは明らかなので誰も言いません。 

つまり世界が日本化しているということです。

(ということは日本の財政規律への不安視が希薄化して円高になるんじゃないの)

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円高をどう生かすか

 

バブル期は不動産投資で海外の有名物件を買い漁って現地の顰蹙を買った挙げ句にバブル崩壊で本業が苦しくなって手放そうとしたら足下を見られて買値よりも安く売る羽目になった失敗は繰り返せない。

 

円高は緊急輸入で世界経済の再起動に貢献し、失われた30年で海外に流出した日本の資産を買い戻す契機になる。

及び腰の小出しで外出制限を躊躇したり事業者就業者を支援していたら世界に出遅れる。

円の暴落を恐れて及び腰小出しで対策をしたら不景気恐慌を招いて本当に円の暴落を招いてしまう。自転車操業と言われますが自転車は止まったら倒れます、そういう世界の中に入ることを無意識に選択してきたのです。

輸出の利益が圧迫される。それは平時の話で円高ならチャンスです。

為替は相対評価なので欧米が復活すれば円はまた下がります。

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マイナンバーカード普及のチャンスではないか

 

国の支援が反社会的勢力に悪用されてだまし取られて資金源になることを懸念して、審査を厳格にすると事業者の申請手続きが煩雑になり、使い勝手が悪かったり中々受けとれずに景気の足かせになる。

個人の税申告とマイナンバーは連動しているから前年度の収入を推定して手続きを簡略化できる。とすればマイナンバーカードの普及を促進できるのではないか。

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マイナンバーは国民総検査にも使える

 

反対者に期待されるのは廃止や廃案ではなく、濫用悪用されないようにチェック体制を構築することです。抵抗されたら国民のための制度ではないのですか?と突っ込むことが期待されます。

 

そうなるとマイナンバー情報を盗もうとするオレオレ詐偽がお手伝いしますとか電話してきたりメールやサイトで釣ろうとしてきたりして。

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災害慣れか

 

(そんなのあってたまるか~)

日本には地震と台風の両方がある。

カリフォルニアには地震はあるがハリケーンは来ない。

テキサスにはハリケーンが来るが、地震がない。

イギリス、フランス、ドイツには地震も台風もない。

欧米人 「神よ」

日本人 「祈ったって起きるものは起きる、来るものは来る。」

新型コロナで対応が遅いと言われ、事が起きてから不安不満になるのは、事前に止めることができない自然災害にさらされた歴史があるからか。

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007とゴジラ

 

スーパーヒーローの活躍で解決する英米の映画、武器が役に立たずに蹂躙される日本の映画、自然との関わりが文化の背景になっている。

☆★☆

心配なのは感染者差別

 

リモートワークセキュリティ、遠隔操作、生産自動化の促進、非常時必需品の国内生産回帰が成長分野、経済再起動の糧と見込まれる中で、ネックになるのは感染者への差別が障害にならないかということです。

しばらく見なかったけどコロナで入院していたんじゃないの、とか噂が一人歩きして社会復帰の邪魔をする。

抗体が有効になっているのなら進化であるから祝福すべきことで差別するのはアベコベです。

今いる人類は細菌やウイルスとの戦いで免疫、抗体を獲得して生き残った祖先の子孫です。

発症しない人、治った人に嫉妬して化け物呼ばわりするのは人類の存続を否定する自滅論です。

 

それではまた。

 

(3月18日追記)

NHKのニュースを見ていたら、妊婦の里帰り出産の自粛要請だって。

妊婦は優先的にPCR検査をする体制にして、陰性の結果が出たら里帰りした方が精神的に安定するのではないか。

一億総マスクのメリットとデメリット

マスクの買い物行列という密集状態

 

密集状態を避けましょう。

そんなことを言われても並ばないと買えないから皆仕方なく並んでいるだけで、並ばないで買えるなら誰しもそんなことはしたくない。

ドラッグストアが普段、薬や化粧品や洗剤・トイレットペーパー等日用品を買っている会計時に会員カードを出す常連客に、マスクの入荷日が記載された1パックもしくは1箱のマスク整理券を出してくれたら、開店前の行列が解消されて密集状態は解消されるのではないか。

住所登録された会員番号で管理すれば、1回マスクを受けとる前に一人で何度も一家族で何枚も整理券を要求される悪用を防げるのではないか。

しかも会員を増やす機会になる。

会員になるには、何らかの買い物をして(ドラッグストアはスナック菓子やカップ麺も売ってるし)携帯番号やらメルアドやら住所やら個人情報の提供を求めることが歯止めになる。

(そんなこと気にしないで個人情報さらしてあちこちで会員カードを作りまくる人もいたりして。そしてマスクを手に入れたら二度と行かない。)

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マスクをしないのは非国民?

 

マスクをしてる俺ってエライ、マスクをしないのはけしからん!許せない!って威張るほどの話か?

咳やくしゃみをするならエチケットとして着けておいてほしいが、まったくない人に強制するものでもないと思っている。

品不足で買えない人もいる。

常時マスク着用で扁桃腺の機能が衰えないのかという懸念もある。

 

新型コロナ禍以前は電車の中でマスクを着けず手で口を覆うこともせずに思いっきり咳をして周りが逃げ出すような状態にし、他人に伝して自分が治ればOKみたいな超自己チューがいたが、今そんな輩がいたら威力業務妨害扱いになって警察に突き出される羽目になるだろう。

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うがい薬を常時使っていたらいざという時に役に立たなくなるんじゃないか

 

喉があやしい、イガイガムズムズするときにうがい薬の世話になってここ10年は風邪で休んでいない。

(滅多に風邪をひかないにしても10年というのは忘れてるだけなんじゃないの)

歯医者(定期診断)眼医者(花粉アレルギーや結膜炎)耳鼻科(かかったのは耳の方)の明細はあるけど内科の明細がない。

(耳って都合の悪いことが聞こえないビョーキでかかったの)

薬は必要な時に使えば有用だが、のべつまくなしに使っていたら意味がなくなると思っている。

うがいの度に毎回うがい薬を使っていたら耐性菌を育成して自身の抵抗力がなくなって却って面倒なことになっていたんじゃないかと思う。

でも今までずっとそうしていた人に使うのをやめましょうとは言えない、抵抗力が低下したり失っているかもしれないから。

自分はうがいをする時は必ずうがい薬を使う、使わない奴は許せない!って人に強制して威張れるようなことではありません。

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人と仕事で対面する時にはマスクをしてもランニングやスポーツをするときにマスクは必要なのか

 

喉から排出される粘液で異物を体から追い出しているのにそれをごっくんするのは、せっかく追い出された雑菌やウイルスを体に戻す行為ではないか。

排出するのにマスクは邪魔になる、一々外したり除けなければならない。道に吐き出すのも汚いから、ティッシュで取って持参のゴミ袋に入れ、更にポーチに入れる。

持ち帰ったゴミ袋ごとゴミ箱に入れておき、燃えるゴミの日に他のゴミと一緒に出している。

 

おっさんや悪ガキがペッぺと吐くのは異物から体を守る自然な自己防衛でもあるが、昔なら地面は土で吸収されたのだろうが現代社会では道が舗装されているから残って汚い。

吐くなら道の端の植え込み等土のあるところや下水道の排水溝のスリットの間がいいと思う。

人前ではしたないと思っても我慢してごっくんしないで、失礼、と言ってうがいに行ったりティッシュに出すのは全然許容するし、席を外すわけでもないのに一々言われるのも紛らわしいのでお構いなく、自分の体の防御機能を無下にしないでほしい。

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マスクも色々

 

ウイルスは電子顕微鏡が発明されてから発見された微細な存在でマスクなんて通過されるから意味がない。という意見もあるが、ウイルスを分解する特殊酵素フィルター使用を謳う高機能マスクもあるけど、そうそう出回らないだろうから皆まで届かないだろう。

 

だからといって気休めでマスクをすることを否定はしないし、ないよりはましでもいいと思っている。

咳やくしゃみが出るならしていてください。していなければ不安ならしていてください。

揶揄のネタにするものでもない。

施設利用の運営ルール等の理由があるわけでもないのに、偶々見かけた咳やくしゃみもない人にドヤ顔で強制するものでもない。

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新型コロナ級の感染症が毎年発生することを想定しよう

 

(縁起でもない)、(やめてー)、(空気を読め)

WHOの指示待ちではらちが明かなかったと世界各国は学習したので情報を得たら躊躇なく往来遮断をして上陸を防げなかったら躊躇なく緊急事態宣言をするのがロックダウンを防ぐ道になる。上陸されたことを国民に隠したら政府も命取りになる。

発展途上国でロックダウンの事態になったら狭い家に大勢で住んでいるから密集状態が常態化して蔓延を防ぐのが困難になる。

WHOがぐずぐずしていたら巻き添えを怖れる大国が先に介入して往来遮断を始める事態も起こり得る。

WHOは存在意義を問われる事態にならないように躊躇しなくなる。

これで何も学ばないってそこまでノー天気ではないでしょ。

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重症化する人としない人の違いの検証はこれから

 

高齢者は重症化しやすくて若者は重症化しないというざっくりとした仕分け方をされてるけど、若い人でも重症化する例も出てきている。

普段の生活習慣、睡眠時間やパターン(規則正しいか、シフト勤務で昼夜逆転とか)、職業、飲酒、タバコ、常用薬、サプリメント、食生活(自炊は全くしないでインスタントとコンビニ弁当ばかりという食生活なら外食のほうがましかも知れないが外食はお勧めできない状況なので持ち帰り需要支援か、定食屋のお弁当なら持ち帰りたい。)、といった情報が特定の業者や業界に忖度することなく公開されればと思う。

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

多品目がネックになっている紙類の物流ー手を洗った気にさせるアルコール消毒

新型コロナ禍以降は紙類の確保のためにドラッグストアの開店から入荷を待って確保をする度に思う。なんで色んな種類があるんだ?

 

トイレットペーパーだけでも長さ別に12ロール(シングル60m、ダブル30m)、8ロール(シングル90m、ダブル45m)、4ロール(ダブル90m)とあり、ソフトタイプやら香料付きやら種類があって、数を確保するために色んなところに発注かけてるんだろうけど、品出し陳列値付けが大変そう。

(出したそばからすぐ無くなるけど)

12ロールは家庭で嵩張って、お店でも嵩張って数が置けない。トラックでも嵩張って数が運べないではないか。

入荷の台車を見ると段ボールのサイズが様々で載せるの難しそう、他の品目も混載で、回る店の順番を考えてトラックの荷台に載せるのはパズルで時間がかかるから配送にも時間がかかるんだろうなと思った。

 

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ティッシュペーパーも150組、160組、180組、香り付きやらウエットタイプやら色んなタイプが段ボールで一箱ずつ入荷して品出しするそばからなくなる。

もちろん段ボールのサイズは様々で配送会社の効率はよくなさそう。

 

キッチンペーパーやら拭き取り紙やらはマスクが入らないからマスクの裏のフィルタの代用で本来の用途以外の需要ですぐ捌ける。

 

開店前に並んでゲットしたお一人様ひとつまでのマスクを買い物かごに入れて他の日用品を物色しているとカゴを覗き込まれて、あっこの人いいな、箱入り60枚入りだって、とか言われて開店前に並んでくださーい。

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緊急事態だからトラックに多く積めるようにサイズを統一しましょう、品目を絞って生産しましょうという話にはまだなっていないのかな。

 

消費者の様々なニーズに応えて多様な商品を提供する。

それって平時の話だから。

大多数に文句を言われなさそうな品目に絞って、配送陳列効率がいい品に絞って供給してくれればいいから、それでも文句を言う人がいる?選んでいられる状態じゃないから。

 

それではまた。

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公衆トイレの勇者

個室からスーツ姿の人が出てきて寸暇を惜しむかのように手を洗わずに出ていく。

えーっ

新型コロナ禍で手洗いが励行されているご時世だから最近は見かけなくなったが、家でも職場でも手を洗わないのだろうか、エンガチョとか言われないのだろうか。

せっかちにも程がある。新型コロナ後の世界では、手を洗わない太郎は今まで通りにはいかずに肩身が狭くなっていって絶滅種になるんじゃないか。

 

今まで意識しなかったが、自分が手を洗う秒数をカウントしたら30秒(これ位やらないと指先の爪の間とかよく洗えないし石鹸が落ちないんだけどなんでみんな速いんだろ)で1日に洗う回数は17回だった。

若い頃、当時の上司に早くしろと言われてもマイペースを守ったら匙を投げられて異動になったのが幸いした。銃撃やら地震やら今すぐ逃げたり隠れたりしなければならない状況でもないのに手を洗う時間くらいで細けーねと思った。

(それだけが理由じゃないと思うけど、そういうあんたも別の意味で細かいよ)

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手を洗った気にさせるアルコール消毒

トイレで用を足した後で手を洗わずに申し訳程度にアルコールを手に吹き掛けて出るって意味ねー。

手洗いは20秒という目安が示されたら20秒手に水をかけてアルコールを手に吹き掛けて出る。

それじゃ意味ないんだってば。

どうしてそんなにせっかちなのか、手を洗ったら一生の損みたいに手を洗わないことを貫く。

アルコール消毒したから問題ないと言い訳の道具に使われる。

 

自分が発症しなければ関係ないと言うのか、

それじゃ媒介生物の仲間入りだよ、

洗わない手で備品に触らないでくれー。

電車やバスの手すりやつり革に掴まらないでくれ、トイレに監視カメラを付けるなんて月並みだ、両手をタッチして汚れセンサーで手を洗わなかったら規定オーバーになるように設定してロックが解除されずに執務室に入れないようにすればどうか。

 

どうして仕事が終わっていないのですか。

(執務室に入れなかったからです)

手を洗ってください。

 

(在宅ワークになったら関係ないね)

けど自宅の近所の店の品に触って買わないで帰るのはやめてほしい。

(あんたってモラハラ?)

 

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中国人は適応したのではないか

イタリア、スペインが死亡者数で、感染者数でアメリカが中国を抜いて、中国は感染を抑え込んだというが、適応して感染しても症状が出なくなり共生関係になったのではないか。

太極拳とかの習慣でストレスを抑えて免疫を活性化させたのだろうか。

統計が正確ではないと言われているが人口が多すぎて検査しきれないだろう。

(正確に統計を取れたら欧米より死者が多かったなんてことになってなければいいけど)

インフルエンザウイルスに感染されても渡り鳥は病気にならないが、鶏は病気になるように。

(最近は変異して渡り鳥を病気にするウイルスも現れた、宿主を病気にしたら移動や増殖ができなくなるのだから不合理だ、

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人間を病気にしない方が合理的だとウイルスを遺伝子操作できないのだろうか。)

(その技術を悪用されたら兵器だから強制力のある罰則が必要だね)

 

都内の1日あたりの陽性反応者が更新を続けて危機的状況というが、ウイルスは土地に馴染んで症状のない感染者はその何倍もいるのではないか。

感染経路不明というのがその顕れではないか、自分も罹るかもしれない、頭が重いと感じたので体温を計ってみたら36,7℃、これでは検査してもらえない。

症状が出てからでは遅いのだが、国民総検査なんて現時点で不可能だから感染経路不明がこれから出続けても不思議ではない。

感染防止が現実的な選択なのか、罹っても発症させない重症化させない対策が要るのではないか。

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水虫も梅毒も日本に古来からあったわけではなく外来の感染症だ、新型コロナも日本に帰化したのではないか。

スペイン人が中南米に持ち込んだ(持ち込もうとしたのではなく感染していた)天然痘は現地の人には免疫がなかったためインカ帝国を滅ぼした。

 インフルエンザに感染して鶏が病気になるからと言って病気にならない渡り鳥を駆除する訳にはいかない。生態系にどのような影響を及ぼすかわからない。発症しないすべての人間を排除したらあらゆる職場の業務が止まりかねない。

殲滅、絶滅を目標にするのか、感染しても病気にならない共生を目指すのか。

 

人間は菌やウイルスがなければ生きていけない。

皮膚のバリヤーになったり、消化や栄養分の摂取を助けてくれたり、侵入してきた悪玉菌やウイルスと戦ってくれたり、最新の研究では進化に影響を及ぼしたという説もある。

菌やウイルスも地球の生態系の一部だ、人間に悪さをする一部の菌やウイルスがあるからと言って全ての菌ウイルスを敵視して絶滅させたら人間も生きていけない

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新型コロナ効果

花粉症、インフルエンザはどうなった?

みんな外出を控え、マスクをし、消毒をしたので、花粉症、インフルエンザにかからなくなった。

 

リモートワークが前倒しで早くしろになり、時期尚早なんて誰も言えなくなった。

ネット会議になったので会議室でそこはかとない存在感を示して空気感威圧感を演出するなんて不可能になった。睨みをきかせようにも発言者の顔がディスプレイ越しに見えるだけ。

鶴のひと声を放ってもハァッ?てなる。

 

 大型イベント誘致に消極的になる

金をかけて人を募集して準備してきたイベントが延期や中止になったら莫大な損害を抱えるかもしれないと消極的になり、リスクヘッジで規模の縮小とか言い出す。

 

危険視されるようになって大勢で密集はゴメン、満員電車に戻りたくない、イベントは親しい内輪だけで小グループ化、友達のそのまた友達でよく知らない人もいて大勢集めるのは自慢にならない。人が集まるなら換気のいい屋外が主流になり、天候に左右されるけど昔に戻ったとも言える。

サプライチェーンに懐疑的になり数を頼りの効率化が近代の正義であったが正義ではなくなる。

ペストが中世を終わらせたように新型コロナも人々の意識を変えて新たなフェーズに移行する契機になったと後世から振り返られる。

菌やウイルスは人類に生物学的医学的のみならず、政治経済にも進化をもたらす。

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サプライチェーンに懐疑的になった

 

中国が風邪をひけば(風邪どころではなく新型肺炎)世界が巻き添えになる構図を誰もが意識せざるを得ない状況が顕在化し、安全保障、自給率を意識させる契機になった。

別に今のままでどーでもいいじゃない、騒ぎが収まったらまた同じ日常を繰り返す、そこまでノー天気にはなれないからコロナ前とコロナ後で変わる。

 

それではまた。

 

 

人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる (集英社新書)
 宇宙戦争 [DVD]

 

宇宙戦争 [DVD]

  • 発売日: 2006/07/07
  • メディア: DVD
 
 
宇宙からの侵略者に人類の科学力では太刀打ちできずに追い詰められていきますが、侵略者(エイリアン)は地球の生態系の一部であるウイルスに感染して全滅。異星人が地球のウイルスに対する免疫を備えてるわけがなかった。新兵器で宇宙人を撃退なんてガキっぽい、地球を外敵から守ったのがウイルスという描かれ方がセンス・オブ・ワンダーだと2005年公開当時に印象を受けた映画でした。
 
 

 

 

国民皆保険は国にとっても保険でした

健康保険に入ってないと医療費は全額自腹になるので症状が出ても医者に行かない、検査を受けない人が出て来ます。

先立つ物が無い、背に腹は替えられない、社会保障の薄い国ではどんなに政府が掛け声をかけても無い物は無い、と政府の指示が届きにくいので感染の封じ込めが困難になります。

 

健康保険に限った話ではなく、失業保険や休業保障にも当てはまります。

働かなければ即収入の道が途絶えたり生活が成り立たなくなる人は無理をして働きに出て感染のリスクが高まります。

掛け声だけでは無駄で、自己責任論をどんなに唱えても蓄えに余裕がない個人や法人は保障がなければ言われた通りに動きません。

 

なので社会保障が充実していない国がピリピリするのは不思議ではありません。

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スラムの掟


犯罪の多いと言われるスラムにどうして人が住んでいられるのか。

犯罪のターゲットは住民でない人と住民なのに掟を破った人です。

スラムの掟は分かち合いであり、それで成り立っている。大金を得て独り占めをすると掟を破った者として犯罪の標的になるので、惜しみ無く分け前を振る舞うのでなければスラムから引っ越すしかない。

海外のスポーツのスター選手が持った者勝ちの米国に移住しがちなのは道理です。

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イタリアの死者が6800人で中国を上回る(4月25日時点)

 

高齢化が進んでいるとはいえ人口6000万人という日本のほぼ半分の国で致死率が高いのはどういうわけか。

医療崩壊とか言われているが、中国とイタリアはイタリアブランドの服とか革製品とかが中国製で関係が深いのではないか、南北問題と言われる貧富の地域差がある中で豊かな筈の北部で蔓延してるのがその顕れではないか。

 

ファミリーの絆が強いのも裏目に出たのではないか。

高齢の親との同居、親のもとに頻繁に訪れ、葬儀では参列者が故人にキスをして別れを告げるという習慣はウイルスにとっては有利だったのではないか、強い絆が感染爆発を誘因するとは残酷な話だ。

※スペイン の死者3434人、中国 3200人

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毒をもって毒を制す、善玉菌と悪玉菌があるように(あくまでも人間側の視点)悪玉ウイルスにぶつける善玉ウイルスが自然界にいるのではないか。

 

日本では狼を絶滅させたから鹿が増えすぎたように

新種の感染症は、人間が他の菌を殺したことにより競争相手が減ったから蔓延ったんじゃないか。

人間の世界でも生物の世界でも細菌ウイルスの世界でも縄張り争いはある。

(人間の世界の場合、合法ビジネスの紳士的な言い方としてシェア争いと言います。)

脅威の度合いの低い方をライバルとして生かしておいた方がいいのかも知れない。

 

これから冬に向かう南半球は、東京オリンピックの予定開催時期(だった)にピークに達する可能性がある。

インフルエンザとは違うから、暖かくなったからといって終息するかはわからないので市場の不安が続きます。正体を突き止めて特性に応じた対応策が取り組まれない限りは不安が続きます。日本のバブル崩壊後の対策の小出しみたいなことをしたら、世界が失われた30年に巻き込まれて不満を反らすための紛争の原因になりかねない。

 

衣食足りて礼節を知るといいます。

自助論を振り回して不況で行き詰まった人を追い詰めるようなことをしたらヤケクソになったり、最悪の場合、追い詰められた人がテロ行為をする気になったら防ぐ術がない。

周囲でフォローして国が保障して支えていかないと共倒れになりかねない。

産地直送通販で巣籠もり消費をするのも支える一環になっていると思う。

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囚人のジレンマというゲーム理論

 

二人とも黙秘すれば二人とも懲役二年、1人だけが自白したら、自白した人は懲役一年で黙秘した方は懲役十五年。

お互いが話せない状況で上記の条件を告げられたら、自分だけ得をしようとして自白する人は出てくる。

疑心暗鬼に陥って自白するかしないかと悩む。

自分からは裏切らないという覚悟を決めないと、報復合戦で懲役一年と十五年の繰り返しになってしまう。それって合計十六年で終わるのかな。

お互いに自分からは裏切らないという覚悟を決めれば二年で済む。

それが試されていると思う。

かたく考えないでやられたらやり返すつもりなら自分から裏切ることにはならない。

 

それではまた。

 

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6回観たら1回無料ってどうなのか

www.smt-cinema.com

東宝と松竹の会員カードを利用しているが、

当然というか、特典の内容が異なります。

 

6回観たら1回タダ と 1回観たら次回は2か月以内の観賞の場合は1200円(こちらも6回観たら一回タダの特典はある) という違いがあります。

 

6回観たら1回タダ で7回観る費用

1900×6=11400円+0円

 

1回観たら次回は1200円で7回観る費用

1900+(1200×6=7200)=9100

※会員且つネット予約が条件、6回観たら1回タダは行使しない場合

 

7回目で無料を行使すれば1900+1200×5*=合計7900円になるがタダで観た客に次回の1200円クーポンを進呈するとは考えられないので8回目以降も1200円で観るためにタダを行使することはないだろう。

 

因みに14回観たら

1900×12=22800円+0円×2

 

1900+(1200×13 =15600)=17500

 

観たい映画を演っているなら後者を利用する頻度が上がる。

そんなに毎回割引でいいのかと思ってしまうが、稼働率U Pとネット予約誘導による当日窓口業務の抑制というメリットを前提とした施策なのでしょう。

 

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料金1900円ではどの映画を観るかの選択が厳しくなりがち

 

あれもやめ、これもやめ、厳選したはずなのに期待外れだったらレビューの採点が厳しくなるのだろう。

1900円払ってハズレになるくらいなら美味しいランチに行ったほうがまし、ディズニーとかマーベルとかスピルバーグとか有名俳優が出てるとか大作、安全パイ志向になり、話題のみんなと同じものばかり観たりするようになり、新進、新人にチャンスが巡りにくい、頻度も半年観なかったりでもまぁいいか。になったら稼働率が上がらない。

 

因みに次回は1200円のクーポンは2か月という期限があるので少なくとも年に6回は行くことになり、そのうちに誕生日プレゼントクーポンがメールで通知されて、それで観に行くと空かさず次回の1200円クーポンがプレゼントされてクーポンが2セットになり、有効期限内に利用すると少なくとも年に12回観に行くことになり、見事に乗せられてしまっている。

※因みに映画館のサイトのマイページを見たら新型コロナの影響で3月期限のクーポンは運営側の配慮で期限が5月に延長されていた。

それまでに収まっていればいいけど。収まったらその配慮に応えて観に行こうと考えるしきっと行く。

 

それではまた。

各方面への配慮で延期と言い出せない五輪ーと思ってUPしたら三日後に延期が決定

予定を変更するのであれば宿泊施設のキャンセルが相次いで施設側が対応に追われる。観戦を諦めてそのまま東京観光に切り替えるかは読めない。

マンションとして販売予定の選手村の扱いをどうするのか、競技会場の確保や管理はどうするのか、運営スタッフの確保はどうするのか、課題が山積みになることが明らかなので、対応策が定まるまでは言い出せないのではないか。

 

誰もがわかっているが言えないのではないか。

今、このタイミングで発表したら実体経済にどのような影響が及ぶかわからない。発表するタイミングを慎重に図ろう。対応策を同時に発表しないと混乱に拍車がかかると協議していたりして。

五輪に限ったことではなく、政府が何も言わなければ何もないと想定している企業はないと思う。ストックのあるところで事態に備えるところもあれば、発表がない以上は取引関係上どうにも動きが取れないという事業者もあるだろうから発表が遅いと影響が大きくなる。

 

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空気を読んだ発言と読まない発言 

日本経済新聞2020年3月13日朝刊3面)

菅義偉官房長官「準備を着実に進めていく考えに変わりはない」

小池百合子知事「中止の選択肢は全くない」

I O Cのバッハ会長は、これまで予定通りの開催に向けて準備をする姿勢を示してきた。

 

中止の選択肢は全くないというのはどの程度の期間を見込んでいるのかは判りませんが延期には含みをもたせた発言と受け取ることもできます。前回の東京大会と同じ秋を見込んでそれを理由にマラソンを札幌から東京に戻すつもりなのではないか。

 

日本側もI O C側も空気を読んだ発言をする中で期待通り?に空気を破る発言が出ました。

 

トランプ大統領は12日、ホワイトハウスで記者団に対し東京五輪について「1年延期すべきだ」

1年後、21年の同時期に延期する場合は世界水泳選手権世界陸上選手権大会など各競技の大型イベントと重なることになるという。

だからフツーの人は配慮して遠慮して言えない。

でもそれもありかもと思った。

 

ベストの発表のタイミングなんて誰もわからない、わからないことをいつまでも考えても時間の無駄だ、言ってしまえば事態が動くから俺が言ってやる。とか思ってたりして。

 

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予定通りに開催したら新記録は出ない

 

全世界的な自粛で選手は練習できないのだから、予定通りに開催したら記録は伸び悩むのではないか。

 

選手団を派遣できない国も出てくるだろうから盛り上がらない。日本の状況がどうあれ自国でのコロナの収束が見えなければ出場辞退もあり得る。無理に派遣してもベストコンディションではなくて実力を発揮できない消化不良な消化試合が五輪で行われるのは残念な結果が歴史に残りかねない。

それがレガシーでいいのだろうか。

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スター選手が出場できない可能性も 

 (日本経済新聞2020年3月10日朝刊2面)

「スター選手も五輪ピンチ?」

渋野日向子選手は2月下旬からの米女子ツアーのタイ、シンガポール、そして国内の開幕戦、第二戦と4試合が新型コロナで中止になり、ポイントが稼げなくなり、

体操で五輪連覇の内村航平選手も3月18日に予定していた大会が中止に追い込まれて、故障明けで4月からの代表選考会がぶっつけ本番になるという。

 

日本経済新聞2020年3月17日朝刊41面)

「五輪代表争い 宙に浮く」

 

世界バドミントン連盟が4月12日までのツアーの中断を発表

 

リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、高橋礼華松友美佐紀組は全英で4強入りして望みを繋いだがこの先のツアーの取り扱いは不透明。

 

選手の不本位に収まらず、観客も選手の顔ぶれに不満という状況も起こりうる。

 

あおりを受けた選手を救済すれば当初より参加者が増えて五輪の肥大化や運営費の押し上げ要因となる一方、強引に出場ラインを線引きすれば、不利を被った選手がスポーツ仲裁裁判所に訴えるケースも想定されるという。

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予定通りに開催したら残念な結果が待っている予感がしてお祝いムードが払拭されそう

 

国内のことではないから世界の空気を読みながら一斉休校みたいな決断はしなかったのではないか。

 

世界から延期しろ延期しろと言われたら国内を説得できると思ってたりして。

 

それならば仕方がないと納得する嗚呼日本人。

(3月25日追記)

と思ってたら24日のIOC総会で一年程度の延期が決定。

ノルウェーを皮切りに海外からの延期を求める声、米国陸連、水連をはじめとした各競技団体の出場辞退が現実味を帯びる中で開催を強行したら、別にオリンピックじゃなくていいじゃない、とオリンピックパッシング、五輪無視の世界的空気が醸成されかねない。

今まで積み重ねてきた準備は何だったのかと悲嘆に暮れたところで、予定通り開催のデメリットが延期のデメリットを下回るエビデンスを出せない以上は流れを変えることは出来ない。

 

世界中から人が集まった東京オリンピックが新型コロナの培養器になったと後世に歴史的汚名が残るリスクの方が多大

 

チケット、選手村のマンション販売、スタッフの扱い、宿泊施設の損害はどうするのか、という課題は大きくても、開催強行による世界からの損害請求や揉めるリスクの方が多大、よい選択を常に選べるわけではない、もっと悪い を避けるためには 悪い を選んだ方がましと粛々と受け入れる日本人。

 

安倍政治が悪いとメディアが叩いても続くのは他の選択肢が もっと悪い と思われているからではないか。

 

 

 

新型ウイルスの発生が必然と想定している国と想定外の国

経済発展、資源開発、ジャングルの開墾でこれからも人類は未知のウイルスや細菌の影響を受けるのは必至です。縁起でもないことを言うなとか言っている場合ではありません。

言わなければ、黙っていれば、願っていれば悪いことが起きないのならこの世に不幸、不条理があるわけがありません。

願っていれば戦争に勝てる、願っていれば戦争が起こらない、願っていれば台風が来ない、願っていれば地震が起こらない、願っていれば新型ウイルスが発生しない、そんなわけがありません。

日本は神の国だから戦争に負けるはずがない。それは戦勝が神頼みだったということですが、そんな空気が読めない突っ込みでもしたらあることないこと密告されて非国民と言われて憲兵に連れて行かれたでしょう。今は憲兵こそいませんが感覚が変わらないままの人はいます、空気を読めとか言って。その時のムードに流されて右に振れ左に振れ、便乗した付和雷同が圧力をかけることに加担します。

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インフルエンザの故郷は北極圏

 

インフルエンザウイルスは北極圏近くの凍りついた湖や沼に潜んでおり、春になって渡り鳥のカモやガンなどの水鳥が繁殖のために戻ってくると、水鳥の体内に潜り込んで腸管の中で増殖するが、インフルエンザウイルスは水鳥以外にも馬、牛、豚、犬、猫、ネズミ、クジラ、アシカ、ヒョウなどの哺乳類からも分離されているという。

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家畜は人への仲立ちをした

 

インフルエンザウイルスとカモ等水鳥は共生関係にあるため、宿主である水鳥を発病させることはなく、人も含めて他の動物には無害な存在だった(遺伝子の構造上感染することもなかった)が、カモを家畜化したアヒルには容易に感染し、感染を繰り返している内に遺伝子を様々に変異させて鶏や他の動物、哺乳類でも増殖可能に変異し、そのなかから強い毒性を持つものが現れて人に被害をもたらすようになった。

(極端なゼロ百主義者(0か100かで間がない)が北極と家畜がなくなればいいとか脊髄反射で言ったりして。)

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環境破壊が感染拡大をもたらした

 

湿地保全の国際機関、ラムサール条約事務局は、農地転換や開発によって過去半世紀の間に湿地の50%が失われたと発表しており、日本でも50%が消失したという。

その結果、水鳥の越冬地は狭められて過密になり、ウイルス感染の機会が格段に増えた。

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空気感染するインフルエンザウイルスは人口密度が高いと増殖しやすい

 

人の密度が低いところでは宿主である人に抗体ができるとウイルスの逃げ場がありませんでした。

人類史における近代化による都市化という人口集中はウイルス繁殖の場を提供し、軍隊、工場、学校などの人の集まる場所はウイルスの温床になった。人類の発展とウイルスの増殖はセットでした。皮肉な共存関係です。

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開発が招く感染症

 

熱帯でダムや灌漑施設等の静水域(水が流れていない)をつくるのは、ボウフラ(蚊の幼虫)や吸虫といった媒介生物の温床になり、一時下火になっていたマラリア等の感染症は勢いを取り戻した。

 

前人未到の地への進出が森林伐採等の環境破壊に結び付くと人類と未知の細菌やウイルスとの接触が始まり、ラッサ熱、エボラ出血熱エイズといった新興感染症は、1950年代末からこれまで約40種が知られているという。

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人類と感染症のいたちごっこの歴史

 

陸と海で生物の頂点に立った人類の天敵ともいえる存在が感染症です。

感染しても抗体を体内につくった人は生き延びて感染症に対抗する遺伝子を子孫に残し、上下水道といったインフラ整備や消毒や薬の開発で対抗し、細菌やウイルスの側も変異を繰り返して薬に対する耐性を獲得して裏をかくだけではなく強い毒性を持つ亜種を残して終わりのない戦いを繰り返している。人類はあきらめないが、細菌ウイルスの側もあきらめない(?)。話し合いをして折り合いをつけることは出来ないので、これからも果てしない戦いが続きます。

(開発、発展を止めようという動きはウイルスと折り合いをつける道なんじゃない?言ってる人が意識してるかはわからないけど。)

人類は地球の空気と水がなければ生きていけないが、地球を生きていると捉えるなら地球は人類がいなくても生きていける。感染症地震や台風といった自然災害同様、それぞれの人の想いとは無関係に無慈悲にもたらされる自然による人口調整ともいえる。

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どこの国も無尽蔵に予算があるわけではない

 

新たな業務を始めるのなら既存の業務にメスが入るので既得権益を犯されたくないから敢えて予算請求をしないのかと疑われる。

アメリカの疾病対策センターの年間予算は約8000億円、職員数は1万4000人、日本の国立感染症研究所の20年度予算は65億円、研究者は308人を予定しているという。

(日本経済新聞2020年2月23日朝刊5面)

予算の金額だけ見ると日本の国力ってアメリカの123分の1か、それじゃ太平洋戦争の時よりも差がついたことになる。

 

感染症が国の存続にとって脅威であるという認識がなかったことの証左です。

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高校の時にボトムアップ以外は一切ダメと言う組合教師がいた。

 

ボトムアップが起こらないのは、必要に迫られてないからでトップダウンはいけないという論法でした。

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歴史的事実として必要に迫られてもボトムアップトップダウンもなかった

 

日本での過去の感染大流行の事例として

1918(大正7年)~1919年 スペインかぜ 2300万人が感染して38万6000人が死亡、但しデータの欠落があり死亡数は45万人にのぼるとする算定とある。

1957年(昭和32)アジアかぜ で約300万人が感染して約5700*人が死亡。

1968(昭和43)~1969年 香港かぜ 14万人が感染して約2000人が死亡。

インフルエンザの流行は大きな惨禍を残していったが、専門組織の設立には至らなかった。

 

必要性が生じても必ずボトムアップがあるわけではないのです。仮にあったとしても実現するか否かは別問題です。

同じ状況に遭遇しても必要性を訴える人と必然性がないと言う人と個々人で反応は様々です。

時期尚早と言う人はいつになっても時期尚早と言います。事後であってもまだ言います、今起きていることがわからないのですから。

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ネットでまだトイレットペーパーやティッシュペーパーの高額転売が続いている

 

自由にはやる自由もあれば、やらない自由もあります。自粛をするのは自由の後退だと考えているのなら自由の自殺になります。

やる自由を押し進めた結果、市民生活へのデメリットが重大になると規制をしろという声が大きくなって、自由の自殺になります。

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人間というものは、必要に迫られなければ善を行わないことがようにできている。(マキャベリ 政略論)

過去の事例だと必要に迫られても尚、善を行うことができないこともある になる。

出来る出来ない以前に発想がなければ始まらない。

できたら安倍政権のレガシィになります。

条件なしに創設に抵抗したら歴史的汚名を着せられるのでしょう。

 

内閣官房に事態対処危機管理担当という部署があり、事態が発生したら地震や火山の噴火、台風、水害といった自然災害からテロや感染症に対する何でも屋って無理があるのではないか、すべてに精通した人材と組織という発想自体にかなり無理があると思う。政治家がどんなに先手先手と発破をかけても後手後手になるのは不思議ではない。

警察署と消防署と税務署とハローワークと労働基準監督所と保健所と市区役所の全部に精通して一つの部署で対処、そんなドリームチームがどこの国にある?漫画やアニメにも海外ドラマにもないのではないか、対応が遅いとか非難されても、そもそも設定に無理があるのですから起こるべくして起こった。今まで無理に無理を重ねて何とかしてきて、とうとう無理が露呈して新たな課題になったというところではないか、神戸や東日本の震災や西日本豪雨、昨年の台風15号19号で無理がすでに露呈していたのに、その都度新組織の必要性について自分も忘れていたのだから今更非難する気にはなれない。

 

事態が発生してから対策本部が発足し、専門家会議が行われて政府に提言され、各自治体、関係各省庁に指示が出るかそれぞれの判断に任せられる。

事件が起きてから警察を創設するような話を繰り返している。

 

一人残らず全員品行方正の社会なんてない、人間社会が有る限り事件は起きる。だから警察がある。

地震も火山噴火も台風も洪水も崩落も雪崩も感染も人がいなければ自然現象、人がいれば自然災害です。人がいる限り災害・感染は起こりうるのです。

人間社会が有る限り災害は起きるのです。なのに事前に備える組織がなかった。

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事故、事件、事態が発生してから予算を組むと莫大な金額になる。起きてからの対応だけではなく平時の備えをしておくための組織が必要で、要らないことに使われたり使途不明金が出て政治的スキャンダルにならないように、新組織を発足させるのには運用の透明性が担保される必要があると思う。

 

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一斉休校は愚策なのかー2013年の教訓が活かせなかった7年

クルーズ船はウイルス培養器だった

 

感染者を船に留め置いたら他の乗客や船員に移るから防護服、防護マスクを着用した対策チームが感染者をヘリコプターで感染者収用施設に連れ出すのが感染拡大を防ぐ手段になるが、そんな施設は日本にはない。(ヘリコプターは帰投後に消毒し、隊員にはウイルス検査)

ないものねだりをしても始まらない。悪魔になってクルーズ船を排除することは出来ないので出来ることは中途半端と言われた船内隔離であった。狭い日本、隔離施設を作ろうとしたら自治体や住民の反対運動が起きる。居住区域から離れた場所は観光地で観光協会や宿泊施設や利用客の反対運動が起きてまとまらない。断固として設置するなら補償金を積んでも独裁批判をする人はいるから独裁批判も甘んじて受けるしかない。

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強運の持ち主か 運が尽きたのか

 

アメリカ大統領選でマスコミや外務省がヒラリー・クリントン氏勝利に賭ける中、ドナルド・トランプ氏に賭けた勘は強運の持ち主だと思ったが、もしも運の尽きだと思って批判をしているのなら博打をしているのと変わらない。

対応が遅いと批判しても、早く対応したら、強引だ、もっと配慮を、と言うだろうから早くやっても遅くやっても同じだから変わらないと思われる。

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一斉休校は手段であって目的ではない

 

一斉休校をきっかけに自粛ムードに拍車がかかり、お花見宴会や集まりが自粛され、売上低下の恨み節。人の密集を避けるようになり(これが感染抑止につながるが影響を受ける事業者への配慮が足りないと言われる)、働く人への影響を抑える対策に厚生労働省の職員は振り回され、補償や助成の申請が手間だとか、不正対策はどうするんだとか(配慮が足りないと言われるが空気を読んで配慮していたら始まらない)、振り回される側の恨み節。

 

国会も桜の会が何よりも大事から桜の会は忘れないぞと言いつつもウイルス対策が重要課題に変わったのは我田引水と批判があっても効果があった。

 

人を振り回すことにかけては小泉元総理はうまかったと思うけど、変人だからと諦められていたのが効を奏していた。安倍総理は変人キャラのレッテルがない分、損をしているとも言える。

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桜の木の根元での宴会は桜の木にとってストレス

 

一人で山の木の下で呑むのはいいが、集団で桜の木の根元で桜にストレスを与えながら呑む気にはなれないし、桜にストレスを与えるなとか正義面して軋轢を生んだり、新人下っ端は場所取りをさせられるもので面倒だから、用事があるとか理由をつけて花見の宴会参加は遠慮を繰り返していたら、お花見には参加しない変人扱いされてお呼びがかからなくなった。

(桜の木にストレスを与えるのは黙認していたんだから偽善者だね)

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公立校だけ休校しても意味がないとか、効果測定、検証できるようにすべきだとか、ご説ごもっともに全部合わせようとしたり、自分にアイデアはないが自分が100%納得できるアイデアを出すべきとかワガママを言う人やら全員を納得させることはできないし、全員の文句に付き合ってゴールデンウィークが来て夏休みが来て、令和三年が明けて日本なんにもやってねー、と株価先物価格が暴落したら経済界から突き上げを食らう。

昭和平成から続いた不作為が今になって露見したのは不運だが政治は結果がすべて。

側近に相談せず、独断のそしりを受けて結果が失敗なら四面楚歌になりかねない。

誰もが失策だと言い、支持率が低下する中での決断は結果がよければ英断、結果が悪ければ博打呼ばわり。

政治は結果がすべて、科学的根拠がない、政治的判断だと言われても政治的判断をする他なかった。

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一斉休校を批判する人は感染が他人事か

 

これ以上の感染拡大を防ぐにはやむを得ないと思うが(それで防げるわけがないという意見が多数だが、その批判は折り込み済みで皆がそれぞれ自主規制するのを見込んでいたのではないか)、児童生徒の居場所や保護者、保護者の職場への配慮や柔軟な対応が求められると言えばよかったのに、独断だ❗とか、子供とその親はどうするんだ❗とか、政治的判断で科学的ではない❗とか、批判調で言っても政府批判にはならない。

野党の側は運の尽きにかけた博打と受け取られないように、課題解決に意欲的であることを示し、政権内のギクシャクを見据えてどっちに転んでも安全パイを取れるように本意ではないが概ね同意を表明した上で足りないところを補足すればよかったのに、反対すること自体が目的で脊髄反射でつい反対してしまっているんだと思われるのは戦術的にはマイナスだと思う。

 

 

既に感染してしまった人やその家族からすれば、もっと早くして欲しかった、批判する人たちは感染が他人事なんだ。いざというときは頼りにならないと思われるだけで自爆になっています。

3月も4月も何も出来ないで、みんなの意見を聞いてばかりで何も決められない間に感染が広がり、とんちんかんな指示を出して感染拡大を止められないんだろうな、と疑われます。

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どんな抵抗にも勝る感染拡大阻止という大義名分

 

見えない軍隊と戦っているという非常事態の認識がない、現実に直面していることがわかっていない。

なめて油断して、風疹感染ワーストでWHOから名指しされた2013年のことは忘れていて、根絶したはずの結核が復活したり、はしかの成人感染による重症化で医療先進国なのかと疑われる立場で今回の新型コロナウイルスの感染拡大は晴天の霹靂でも想定外でもなく前兆があった。

 

克服したはずの結核が復活、2008~2011年の4年間で麻疹ワクチン未摂取は125万人、風疹に限らずワクチンで防げる感染症の予防については。日本の国際的評価は先進国の中で最低レベルでワクチンギャップと呼ばれてきた。

 

米国には予防接種諮問委員会という一元的にワクチン行政を行う機関があるが、日本にはまだなく、はしか、水疱瘡おたふく風邪結核が流行するのは先進地域では日本ぐらいといわれる。

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金の使い道が分かれ目

 

職場の健康診断を強制(健康診断は利権という陰謀説もある)にしてレントゲン照射(放射線被曝が他の国より多くて発ガン率を高めているんじゃないか)や胃カメラ(高齢者はバリウムで体調を崩す)に金を使うか、予防接種に金を使うか、金の使い道が他の先進国との分かれ目になっている。

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マスク不足は火事場泥棒のようなもの

 

悪気はないとノー天気に中国での新型コロナウイルスの報道を見て、これからマスクの需要が増大すると読んで先物取引感覚で買い占めたのだろうが、窃盗行為ではなくても結果的に人の弱みにつけこんでいるところが火事場泥棒的な行為です。

国の動きが遅いのは、エライ人本人ではなくても近しい人たちが困っていないんじゃないか、裏から手に入れてるんじゃないか、とあらぬ疑い?をかけられます。

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アメリカで同じことが起きたら、トランプ大統領が、買い占めておいて人々が困っているのにつけこんで、感染拡大の危機につけこんで高値で転売して儲ける奴はテロリストだ、とツィートしたりして。

 

マスクの買い占めは人々の弱みにつけこんでいます。

これを個人の自由と捉えて実行者を放置するのは権力が個人の自由を履き違えているのです。

マスクの転売禁止は10日の閣議で決定されるという。(日本経済新聞2020年3月6日朝刊1面)違反したら5年以下の懲役、300万円以下の罰金で調整中という。

対応が遅いと批判する前に早く転売を禁止しろと言おう。

 

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不衛生は良くないが、無菌も度が過ぎると病気に弱くなる

 

消毒のやり過ぎで雑菌だけではなく、先祖や親から受け継いだ侵入してくる菌やウイルスを縄張りを犯すものとして攻撃して抵抗してくれていた体内常在菌(体表にもいる)も殺してしまったから弱くなったのではないか。それで海外に行ったら現地の人や他の国の人が平気なのに食中毒を起こすようになってしまったんじゃないか。

最近の者は弱い、わしらの頃は、って無菌、消毒のやり過ぎの結果じゃないか。

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社会人になってからインフルエンザと診断されたことがない

 

小学生の頃は病弱で風邪でよく休んだが、中学生になってからは休まなくなり、社会人になってからインフルエンザで寝込んだ記憶がない。

(バカはなんとかって言うしね。)

石鹸で指先までよく洗い、外から帰ってきたらうがいをよくして石鹸で顔を洗う、職場や外でもトイレを利用した際に手洗いとうがいを励行しているが、抗菌グッズとかアルコール消毒は常在菌を殺してしまうんじゃないかと避けてきた。

かかりつけの医師がやたらと抗生物質を処方しなかったのも幸いしたと今になって思っている。(抗生物質は耐性菌を育てるだけではなく、体内の常在菌を殺したかもしれない)

山とか水のないところではウェットティッシュで手を指先までよく拭いて、水筒の水でうがいをしている。

 

用を足した後で全く手を洗わないでそこら辺のものに触れたり、食事をする人って超迷惑。付着した菌やウイルスを即無毒化する超能力をお持ちでないのなら媒介生物の仲間入りです。

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配慮を重ねた公式発表は狼少年と化す

 

各方面に配慮してるんでしょ、株価が下がるとか気にしてるんだろうから話半分に聞いといた方がいいんじゃない。そこにデマが入り込み、みんなを落ち着かせる効果が上がらない。

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海外で禁止された薬物が許可される日本

 

政府が放置している問題をつつかれる方がよほど痛いのに、そこを期待されているのに、閣僚はじめ与党議員の個人的な問題をつついて予算審議を遅らせても支持は得られないということがどうして野党議員はわからないんだろう。

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  www.msn.com

グリホサートは2015年にWHOの専門機関(IARC=国際がん研究機関)によって発がん物質に分類された。2019年8月、国際産婦人科連合(FIGO)は グリホサートはガンや神経発達障害、先天性欠損との関連性が疑われる、また胎盤を通過する可能性があり、予防原則の立場から使用を避けるのは社会的責任であるとして、使用禁止を勧告している。という。

 

既にベトナムスリランカが輸入を禁止、オーストリアとドイツは全面禁止、フランス、チェコデンマーク、イタリア、ベルギー、オランダ、ブラジルと規制が広がっているのに、アメリカでは訴訟が相次いでいるのに日本は寧ろ残留基準値を緩和と世界と逆行している。

 

血液製剤によるエイズ感染の事件のような二の舞になりかねないのに話題にならないのはマスコミも世界と逆行しているのだろうか。

 

それではまた。

 

 

感染症の世界史 (角川ソフィア文庫)

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 人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる (集英社新書)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場にいるから誰でもわかるわけではありません

 

現場が対応に苦慮している最中に会議室から実情を踏まえない指示が下りてくると、だったら現場に来い、と反論するシーンをドラマや映画で見かけます。

でも実情を踏まえていない指示を出す人が現場に行ったからといって的確な指示が出せるとは限りません。

寧ろ現場を混乱させたり、足手まといになるおそれがあります。現場に来たら困る人かもしれません。

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映画 「八甲田山」 を見て現場にいてもわからない人がいると知った

 

昭和52年(1977)公開 原作は新田次郎の「八甲田山死の彷徨」という史実を基にしたフィクションで、配役は高倉健北大路欣也加山雄三緒形拳丹波哲郎三国連太郎、(森田知事も出てた) 当時の日本映画界のそうそうたる面々でミーハーで義務教育期間中のnikoichiはこれは観るしかない、と親に内緒で映画館に行った。

(なんで親に内緒なの)

照れ臭かった

(わけわからない) (めんどくさい年頃だったんだね)

2時間48分という長編だったが、よく見ていた特撮やアニメ映画の1時間半くらいの長さにしか感じなかったが、プログラムを見返してそんなに長い映画だったんだと知った。

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ロシアとの戦争を見据えた陸軍は極寒のシベリアでの戦闘に備えた雪中行軍を八甲田山で行ったが、青森第五連隊210名中198名が遭難死するという惨事になり、

生還した大隊長山田大佐が責任を取って病院で拳銃自殺したことにより199名が死亡する近代史上、最大の山岳遭難事故になった。

 

雪中行軍は青森第五連隊と弘前第三十一連隊が八甲田ですれ違う計画とされ、弘前隊は27名の雪に慣れた者や士官(万が一の場合、徴兵ではなく志願して軍人になった者なので国民に申し開きができるという判断)を中心とした少人数編成としたのに対し、青森隊は大隊長弘前に対抗するメンツで210名の中隊編成で出発する(万が一のことは眼中になかった)も狂暴な自然に翻弄され、極寒で握り飯は凍り、方位磁針は凍りついて役に立たず、地吹雪で方角を見失い、宿泊予定地に辿り着けずに暴風雪の中で露営を余儀なくされ力尽きた者から倒れていった。弘前隊は途中で負傷した1名を八甲田に入る前に汽車で帰して26名は生還したが、

全員生還した弘前の雪中行軍隊は2年後の日露戦争で全員戦死した。

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現場にいるお偉いさんたちの見込み違いや介入で中隊が崩壊して最後に壊滅する様を見て思った、現場にいてもわからない人はわからないんだということを史実で見せつけられた。

 

それ以降はドラマや映画で「現場を見ろ」というセリフを聞いても 無駄なんじゃない、現場に来て状況を理解して解決して和解なんて場面はご都合主義だ と斜に構えて見るようになった。

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福島原発で放水する自衛隊のヘリの映像を見ても二階から目薬とは思わなかった

 

焼け石に水とか二階から目薬とか呑気に揶揄されていたけど、現場は爆発で建屋の瓦礫が散乱してるだろうからポンプ車が近付ける状況ではなかったろう。そりゃポンプ車で海水を汲み上げて放水した方がいいとは思うが近付けないのだから、急場をしのぐにはできることはヘリで放水しかない。他に手段を選ぶ時間的余地なんてあるわけなかった。

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現場に行った人の指示で余計な工程が追加されてクレームが発生した

 

クレームが発生して工程表を見て目を疑った。なぜここに検品工程があるのか、ここで検品をやったら品質を劣化させるじゃない。やる段階が違うじゃない。検品のために温度の上がる環境に移動して、また温度の下がる環境に戻したら変質するじゃない。

(御社の○○さんの指示です。)

それは失礼しました。訂正します、今後は不要です。

時間軸で工程追加したロットからクレームが発生したんだから少しは疑え、優秀な(と言われる)人の指示だから間違いがあるはずがないって、有能と万能を取り違えてるんじゃないか、誰しも見込み違いは起こり得る。何も気づいていなかったのか、薄々気づいていたのに遠慮して言えなかったのか。後者だった。遠慮してる場合じゃないから早く言って、嗚呼。

余計な工程を省いたらウソのように苦情が来なくなった。足すばかりが能ではなかった。

☆★☆

無理な環境で一生懸命に集中したから改善されるものではない

 

恒例のクレームです。見てきましたけど特に問題はありませんでした。

先方(現場責任者)の回答はより集中します。よりもっと集中します、もっと厳しく注意指導します。徹底をよりさらに徹底します。

 

恒例だって、他人事か、現場がダメな人の集まりみたいな言いっぶり。問題が起きているのに特に問題がないわけがない、どこを見てきたのか。

上司から行ってきたらと言われ、行ってみたらこりゃ無理だと思った。

このレイアウトでまともに検品できるわけがない、ダメなのは検品の手抜きではけしてなくてレイアウトに何の疑問も感じないこと。

狭い台の周りに大勢でひしめき合ってまともに検品や仕分けが出来るわけがない。

何で誰も文句言わないんだ、言い訳するなとか黙らされてきたのか、そうではなくて指示される通りにやるだけで、意見をするなんて思いも及ばなかったと言う。嗚呼。

現場の責任者に原因(ヒント)を伝えたら、自ら対策を立て台のサイズを○倍にして、検品者をグループ分けしたらウソのように苦情が来なくなった。環境を整えればやれば出来る人たちだった。

こちらの指示で変更をさせてもやらされ仕事になる。

自分で直したなら違いがわかるから自分たちで修正ができる。

☆★☆

現場に来てみろ、現場を見ろ、それを活かす人なのか、却って現場の足手まといになるのか、メンツに拘る人はアブナイ、普段の言動を観察しよう。

 

八甲田山死の彷徨

八甲田山死の彷徨

  • 作者:新田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1971/09
  • メディア: 単行本